オペラの基本設定

オペラ=ドーム

Author:オペラ=ドーム
オペラの簡単な紹介

・基本あまり積極的には絡みません
・ジュディス×レイヴンが大好きです
・ユーリを好きな人には敏感になります
・オペラはユーリが大嫌いです
・テイルズはサモリネとモバイル以外全部やってます
・登場キャラは名前が同じの別人だと思って下さい
・名前が同じキャラは台詞で判別して下さい
・エロゲの話題には喰い付きます
・機械娘に萌えます
・エロゲ声優を尊敬してます(男女問わず)
・男性ボーカルが大好物です
・マイソロではエロゲヒロイン作ってます
・何でもエロゲに例える癖があります
・テイルズは玄人プレイを好みます
・ネタが大好物です(いい意味でも悪い意味でも)
・オリジナルや没を使うのが大好きです
・空気はあまり読みませんってか読むの嫌いです
・露骨な狙いには嫌悪感しか示しません
・設定を弄るのが大好きです
・最強設定を覆すのも大好きです


…など
クランの方もご贔屓にお願いします
数多のキャラがお出迎え致しますよ


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戦闘開始


ソーニャ
「うふふ、少しはやるようね」
ニノ
「凄い力だよ…前とは比べ物にならない…」
コンウェイ
「此処までの力とはね想定外かな」
パント
「私の魔力にも匹敵するとはね流石に驚いたかな」
菜緒
「やれやれとんだ馬鹿力だ甘く見ていたか」
ソーニャ
「うふふ、こんなものではないわよ」
ニノ
「負けないんだから…」
コンウェイ
「ああ僕達は負けられないんだ」
パント
「私に本気を出させるとは少しは相手として面白いね」
菜緒
「私も少しは力を出すとするか」
ソーニャ
「うふふ、死ね」



コンウェイ
「覚悟は良いかな?」
コンウェイ
「降り注ぐ光無き無常の剣よ、果て無き絶望を抱き、輪廻を断ち切れ!!」
コンウェイ
「インヌメルムアーツ!!」
ソーニャ
「ぬうっ!!」
菜緒
「ククク、行くぞ!アクセル解放!リーフインビジブル!」
菜緒
「陰襲霊魔!!」
菜緒
「行くぞ!はっ!贄となれ!刻め!大蛇叢雲!!良い光加減だったろう」
ソーニャ
「未だよ…未だ終わらない…はあああああああっ!!!!!」
ニノ
「ひっ…」
コンウェイ
「異形の姿か力による変化だね」
パント
「過ぎた力は己を滅ぼす彼女の末路は見えている」
菜緒
「ふん、力に溺れた奴等話にもならんさっさと決めてしまえ」
ソーニャ
「うらあああああっ!!!!!!」
ニノ
「あぐっ!?」
コンウェイ
「ニノ!!」
パント
「腹部の骨に罅が入っているね無理をしたら折れるよ」
菜緒
「とんだ馬鹿力だな」
ニノ
「平気だよ…あたしは負けない…絶対に…」
ソーニャ
「ほざけ!!」
ニノ
「あたしは…負けないんだから!!」
コンウェイ
「此れは!?」
パント
「燃える炎のような真紅の闘気か伝説の闘気の一つ紅蓮の闘気だ」
菜緒
「ほうニノも闘気の素質があったか此れなら勝てるな」
ニノ
「体が熱い…此れが…」
コンウェイ
「さて形勢逆転だね二人の力で決めてくれるかな」
パント
「了解だニノやるよ」
菜緒
「安心して見ているからな」
ニノ
「うん、行くよ」
ソーニャ
「そんな小細工で勝てると思うな!!」
パント
「何も分かっていないねでは行こうか、アクセル解放、パーフェクトマジック!!」
パント
「フィンブルノクト!!」
パント
「永久の礎の氷よ、汝が絶対零度の嵐に生は滅び星は叫ぶ、轟け蒼嵐」
パント
「全てを凍て付かせる蒼に星は終焉を迎える、ワールドエンドフィンブル!!」
ソーニャ
「ぐがあああっ!!」
ニノ
「終わりだよ、アクセル解放!レイジングスペル!」
ニノ
「フレアキャノン!サンバースト!」
ニノ
「炎よ集え、汝が情熱の心我が写し身として解放せん情熱の紅よ集束せよ」
ニノ
「此れが全てを焦がす情熱の炎!薙ぎ払え!マキシマムレッドブラスター!!」
ソーニャ
「ぐあああああああっ!!!!!!」



ソーニャ
「未だよ…未だ…はあああああっ!!!!!!」
ニノ
「もう流石に限界だよ…」
コンウェイ
「どれだけタフなんだ…」
パント
「もう結果は決まった無駄な事は止めるんだ」
菜緒
「何を言っても聞かんだろう」
ソーニャ
「がっ…そんな…私は…完璧な力を…嫌…嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
ニノ
「消滅した…」
コンウェイ
「力に耐え切れなくなったか哀れな末路だね」
パント
「越えてはいけない一線を越えたんだ当然の結果だよ」
菜緒
「力に負けたか過ぎた力と言う事だな」
レネ
「…」
ニノ
「レネ助けに来たよ」
レネ
「ルミア様…」
コンウェイ
「もう安心だね」
アトロム
「姉さん!!」
パント
「そっちも成功かな」
レイラ
「はい」
レネ
「アトロム…無事で良かった…本当に…」
エリウッド
「決着も付いたみたいだね」
ヘクトル
「少しは出番があるかと思ってたんだがな」
イサドラ
「ふふっ」
マーカス
「もう安心ですな」
菜緒
「漸く一件落着だな」
ニノ
「あ、太陽が昇ってる」
レネ
「美しい夜明けですね」
コンウェイ
「うんじゃあ戻ろう今後の事も決めなきゃ」
アトロム
「うんそうだね」
パント
「では戻るよ」
菜緒
「だな行くぞ」
レイラ
「はい」
エリウッド
「ああ」
ヘクトル
「おう」
イサドラ
「はい」
マーカス
「うむ」

そして戻って…

ニノ
「痛たた…」
コンウェイ
「無理はしないようにね」
レネ
「申し訳ありませんニノ様」
パント
「おやルミアとは呼ばないのかな」
レネ
「はい彼女はニノですから」
菜緒
「ふふっ、やっと素直になったか」

其の頃

ヘクトル
「って訳だ」
レイラ
「私達にニノ様達のクランに参加しろと」
イサドラ
「向こうが許可するのなら構いませんが何故そんな」
エリウッド
「今回の一件で向こうからも学んだからね恩返しも兼ねてさ」
マーカス
「今は平和なので騎士団も自主的にする以外は暇なのですよ」
レイラ
「分かりました私も勉強の良い機会です本人達に話をして来ますね」
イサドラ
「では」
ヘクトル
「さてアトロム御前はどうすんだ」
アトロム
「教会に戻るよ姉さんには自分のすべき事をして欲しいし」
エリウッド
「そうかなら今後は僕達も力になるよ」
アトロム
「ああすまない」
マーカス
「この若さなら将来も楽しみですな」
アトロム
「からかわないでくれ」
ヘクトル
「ははっちげぇねぇな」
エリウッド
「うんそうだね」
マーカス
「若さですな」

其の頃

イサドラ
「という訳です」
レイラ
「構いませんよね」
ニノ
「うん構わないよ二人が参加してくれるなんて嬉しいし」
コンウェイ
「レネも一緒に参加するって決まったし頼もしい人が又増えたね」
レネ
「私はニノ様の成長を見届けたいので」
パント
「では今日は一日休養して明日にはクランへ戻るとするよ」
菜緒
「だな疲れは取っておくか」
ニノ
「じゃあ宜しくね」
コンウェイ
「宜しく」
パント
「宜しく頼むよ」
菜緒
「ククク宜しく頼むぞ」
イサドラ
「はい」
レイラ
「はい」
レネ
「はい」
ニノ
「じゃあ今日も御世話になります」
イサドラ
「はい伝えておきますね」
コンウェイ
「じゃあ休もうか」
レイラ
「そうですね」
パント
「では自由にするとしよう」
レネ
「はい」
菜緒
「いやぁー楽しみが増えて何よりだな」


第九話へ続く
レネを追う四人は


ニノ
「こっちだよね」
コンウェイ
「ああ話だと裏山の古城の方らしい」
パント
「古城か其の方角から歪みのようなものを感じるよ」
菜緒
「歪みだと確かに何かがあるのは確からしいが」
ニノ
「歪みになるような大きな何かなのかな」
コンウェイ
「分からないそんな大きな何かがあると言うのか」
パント
「兎に角急ぐんだ嫌な予感がするからね」
菜緒
「ああ、下手したら想像以上の何かがあるのかもしれん」
ニノ
「そうだね急ごう」
コンウェイ
「ああ」
パント
「そうだね」
菜緒
「レネの奴馬鹿な真似を…」

其の頃

女性
「うふふ、何かしらあの小娘を差し出す用意でも出来たの」
レネ
「もう私には出来ませんルミア様を売るなんて…」
女性
「そうなら弟がどうなっても良いのかしら」
レネ
「其れは…」
女性
「大切なものを失いたくなければ素直に従うのね」
レネ
「…」
女性
「何よ其の眼は」
レネ
「私は貴女には従わないルミア様もあの子も助けてみせる」
女性
「言うわね貴女一人で何が出来るとでも」
レネ
「私とて神官の端くれ魔法の腕には自信がある」
女性
「ふーんでもねあんたの魔力なんか私の前には虫けらなのよ」
レネ
「くっ」
女性
「うふふ、死にたくないのなら素直になれば良いのよ」
レネ
「私は屈したりしないこの命を呈してでも…」
女性
「ならやってみなさいよ私の魔力に敵うのかしら」
レネ
「やってみれば分かります行きますよ!!」



ニノ
「此処だね」
コンウェイ
「人の動いた形跡がある間違い無いよ」
パント
「魔力が乱れているね中からだ」
菜緒
「魔力の乱れだとレネか」
ニノ
「違うよレネじゃないもっと大きな何か」
コンウェイ
「確かにレネの魔力は相当大きいねでもそれ以上って…」
パント
「序でに言うとこの魔力は塊のようにも感じるね人のものとは違う」
菜緒
「人のものではなければ何だと言うのだ」
ニノ
「若しかしてモルフ…」
コンウェイ
「モルフって…」
パント
「魔力を凝縮して生み出された生命体だよ昼のラヒネルと同じようにね」
菜緒
「詰まり其のモルフとやらの力なのか」
ニノ
「一体何が起こってるの…」
コンウェイ
「分からない真実は眼で確かめるしかないんだ」
パント
「そうだね真実は確かめてこそ価値があるんだ」
菜緒
「言うなならば確かめてやるか其の真実とやらをな」
ニノ
「うん急いで奥に進もう」
コンウェイ
「ああ間に合ってくれ」
パント
「急ぐよ」
菜緒
「ああ」

其の頃

残党狩り
「なあ…本当にこんな事して良いのか」
残党狩り
「仕方ないさあの女に逆らったら俺達だって危険なんだ」
残党狩り
「だからってこんな事…」
レイラ
「動くな」
残党狩り
「しまっ!?」
エリウッド
「大人しく降伏するんだそうすれば危害は加えない」
残党狩り
「…分かった」
ヘクトル
「やけに素直だな何も企んでねぇだろうな」
残党狩り
「俺達は言われてやっただけだ本意ではない」
イサドラ
「そうですかなら早急に此処から立ち去りなさい」
残党狩り
「分かったレネの弟は中だ彼女を救ってやってくれ」
マーカス
「分かりました」
残党狩り
「…俺達も終わりかな」
残党狩り
「だな天罰ってやつかもしれない」
残党狩り
「あいつ等だって悪くないんだこんな事もう止めよう」
残党狩り
「そうだな真っ当に働くか行こうぜ」



レイラ
「開きました」
エリウッド
「誰か居ないのか」

「人かこっちだよ」
ヘクトル
「お、無事だなあんたがレネの弟ってやつだろ」
男の子
「そうだ御前達は何をしに来た」
イサドラ
「貴方を助けに来たのですよ」
男の子
「そうか姉さんは何処に」
マーカス
「恐らく裏山の古城に」
男の子
「まさか…姉さんが危ない急いで助けに行かないと」
レイラ
「分かりました共に向かいますよ」
アトロム
「すまない僕はアトロム宜しく頼むよ」
エリウッド
「分かった行こうアトロム」
アトロム
「うん」
ヘクトル
「良し、行くぜ」
イサドラ
「はい」
マーカス
「うむ」

其の頃

ニノ
「モルフが出て来るよ」
コンウェイ
「間違い無く何かがあるよ急ごう」
パント
「ああ嫌な予感がするからね」
菜緒
「うむ急ぐぞ」



レネ
「くっ…」
女性
「うふふ、大口を叩いた割には呆気ないわね」
レネ
「私は屈しない…絶対に…」
ニノ
「レネ!!」
コンウェイ
「其処までだよ」
パント
「間に合ったようだね」
菜緒
「全く世話を焼かせてくれる」
レネ
「皆さん…」
女性
「そっちから来てくれるなんて好都合ね」
ニノ
「う…嘘…どう…して…どうしてソーニャが居るの!?」
ソーニャ
「私は力を得て蘇った此れが現実なのよ」
コンウェイ
「君のような美しい人を相手にするのは気が進まないけどレネは返して貰うよ」
ソーニャ
「うふふ、こんなガラクタあげるわ使えない人形なんだから」
パント
「相変わらずだね他人を見下し嘲笑うのは変わっていない」
ソーニャ
「さて私を倒そうと言うのかしら」
菜緒
「当然だ残党狩りから話は聞いている貴様が今回の黒幕だとな」
ソーニャ
「うふふ、イケナイ人達彼等には生贄になってもらうわ」
ニノ
「何をする積もりなの」
ソーニャ
「決まっているわ私は世界に復讐をする私は人になるのよ」
コンウェイ
「人になる…そうか君もモルフだね違うかな」
ソーニャ
「黙りなさい私はあんな人形なんかじゃないわ」
パント
「なら私達が止めるまでだ今度こそ完全に終わらせる」
ソーニャ
「ふふふ、なら見せてあげるわ全てを超えた力をね」
菜緒
「抜かせ私達がそんな簡単に負けると思うな」
ソーニャ
「うふふ、レネの時とは違うわ行くわよ、はあああああああっ!!!!!」
レネ
「くっ」
ニノ
「何て力…」
コンウェイ
「良いだろう僕も手加減はしないよ」
パント
「過ぎた力は身を滅ぼす私が一番良く知っているさ」
菜緒
「久々に燃えて来たな腕が鳴る」
ソーニャ
「うふふ、殺してあげる…」
ニノ
「レネは下がっててあたし達が全てを終わらせる」
コンウェイ
「ああ因果に決着を付けるんだ」
パント
「では始めようか」
菜緒
「愚かなこの女に分からせてやるさ」
レネ
「皆さん…」
ソーニャ
「行くわよ!!」


第八話へ続く
翌日…


ニノ
「ふぁ…」
イサドラ
「眠そうにしていますね」
ニノ
「うん何かもやもやして寝付けなかったって言うか」
イサドラ
「何かとは」
ニノ
「うーん…上手く言えないけど違和感みたいな」
イサドラ
「違和感ですか」
ニノ
「うん何か引っ掛かるって言うのかな」
イサドラ
「なら気分転換でもしては如何ですか」
ニノ
「そうだね少し気分を入れ替えてくるよ」
イサドラ
「違和感…」



パント
「…ふむ」
コンウェイ
「如何したのかなパント」
パント
「いや、魔力の流れを感じ取っていた」
コンウェイ
「魔力の流れって…」
パント
「昨日の一件から少し気になってね」
コンウェイ
「あの奇妙な空間の事かな」
パント
「ああ何も無ければ良いのだが」
コンウェイ
「そうだね僕も少し変な感じはするから」
パント
「何も無い事を願うだけだね」
コンウェイ
「何も無い事、か」



菜緒
「さてレイラ今夜辺りが決行のチャンスだが」
レイラ
「そうですねエリウッド様やヘクトル様にも協力を仰ぎますよ」
菜緒
「だな手遅れになる前に終わらせるぞ」
レイラ
「はい」
菜緒
「む、あれは確かマーカスとかいう騎士ではなかったか」
レイラ
「そのようですね何かあったのでしょうか」
菜緒
「行ってみるか」
レイラ
「はい」



エリウッド
「マーカス何があった」
マーカス
「其れが今日の朝から周囲の村人が何人も姿を消しているとの事で」
ヘクトル
「んだとぉどういう事だよ」
マーカス
「仕事に出た農夫等が帰って来ないとの話を聞いたのです」
エリウッド
「消えた場所とかは分かるか」
マーカス
「畑と村の間の街道だそうです痕跡等は一切ありませんでした」
ヘクトル
「おいおい神隠しかよ何でんな事が」
ニノ
「如何したの」
コンウェイ
「マーカスだっけ何かあったのかい」
パント
「随分慌てていたね緊急事態ではないのかな」
菜緒
「私達で良ければ力になるぞ」
レネ
「私も微力ながら力になれませんか」
レイラ
「話を聞かせて頂けますか」
マーカス
「実はかくかくしかじかという事で」
ニノ
「村人の失踪か」
コンウェイ
「今朝から帰らない村人神隠しかな」
パント
「ふむなら私達が調べて来よう構わないかな」
菜緒
「私達なら問題は無いだろう」
レネ
「何かあっても対処は出来ますから」
イサドラ
「なら任せてみましょう少なくとも騎士団を動かすよりは堅実ですよ」
マーカス
「イサドラの言う通りです下手に騎士団を動かす訳にも行きませぬ」
エリウッド
「分かったなら任せるよ」
ヘクトル
「絶対に帰って来いよ良いな」
レイラ
「私は残らせてもらいます」
ニノ
「分かった直ぐにでも行って来るよ村との街道だよね」
マーカス
「うむくれぐれも気を付けて」
コンウェイ
「じゃあ急いで向かうとしようか」
パント
「うむ行くよ」
菜緒
「行って来る」
レネ
「では」
レイラ
「…皆さんに頼みがあるのですが」
イサドラ
「何か」
エリウッド
「僕達で力になれる事かな」
ヘクトル
「まあ無茶を押し付けなけりゃ何でも構わないぜ」
マーカス
「力になれるのでしたら御任せ下さい」
レイラ
「では説明します」

其の頃

ニノ
「この辺りだよね」
コンウェイ
「本当に街道だね神隠しでも不思議じゃないよ」
パント
「今回の事件はまさか…」
菜緒
「未だ決まった訳ではないがな」
レネ
「ですが失踪なんて只事では…」
ニノ
「この感じ…」
コンウェイ
「昨日と同じだ固まって」
パント
「離れないように」
菜緒
「うむ」
レネ
「…」



ニノ
「此処って…」
コンウェイ
「又奇妙な空間だね昨日と同じか」
パント
「向こうに村人が囚われているね魔力の檻のようだ」
菜緒
「詰まり術者を倒せと言う事か」
レネ
「術者って…」

「想定外の御客さんですね」
ニノ
「人だよ」
コンウェイ
「君が術者かな」
ラヒネル
「私はラヒネルこの場所の守護者さ」
パント
「なら話は早いね君を倒して村人は返してもらうよ」
ラヒネル
「そうはさせませんよ彼方達も此処で朽ちるのですから」
菜緒
「弱い奴程良く喋るものだぞ」
ラヒネル
「ふふ、なら証明しますよ覚悟しなさい」
レネ
「来ます」
ラヒネル
「ふふ、行きますよ」



ニノ
「相変わらず数が多いよ」
コンウェイ
「ラヒネルを倒すまで終わらないか」
パント
「仕方ないねニノ私と二人で一気に掃討するよ出来るかな」
菜緒
「確かにこの二人の魔力なら可能な話だな」
レネ
「ルミア様…」
ニノ
「うんやるよ魔力の使い方は理解してるから」
コンウェイ
「なら任せるよ」
パント
「では始めようか」
菜緒
「魔道軍将の力を見れるとは光栄だな」
レネ
「…」
パント
「行くよ、ふっ!!」
パント
「数多の風よ、汝が心を刃と映し天翔る剣となれ、蒼剣!エクスカリバー!」
ラヒネル
「なにっ!?」
ニノ
「決めるんだから!やあっ!」
ニノ
「万象を司る業火の理よ、汝が意志を焔とし情熱の心となれ!フォルブレイズ!」
ラヒネル
「馬鹿な!?ぐああああああああっ!!!!」



ニノ
「大丈夫ですか」
村人
「う、ああ何とかな」
コンウェイ
「此処ももうすぐ消滅するよ村へは帰れるからね」
村人
「助かったぁ…」
パント
「おや如何やら元の場所に戻るようだね」
菜緒
「結局なんだと言うのだこの空間は」
レネ
「さぁ…」

そして侯爵邸へ戻り夜遅くに…

ニノ
「こんな遅くに皆を集めて如何したの」
レイラ
「レネさん一つお尋ねします貴女はニノさんを売ろうとしていましたね」
コンウェイ
「何だって!?」
レネ
「そんな…私は…」
レイラ
「では何故都合良く事件や襲撃が起こるのか説明出来るのですか」
レネ
「其れは…」
レイラ
「率直に言いますレネさん貴女は最初から裏切っていましたね違いますか」
レネ
「…御免なさい…本当に…」
レイラ
「裏切っていた理由はどうでもいい何故こんな真似をしたのですか」
レネ
「…本当に…御免なさい…少し…一人にして下さい…」
パント
「…彼女の行為にも理由がある少し一人にしてあげよう」
菜緒
「ふん理由なんか本人しか知らんだろうからな」
エリウッド
「然し言葉ぐらいは選ぶべきでは」
ヘクトル
「裏切り者には厳しくするもんだろ」
イサドラ
「厳しさも必要なのですよ」
マーカス
「其れは彼女が一番理解していますぞ」
ニノ
「レネ…」
コンウェイ
「時間が経てば戻って来るよ」
パント
「そうだねこの夜に外に出る事は無いだろう」
菜緒
「ああ少し冷ましてやれ」



ニノ
「遅いねレネ」
コンウェイ
「もう真っ暗だよ」
パント
「ん、何か騒がしいね」
菜緒
「何かあったのか」
エリウッド
「ああ、未だ眠っていなかったか」
ヘクトル
「レネの奴が消えた見張りの話だと裏から出て行ったらしい」
レイラ
「捜索に向かいたいのですがこの夜では…」
イサドラ
「騎士団も使い難いですね」
マーカス
「其処で彼方達の力を借りたいのです」
ニノ
「分かったレネは必ず連れ戻すから」
コンウェイ
「裏だね急ぐよ」
パント
「嫌な予感がする急ごう」
菜緒
「…おいレイラ」
レイラ
「何か」
菜緒
「直ちに御前を含む其処の五人で弟の救出に向かえ」
レイラ
「其方は」
菜緒
「こっちは実力者が揃っている遅れは取らん」
レイラ
「分かりました任せましたよ」
菜緒
「頼むぞでは行って来る」
レイラ
「さて四人には此れから私と共に仕事に当たってもらいます」
ヘクトル
「弟とか言うのの救出だろ」
レイラ
「はいレネさんが裏切っていた理由です」
エリウッド
「分かった場所は掴んでいるね」
レイラ
「はい直ちに向かいます時間はありませんよ」
イサドラ
「分かりました少数なら敵も油断するでしょう」
マーカス
「久しく腕が鳴りますな」
レイラ
「では行きますよ」
ヘクトル
「おう」
エリウッド
「ああ」
イサドラ
「はい」
マーカス
「うむ」
レイラ
「絶対に間に合わせてみせる…行きましょう」


第七話へ続く
公爵邸へ戻った一行は


エリウッド
「そんな事があったのか」
ニノ
「うん何とか倒したけど何だったのかな」
コンウェイ
「あれだけの事をするには相当強い力が必要だよ簡単ではないね」
パント
「そうだね少なくとも普通の魔道士レベルに出来る事ではないよ」
菜緒
「詰まり今回の件には何かがある可能性もあるという事だな」
レネ
「ですが此処に居る事は情報操作で撹乱しているのでは」
エリウッド
「ああだが敵も其処まで間抜けではないのかもしれないね」
ニノ
「うーん…あたしの考え過ぎじゃなければ良いんだけど」
コンウェイ
「何にせよもう数日世話になるよ今出て行くのは危険だからね」
パント
「ああ少し様子を窺わせて貰うよ」
菜緒
「さて少し休みたい所だが」
レネ
「そうですね疲れは取っておくべきかと」
エリウッド
「そうだね今夜は栄養の付くものを用意するよ」

「ようエリウッド」

「御久しぶりです」
イサドラ
「只今戻りました」
エリウッド
「ああ、ヘクトルとレイラか良く来てくれたね」
ニノ
「この人は…」
エリウッド
「紹介するよ僕の親友のヘクトルだ」
ヘクトル
「俺はオスティア侯弟のヘクトルだ宜しくな」
レイラ
「オスティアの密偵をしていますレイラと申します」
コンウェイ
「コンウェイ・タウだ宜しくね」
パント
「然し何故此処に」
ヘクトル
「何か用事があるから至急来てくれって事らしいんだが」
レイラ
「話は着いてからと仰いました」
菜緒
「そうだな呼んでくれた事には感謝する」
レネ
「然し何をするのでしょうか」
イサドラ
「兎に角話をする前に休息を取られては如何ですか」
ニノ
「うんそうだねあたし達は休むよ」
コンウェイ
「食事になったら呼んでくれ」
パント
「そうだね話は食後にするとしよう」
レネ
「そうですね今後も決めなくては」
菜緒
「さて二人には後で付き合ってもらう構わないな」
ヘクトル
「俺達を呼んだのってこのちびっこいのか」
レイラ
「彼女は優秀な人材のようですね隙の少なさからして並の強さではないかと」
ヘクトル
「こんなチビがねぇ」
菜緒
「こう見えて腕には自信があるぞ其の気になれば御前の鎧も貫ける」
レイラ
「だそうです」
ヘクトル
「マジかよ見掛けに依らずすげぇのな」
エリウッド
「さて二人も少し寛いでくれ話は後でだ」
ヘクトル
「おう」
レイラ
「はい」
イサドラ
「では食事になったら御呼びしますね」

そして

エリウッド
「皆揃ったね今夜は少し精の付くものを用意したから」
ニノ
「うん有難う」

「あら楽しそうですね」
エリウッド
「母上」
コンウェイ
「美人だねこんな美しい人は久しく見るよ」
エレノア
「ふふ、どうもエレノアと申します宜しく御願いしますね」
パント
「エレノア様も同席なさいますか」
エレノア
「そうですね折角ですから」
菜緒
「こんな美人の母親にこの息子とは世の中理不尽なものだな」
エレノア
「御上手ですね」
レネ
「菜緒さんは少し刺々しいですから」
エレノア
「ふふっ構いませんよ素直に言ってくれた方が助かりますから」
ヘクトル
「エリウッドは幸せ者だよなぁ」
レイラ
「ヘクトル様とは腐れ縁ですからね」
イサドラ
「ふふっ口だけは達者なのですよ」
ヘクトル
「うるせぇ」
ニノ
「でもこういう偉い人も慣れてるからね」
コンウェイ
「うん僕達はこういう人の方が好きかな」
エレノア
「もう少し厳しい事を言うかと思いましたが意外ですね」
パント
「ははっ私達は貴族や王族という枠に囚われない人を知っているからね」
菜緒
「うむそういう心こそ大切だぞ」
レネ
「凄いのですね」
エリウッド
「さて食べるとしようか」
ヘクトル
「おう腹減ったからな」
レイラ
「では頂きます」

そして食後

パント
「さて誰にも聞かれていないかな」
菜緒
「問題無い部屋はコンウェイに見張らせてある」
ヘクトル
「で、何だよ頼みって」
レイラ
「何か調べて欲しいのですよね」
エリウッド
「そうでなければ呼んだりしないだろうからね」
パント
「単刀直入に言うよ今回の一件には裏がある」
ヘクトル
「んだと」
菜緒
「其処で村でレネに会ってから感じていた違和感を調べてもらう」
レイラ
「別に構いませんが具体的に何をするのですか」
パント
「簡単だよ残党狩りを一人捕らえて知っている事を吐かせるのさ」
ヘクトル
「おいおいマジか」
菜緒
「この時間なら奴等も油断している近くに潜んでいるのは掴んでいるからな」
レイラ
「分かりましたでは直ぐにでも」
パント
「いや今回は菜緒と二人で当たってもらう日付が変わるまでに終わらせるんだ」
ヘクトル
「このガキとか」
菜緒
「私を甘く見ていると泣いても知らんぞ」
レイラ
「分かりましたでは直ちに向かわせて頂きます」
パント
「ああそうしてくれ時間は少ないからね」
ヘクトル
「ま、無理はすんなよ」
レイラ
「はいでは参りますよ」
菜緒
「うむ」
パント
「さて私は少しやる事があるから少し空けるよ時間は掛からないさ」
ヘクトル
「ああ」
エリウッド
「分かりました」
パント
「では失礼したね」
ヘクトル
「流石はリグレ公爵だな只者じゃねぇ」
エリウッド
「ああ想像を遥かに越える逸材だよパント殿は」
ヘクトル
「さて俺達にも何か出来る事があるだろ待機してようぜ」
エリウッド
「そうだね」

其の頃

菜緒
「あいつか行くぞ」
レイラ
「はい」
菜緒
「おっと、動くな」
残党狩り
「なっ…」
レイラ
「命までは取りません少し訊きたい事があるのですよ」
残党狩り
「…分かった話せる事なら」
菜緒
「素直で良い子だあっちで聞かせてもらうぞ」
レイラ
「念の為武器は預かります」



菜緒
「さてレネとの繋がりについて吐いて貰うぞ」
残党狩り
「レネってあの聖女様だよな」
レイラ
「ええそちらと彼女は繋がっていますね」
残党狩り
「ああレネ様の弟を人質に取っていて従わせてる」
菜緒
「弟だと何処に捕まっている」
残党狩り
「少し離れた所にある民家だ周囲に見張りが居るから直ぐに分かる」
レイラ
「では裏に誰か居ますか素直に答えなさい」
残党狩り
「…あいつは突然俺達を束ねてレネを利用し出した黒幕もそいつだ」
菜緒
「そいつは何処に居る」
残党狩り
「フェレ領の裏山にある古城だ」
レイラ
「分かりましたもう行って良いですよ」
残党狩り
「俺達だって好きでやってるんじゃない生きる為なんだ」
菜緒
「其れは理解してやるだが自覚があるのならマシな仕事をしろ」
残党狩り
「そうだなもうこんな事は御免だ俺は足を洗うよ」
レイラ
「なら早く行きなさい」
残党狩り
「ああ、じゃあな」
菜緒
「矢張り黒幕が居たか明日は荒れるぞ覚悟しておけ」
レイラ
「覚悟は元よりですから」
菜緒
「だな戻るぞ」
レイラ
「はい」


第六話へ続く
ニノの家の跡地へ向かう一行は


ニノ
「そういえば結局菜緒の忘れ物ってなんだったのかな」
コンウェイ
「別に詮索しなくても良いだろう彼女でも忘れ物ぐらいするさ」
パント
「そうだね世の中完璧な人間なんか存在しないよ」
菜緒
「パントが言っても説得力が無いがな」
レネ
「菜緒さんって少し刺々しいですよね」
ニノ
「そういう人なんだよ楽しむ事が好きで辛口って言うのかな」
コンウェイ
「そうだね菜緒は辛口だけど結果として良い方向に導いてくれる」
パント
「そういう所も優れたる所以だろうこの若さで大したものだ」
菜緒
「なんだ褒めても何もやらんぞ」
レネ
「確かにそんな感じはしますね」
ニノ
「ところであたしの家ってどんな家だったの」
コンウェイ
「名門の家とは聞いてるけどね」
パント
「確か竜の世界の秘密を護る家だ狙われたのも其れが理由だろうね」
菜緒
「竜の世界だと何故知っているのだ」
レネ
「リグレ公爵なら存じていても無理は無いとは思いますが」
ニノ
「竜の世界って一口に言っても様々だって聞いてるけど」
コンウェイ
「そうだねウルルのような竜族にガーネットのような竜も居る」
パント
「どんな竜かは知らないけど恐らくマムクートに属するものではないかな」
菜緒
「ファやイドゥンのような竜の事か」
レネ
「確かにリキアやベルンに伝わる歴史からしたら信憑性はありますね」
ニノ
「ふーん竜にも色々あるんだね」
コンウェイ
「一口に纏めるのは難しいだろうね」
パント
「そういう事さ竜と一口に言っても実際は様々な種族に分かれている」
菜緒
「複雑なものなのだな」
レネ
「其れが種族というものですよ」
ニノ
「ところで未だなの」
コンウェイ
「其れ程遠くないとは言っていたよね」
パント
「若しかして結界か何かかな」
菜緒
「仮にも秘密を護る家だからなおかしくはない話だ」
レネ
「そろそろですね此処です」
ニノ
「不思議な感じ家が見えてるのに拒まれるような」
コンウェイ
「相当なレベルの結界だね流石かな」
パント
「まあ潜る分には問題無いよ」
菜緒
「パントが言うなら間違い無いな」
レネ
「行きましょう」



ニノ
「酷い荒れよう…」
コンウェイ
「人の手が入った気配は無さそうだね」
パント
「放置されていたのかまあ結界もあるから無理も無いが」
菜緒
「床には血が染み込んでいるな相当酷い戦いと見るが」
レネ
「ええ家の人間は一人残らず惨殺されたとか」
ニノ
「でも決着は付いてるんだよだから…」
コンウェイ
「そうだねニノの件は今更になってしまう言及しても難しいだろう」
パント
「然し襲ったのが当時乗っ取られていた黒い牙首謀者は確か…」
菜緒
「何か知っているな」
パント
「ん、ああ首謀者に関してはリキアやエトルリア等の連合軍で倒したんだ」
レネ
「でも其の後ルミア様も世界を転々としていたんですよね」
ニノ
「うん素性を知られないように」
コンウェイ
「こんな幼い女の子を執拗に付け狙うなんて感心する話じゃないね」
パント
「今更、かだがもうこの家の事を知る人間はごく少数なのが現実だ」
菜緒
「そうだな事件があったのは15年前だ知る人間は少ない」
レネ
「復興は難しいのですね」
ニノ
「復興なんかしなくても良いあたしはあたしだよ本当に大切なものもある」
コンウェイ
「そうだねニノは失った事で新しく得たものがある大切なものをね」
パント
「裕福とか贅沢とかそんなものは大切な事ではないさそうだろう」
菜緒
「当然だな人の価値は物差しで量れるものではない」
レネ
「そう…ですね」
ニノ
「もう良いよ戻ろう」
コンウェイ
「分かった」
パント
「複雑なものだね」
菜緒
「本の些細な事で人生は大きく狂うという事だ」
レネ
「…」



ニノ
「うっ…な、何…」
コンウェイ
「この感じ…まさか…」
パント
「一箇所に固まるんだ離れるんじゃないよ」
菜緒
「何だと…言うのだ…」
レネ
「くっ…」



ニノ
「此処は…」
コンウェイ
「特殊な空間みたいだ完全な牢獄とでも言おうか」
パント
「こんな事が出来るとしたら相当な魔力が必要だ誰がこんな事を」
菜緒
「脱出する方法は無いのか」
レネ
「恐らくキーとなるものを何とかしないと無理だと」
ニノ
「でも何処にも行けないよね」
コンウェイ
「来るよ油断しないで」
魔物
「うぅぅぅぅぅぅ…」
パント
「魔物かいや違う此れは…」
菜緒
「随分と数が揃っているものだな」
レネ
「倒さない事には脱出出来そうにありませんね」
ニノ
「なら倒すだけだよ構えて」
コンウェイ
「ああこの程度に遅れは取らないよ」
パント
「全く面倒な事をしてくれる」
菜緒
「ふん数で勝てると思うな」
レネ
「来ます!!」



ニノ
「倒しても倒しても湧いて来るよ」
コンウェイ
「雑魚は倒すだけ無駄って事か」
パント
「親玉を倒せば全部消えるよ見付けられればの話だけどね」
菜緒
「この群衆の中から捜せと言うのか」
レネ
「流石に無茶なのでは…」
ニノ
「魔法で雑魚を一掃するそうすれば親玉が見える筈だよ」
コンウェイ
「そして出て来た親玉を一気に仕留めるか」
パント
「合理的だね遠慮は必要無いよ」
菜緒
「親玉は私とコンウェイに任せてもらうぞ」
レネ
「ではやりますよ」
魔物
「うぅぅぅぅぅぅ…」
ニノ
「全てを蹂躙する真紅の刹那!インフェルノスパイク!」
コンウェイ
「逆巻け旋風、全てを蹂躙せしは怒涛の暴風、テンペスト!!」
パント
「凍て付け氷華よ、汝が美しさに見惚れる事叶わず、セルシウスローズ!!」
魔物
「うぅぅぅぅぅぅ…」
菜緒
「あいつか」
レネ
「急がないと復活します!!」
コンウェイ
「言われなくてもね」
コンウェイ
「行くよ!忌まわしき闇を飲み込む、忘却の終焉!サイレントエンド!!」
菜緒
「では続くか、はあっ!!」
菜緒
「邪を封ずる退魔の剣を見せてやろう」
菜緒
「臨!兵!闘!者!皆!陣!列!在!前!刻め!」
菜緒
「ククク、効いただろう」
魔物
「うぅぅぅぅぅ…」



ニノ
「戻って来たのかな」
コンウェイ
「そうみたいだね家の前の場所だよ」
パント
「あの魔物は特殊な結界に封ずる力があるみたいだね」
菜緒
「あんなのが他にも居ると言うのか」
レネ
「だとしたら厄介ですね」
ニノ
「兎に角目的は達成したから帰ろう話は其れからだよ」
コンウェイ
「そうだね一応報告もしようかな」
パント
「其れが良いだろうねでは戻るよ」
菜緒
「うむ」
レネ
「はい」
パント
「あれは魔物じゃないあれはモルフだ」
パント
「だがモルフを作り出せる人物はもう存在しない筈…どうなっている」
パント
「まさか残党狩りの裏に何かがあるのか…何れにせよ調べる必要があるね」
パント
「菜緒も何かに感付いているようだ少し探ってみるか」
パント
「今回の一件の裏側を、ね」
パント
「さて戻るか」


第五話へ続く
フェレ侯爵邸へとやって来た一行は


イサドラ
「戻りました」
赤毛の青年
「ああ、イサドラか良く戻ったね」
イサドラ
「いえ其れより客人なのですが」
赤毛の青年
「客人?」
イサドラ
「どうぞ」
ニノ
「失礼します」
コンウェイ
「御邪魔するよ」
パント
「久しぶりだね」
菜緒
「ふむ中々良い男ではないか」
レネ
「失礼します」
赤毛の青年
「パント殿…何故このような場所に」
ニノ
「実はかくかくしかじかで」
赤毛の青年
「そういう事かなら此処に身を潜めると良い警備は固めてあげるよ」
コンウェイ
「感謝します」
パント
「其れよりエリウッド少し話があるんだ後で時間を取って貰えるかな」
エリウッド
「分かりましたでは後程時間を空けておきます」
菜緒
「ほうエリウッドと申すか容姿端麗文武両道の秀才と見るが」
エリウッド
「其れは過大評価だよ僕なんか其処まで立派な人間ではないよ」
レネ
「ですが今回の事は本当に感謝します」
エリウッド
「何、気にする必要は無いよ」
ニノ
「そういえば自己紹介してなかったねあたしニノだよ」
コンウェイ
「コンウェイ・タウだ宜しく」
パント
「私は言うまでも無いね」
菜緒
「近濠菜緒だ宜しく頼むぞ」
レネ
「レネと申します」
エリウッド
「レネって若しかしてあの聖女レネではありませんか」
イサドラ
「レネ…そういえばエリミーヌ教でも名の知れた女性ですよね」
レネ
「はい教会では神官として勤めさせて頂いていました」
ニノ
「そうなの?知らなかった」
コンウェイ
「だが彼女はニノの乳母なのだろう教会からも許可は下りている筈さ」
パント
「そうだね教会から許可が下りているからこそニノの乳母をしていたんだ」
菜緒
「教会とか組織の事は分かるが複雑なのも好きではないな」
レネ
「今は教会で慎ましく暮らしています贅沢は望みません」
エリウッド
「然しまさかあの聖女レネとはね驚いたというのが本音だよ」
イサドラ
「ええニノさんの乳母がまさかあの聖女レネとは」
ニノ
「そんなに凄い人なんだね」
コンウェイ
「そうみたいだね」
パント
「無理も無いさ聖女レネと言えば民衆からは女神にも等しい存在だ」
菜緒
「そんな立派な女性だったとは少し無礼を働いてしまったか」
レネ
「そんな事はありません私なんか小さな人間ですから」
エリウッド
「まあ兎に角だ少しの間身を潜めると良い騎士団には伝えておくよ」
イサドラ
「私も警護に当たらせて頂きますから」
ニノ
「うん有難う」
コンウェイ
「何から何まですまないね」
パント
「こういう人だからねエリウッドは」
菜緒
「御人好しなのか生粋の善人なのか難しい所だな」
レネ
「本当に感謝します」
エリウッド
「イサドラ客室へ案内してやってくれ」
イサドラ
「はっ」
エリウッド
「施設や設備は好きに使ってくれて構わないからね」
イサドラ
「此方です」
ニノ
「はい」
コンウェイ
「ああ」
パント
「承知したよ」
菜緒
「うむ」
レネ
「では」
老騎士
「エリウッド様」
エリウッド
「マーカスか如何した」
マーカス
「先程黒い牙の残党狩りと思われる人物を見掛けました」
エリウッド
「ニノを捜しているのか仕方ないね少し情報操作をしておく」
マーカス
「承知致しました」
エリウッド
「マーカスも今来ているニノ達を護ってやってくれ」
マーカス
「承知致しました」
エリウッド
「此処は探られていないみたいだねさて如何したものか」

其の頃

ニノ
「うーん」
コンウェイ
「如何したのかな」
ニノ
「此処に居ても良いけど少し引っ掛かるんだよね」
パント
「残党狩りの事かな」
ニノ
「村に現れたのって偶然だよね」
菜緒
「事前情報なんか無さそうだからな」
ニノ
「あたしを狙ってるのは分かるんだけど少し不自然って言うか」
レネ
「そうでしょうか情報を買う事は普通だと思うのですが」
ニノ
「そう…だよね御免今の事は忘れて良いよ」
コンウェイ
「さて今後なんだけど如何するのかな」
ニノ
「ねえあたしの家のあった場所に行きたいんだけど駄目かな」
パント
「家の跡地にかい」
ニノ
「うん」
菜緒
「危険は承知なのだろう別に構わないぞ」
ニノ
「レネ案内してくれる」
レネ
「分かりましたですが絶対に油断なさらないように」
ニノ
「うん分かってる」
コンウェイ
「さて夕食までは自由にしようか」
パント
「そうだね私はエリウッドに話がある夕食までには戻るよ」
菜緒
「承知した」
レネ
「では自由にしましょう」

そして夕食を終えて皆が眠りに就いた頃

ニノ
「う、ん…あたしも…大きくなるんだもん…」
コンウェイ
「ニノはぐっすりか」
パント
「私達は彼女の笑顔を護らなくてはいけないね」
コンウェイ
「そうだねこんな子供の命を狙うなんて許す訳には行かないよ」
パント
「今回の一件は少し面倒になりそうだ私も少しはやる気を出さないとね」
コンウェイ
「うん僕も少しは実力を出させて貰うよ」
パント
「菜緒もぐっすりか普段は確り者だが根は純粋な少女なんだろう」
コンウェイ
「そうだね若いのに大したものだよ」
パント
「私達も寝ようか」
コンウェイ
「そうだね」

其れから少しして

レネ
「…」
菜緒
「レネの奴こんな深夜遅くに何処へ行く積もりだ」
菜緒
「…着けてみるか」



レネ
「…」
菜緒
「外だとこんな遅くにか」
レネ
「…」
菜緒
「あれは…誰だ…見知らぬ奴だな…」
菜緒
「遠くて声が良く聞こえん近付けば悟られる恐れもあるな」
菜緒
「おっと先回りして戻るとするか」

そして翌日

ニノ
「じゃあ行って来るね」
レネ
「ルミア様は必ず御守りしてみせます」
コンウェイ
「彼女の事は任せてくれ」
パント
「私達とて相手に遅れは取らないよ」
菜緒
「私も付いているしな」
エリウッド
「ああニノを頼んだよ」
イサドラ
「私達は周囲を警戒しておきますね」
ニノ
「うんじゃあ行こうか」
レネ
「はい」
コンウェイ
「夕方までには戻るからね」
パント
「では行って来る」
菜緒
「すまん少し忘れ物だ直ぐに追い付くから先に行って構わんぞ」
ニノ
「あ、うん」
レネ
「分かりました」
コンウェイ
「早く済ませるんだよ」
パント
「では御先に」
菜緒
「さてエリウッド少し良いか」
エリウッド
「忘れ物ではないのか」
菜緒
「一つ聞かせろ知り合いに情報関係に強い者は居るか」
イサドラ
「情報関係とは何故」
菜緒
「気になる事があるのでな如何だ」
エリウッド
「確かに居るよ情報関係ならオスティアかな」
菜緒
「私達が戻るまでにそいつと密偵を呼んでおけ頼みがある」
イサドラ
「頼みですか」
菜緒
「ああ話は帰ってから話す怪しい事ではないぞ」
エリウッド
「分かった何か考えがあるんだね夕方には間に合うように連絡しておくよ」
菜緒
「すまんなでは頼んだぞ」
イサドラ
「ええ」
菜緒
「では私はあいつ等を追う頼んだからな」
エリウッド
「情報関係って何をするのかな」
イサドラ
「さあ…兎に角直ぐにでもオスティアに使者を送りますね」
エリウッド
「ああ、分かった」
イサドラ
「では」
エリウッド
「彼女の考えか…」


第四話へ続く
ワリネ村へとやって来た一行は


ニノ
「何処なのかな」
コンウェイ
「何処の家とかは書いてないのかい」
パント
「なら訊いてみようか」
菜緒
「だな其れが手っ取り早いだろう」
ニノ
「あのー、この村にレネっていう人は居ませんか」
村人
「なんだいレネさんを捜してるのかい」
コンウェイ
「うん何処に居るか知らないかな」
村人
「レネさんなら北東の家だよ其処に住んでる」
パント
「助かるよ有難う」
村人
「気にしないで良いよレネさんには良くして貰ってるからね」
菜緒
「では向かうとしようか」
ニノ
「うん有難うございます」
コンウェイ
「どうも」
パント
「では」
菜緒
「すまなかったな」
村人
「レネさんにねぇ悪い人ではないんだけど…」
村人
「レネさんは何か抱えてるみたいだから少し近寄り難いんだよね」
村人
「まあ恩人を悪く言うものでもないさ」



ニノ
「此処かなすみませーん」

「あ、どうぞ」
コンウェイ
「入るよ」
パント
「貴女がレネ殿ですね」
レネ
「はいそうですが」
菜緒
「ニノに会いたいと手紙を出したレネで間違い無いな」
レネ
「では皆さんが…」
ニノ
「うんあたしがニノだよ」
レネ
「ああ…生きていたのですねルミア様…」
コンウェイ
「ルミアって…」
レネ
「本当の名前です家に生まれた跡取りのルミア様ですね」
パント
「ニノは本名がルミアというのか確かに幼い頃の話だ無理も無いが」
レネ
「こんなに立派になって…」
菜緒
「感動の再会というものだな」
レネ
「三人はルミア様の知り合いですか」
ニノ
「うん大切な仲間だよ」
レネ
「本当に立派になったのですね…」
コンウェイ
「其れより話を聞かせてくれるかな」
パント
「私達は真実を知る為に来たんだ」
菜緒
「御前の知っている事を話してもらうぞ」
レネ
「はいあれは今から15年前です」
ニノ
「15年前…」
レネ
「あの日はルミアさまの一歳の誕生日の日でした」
コンウェイ
「平穏は破られたそうかな」
レネ
「はい私は夫妻に頼まれ外に出ていました」
パント
「そして襲撃を受け家は滅ぼされたそういう事だね」
レネ
「はい家は破壊し尽くされ家の人間は一人残らず死亡ルミア様も姿を消した」
ニノ
「でも何で捜さなかったの」
レネ
「捜そうにも情報が無かった目撃した人の話でも特定には至らなかったんです」
コンウェイ
「そして今に至るって事だね」
レネ
「はい」
パント
「当時から黒い牙は乗っ取られていたかニノの生存は奇跡だろうね」
レネ
「私はあれからルミア様を捜し続けて来ましたそして漸く掴んだのです」
菜緒
「ニノは立派になったぞ想像以上にな」
レネ
「はいこんなに立派になって…」
ニノ
「そういえばあたしの家には秘密があるって聞いてるけど何なの秘密って」
レネ
「其れは…」
コンウェイ
「口にし難い事かな」
レネ
「はい…此処では一寸…」
パント
「そうかなら仕方ないね」
レネ
「すみません」
菜緒
「別に気にする必要は無い」

な、何だ御前達は!?

レネ
「まさか…」
ニノ
「っ!?」
コンウェイ
「ニノ!待つんだ!今出て行ったら!」
パント
「私達も追うよ嫌な予感がする」
菜緒
「うむ行くぞ」



残党狩り
「此処にニノって奴が居る筈だが」
村人
「し、知らないよそんな人」
残党狩り
「そうかまあ命までは取らない安心しておけ」
村人
「は、はぁ…」
ニノ
「残党狩り…こんな所にまで…」
残党狩り
「ん、何だ御嬢さん子供は危険だから家に引っ込んでな」
コンウェイ
「君達は残党狩りだねニノを狙って来たか」
残党狩り
「まさかこの子供がターゲットなのか」
パント
「全くしつこい連中だねこんな子供を執拗に追い回すなんて感心しないが」
残党狩り
「何だよやるのか」
菜緒
「返答次第、だ」
残党狩り
「如何する」
残党狩り
「命令なら仕方ないだろ」
残党狩り
「すまないな悪気は無いんだ許してくれ」

其処までです!!

残党狩り
「フェレの騎士団…此処は撤退するぞ」
残党狩り
「分かった相手は選ばないといけないからな」
女性騎士
「待ちなさい!!」
レネ
「ルミア様!!」
ニノ
「あたしなら大丈夫だよ」
レネ
「良かった…」
コンウェイ
「騎士団か助かったね」
女性騎士
「大丈夫ですか」
村人
「ああ、イサドラ様助かりました」
イサドラ
「いえ被害は出ていないようで安心しました」
村人
「はい向こうも無駄な争いは避けていたみたいでしたから」
イサドラ
「分かりました」
パント
「君はイサドラか久しいね」
イサドラ
「パント殿!?何故貴方のような御人が此処に…」
菜緒
「かくかくしかじかという訳だ」
イサドラ
「詰まりニノさんの用事で訪れていたのですか」
ニノ
「うんそしたら突然」
イサドラ
「なら提案なのですがフェレの侯爵邸に身を寄せませんか」
コンウェイ
「構わないのですか」
イサドラ
「ええ村では被害が出る恐れもあります侯爵邸なら騎士団も居ますので」
パント
「そうだね被害を減らす意味でもこの提案を受け入れるべきだろう」
イサドラ
「他の皆さんは構いませんか」
菜緒
「私は構わんぞ侯爵邸にも興味があるからな」
レネ
「私はルミア様を護って頂けるのなら何処へでも」
イサドラ
「ニノさんは」
ニノ
「あたしは構わないよ被害は減らしたいから」
コンウェイ
「僕も構わないかな無駄な争いは避けたいからね」
イサドラ
「パント殿は」
パント
「構わないよ侯爵とも話がしたかったからね」
菜緒
「では決まりだな」
イサドラ
「畏まりましたでは侯爵邸へ御案内します付いて来て頂けますか」
レネ
「分かりました」
ニノ
「うん」
コンウェイ
「ああ」
パント
「分かった」
菜緒
「うむ」
レネ
「…私は…」
レネ
「もう少しだから…待っていて…」
レネ
「…行きましょう」


第三話へ続く
本日も平和でござるよ


レイヴン
「ふぁー…」
ジュディス
「眠そうにしてるわね」
レイヴン
「仕方ないわよ此処数日処理しないといけない案件に追われてるし」
ジュディス
「そんなに処理する事あったかしら」
レイヴン
「色々とあるのよ御陰で寝るのが日付変わってからだし」
ジュディス
「大変ねぇ」
レイヴン
「人事みたいに言わないでよね」
ジュディス
「偶には付き合うわよ」
レイヴン
「そりゃ助かるんだけど仕事は多いわよ」
ジュディス
「まあ何とかなるわよ手短に済ませましょ」
レイヴン
「そうね処理する案件も結構減って来てるからもう少しだし」
ジュディス
「国の中でやってるとは言っても独立した組織なのよね此処」
レイヴン
「そうそうイナルナちゃんも国営化するのには反対してるし」
ジュディス
「元々我儘で始めたようなものだものね」
レイヴン
「そうね我儘に付き合ってくれる人達にも感謝よ」
ミント
「入るよー」
ジュディス
「あらミント何か御用かしら」
ミント
「レイヴン宛てに手紙だよ」
レイヴン
「手紙って誰からよ」
ミント
「差出はリキア地方フェレ領ってなってるよ」
ジュディス
「リキアって確かに関係してる人は居るけど何で又」
ミント
「知らない兎に角読んでみてよ」
レイヴン
「はいはい」
レイヴン
「拝啓ギルドマスターレイヴン様私の名はレネと申します」
ジュディス
「レネねぇ」
レイヴン
「嘗て其方に参加しているというニノという方の乳母をしていた者です」
ミント
「ふーん」
レイヴン
「私は彼女の家の生き残り彼女の生存を知り手紙を宛てた所存です」
ジュディス
「確かにニノは記憶が曖昧だけど」
レイヴン
「差し出がましい御話ですがニノさんに一目会わせて頂けないでしょうか」
ミント
「乳母だしねぇ」
レイヴン
「判断は其方に委ねます私はフェレ領のワリネ村で待っています」
ジュディス
「村でねぇ」
レイヴン
「私は彼女の真実を携え御待ちしています…レネ」
ミント
「何か怪しくない」
レイヴン
「そうは言ってもねぇ」
ジュディス
「でも確かにニノって過去の記憶は曖昧だし家の事も知らないわよね」
ミント
「詰まり謎に包まれた過去を探る手掛かりって事か」
レイヴン
「一応本人には伝えるわ判断は任せるけどね」
ジュディス
「分かったわ何かあるかもしれないから行くなら誰か同行させるのよ」
レイヴン
「はいよんじゃ伝えて来るわ」
ミント
「どう思う」
ジュディス
「手紙に嘘は書いて無さそうね問題は別にあるわ」
ミント
「別にって何さ」
ジュディス
「書いた人は間違い無く本人では何故呼び出したのか」
ミント
「勘繰り過ぎでしょそんな疑う必要は無いと思うよ」
ジュディス
「そうね考え過ぎじゃないと良いけど」

其の頃

レイヴン
「って事なんだけど」
ニノ
「私の乳母をしてた人からの手紙…」
レイヴン
「ええ会いに行くかどうかはそっちに任せるわ」
ニノ
「行きたいあたしの事が分かるなら」
レイヴン
「本当に良いのね辛い事もあるかもしれないわよ」
ニノ
「其れでも行きたいの良いんでしょ」
レイヴン
「分かったわ但し何かあるとも限らないから何人か連れて行く事」
ニノ
「分かった今連れて来るね」
レイヴン
「はいよ」

数分後

コンウェイ
「僕達に何か用事かな」
パント
「ニノに呼ばれたのだが何処かへ出掛けるのかな」
菜緒
「私達を呼んだからには仕事なのだろう」
レイヴン
「確かに頼れるメンツね」
ニノ
「三人にはあたしと一緒にリキアのフェレ領に行って欲しいの」
コンウェイ
「リキアのフェレって確か複数ある領地の一つだよね」
ニノ
「うん其処であたしの乳母の人から話を聞きたくて」
パント
「ふむだがニノの家の人間は一人残らず殺されたと聞いているが」
ニノ
「でも生きてるって手紙に書いてあったのだから」
菜緒
「ふむ滅ぼされた家の生き残りはニノだけではなかったのか」
ニノ
「あたしは本当の事が知りたいのどんなに辛い現実でも」
レイヴン
「決意は固いのね」
ニノ
「うんあたしは本当の事が知りたいだから行くよ」
コンウェイ
「分かった其れなら意思を尊重するよ僕は構わないから」
ニノ
「あたし一人じゃ不安もあるからだから一緒に来てくれるよね」
パント
「構わないよリキアの領主とは少し話もしたいからね」
ニノ
「菜緒は」
菜緒
「別に構わないぞ情報関係は得意だ何かあれば力になれる」
ニノ
「有難う」
レイヴン
「確かニノちゃんの家って有名な家よね」
コンウェイ
「そうなのかい」
パント
「確かにそう聞いている何か大切な秘密を護っていたらしいね」
菜緒
「そして結果として狙われたという事か」
ニノ
「あたしの家には何があったのか秘密の事も知りたい」
レイヴン
「何にせよ警戒するのよ尤もこのメンツなら簡単には行かないと思うけど」
コンウェイ
「分かってるよニノの事は任せてくれ」
パント
「うむ仮にも魔道軍将と呼ばれた人間だ遅れは取らないよ」
菜緒
「何仮にも御嬢様の護衛を長く務めていたからな腕には自信がある」
ニノ
「うん今回は宜しくね」
レイヴン
「後一つ言うわよ黒い牙の残党狩りにも気を付ける事良いわね」
コンウェイ
「分かったニノに罪は無いからね容赦はしないよ」
パント
「残党狩りは相当な規模だと聞いている油断は禁物だよ」
菜緒
「なーに其の程度に遅れを取る私ではないぞ」
ニノ
「うんあたしだって負けないんだから」
レイヴン
「何かあったら数日ぐらいなら空けても構わないわ気を付けるのよ」
コンウェイ
「承知したよ」
パント
「心得たよ」
菜緒
「問題無い」
ニノ
「はーい」
レイヴン
「さてニノちゃんを確り護ってやるのよ」
ニノ
「じゃあそろそろ出発するね行こう」
コンウェイ
「うんじゃあ行って来るね」
パント
「不測の事態は想定している問題は無いさ」
菜緒
「ではニノの事は任せておけ」
レイヴン
「まああの三人なら安心よね」
レイヴン
「心を強く持つのよ」



パスカル
「シャトルの準備出来たよー」
ニノ
「有難う」
パスカル
「其れで今回は何処まで飛ばせば良いのかな」
コンウェイ
「リキア地方のフェレ領だっけ」
パスカル
「はいよ」
パント
「其処のワリネ村だから其処から少し離れた平原に向かってくれ」
パスカル
「了解」
菜緒
「流石に直接降りたら驚かれるからな」
パスカル
「んじゃ乗って」
ニノ
「はーい」
コンウェイ
「了解」
パント
「分かった」
菜緒
「うむ」
パスカル
「んじゃ飛ばすからね確り掴まっててよしゅっぱーつ♪」



パスカル
「此処で良いかな」
ニノ
「うん有難う」
パスカル
「帰る時は連絡くれれば迎えに来るからね」
コンウェイ
「分かった」
パスカル
「じゃああたしは帰るから確りね」
パント
「承知した」
パスカル
「んじゃ任せたよ又ね」
菜緒
「さて目的の村へ行くとするか」
ニノ
「そうだね行こう」
コンウェイ
「うん」
パント
「ああ」
菜緒
「うむ」


第二話へ続く
とある情報を得た為情報の場所へ来ていた


リアラ
「この辺りよね情報の場所って」
流史
「はい何でも突然水が荒れたとか」
ナウシトエ
「水が荒れたってどういう事なんでしょうか」

「知らないよ自然現象とは違うのかな」
リアラ
「確かにこの近くには水場があるけど」
流史
「当日は風は無風だったらしいので自然現象は厳しいかと」
ナウシトエ
「では何だと言うのでしょう」

「うーん自然現象じゃないなら特殊な何かとか」
リアラ
「特殊な何かねぇ」
流史
「当日の気候を考えるとあり得る話ではありますね」
ナウシトエ
「特殊な力ですか何なのでしょう」

「調べる価値はあるよね」
リアラ
「そうね調べてみましょうか」
流史
「ですね何か掴めるかもしれませんから」
ナウシトエ
「決まりですね」

「じゃあ調べてみようね」



リアラ
「何も無いわね」
流史
「近くには湖に通じる小川ぐらいですか」
ナウシトエ
「矢張りガセなのでは」

「ガセなら依頼として成立してないと思うけど」
リアラ
「詰まり本当の話ね」
流史
「何か手掛かりでもないものでしょうか」
ナウシトエ
「そんな簡単に行くものでしょうか」

「でもこのままじゃ手詰まりだし」
リアラ
「あら小川の中に何か光ってない」
流史
「此れって転送の魔法陣のようですね」
ナウシトエ
「何故そんなものが」

「若しかしてこの先なのかな」
リアラ
「なら入ってみましょう御先に」
流史
「あ、待って下さい」
ナウシトエ
「ふむ」

「別に悩む必要なんて無いんじゃない」
ナウシトエ
「ですね行きますか」

「はーい」



リアラ
「此処は何なのかしら」
流史
「水の中のようですが呼吸は普通に出来ますね」
ナウシトエ
「恐らく水の中の幻覚ですよ感覚は水の中ですから」

「確かに濡れないし泳げるね」
リアラ
「此処に何かあるのかしら」
流史
「水の中の世界ですからね」
ナウシトエ
「此処は隔離されているようですねマナを感じません」

「本当だマナが無いよ」

ようこそ波の力を秘めた御姫様

リアラ
「声がするわ」

僕の名前は水杖リアルブルー波の力を秘めた杖だよ

流史
「若しかして私を指名しているのですか」

そうだよ僕の波涛の力に相応しいのは君さ

ナウシトエ
「波涛の力ですか強く大きな波の事ですね」

そうさ僕の波を受け止められるのは君だよ


「波の力かぁー強そうだね」

僕は奥で待っているよ力を手にしたいのなら御出で

リアラ
「如何するの」
流史
「行きます波涛の力を受け取りに」
ナウシトエ
「決まりですねでは参りますか」

「うん行こう」



リアラ
「そういえば流史って此処に参加する前は天文同好会に参加してたのよね」
流史
「ええ先輩や下級生と星の観察や語り合ったり等楽しかったですよ」
ナウシトエ
「そういうの良いですよね私も水の上に出て星を見るのは好きですよ」
流史
「住んでいた場所が田舎だった事もあって星は良く見えましたから」

「へぇー綺麗なんだろうね」
流史
「はい此処に来る時も道具を持って来たので晴天の夜は観察しています」
リアラ
「だから流史とか琴音は夜に中庭に良く出てるのね」
流史
「はい星を見てると楽しくなりますから」
ナウシトエ
「私は星の事には詳しくはありませんが美しいものとは理解出来ますね」
流史
「はい星は美しく優雅な光を放つ存在ですから」

「今度私にも星を見せてよ」
流史
「喜んで」
リアラ
「でもバルディアは都会でも星が良く見えるから凄いわよね」
流史
「そうですねクランのある場所は郊外なので余計に良く見えます」
ナウシトエ
「夜空の星は幻想的ですからね」
流史
「ええ星にも一つ一つに物語があり由来があるんですよ」

「ふーん流史って詳しそうだから今度教えてもらおうっと」
流史
「星に関する文化は世界にも様々ありますから」
リアラ
「そうなのね世界でも国によって感覚とかの違いもあるのよね」
流史
「星とは人類の夢であり希望なのですから」
ナウシトエ
「詩的ですね」
流史
「ふふっ星とはそういうものですから」

「星の美しさかぁー」
リアラ
「さてそろそろ進むわよ」
流史
「はい分かりました」
ナウシトエ
「はい」

「はーい」



リアラ
「行き止まりかしら」
流史
「対岸は見えていますが」
ナウシトエ
「水の中で浮力があるとはいえ人に届く距離ではありませんよ」

「あれ向こうに微かにだけど何か見えるね」
リアラ
「あれってスイッチかしら」
流史
「あれを押せれば道が繋がるのでしょうか」
ナウシトエ
「では此処は私の出番ですね」

「あ、そっかナウシトエなら自由に泳げるから」
ナウシトエ
「はいでは行って参りますね」
リアラ
「一応泳げるんだけど下から水流が上がってるから私達じゃね」
流史
「ええ人の力でこの水流に抵抗するのは無茶ですよ」

「ナウシトエが居なかったら詰んでたね」
ナウシトエ
「此れですねふっ」
リアラ
「道が繋がったわ」
流史
「此れで進めますね」

「行こう」
リアラ
「助かったわ有難う」
流史
「流石ですね」
ナウシトエ
「水の中は主戦場ですから」

「流石はネレイド族だね」
リアラ
「其れじゃあ行くわよ」
流史
「はい」
ナウシトエ
「ふふっ」

「もう少しだね」



リアラ
「あれかしら」
流史
「水に包まれた祭壇なので間違い無いかと」
ナウシトエ
「波涛の力ですか流石ですね」

「強そうだね」

ようこそ波の御姫様

リアラ
「あなたがリアルブルーね」

そうさ僕こそが波涛の杖リアルブルーだよ

流史
「そして指名は私ですね」

如何にも君こそ僕の波に相応しいからね

ナウシトエ
「波涛の力大きな波の力ですね」

そうさ海の怒りとも言うね


「海の怒りかぁー少し怖いかも」

さあこっちに御出で

流史
「はい」

さあ僕を手に取って

流史
「ふっ!!」
リアラ
「凄い水ね」
ナウシトエ
「全てを飲み込む波涛の力納得ですね」

「其れだけ強い力って事だね」
流史
「此れが…不思議ですね自然と手に馴染みます」

此れからは君の力になるよ宜しく

流史
「はい」

忘れないでね力とは気紛れなものだという事を

流史
「そうですね力とは星や水と同じ気紛れなもの」

力を持つからには責任は必然だよ覚えておいてね

流史
「はい責任を取れる人が大人なんです」

うん其の通り責任から逃げるのは大きいだけの子供さ

流史
「でも私は未だ大人には遠いですねそんな気がします」

怒る事と叱る事は別物だよ其れを理解してれば問題無いさ

流史
「怒る事と叱る事は別物…」

君は其れを理解してるだからきっと正しい事に力を使える

流史
「そうですね私は正しい事に力を使いたい」

信じていれば問題無いよ君の正しいと思う事をすれば良い

流史
「はい」

さあ戻りなよ大切な場所へ

流史
「はい」
流史
「御待たせしました」
リアラ
「おめでとう」
ナウシトエ
「素敵でしたよ」

「此れで流史も一つ大きくなったね」
流史
「ふふっそうですね」
リアラ
「此れからも雷に期待してるわよ」
ナウシトエ
「流史さんの雷は波にも負けない強さですから」

「だって」
流史
「もう怒りますよ」
リアラ
「さて帰りましょう」
ナウシトエ
「あそこに転送の魔法陣がありますね」

「じゃあ行こうか」
流史
「はい」
流史
「責任を取れるのが大人、ですか」
流史
「私も人を巻き込んだら責任を取らないといけませんね」
流史
「組織に属するからにはルールもある自由とはいえ護る事はあります」
流史
「虚構を広めてしまったら其れは大きな責任だから」
流史
「情報は正しく正確に其れは星の事でも大切です」
流史
「天体観測は時間も大切ですから少しのズレで嘘になる」
流史
「正しい情報を正確に伝える其れも私の役目ですから」
流史
「でも私は正しいと信じた事を伝える其れだけです」
流史
「さて戻りますか」


こうして流史は波涛の力を手にした
星とは言葉であり美しいもの
未来を照らす星のように輝きたいそんな細やかな気持ち
星と同じように言葉にも由来がある天に光るあの星のように
流史の夢は星に関する事そう決めているから
空が晴れれば星を見るそうする事で夢へと近付くから
そんな流史は今日も何処かで雷を落とす
誰も逆らえない恐怖の雷を
星を愛する乙女鈴木流史は進む夢の向こうへと
次の武器を御期待下さい
本日はラジオなのです


エミル
「そういえば今日なんだっけ聴いてみよう」



オペラ
「ふぁー…」
ステラ
「相変わらず眠そうにしてますね」
オペラ
「もう最近は読書に嵌って徹夜ですから」
ステラ
「また小説ですか」
オペラ
「小説は卒業しましたよ今はラノベです」
ステラ
「ライトノベルってそういうのも読むんですね」
オペラ
「最近のは面白いですよステラも如何ですか」
ステラ
「今はどんなタイトルがあるんですか」
オペラ
「最近嵌っているのは此れですね」
ステラ
「恐怖と絶望の売国国家…又突き抜けたタイトルですね」
オペラ
「楽しいですよー主人公の若手政治家が売国政府を追い詰める作品です」
ステラ
「完全な皮肉にしか感じないんですが」
オペラ
「イッツリアリティ♪」
ステラ
「其れよりフライトに行きますから目を覚まして下さい」
オペラ
「ファイトー!ぼっぱーつ!」
ステラ
「シャッキリポンしましたね」
オペラ
「イエスでは旅立とう」
ステラ
「うーららー♪」



二人
「そらおかける!大航空ラジオー♪」
オペラ
「さあ、始まってしまいました大戦争ラジオ」
ステラ
「突っ込むだけ無駄なのでスルーします」
オペラ
「本日もウルル様のシーサーことオペラ=ハウスと」
ステラ
「世界を滅ぼす最終兵器ステラで御届け致します」
オペラ
「さてステラ最近のプロ野球なんですが」
ステラ
「最初は出遅れたチームも上がり始めて来ましたね」
オペラ
「イエスジャビットとかイヌワシとか最近は好調ですよ」
ステラ
「ジャビットなんか開幕から酷いものでしたが漸く波に乗り始めましたね」
オペラ
「まあ主力が不甲斐無くとも勝てる試合もありますからね」
ステラ
「ですねぇでも酷いと思ったのがライオンの中継ぎですよ」
オペラ
「其れはタブーでっせステラはん」
ステラ
「別に良いと思いますよ現実ですし」
オペラ
「まあ諺風に言えば二回から胃薬とでも言いますか」
ステラ
「御上手ですね」
オペラ
「この前のハムの試合は驚きましたよ」
ステラ
「六回まで八点のリードしてましたね」
オペラ
「なのに終わってみたら肉薄の一点差ってどういうこっちゃねん」
ステラ
「大火事ですよね」
オペラ
「本気で勝てる試合を壊していますよね」
ステラ
「俺達って言葉の通りだと」
オペラ
「まあこの話は持ち越してコーナー行くぜ」
ステラ
「うらうららー♪」
二人
「増援要請!!台詞投稿掲示板!!」
オペラ
「このコーナーは投稿された台詞を読まれた人を仲間にするコーナーです」
ステラ
「本日の増援は君に決めた♪」
オペラ
「では一発目はこの人です」
ステラ
「ラジオネーム『ライオン戦車』さんからの投稿です」
ステラ
「オペラに頼む国を束ねる王を頼む威厳がある感じで厳しくしてくれ」
オペラ
「ふむ、良かろうでは行くぞ」
オペラ
「こほん」
オペラ
「皆の者!戦だ!我が国を侵略した事を後悔させろ!突撃!突撃だ!」
ステラ
「国を護る為なら戦いも辞さない王様らしいですねぇー」
オペラ
「国を護る事も王としての務めなのです」
ステラ
「仲間入りおめでとうございますね」
オペラ
「続いてはこの人です」
ステラ
「ラジオネーム『名前を間違える師範』さんからの投稿です」
ステラ
「ステラに頼む民を心配する女王を頼む慈悲深い感じに頼むぞ」
ステラ
「ふむ承知しましたでは参りますね」
ステラ
「おほん」
ステラ
「ああ、私は戦いなんか望みません何故人は争うのでしょう民を御守り下さい…」
オペラ
「良いですねぇー優しさに溢れている感じですよ」
ステラ
「仲間入りおめでとうございますね」
オペラ
「台詞を読んで欲しい方はズンドコ投稿してくれよな」
ステラ
「CM入りまーす」



エミル
「見事だな…」

CM明けました

オペラ
「さて野球の話の続きですが」
ステラ
「ライオンの中継ぎってなんであんなに打たれるんでしょうか」
オペラ
「選手は悪くないとは思うのですがね」
ステラ
「勝てる試合もありますけど負けてる試合って大抵中継ぎが破壊してますよね」
オペラ
「先発はそこそこ安定しているんですがね」
ステラ
「あそこまで打たれたら胃薬どころじゃありませんよ」
オペラ
「投手力なら赤ヘルとかドラゴンなんかは安定してますからね」
ステラ
「でも中継ぎを酷使したら後半戦へばりますよ」
オペラ
「先発の力なら燕やジャビットなんかは安定してますからね」
ステラ
「主力が抜けた鷹でさえ今Aクラスですからね」
オペラ
「完投しないと後半戦辛いでぇー」
ステラ
「下のチームが少しずつ上がって来てるのも辛いですね」
オペラ
「四位と三位の差が僅差ですからね」
ステラ
「波乱ですねぇ」
オペラ
「さて話は続くとしてコーナー行くぜ」
ステラ
「くーれないー♪」
二人
「どんな無茶でも爆破する!!やってみた部隊!!」
オペラ
「このコーナーはどんな無茶でも力で解決するコーナーです」
ステラ
「参考にしても無意味なので真似したらいけませんよ」
オペラ
「では本日の御題は此方です」
ステラ
「ラジオネーム『漆黒の民家』さんからの投稿です」
ステラ
「カレーの辛さは限界で通常の何倍まで辛く出来るか試して下さい」
オペラ
「又今回はキッツイもんさせますね」
ステラ
「一応カレーは用意してますよ」
オペラ
「標準の中辛を基準に測定しています」
ステラ
「このカレーに辛さが増す液体を少しずつ追加して行きます」
オペラ
「現在は測定数値で120倍まで来ています
ステラ
「食べたら確実に味覚が崩壊しますね」
オペラ
「更に増加して現在160倍ですね」
ステラ
「灼熱どころかマグマみたいになって来ましたよ」
オペラ
「此れが測定限界の250倍ですね」
ステラ
「匂いで死にそうです」
オペラ
「という訳で結論は測定では250だが実際はもっと辛く出来るでした」
ステラ
「尚このカレーは辛党のスタッフが冷や汗で食べてくれました」
オペラ
「御苦労様です」
ステラ
「CM入りますねー」



エミル
「スタッフ男だな…」

CM明けました

オペラ
「さて野球の話の続きですが」
ステラ
「主力が欠けてるチームも結構勝ってますよね」
オペラ
「主力揃いなのに勝てないチームもあるようですが」
ステラ
「主力が揃っててもリードを護れなかったら無意味ですよね」
オペラ
「イエス一点差で完封するのも珍しくありませんよ」
ステラ
「逆に八点差を肉薄したチームもありましたが」
オペラ
「本当に中継ぎが崩壊しているとは良く言いましたよね」
ステラ
「上位のチームでも中継ぎが不安定なチームはありますけどね」
オペラ
「流石に九点取って試合終了時に一点差だったら本気で眼を疑いますって」
ステラ
「でも昔は二桁の点差を引っ繰り返した試合もありましたよね」
オペラ
「あの時はボールが飛ぶボールだからこその展開ですよステラ」
ステラ
「今は飛ばないボールなんでしたね」
オペラ
「飛ばないボールで九点取って一点差の勝利ってある意味奇跡ですよ」
ステラ
「この会話も叩いていると言うより驚いている会話ですからね」
オペラ
「まあ長い眼で見れば結果も変わると思いますよ流石に」
ステラ
「負けないで下さいねー」
オペラ
「さてコーナー行くか」
ステラ
「おっかのうえー♪」
二人
「風に流離う女剣豪!!どんな話題も斬り捨て御免!!」
オペラ
「このコーナーはどんな話題でも斬り捨てるコーナーです」
ステラ
「邪険に扱われても泣かないで下さいね」
オペラ
「では本日の話題は此方です」
ステラ
「ラジオネーム『無敵要塞オシリス』さんからの投稿です」
ステラ
「ある国が酷いと思うんですが捏造にパクリにとあの厚かましさが凄いです」
オペラ
「んー、まあどの国かは即座に分かりましたね」
ステラ
「国名は敢えて伏せますけど」
オペラ
「まあ酷いのは事実ですよね」
ステラ
「事なかれ主義なのを良い事に言いたい放題やりたい放題ですから」
オペラ
「コンプレックスの塊なのでしょうね其れも御国柄ですか」
ステラ
「格差社会が酷いって聞きますけど」
オペラ
「高学歴の半分がアルバイトすら出来ないって恐ろしいですよね」
ステラ
「時給も金額に換算して300円ぐらいでしたっけ」
オペラ
「普通の国なら最低賃金はもっと高いものなんですがね」
ステラ
「噂だと世界が憧れる国で世界的な人気だと聞きますよ」
オペラ
「どの口がそんな事ほざくか危険度で言うなら相当でしょうに」
ステラ
「親しくしただけで徹底的に追い詰められるらしいですからね」
オペラ
「恐ろし過ぎるわそんな国に住むのは私なら金を積まれても断りますよ」
ステラ
「ある意味先進国ですよね本当にある意味ですが」
オペラ
「ステラも上手い事言いますね」
ステラ
「何て言うかあの国からは狂気を感じるんですよ背筋が寒いんですから」
オペラ
「狂気ねぇ間違った表現とも言えないから困る」
ステラ
「あの熱意を他の事に向けられないんですかね」
オペラ
「其れが出来てたらこんなになってませんって」
ステラ
「尤もですね」
オペラ
「結論からしたら構わないのが一番という事です」
ステラ
「甘やかしたらいけませんよ」
オペラ
「結論はスルーして下さいという事で」
ステラ
「CMの後は航空日誌ですよー」



エミル
「二人ともズバズバ言うね」

CM明けました

オペラ
「本日も満足也っと」
ステラ
「書けてますか」
オペラ
「バッチシ」
ステラ
「来週は通常通りですよね」
オペラ
「はい来週は平常です」
ステラ
「分かりましたゲストは無いんですよね」
オペラ
「はいもう少しゲストはありません」
ステラ
「分かりましたでは来週もかっ飛ばしましょうね」
オペラ
「では帰還しますよ」
ステラ
「にっちもさっちもどうにもー♪」
二人
「又来週にお会いしましょうー♪」



エミル
「二人って実は凄いのかも」


放送終了です

地下へ潜れ

優依先生が参加した頃


クラトス
「今日の依頼は確か地下に潜ってくれだったか」
ステラ
「地下に潜るとはどういう事なのでしょうか」
風流
「分かりませんね地下に何かがあるのかもしれません」
美冬
「でも地下に潜るなんて楽しそうよね」
クラトス
「気楽だな」
ステラ
「まあ話を聞かない事には何とも言えませんからね」
風流
「ええ関係者から話を聞いてみないと何とも」
美冬
「そうね兎に角話を聞きましょう」
クラトス
「そうだな行くぞ」
ステラ
「はい」
風流
「ええ」
美冬
「そうね」



クラトス
「此処か」
ステラ
「地下と言うのは若しかして地質調査の事でしょうか」
風流
「あそこですね行きますよ」
美冬
「ええ」



クラトス
「失礼する」
調査員
「あ、若しかして今回の依頼を引き受けてくれた人ですね」
ステラ
「はい」
調査員
「分かりました取り敢えず簡単な説明をします適当に掛けて下さい」
風流
「ええ」
美冬
「はい」



クラトス
「成る程詰まり此処の地下には未知の物質が眠っていて調べて欲しいと」
調査員
「ええですが道中に恐ろしく強い魔物が出現して詰まっているんです」
ステラ
「其処で退治を依頼したいと」
調査員
「はい」
風流
「分かりましたそういう事なら引き受けましょう」
調査員
「ああ、助かります」
美冬
「地下へは何処から潜るのかしら」
調査員
「近くに昇降機があるので其処から下へ降りて後は徒歩になります」
クラトス
「分かった直ぐにでも向かわせてもらう行くぞ」
ステラ
「はい」
風流
「では行って参ります」
美冬
「期待しててね」
調査員
「此処に眠っているものは革命にも繋がるからね絶対に見付けなきゃ」



クラトス
「此処からは徒歩になるか」
ステラ
「大空洞という感じですね」
風流
「下へ進む事になります酸素が薄くなるのもありますよ」
美冬
「そうね体には気を付けるのよ」
クラトス
「問題無い行くぞ」
ステラ
「分かりました」
風流
「はい」
美冬
「はーい」



クラトス
「採掘等もしているのか」
ステラ
「見た事も無いような鉱石とかが露出していますね」
風流
「これらの鉱石は失われていたと思っていたのですが残っていたのですね」
美冬
「珍しいものなのねやっぱり」
クラトス
「少なくとも現代では採掘出来ん存在が忘れられているからな」
ステラ
「そんなものが残っていたんですね」
風流
「地上では無くなっていても地下にはこんなに残っていたとは驚きですよ」
美冬
「レアメタルとかの一種なのかしら」
クラトス
「そんな所だな」
ステラ
「此処に眠る鉱石は価値にしたら相当になるのでは」
風流
「ええ価値に換算したら国を買収出来るぐらいは軽いと思われます」
美冬
「でも見る限り採掘されていないわよね」
クラトス
「そのようだな価値を知らぬか目的が違うか」
ステラ
「でも採掘されないのなら其れで宜しいのでは」
風流
「ええ知識を与えて採掘させるより放置した方が宜しいかと」
美冬
「珍しいからこそ知られない方が世の為なのね」
クラトス
「目的地はもっと下だな行くぞ」
ステラ
「はい」
風流
「分かりました」
美冬
「ええ」



クラトス
「目的のものは相当深くに存在しているのか」
ステラ
「そうみたいですね可也下まで潜りましたよ」
風流
「落盤の危険は無さそうですですが酸素が問題になりますね」
美冬
「上に繋がってるから空気は流れて来るのだけど」
クラトス
「何にせよ目的は果たさねばならん下へ向かうぞ」
ステラ
「分かりました」
風流
「はい」
美冬
「ええ」



クラトス
「此処で道は途切れているな」
ステラ
「此処が終着点ですか」
風流
「して目的の魔物というのは」
美冬
「今の所姿が見えないわね」
クラトス
「…其処か!!」
ステラ
「此れは…」
魔物
「グゥゥゥゥゥ…」
風流
「スカルイーターですか厄介な相手に遭遇しましたね」
美冬
「兎に角倒すしかないわやるわよ」
魔物
「グァァァァァァァ!!!!」



クラトス
「くっ、こんなに強い魔物とは」
ステラ
「此処の周囲から力を取り込んでいるのでしょうか」
風流
「恐らくは其の通りかと」
美冬
「なら一気に決めてしまうわよステラ行けるわね」
クラトス
「足止めぐらいは任せてもらおう」
ステラ
「はい何時でも行けます」
風流
「ではやりますよ」
美冬
「じゃあ行くわね、やあっ!!」
美冬
「穢れ無き風、邪なる者を包み込まん、全てを浄化せよ…」
美冬
「イノセントブライト!!」
魔物
「グゥゥゥゥゥ」
美冬
「続くわよ!アクセル解放!リヴァイブサークル!」
美冬
「聖なる風よ!ホワイトカッター!」
美冬
「天に舞いし天使達よ、清純なる調べを奏でよ!エンジェルサークル!」
美冬
「我等に光の加護を、仇なす者には制裁を下さん!!」
ステラ
「続きます!ふうっ!」
ステラ
「此処で終わりに致します!はああああっ!降り注げ聖竜!」
ステラ
「レイニーシャイン!!」
魔物
「グゥッ!?」
ステラ
「決めますわ、アクセル解放!エンリルフェザー!」
ステラ
「光覇!!」
ステラ
「一気に決めます!貫け!槍よ!浄化せん!セインツランスロアー!」
魔物
「グァァァァァァァ!!!!!!!!」



クラトス
「目的は達成したな」
ステラ
「はい後は報告するだけですね」
風流
「では戻りましょう」
美冬
「そうね」



クラトス
「戻ったぞ」
調査員
「ああ、良く御無事で」
ステラ
「言われた通り魔物は退治して来ましたが」
調査員
「はい感謝します」
風流
「いえ目的の達成を成し遂げて下さいね」
調査員
「はい勿論です」
美冬
「うふふ、応援しているわ」
調査員
「そうだこんなもので良ければ御礼です」
クラトス
「此れは?」
調査員
「何かのコアみたいなのですが自分には分からないので」
ステラ
「分かりましたでは受け取っておきますね」
調査員
「はい解明出来たら役立てて下さい」
風流
「はいそうさせて頂きます」
調査員
「では本当に御世話になりました」
美冬
「良いのよ今後にも期待してるわね」
調査員
「はい」
クラトス
「では我々は失礼するではな」
ステラ
「では」
風流
「失礼しました」
美冬
「御元気で」
調査員
「はい」
調査員
「さてっと此れで再開出来るね此処の地下には凄いものが眠ってる」
調査員
「若し見付かったら世界が引っ繰り返るぞ」
調査員
「さて少しずつでも掘って行かなきゃ」


こうして依頼完了
この地の地下に眠るものとは何なのか
後の革命の狼煙である
本日も平和なのですよ


ローエン
「この世界は平和で良いですねぇ」
エスティ
「ローエンって本当に御茶とか似合うわよね」
ローエン
「そういうエスティさんも年齢を感じさせない若さで素晴らしいですよ」
エスティ
「褒めても何も出ないわよ」
ローエン
「ほっほっ素直に言葉にしただけです」
エスティ
「口が達者よねぇ普段のコメディタッチの裏には鋭さがあるって言うか」
ローエン
「何、元の世界で執事をしていたもので人を見る眼はあるのですよ」
エスティ
「ほー、執事なんかしてたの」
ローエン
「ええ主人は亡くなってしまいましたがとても立派な人でした」
エスティ
「なんか苦労してそうよね年季を感じるって言うのかしら」
ローエン
「私からしたら年齢より若く見えるエスティさんが羨ましいですよ」
エスティ
「でも年取ってくると体にも色々と出て来るのよねぇ」
ローエン
「何、私なんかに比べたら立派な御方ですよエスティさんは」
エスティ
「上手よねぇこの御爺ちゃんは」
ローエン
「エスティさんにも妹がいらっしゃると聞いていますが」
エスティ
「ええ、国に居るわよ少しってか大分腐の傾向があるけど」
ローエン
「良いじゃないですか趣味があるだけ良い事ですよ」
エスティ
「あの娘どんな話でも直ぐに妄想に結び付けるのよ困ったものよ」
ローエン
「エスティさんは家族想いなのですね」
エスティ
「まあ心配っちゃあ心配はしてるんだけどね」
ローエン
「私も貴女のような女性は素敵に映りますから」
エスティ
「何よ軟派かしら」
ローエン
「何、共に仕事に人生を捧げた同士という事です」
エスティ
「ふーん」
ローエン
「御互い後悔しないような人生を送れば良いのですよ」
エスティ
「そうねー私もローエンも御互いに苦労してるもの」
ローエン
「時間は巻き戻せないだからこそ今を謳歌するのですよ」
エスティ
「そうね御互いにいい年なんだし楽しまなきゃ損かしら」
ローエン
「ええそういうものです」
ガーネット
「入るぞー」
エスティ
「ああ、ガーネットねどうぞー」
ガーネット
「客人が見えておるが」
ローエン
「承知しました通して構いませんよ」
ガーネット
「こっちじゃ入るが良い」
小さい女性
「し、失礼します」
エスティ
「あら可愛い」
ローエン
「新人募集の方ですか」
小さい女性
「えっと教師募集の方です…」
ガーネット
「教師じゃと御主大人じゃったか」
小さい女性
「良く言われる…」
エスティ
「まあ良いわ取り敢えず自己紹介頼めるかしら」
優依
「榛名優依です」
ローエン
「承知しました優依さんは教師募集の方を志望しているのですね」
優依
「はい」
エスティ
「教師としての実績とかは」
優依
「一応離島でクラスを受け持っていた経験はあります」
ローエン
「ふむ担当科目は何ですかな」
優依
「えっと社会の地理と日本史を」
エスティ
「お、助かったわね世界史は紫が居るけど日本史と地理は居なかったから」
優依
「そ、そうですか良かった」
ローエン
「それにしても本当に小柄な体格ですね」
優依
「好きで小さい訳じゃないんです」
エスティ
「まあ其れは分かるわよ」
優依
「島で教師をしてた頃も良く言われてて」
ローエン
「生徒からしたらからかいたくもなるものですから」
優依
「教師としての威厳とか全く無くて」
エスティ
「大変だったのね」
優依
「無視されたりする事もあったし気付かれない事もあったんです」
ローエン
「確かに小さいので気付き難いとは思いますが存在感が薄いのでしょうか」
優依
「だからビシッと示す為に此処に参加しようって決めたんです」
エスティ
「言わば決意の表れって事なのね」
優依
「はい絶対に此処で成功してやるんだもんって言って辞表出して来たの」
ローエン
「苦労しているのですねぇ」
優依
「其れで参加の方は」
エスティ
「勿論歓迎するわよマスターには話を通しておくから」
優依
「ふえ、御二人はマスターとかじゃないんですか」
ローエン
「違いますよ今日は偶々執務を担当する番だっただけです」
優依
「何か意外です」
エスティ
「まあ私達はマスターなんて柄でもないわよね」
優依
「はぁ」
ローエン
「ところで戦いの方は」
優依
「一応短刀と刀の扱いなら問題ありません魔法も使えます」
エスティ
「了解よじゃあ今後は宜しくね」
優依
「はい」
ローエン
「ガーネットさん案内を頼めますか」
ガーネット
「うむこっちじゃ付いて来るが良い」
優依
「はい」
エスティ
「彼女苦労してるのね」
ローエン
「まあ苛めたくなるのも分からなくはありませんが」
エスティ
「でも熱意はあるのよね辞表を出したのも決意表明なんだし」
ローエン
「ですね少しの間は見守ってあげますか」
エスティ
「ええ可愛い先生に期待しちゃうわ」
ローエン
「はい親しくしてくれそうですから」
エスティ
「生徒の目線ってあるものね」
ローエン
「ええ彼女には立派になって頂きたいものです」
エスティ
「ふふっ、なら期待せざるを得ないわね」
ローエン
「ほっほっ、そうですね」

其の頃

ガーネット
「此処が図書室じゃ向こうが教室あそこが屋内鍛錬場になるぞ」
優依
「はい」
イリア
「お、新しい人かしらあたしはイリア・アニーミよ」
パメラ
「あたしはパメラ・イービスよ~」
加奈
「坂上加奈です」
優依
「榛名優依です」
イリア
「あんたちっさいわね何歳なのよ」
優依
「一応御酒は飲めるけど」
パメラ
「詰まり大人って事よね~」
優依
「うん…ってパメラだっけなんで浮いてるし透けてるし…」
加奈
「肉体はあるんですけどこっちの方が楽だっていう理由で幽霊でいるんです」
優依
「ゆ、幽霊!?」
ガーネット
「此処では幽霊ぐらい普通じゃぞ」
優依
「いや普通じゃないよね…」
イリア
「其れより大人って事は新人じゃなくて教師の方…」
優依
「そうだけど」
パメラ
「可愛い先生ね~」
優依
「冷たいっ!?」
加奈
「あはは、でも確かに私と余り変わらないって言うか…」
優依
「ぶー」
ガーネット
「拗ねてしまったではないか」
優依
「大人を馬鹿にするものじゃないでしょ」
イリア
「何か物凄い罪悪感」
優依
「ところで此処の人の勉強ってどうなってるの」
パメラ
「一応今居る教師でやってるわよ~成績はそっちから聞いて~」
優依
「あ、はい」
加奈
「此処の人は曲者が多いですから確り頼みますね」
優依
「ま、負けないんだから」
ガーネット
「良いのぉでは他に参るか行くぞ」
優依
「はい」
イリア
「彼女大変そうね」
パメラ
「苦労人の顔はしてたわよね~」
加奈
「でも熱意は感じられましたよ」
イリア
「まあ教師なんだし少し様子見ましょ」
パメラ
「うふふ~そうね~」
加奈
「教師も増えて勉強も捗りますね」


こうしてロリ教師の優依先生が参加しました
小さいとか言わないで

天空の島

別の依頼です


カロル
「今日の依頼って何だっけ」
フォン
「天空の島を探してくれだったと思いますが」
オルモルディ
「天空の島ってどういう意味なのかしら」

「さぁ…空に浮いている島とは違うのでしょうか」
カロル
「空に浮いてる島ってそんなのあるのかな」
フォン
「百聞は一見に如かずとは言いますけど」
オルモルディ
「そうね見付けたら歴史書に載るかも」

「ですがヒントだけで見付かるのでしょうか」
カロル
「兎に角探すしかないよ目的の場所ってこの先だよね」
フォン
「はいこの先の平原との事です」
オルモルディ
「平原ねぇ兎に角行くわよ」

「はいっ」



カロル
「別に何の変哲も無い平原だね」
フォン
「噂は噂に過ぎなかったという事ですか」
オルモルディ
「無駄骨折ったかしら」

「うーん…」
カロル
「あれ雲が出て来たのかな」
フォン
「おかしいですねこの地域は雲一つ無い快晴だった筈ですが」
オルモルディ
「違うわこの影は…」

「う、上を見て下さい」
カロル
「上って…」
フォン
「あれは…」
オルモルディ
「本当に島が浮いてるわよ」

「噂は本当だったんですね」
カロル
「うわ!?」
フォン
「風に飲まれましたか」
オルモルディ
「上に巻き上げられてるわね素直に従うわよ」

「冷静ですね」



カロル
「此処って…」
フォン
「先程の島のようですね下を見れば分かります」
オルモルディ
「其れで此処は結局何なのかしら」

「周囲に人影はありませんね」

「あら、人ねこんな所に何か御用かしら」
カロル
「あ、実は島の風に巻き上げられて」
フォン
「貴女は有翼人ですか」
アイシェ
「驚かないなんて意外ね私はアイシェこの島のフェザーローズよ」
オルモルディ
「フェザーローズとは種族の事で良いのね」
アイシェ
「ええところで何で此処に」

「風に巻き上げられてこの島に飛ばされたんです」
アイシェ
「ふーんなら折角だし少し観光して行く」
カロル
「良いの」
アイシェ
「構わないわよ外からの人なんて久しぶりだし」
フォン
「なら甘えておきますか」
オルモルディ
「そうね敵対心は無さそうだし」
アイシェ
「こっちよ付いて来て」

「はい」



カロル
「うわ、凄いね街があるよ」
アイシェ
「この島は空を漂って世界中を移動してるの」
フォン
「其処で偶然私達が飛ばされたのですね」
アイシェ
「そうなるかしら」
オルモルディ
「でも結構文化的には進んでるようね」
アイシェ
「ええ、少なくとも機械関係は普通に揃ってるわよ」

「へぇー…凄いですね」
アイシェ
「ところで彼方達強そうよね」
カロル
「まあ実力にはそこそこ自信あるけど」
アイシェ
「なら一つ頼みたい事があるの構わないかしら」
フォン
「出来る範囲でなら」
アイシェ
「実はこの島の奥地に妙なものが出るのよ其れを調べて欲しいの」
オルモルディ
「妙なものって何かしら」
アイシェ
「何か丸い形の謎の生き物なのよ」

「良く分かりませんが一応調べさせてもらいますね」
アイシェ
「ええ助かるわ案内するから付いて来て」
カロル
「うん」
フォン
「妙な生き物ですか」
オルモルディ
「何なのかしら」

「調べるだけですから危険はありませんよね」



アイシェ
「この先よ」
カロル
「こんな場所に何があるんだろう」
フォン
「少なくとも人の気配はありませんからね」
オルモルディ
「空気も普通だし何かある感じもしないわよ」

「兎に角調べてみましょう」
アイシェ
「ええこっちよ」



カロル
「此処だよね」
フォン
「嘘ではないのですよね」
アイシェ
「ええ嘘は言っていないわ此処数日何人かが目撃してるから」
オルモルディ
「…気配は無いわねどういう事かしら」

「魔力の方も感じませんね」
アイシェ
「出て来ないのかしら」
カロル
「なっ…何だ…」
フォン
「この…凄まじいプレッシャー…一体何だと…」
魔物
「…」
オルモルディ
「魔力でもマナでもない…まさか…」

「一体何なんですか…」
アイシェ
「こいつよ」
カロル
「何だこいつ…魔物…なのかな」
フォン
「分かりませんですが凄まじい力を秘めているようですね」
オルモルディ
「正体は分からないでも相当なものよ」

「邪悪な感じがします倒した方が良さそうですね」
アイシェ
「気を付けてね」
カロル
「うん負けるものか」
フォン
「遠慮無く斬り刻んであげますよ」
オルモルディ
「ええ美しく燃やし尽くしてあげる」

「来ますよ!!」
魔物
「…」



カロル
「何て強さなんだ…」
フォン
「攻撃は効いていますねですが向こうの攻撃が強過ぎます」
オルモルディ
「長期戦になったら確実に負けるわよ」

「詰まり短期決着ですか」
カロル
「なら派手にやってやる」
フォン
「オルモルディさん私達はリンクしますよ」
オルモルディ
「了解短期狙いなら其の方が良いわね」

「来ます!!」
フォン
「させません!地顎裂閃!」
オルモルディ
「うふふ、行くわよ」
二人
「大地を引き裂く紅蓮閃!スカーレットエッジ!」
フォン
「覚悟は宜しいですか」
オルモルディ
「甘く見てると火傷するわよ」
フォン
「一瞬の刹那を刻め!闇に閃く真紅の斬影!はっ!逃がしません!甘いです!」
オルモルディ
「燃え盛れ混沌の焔よ、汝が黒焔に全ては灰燼と化す、響け破滅の音色よ」
二人
「闇に猛る破滅の焔よ、大地を焦がし終焉へ導け!バースト・オブ・カオス!!」
魔物
「…」



カロル
「やった…」
フォン
「結局あの魔物は何だったのでしょう」
オルモルディ
「分からないわねでも邪悪な感じはしたから良いものではないわ」

「多分負の思念の集合体か何かだと思います何故かは知りませんけど」
アイシェ
「でも助かったわ此れで騒動も落ち着くわねさ、街に戻るわよ」



カロル
「そろそろ帰らなきゃ」
アイシェ
「あ、そっか四人は地上から来たのよね」
フォン
「ええ何処から帰れますか」
アイシェ
「向こうに下へ降りられる風向装置があるから其れを使って」
オルモルディ
「分かったわ感謝するわね」
アイシェ
「そうだ私も連れて行ってくれないかしら」

「宜しいのですか」
アイシェ
「外の世界にも興味があるの駄目かな」
カロル
「なら構わないよ僕達と一緒に行こう」
アイシェ
「うん有難う」
フォン
「では彼女はクランの一員になるという事で宜しいですね」
オルモルディ
「そうね似たような人も居るし問題無いわ」

「じゃあ帰りましょうか」
アイシェ
「うん宜しくね」
カロル
「良し帰ろう」
フォン
「はい」
オルモルディ
「ええ」

「はい」
アイシェ
「うふふっ」


こうしてフェザーローズのアイシェも加わる事に
天空の島の冒険は不思議なものでした

美しき逃避行

本日はと言いますと


ナタリア
「今日の依頼は確か護衛任務でしたわね」
ミューズ
「護衛任務とは言いますが誰の護衛をするのでしょう」
ファリム
「知らないわよ指定された場所に来てくれとしかなかったし」

「全くだな素性ぐらい明かせないのか」
ナタリア
「詰まる所貴族とかそういう人なのでは」
ミューズ
「可能性はありますね貴族等は危険も多いので」
ファリム
「ふーん二人は詳しいのね」

「まあ仮にも本物の貴族だからな」
ナタリア
「其れより早く合流しませんと」
ミューズ
「そうですね急ぎますよ」
ファリム
「はいはい」

「了解だ」



ナタリア
「あの二人ではありませんの」
ミューズ
「そのようですね」
ファリム
「声を掛けてみましょ」

「他には見当たらんしな」
ナタリア
「失礼しますわ御二人は私達に依頼を出した者で宜しくて」

「あ、若しかしてクランの」
ミューズ
「ええそうです」
女性
「御待ちしていました」
ファリム
「其れで今回の護衛って何なのよ」
センリ
「其の前に自己紹介を僕はセンリと申します」
リーム
「私はリームです」

「承知したして今回の護衛について聞かせて貰いたい」
センリ
「実は此処から先の港で船に乗り海を越えるのですが…」
リーム
「港まで到達するまでに忘却の森を越える必要があるんです」
ナタリア
「忘却の森とは」
センリ
「道が複雑で進む道を忘れてしまうと言われる森です」
リーム
「港へ向かうには避けられない道なのです」
ミューズ
「ですが御二人は見る限り戦えるようにも見えますが」
センリ
「ええですが彼女はある病でまともに戦えませんだから頼んだのです」
リーム
「治療は出来るらしいのですが直ぐには無理だと言われて」
ファリム
「そういう事ねなら任せておきなさい」

「責任を持って護り抜いてみせよう」
センリ
「助かりますでは急いで森へ向かいましょう」
リーム
「あっちです」
ナタリア
「ええ」
ミューズ
「はい」
ファリム
「ええ」

「うむ」



ナタリア
「此処が忘却の森ですか」
ミューズ
「確かに方向感覚が狂いますね特殊な力を感じます」
センリ
「此処を抜けられれば港は目の前です何としても突破しましょう」
リーム
「時間は待ってくれませんから」
ファリム
「そうね急ぐわよ」

「うむ行くぞ」



ナタリア
「今何処に居ますの」
ミューズ
「分かりませんね前には進めているようですが」
センリ
「何でも抜ける為の目印があるらしいですよ」
リーム
「其れを見付けられれば抜けられると思いますが」
ファリム
「目印ねぇ此処までに何かあったかしら」

「そういえば茸の生えた木がなかったか」
ナタリア
「この周囲には…ありますわね」
ミューズ
「この茸を目印にすれば良いのでしょうか」
ファリム
「この茸石みたいに硬いわよ何なのかしら」

「珍しい品種ではないのか」
センリ
「恐らくストーンマッシュでしょう特殊な調理をしないと食べられない珍味です」
リーム
「限られた人にしか扱えないものですよ」
ナタリア
「御詳しいのですね」
ミューズ
「御二人は結構な身分の方ですよね違いますか」
センリ
「正確に言うと僕は貴族でリームは平民の家なんです」
ファリム
「詰まり禁じられた恋とかそういうもんかしら」

「ほう中々熱い話だな」
センリ
「ええそうです彼女は生まれ付きの病で苦しんでいる」
リーム
「センリは私の為に手を尽くしてくれているんです」
ナタリア
「素晴らしい愛ですわね美しいですわ」
ミューズ
「詰まり今回のは逃避行という事ですか」
センリ
「はい」
リーム
「私達の家族は反対していて仕方なくなんです」
ファリム
「あんた達は充分偉いわよ愛を貫くなんて立派じゃない」

「追っ手も想定しているようだな」
センリ
「はいだからこそこのルートを選択したんです」
リーム
「此処を通れば追っ手から時間を稼ぐには充分なので」
ナタリア
「なら尚更護らないといけませんわね早く進みますわよ」
ミューズ
「ええ稼げるとはいえ何れ追い付かれるかもしれませんから」
センリ
「そうですね行きましょう」
リーム
「目印を辿って行けば出口は見える筈です」
ファリム
「そうね行くわよ」

「うむ早々に抜けるぞ」



ナタリア
「もう少しですわよ」
ミューズ
「出口が見えましたよ」
センリ
「やっとか」
リーム
「もう安心ですね」
ファリム
「でも其の前に相手が居るわよ」

「上だ!!」
魔物
「グゥゥゥゥゥゥ…」
ナタリア
「出ましたわね此処は通してもらいますわよ」
ミューズ
「ええ美しい二人の未来を閉ざさせたりはしませんよ」
ファリム
「かるーく捻ってやるわ覚悟しなさいよ」

「二人は下がっていろ」
センリ
「は、はい」
リーム
「負けないで下さいね」
ナタリア
「ええ、派手に行きますわ」
ミューズ
「貴族だからって甘く見ないで頂きます」
ファリム
「覚悟しなさいよ」

「行くぞ!!」



ナタリア
「結構強いですわね」
ミューズ
「攻撃範囲が広いと来ますか厄介ですね」
ファリム
「こっちは遠近二人ずつ攻めは問題無いんだけど」

「面倒だミューズ一気に仕留めに掛かるぞ」
ナタリア
「援護は任せて下さい」
ミューズ
「分かりました遠慮はしませんよ」
ファリム
「動きぐらいは止めといてやるわ」

「うむ、では行くぞ!はあっ!」

「真紅に盛る情熱の刃よ!刻め!イノセントエッジ!燃えろ!」
魔物
「グゥゥゥゥゥ…」

「未だ終わらん!アクセル解放!ハイスピードジルバ!」

「遠慮はせんぞ!決めてやる!絶空斬!無影刃!!」
ミューズ
「優雅に参りましょう、ふうっ!!」
ミューズ
「氷結せよ、美しきシシリエンヌを刻みなさい、さよならですよ!!」
魔物
「グゥゥゥゥゥゥ…」
ミューズ
「続けて行きます、アクセル解放!ノーブルテンプテーション!」
ミューズ
「蛇影瞬針!!」
ミューズ
「吹き上がれ水よ!氷結!優雅なるカスタ・ディーバを刻みなさい!一閃!!」
ミューズ
「勝てない勝負はするものではありませんよ」
魔物
「グァァァァァァァァ!!!!!」



ナタリア
「出口ですわよ」
ミューズ
「ええ港は目の前です」
センリ
「感謝します」
リーム
「やっとですね」
ファリム
「急ぐわよ」

「うむ」



センリ
「では皆さん今回は本当に感謝します」
リーム
「私達はきっと幸せになってみせますから」
ナタリア
「ええ彼女の事を大切にするのですわよ」
ミューズ
「又会えると良いですね」
ファリム
「二人の子供も楽しみね」

「うむ元気でやるのだぞ」
センリ
「はいでは此れで感謝しますさようなら」
リーム
「御元気で」
ナタリア
「ふふっ、少し羨ましいですわね」
ミューズ
「愛の逃避行其れは美しくも悲しい幻想的な響きですから」
ファリム
「ま、二人は本当に幸せそうだから良かったわよ」

「正しいかどうかなんて私達が決める事ではないからな」
ナタリア
「ええそうですわね」
ミューズ
「では帰りますか」
ファリム
「そうね所謂一つの愛ってやつも見れたし」

「うむ帰還するぞ」


こうして任務完了
本当に正しいかなんて分からない
でも此れも一つの愛の形であるという事ですね
イナルナが交渉をしている頃


ヴェイグ
「今回の依頼は幻の土地を探してくれだったか」
ミヤ
「幻の土地ってどんな場所なのかな」

「知りませんよそもそも定義が曖昧ではないですか」

「そんな土地があるのなら一度拝んでみたいものだけど」
ヴェイグ
「確か添付されていた資料だとこの先だという事だが」
ミヤ
「この先って滝壷だよね本当なのかな」

「こんな嘘臭い依頼に付き合う程私は暇ではないのですが」

「だよねぇー嘘だったら時間返せって文句言ってやりたいよ」
ヴェイグ
「御前達二人は怠けるな」
ミヤ
「やる時はやるんだけど普段があれだもんね」

「面倒ですさっさと終わらせたいんですよ」

「仕事なら真面目にしてるのにね」
ヴェイグ
「駄目だこいつ等…早く何とかしないと…」
ミヤ
「はは、ヴェイグも諦めた」

「仕事をしているのに文句を言われる筋合いはありませんね」

「そうだよね働いてるだけマシじゃん」
ヴェイグ
「気が重くなって来たなさっさと進むぞ」
ミヤ
「はーい」

「はい」

「はいよー」



ヴェイグ
「本当に滝壷だな何かあるようにも見えんが」
ミヤ
「うーんまさか滝壷に飛び込めとか言わないよね」

「この激流に飛び込むなんて無謀ですが」

「遠回しに死ねってか」
ヴェイグ
「兎に角何か無いか探すぞ」
ミヤ
「了解」

「肉体労働なんて疲れるだけですよ」

「神様なのにニートみたいだよね」



ヴェイグ
「駄目だな何も無い」
ミヤ
「本当に嘘なのかと思えるね」

「もう働いたら負けで宜しいかと」

「物凄いニート発言してるよこの神様」
ヴェイグ
「矢張り滝壷に飛び込むか」
ミヤ
「其れしか選択肢無さそうだもんね」

「本気と書いてマジですか」

「流石に其れはねぇ」
ヴェイグ
「だが滝壷の向こうに何かが見える可能性に懸けるだけの話だ」
ミヤ
「んー…本当だ何か見えるよ」

「仕方ありませんね従うだけですよ」

「諦めたか」
ヴェイグ
「良し、行くぞはあっ!!」
ミヤ
「そいやーっ!!」

「はっ!!」

「せりゃ!!」



ヴェイグ
「此処は…」
ミヤ
「本当に別の場所があるよ何なのかな」

「死ななかっただけ良いですよ」

「実は天国だったりして」
ヴェイグ
「兎に角少し調べてみるか」
ミヤ
「だね此処がどんな場所かも気になるし」

「空気が妙ですね何だと言うのでしょう」

「命?」

「いえ今行きます」

「へーい」



ヴェイグ
「甘い匂いがするな」
ミヤ
「違う…」

「ええ…この匂いは…」

「何か分かるの」
ヴェイグ
「足元の花からの匂いか」
ミヤ
「足元の花は麻薬だよ其れも超強力なやつ」

「ええこの花をから作られるメフィスティスという麻薬の原料です」

「マジっすか何でそんな花があるの」
ヴェイグ
「匂いだけなら普通の花だが」
ミヤ
「匂いだけなら中毒にはならないでも薬にしたら一つで廃人になる」

「然もこの花は危険過ぎる為過去に意図的に絶滅させられた品種ですよ」

「おっかないねぇーそんなやっばいブツがあるなんて」
ヴェイグ
「この土地にある植物や水には何かあるのか」
ミヤ
「水も相当な危険を含んでるね間違って飲んだら精神を破壊される」

「触れるだけなら害はありませんですが体に入る事は死を意味するのと同義です」

「ひえぇー…シャレにならないよ」
ヴェイグ
「この土地の事を報告する訳には行かないな」
ミヤ
「うん人が足を踏み入れたら世界レベルの事態に発展する」

「いっその事花だけでも焼き払ってしまいますか」

「水は如何するの」
ヴェイグ
「人が踏み入らない為にも帰ってイナルナに相談するべきだろう」
ミヤ
「そうだねこんな危険な場所を知られたら本気でやばいよ」

「ええ人の手に余るとはこの事ですよ」

「結局此処は何なのかな」

知りたいか

ヴェイグ
「誰だ!?」
少年
「此処は僕が作り出した理想郷邪魔はさせないよ」
ミヤ
「理想郷ってキミ何者なの」
少年
「僕かい?僕はこの地を支配する存在だよ」

「貴方は人ではありませんね穢れいえ、正確には怨霊でしょう」
少年
「おや流石は神様だね鋭いや」

「この花とか水はどういう事なの」
少年
「向こうの世界からの贈り物さ」
ヴェイグ
「此処に人を入れたら危険だが」
少年
「此処に人は入れないよ君達は入り口を見付けてしまったけどね」
ミヤ
「怨霊のキミの目的は外に出る事そうだよね」
少年
「気付いてたかなら仕方ないね此処で朽ち果ててもらおうか」

「貴方は私が浄化して差し上げます覚悟は宜しいですか」
少年
「僕は人に復讐を果たす最初は君達からだ」

「はっ、ざけんじゃないわよ寝言は寝て言うのね」
少年
「はははっ、死ね」



ヴェイグ
「くっ、何て力だ」
ミヤ
「こいつは怨霊の中でも相当な力だよ想定外かな」

「面倒だなんて言っていられないのですよ貴方を外へ出したらどうなるか」

「珍しく命が本気になってる」
怨霊
「さて、どうやって始末してあげようかな」
ヴェイグ
「くっ」
ミヤ
「仕方ないね命リンクするよ」

「分かりました個人より協力して戦うべきです」

「あたし達が抑えるから確り頼むよ」
ヴェイグ
「行くぞ!!」

「覚悟しな!!」
ミヤ
「万物は流転する、風よ踊れ!シェイバーエッジ!」

「行きますよ!!」
二人
「光の風よ穢れを祓え!ジャッジメントカッター!」
ミヤ
「うふふ、簡単にはさせないから行くよ!!」

「覚悟を決めなさい」
ミヤ
「万象の風よ、汝が生まれるは大いなる星の海、悠久の闇に一筋の希望あり…」

「星は闇を駆け抜け一筋の閃光となる、始祖の大宇宙に始まりの嵐あり」
二人
「星の光よ、大宇宙の星嵐となりて全てを滅せよ!ユニバースハリケーン!!」
怨霊
「嘘だ!?うわああああああっ!!!!!」



ヴェイグ
「やったか」
ミヤ
「命やって」

「はい」

「さっさと成仏するのね」
怨霊
「僕を消しても全てが終わる訳じゃない勝手にしろ」

「分かりましたでは安らかに眠りなさい」

「大いなる御魂よ汝が役目に終わりあらん事を浄化の光に来世あれ…」
怨霊
「やっと眠れるのか…」
ヴェイグ
「終わったか」
ミヤ
「あの子も安らかに眠れると良いね」

「ですが怨霊は世界に存在しています結局は心次第、でしょうね」

「幽霊の心、か成仏しなきゃいけない怨霊と普通の幽霊の違いねぇ」
ヴェイグ
「兎に角帰るぞイナルナに伝えておかねばな」
ミヤ
「そうだねこの世界の危険を考えたら知られないようにしなきゃ」

「ええ人の手に余るものを放置するのは危険を招きますから」

「だね結果は人の心次第かな」
ヴェイグ
「良し、帰るぞ」
ミヤ
「うん」

「はい」

「はいよ」


こうして任務完了
この地の事は風化させる事に
報告では上手い事誤魔化しておきましたよ

女王の御仕事

本日はと言えば


イナルナ
「うーん」
ミラ
「む、イナルナ何か悩み事か」
イナルナ
「ん、ああ最近の新しい事を少しね」
ミラ
「新しい事か何か始める積もりか」
イナルナ
「ええ其の積もりなんだけど」
ミラ
「何か具体的には決まっているのか」
イナルナ
「一応新しく何かを誘致しようとは思ってるんだけど」
ミラ
「ほう確かにこの国は様々揃っているが未だ足りないか」
イナルナ
「そうだならあれを使おうかしら」
ミラ
「ほう何か浮かんだようだな」
イナルナ
「直ぐにでも話を付けに行くわこうしちゃいられないっと」
ミラ
「ふふ、相変わらず騒々しい姫だな」



イナルナ
「揃ったわね」
リーガル
「何をするのだ話が見えないのだが」
アンナ
「あたし達を集めたからには仕事なのよね」
柚子里
「良く分からないけど力になれるのかしら」
イナルナ
「今から交渉と視察に行くのよ新しい誘致のね」
リーガル
「誘致とな何か外から招こうと言うのか」
イナルナ
「ええ建物と土地は既に確保出来てるから話を纏めるだけよ」
アンナ
「楽しそうね一枚噛ませて貰うわ」
イナルナ
「今回行くのは前にケイナが当てた温泉の土地とある建物ね」
柚子里
「温泉の土地って契約は完了してるんでしょ」
イナルナ
「温泉はこっちのものだけど管理人が居るからそっちにね」
リーガル
「ふむ悪くは無さそうだ我がレザレノに協力出来る事なら喜んで力になるぞ」
イナルナ
「ええ頼むわね」
アンナ
「まあ御金になりそうだし良いかもしれないわね」
イナルナ
「国益の為だし積極的にね」
柚子里
「だから私も呼ばれたのね納得」
イナルナ
「早速行くわよ」
リーガル
「承知した」
アンナ
「楽しみね」
柚子里
「まあ力にはなれるかしらね」



イナルナ
「失礼します」
家主
「ああ、女王様何か御用ですか」
イナルナ
「確かこの建物を手放すって国に申請していましたよね」
家主
「ええ実家が別の国なのでそろそろ潮時かなと」
イナルナ
「其処で相談なんですけど所持している絵画等を譲って頂けませんか」
家主
「絵画等ですか詰まり芸術品を譲って欲しいと」
イナルナ
「はい」
家主
「ふむ若しかして美術館を計画しているのですか」
イナルナ
「そうですが」
家主
「なら譲る分には構いませんよ」
イナルナ
「助かります」
家主
「折角なので管理は私が引き受けても構わないのですが」
イナルナ
「良いんですか」
家主
「元々家族をこの国に招く積もりでしたので」
イナルナ
「なら頼みます」
家主
「畏まりました一応美術品のチェックだけ済ませて下さい」
イナルナ
「はい三人も頼むわね」
リーガル
「承知した」
アンナ
「目利きは任せておいてね」
柚子里
「ま、伊達に眼は肥えてないわよ」
イナルナ
「取り敢えず計画に関する説明をするので」
家主
「畏まりました」
イナルナ
「三人は美術品を見て来て」
リーガル
「分かった」
アンナ
「話は纏めておくのよ」
柚子里
「確りやるのよ」
イナルナ
「では此方で」
家主
「はい」



リーガル
「ふむ状態は良好だな」
アンナ
「この絵画は本物みたいね価値からしたら数百万ぐらいになるかしら」
柚子里
「流石はアンナね」
リーガル
「こっちの彫刻は価値にして五・六百万程度かこの家主は収集家なのだろう」
アンナ
「こっちのは価値で言えば一千万は固いわね相当な資産があったのね」
柚子里
「この彫刻も世界的に有名な作品よね本当に凄い人ね」



イナルナ
「では捺印を」
家主
「はい」
イナルナ
「では管理人としての収入の一部を維持費に回す事で良いですね」
家主
「構いませんよ元々使い切れない程の資産ですから」
イナルナ
「この建物は改装して美術館にするので引越しが完了したら連絡を」
家主
「畏まりました来月には完了すると思いますので」
イナルナ
「畏まりました」
リーガル
「チェックは終えたぞ」
アンナ
「品はどれも良好で問題無いわ」
柚子里
「他にも外から品を招くのよね」
イナルナ
「ええ其れは後程募るわ」
家主
「では私は引越し前に終えなくてはいけない事があるので」
イナルナ
「はいでは今後とも宜しく御願いします」
家主
「はい」
イナルナ
「さて次に行くわよ」
リーガル
「了解だ」
アンナ
「はーい」
柚子里
「はいはい」
家主
「美術館か私も国に恩返ししないといけませんね」
家主
「管理人としての仕事は慣れているので問題無いかな」
家主
「さて引越しの準備を進めないと」



イナルナ
「次は此処ね」
リーガル
「此れがケイナが当てたという温泉か」
アンナ
「気持ち良さそうね此処では何をするの」
柚子里
「此処って農村部よね」
イナルナ
「まあ直ぐに分かるわよ」
イナルナ
「すみませーん」
管理人
「おや女王様何か御用ですか」
イナルナ
「実は…」



管理人
「成る程この温泉を利用した宿泊施設ですか」
イナルナ
「はい近くに源泉があって今の建物を其のまま利用しようかと」
管理人
「今のって此処をですか」
イナルナ
「此処は元々宿泊施設なので改装するだけで使えますから」
管理人
「ふむ確かに元々は旅館でしたね私も家族と住んでいますが部屋が多いので」
イナルナ
「この建物を買い取らせてこの国にも誘致しようと考えていて」
管理人
「分かりましたなら構いませんよ」
イナルナ
「助かります」
管理人
「いえ元々私の住んでいた家も残っていますから」
イナルナ
「そっちの家は状態の方は」
管理人
「娘が暮らしていますよ久しぶりに家族全員一つ屋根の下に戻ります」
イナルナ
「分かりましたでは話が纏まるまでは管理人を続けて頂けますか」
管理人
「畏まりました決まったら連絡を頂ければ何時でも構いませんよ」
イナルナ
「はい分かりました」
管理人
「建物の状態等もチェックして貰えますか万が一もありますから」
イナルナ
「分かりました三人とも頼むわね」
リーガル
「承知した」
アンナ
「はーい」
柚子里
「はーい」
イナルナ
「では計画の説明をするので」
管理人
「はい」



リーガル
「元々は旅館だっただけはあるな建築技術の高さが窺える」
アンナ
「そうね和風建築だけど基礎から確りしてて凄いわ」
柚子里
「旅館を誘致するからには本気なのね」
リーガル
「イナルナも国益を考えられる程度には落ち着いて来たという事か」
アンナ
「彼女相当な働き者よね」
柚子里
「私でもあそこまで仕事が出来る自信は無いわね」



イナルナ
「では話が決まったら連絡しますね」
管理人
「はい分かりました」
イナルナ
「では何かありましたら連絡を下さいね」
管理人
「畏まりました」
イナルナ
「さてっと帰るわよ」
リーガル
「うむ」
アンナ
「はーい」
柚子里
「ええ」
管理人
「やっぱり女王様なんですね立派なものです」
管理人
「あんなに若いのに仕事をしているのも素質でしょうね」
管理人
「さて娘にも連絡しておきますか」


こうして話は纏まった
美術館と旅館の誘致は成功するのか
今後に期待ですね
戦闘開始です


覚悟のクロエ
「行くぞ!!」
リオン
「遠慮はしない!!」
シェリア
「派手に行くわよ!!」
ニノ
「あたしの魔法見せてあげるんだから!!」
捺菜
「美しく行くからね!!」
覚悟のクロエ
「はっ!其処だ!貰った!逃がさん!」(体力後170000)
リオン
「其処か!刻め!散れ!」
シェリア
「其処よ!踊れ!無限の剣閃!」
ニノ
「真紅の焔、墜走!ファイアショット!」
捺菜
「蒼影剣!崩風斬!閃破螺旋斬!」
覚悟のクロエ
「はっ!甘い!受けよ!其処だ!」(体力後164321)
リオン
「甘い!刻め!見切れるか!」
シェリア
「聖なる意志に惑え!煌け閃剣!ディヴァインセイバー!」
ニノ
「紅の槍よ吼えろ!ブレイズランス!」
捺菜
「砕迅風!裂蒼剣!神影蒼風刃!」
覚悟のクロエ
「はっ!如何した!まだまだ!逃がすか!」(体力後158731)
リオン
「吼えろ!爆砕!グランドダッシャー!」
シェリア
「甘いわ!更に!降り注げ!」
ニノ
「猛りの紅に心酔せよ!サタンフレイム!」
捺菜
「刹風震!聖影震!霊風空破!」
覚悟のクロエ
「はっ!其処か!更に!貰った!」(体力後152796)
リオン
「甘いぞ!其処か!散れ!」
シェリア
「天より振り落ちる断罪の雷!轟け!インディグネイション!」
ニノ
「突き抜けろ、紅蓮の覇王よ!ヴァルムバースト!」
捺菜
「聖神剣!神風斬牙!無影旋風!」
覚悟のクロエ
「はっ!逃がさん!刻め!痺れろ!」(体力後146327)
リオン
「覚悟は出来たか!散れ!デモンズランス!」
シェリア
「其処!更に!凍て付く驟雨!」
ニノ
「絶対なる神雷の覇王よ!ミョルニルプレス!」
捺菜
「閃風震!凛牙風!神魔霊震!」
覚悟のクロエ
「はっ!受けろ!刻め!此れでもか!」(体力後140324)
リオン
「其の程度か!刻め!見切れるか!」
シェリア
「逃がさない!水よ!光の洗礼!」
ニノ
「真紅の嵐よ天地を焦がせ!スカーレットサイクロン!」
捺菜
「蒼連牙!砕天風!無影疾剣!」
覚悟のクロエ
「はっ!喰らえ!甘い!貰った!」(体力後134851)
リオン
「全てを飲み込む深淵よ!開け!ブラックホール!」
シェリア
「行くわよ!逃がさない!受けなさい!」
ニノ
「天地に焦がれる真紅の抱擁!スカーレットグリップ!」
捺菜
「螺旋蒼!旋天襲!無風連襲!」
覚悟のクロエ
「はっ!其処か!更に!逃がさん!」(体力後128649)
リオン
「其の程度か!逃がすか!退け!」
シェリア
「大地を蹂躙する洗礼!滅せよ!ヴァーチュアスレイ!」
ニノ
「紅の剣よ優雅に舞え!フレイムバイト!」
捺菜
「震砕刃!蒼空閃!天翔裂震剣!」
覚悟のクロエ
「はっ!甘い!逃がさん!更に!」(体力後122157)
リオン
「如何した!逃がすか!見切れるか!」
シェリア
「其処!刻め!七色の洗礼!」
ニノ
「猛る焔の紅蓮光!フェニックスレイ!」
捺菜
「美影剣!双牙疾風!凛命光風!」
覚悟のクロエ
「はっ!甘い!其の程度か!逃がすか!」(体力後116523)
リオン
「やるな!其処か!其れで本気か!」
シェリア
「煌け!閃雷の翼!ライトニングブラスター!」
ニノ
「焔の魔人よ薙ぎ払え!イフリートダンス!」
捺菜
「絶震襲!命風砕牙!霧神覇影襲!」
覚悟のクロエ
「はっ!甘い!逃がすか!更に!」(体力後110574)
リオン
「其の程度か!貫け!デモンズランス!」
シェリア
「其処!更に!光の断罪!」
ニノ
「焔の女王よ美しく踊れ!カルナックタンゴ!」
捺菜
「魔風斬!輝影閃!疾駆波紋剣!」
覚悟のクロエ
「はっ!更に!逃がすか!まだまだ!」(体力後104972)
リオン
「甘いぞ!刻め!其処か!」
シェリア
「大いなる神雷の叫びよ!唸れ!インディグネイション!」
ニノ
「焔の巨人の揺れる真実!リクイドフレイム!」
捺菜
「狼風剣!霊冥無影震!紅風旋破!」
覚悟のクロエ
「はっ!其の程度か!刻め!逃がさん!」(体力後98212)
リオン
「やるな!逃がすか!其の程度か!」
シェリア
「踊れ!更に!虹の断罪!」
ニノ
「燃える世界に刹那の円舞!ワルツロール!」
捺菜
「連風震!竜影風刃!命影蒼破斬!」
覚悟のクロエ
「はっ!逃がすか!散れ!痺れろ!」(体力後92145)
リオン
「吼えろ!爆裂の大地!グランドダッシャー!」
シェリア
「聖なる剣よ断罪の意志と共に!轟け!ディヴァインセイバー!」
ニノ
「焔の閃光一矢の嵐!ブラストレイン!」
捺菜
「霊影斬!翔竜牙!破斬風!」
覚悟のクロエ
「はっ!受けろ!逃がすか!刻め!」(体力後86217)
リオン
「其の程度か!目障りだ!消えろ!」
シェリア
「させない!水よ!凍て付く洗礼!」
ニノ
「紅蓮の悪鬼よ無邪気に叫べ!ナイトメアノヴァ!」
捺菜
「霊王剣!螺旋空震!無影吼刃!」
覚悟のクロエ
「はっ!其処か!更に!刻め!」(体力後80214)
リオン
「潰れろ!巨岩の怒りにな!プレス!」
シェリア
「閃光の波よ大地を駆け抜けよ!ヴァーチュアスレイ!!」
ニノ
「紅蓮の意志よ断罪の剣となれ!ノヴァセイバー!」
捺菜
「竜影砕!風牙翔!命葬刃!」
覚悟のクロエ
「はっ!やるな!更に!逃がさん!」(体力後74680)
リオン
「甘い!目障りだ!其れで本気か!」
シェリア
「落ちよ!一閃!リリジャス!」
ニノ
「宙に飛来せし真紅の新星!ノヴァコメット!」
捺菜
「蒼破斬!竜牙旋空!竜爪蒼旋斬!」
覚悟のクロエ
「はっ!甘い!其の程度か!痺れろ!」(体力後68213)
リオン
「覚悟は出来たか!散れ!デモンズランス!」
シェリア
「させない!踊れ!光の洗礼!」
ニノ
「全てを破滅へ導く真紅の星よ!メテオゲイザー!」
捺菜
「竜蒼斬!蒼竜天雷斬!蒼破裂旋刃!」
覚悟のクロエ
「はっ!更に!逃がさん!受けよ!」(体力後62197)
リオン
「させん!刻め!散れ!」
シェリア
「神雷の叫びを聞け!天空の憤激よ!インディグネイション!」
ニノ
「焔の旋風天空を焦がせ!クリムゾンテンペスト!」
捺菜
「蒼牙旋!旋聖刃!霊神蒼破旋!」
覚悟のクロエ
「はっ!喰らえ!更に!其処か!」(体力後56379)
リオン
「落ちよ!破滅の巨石!プレス!」
シェリア
「其処よ!させない!凍て付く雨よ!」
ニノ
「渦巻く焔の裂走!スパイラルノヴァ!」
捺菜
「蒼旋襲!空襲旋!竜影幻空斬!」
覚悟のクロエ
「はっ!させん!受けろ!逃がすか!」(体力後50346)
リオン
「其れで本気か!目障りだ!刻め!」
シェリア
「聖なる意志よ断罪の剣となりて煌け!粛清を!ディヴァインセイバー!」
ニノ
「全てを焦がす灼熱の影よ!スプレッドフレア!」
捺菜
「螺旋爪!旋影爪牙!陽炎爪刃!」
覚悟のクロエ
「はっ!やるな!まだまだ!逃がさん!」(体力後44378)
リオン
「全てを飲み込む虚空の深淵!開け!ブラックホール!」
シェリア
「閃雷の翼よ羽ばたけ!雷影!ライトニングブラスター!」
ニノ
「真紅の星よ天より落ちて大地焦がせ!スカーレットコメット!」
捺菜
「爪影斬!旋震爪!竜刃裂空破!」
覚悟のクロエ
「はっ!やるな!甘い!逃がさん!」(体力後38291)
リオン
「刻め!其処か!逃がさん!」
シェリア
「させない!受けなさい!無限の閃光!」
ニノ
「焔の星よ汝が影に心燃える事叶わず!マーズレイ!」
捺菜
「竜影爪!旋空爪牙斬!竜旋絶震衝!」
覚悟のクロエ
「はっ!ふっ!更に!此れでもか!」(体力後32045)
リオン
「甘い!逃がすか!デモンズランス!」
シェリア
「神雷の怒りに心震えよ!叫べ!インディグネイション!」
ニノ
「銀河を駆ける超新星!レイジングノヴァ!」
捺菜
「命爪剣!竜影絶牙砕!裂牙絶風!」
覚悟のクロエ
「はっ!やるな!まだまだ!逃がさん!」(体力後26914)
リオン
「甘い!吼えろ!グランドダッシャー!」
シェリア
「させないわ!煌け!ヴァーチュアスレイ!」
ニノ
「天地を焦がす熱風よ!フレアサイクロン!」
捺菜
「猛風剣!絶風双刃!空襲絶影斬!」
覚悟のクロエ
「はっ!行くぞ!甘い!其の程度か!」(体力後20367)
リオン
「刻め!其処か!見切れるか!」
シェリア
「受けなさい!踊れ!凍て付く洗礼!」
ニノ
「真紅の暴風蹂躙せしは怒涛の暴君!テンペストフレア!」
捺菜
「竜襲剣!命影旋空!聖風裂破!」
覚悟のクロエ
「私の本気、見るが良い」
覚悟のクロエ
「大いなる海よ、汝が先に何を見る刹那に刻むは蒼き覇王…全ての光を滅さん」
覚悟のクロエ
「荒ぶる海を鎮める剣よ…終わりだ、蒼覇断滅剣!!」
リオン
「ぬうっ!?」
シェリア
「流石に此れは…」
覚悟のクロエ
「我が剣に永遠を捧げよ」(体力後14031)
捺菜
「一気に逆転を狙うよ!やあっ!」
捺菜
「疾風の如く駆け抜ける刃よ!決める!疾風走華斬!!」
覚悟のクロエ
「ぬうっ!?」(体力後7039)
ニノ
「終わらせるんだから!やあっ!」
ニノ
「全てを焦がす業火の理よ、汝が焔に永遠と終焉を…叫べ!フォルブレイズ!!」
覚悟のクロエ
「うわああああああっ!!!!!」



リオン
「全くやってくれるな」
覚悟のクロエ
「そっちこそな」
シェリア
「でも少しは頭も柔らかくなったかしら」
覚悟のクロエ
「そうだな無駄に憎しみを溢れさせたりはしないさ」
ニノ
「余り溜め込んだら駄目だよ」
覚悟のクロエ
「ああ分かってる」
捺菜
「なら安心だね」
覚悟のクロエ
「私はもう行くよさらばだ」

バシュン!!

リオン
「あいつも思う所があるのだろうな」
シェリア
「そうねでももう悩まないわよ」
ニノ
「そうだねあたし達も力になってあげなきゃ」
捺菜
「うん私達も力になるよ」
リオン
「さて先に進むか」
シェリア
「もう少し進んだら戻るわよ」
ニノ
「はーい」
捺菜
「じゃあ行こうか」


次のボスを御期待下さい
久々に陰と陽の洞窟です


リオン
「此処は相変わらず分からんなどうなっている」
シェリア
「そうね魔物の仕組みとかルールの事とか詳しく知らないわよ」
ニノ
「でも特訓としては最適だよあたしでもキツイぐらいだし」
捺菜
「うーんでも結局は人知の域を越えてるって感じるけど」
リオン
「全くだライラの仙道自体人知の域を逸脱しているからな」
シェリア
「悪い人じゃないのが救いよね」
ニノ
「勉強にもなるよね魔物の特性とかも利用するから」
捺菜
「確かにね魔物を知れば此処の戦いは格段に楽になるよ」
リオン
「知識を力にするか正に力と知恵を使う事其のままだ」
シェリア
「力と知恵って正反対だけど合わせる事で最大限の力を発揮するわよね」
ニノ
「後勇気も大切だよ」
捺菜
「勇気かぁー如何しても不利ならルールを破るのも勇気だね」
リオン
「制約が課せられるとはいえルールを意図的に破る事で有利にもなるからな」
シェリア
「そういう頭を使う特訓って簡単そうで難しいものよね」
ニノ
「あえて意図的にルールを破って戦局を変えるのも手段だよね」
捺菜
「賢いねーニノはこう見えて頭は良いんだよやっぱりさ」
リオン
「そうだなニノは意外と頭脳派な一面を時折覗かせている」
シェリア
「才能はあるって事なのね」
ニノ
「そんな事無いよ」
捺菜
「謙遜する辺りは大物の証拠かもね」
リオン
「其れより此処のルールだが」
シェリア
「此処は回復40%↑と金属性禁止と術技縛りね」
ニノ
「術技縛りは少し厳しいかも」
捺菜
「まあ神経を張っておけば何とかなるよ其のまま行こう」
リオン
「分かった」
シェリア
「気を付けなきゃ」
ニノ
「あれ誰か居るよ」
捺菜
「あれってクロエだよね」
リオン
「気を付けろ只のクロエではない」
クロエ?
「む、此処まで来たか腕は本物のようだな」
シェリア
「貴女クロエなの其れとも別の何かかしら」
覚悟のクロエ
「私の名前は覚悟のクロエ後は言わずとも分かるな」
ニノ
「思念体だね」
覚悟のクロエ
「そうだ」
捺菜
「覚悟のクロエって事はやっぱり何かを決意してるんだよね」
覚悟のクロエ
「如何にも私の背負う覚悟は生易しいものではない」
リオン
「そうかなら言うまでも無い」
覚悟のクロエ
「御前達に問いたい構わないか」
シェリア
「まあ答えられる範囲でなら」
覚悟のクロエ
「そうかならば問おう覚悟とは何かを」
ニノ
「覚悟とは何か…」
覚悟のクロエ
「そうだ覚悟を決める事の重さ知らぬ訳ではなかろう」
捺菜
「そうだね良いよ答えてあげる」
覚悟のクロエ
「ならば若し目の前で残虐非道な行いが発生しても見過ごせるか」
リオン
「見逃せば次がある僕は傷を負わせてでも捕らえるが」
覚悟のクロエ
「では目の前で大切な人を殺されて感情を抑えられるか」
シェリア
「普通なら無理よねでも生き残ったのが子供なら理解なんか出来ないわ」
覚悟のクロエ
「私は目の前で両親を殺された何もかもを奪われた其れでも生きている」
ニノ
「其れはあたしも同じだよ顔も知らない親の事を少し聞いただけ」
覚悟のクロエ
「ならば殺した相手を殺したい程憎むか」
捺菜
「普通なら憎しみに支配されるよねでも其れは無意味なんだよ」
覚悟のクロエ
「ならば目の前で大切なものを奪って行った人間を許すのか」
リオン
「許すかどうかは法が決める事だ一個人に裁きを下す権利等無い」
覚悟のクロエ
「ならば殺した相手が権力を使い罪を無かった事にしたら其れでも許すのか」
シェリア
「そんな事出来たら世の中無法の世界になるわよ権力にそんな使い道は…」
覚悟のクロエ
「残された人間には復讐しか残らない自らを戒め修羅となるんだ」
ニノ
「あたしは殺人を容認したりしないでも罪を消す事は殺人よりも酷い事だよ」
覚悟のクロエ
「罪を犯した人間がのうのうと生きている其れを知っても感情を抑えられるか」
捺菜
「そんなの無理な話だよでも其の人を殺したら結局は同じ穴の狢なんだよ」
覚悟のクロエ
「遺族の憎しみは何処へぶつければ良いのかそんな世の中をどう思う」
リオン
「そうだな罪を無かった事に出来るなら其れこそが悪になるそう思うが」
覚悟のクロエ
「口先では罪だのケジメだの何とでも言える本当に裁かれてこその言葉だ」
シェリア
「そうね口先では何とでも言える其れを権力で護るなんてあってはならない」
覚悟のクロエ
「和解しても罪が消える事は無い其れでも裁かれないのなら如何する」
ニノ
「其れは本当の意味で不条理で理不尽な事だよ笑顔でなんてあったら駄目」
覚悟のクロエ
「罪を犯すからには相応の覚悟が必要だ覚悟は口先だけなら安いもの」
捺菜
「罪を犯す事は正義を貫く事だよ正義とは鏡だからね」
覚悟のクロエ
「そうだ自らにとっては正義でも鏡に映る姿は悪だという事を知る必要もある」
リオン
「鏡とは左右対称だ右手の罪は左手の正義として映る」
覚悟のクロエ
「本当の悪は己自身だという事だ正義と悪は紙一重の表裏一体だ」
シェリア
「そうね鏡とは真実を映すもの其処に映る姿こそが真実なのよ」
覚悟のクロエ
「罪を犯せばもう逃げる事なんか出来ない永遠に己に付き纏い続ける」
ニノ
「罪を犯すのにも理由がある私怨での人殺しは正義なんかじゃないよ」
覚悟のクロエ
「そうだ正義とは信念であり心でもある私怨なら其れは只の衝動に過ぎん」
捺菜
「どんなに憎くても私怨で人を殺したら殺人として成立する違うかな」
覚悟のクロエ
「其の通りだ正義と私怨は違うどちらも罪であり別物であるという事だ」
リオン
「真の正義とは相手を知っていても尚貫き通す事だ曲がらない心だな」
覚悟のクロエ
「自分にとっては正義でも相手にとっては悪かもしれない其れでも貫くか」
シェリア
「世の中に絶対なんか無いわ善悪の秤だって人個人で異なるのよ」
覚悟のクロエ
「罪は秤で計る事なんか出来ない全ての罪は結果として決まっている」
ニノ
「どんな理由でも罪を犯したのなら許されちゃいけないんだよだから法がある」
覚悟のクロエ
「そうだ法とは平等であり公平なもの其処に特別扱いは許されない」
捺菜
「権力を使って法を掻い潜るのもあるからね」
覚悟のクロエ
「掻い潜るだけなら未だマシだ帳消しにでもされれば其れこそ憤激となる」
リオン
「尤もだな掻い潜るのなら追い詰めれば良いだけの事だ」
覚悟のクロエ
「罪を権力を使い帳消しにする其れはどんな犯罪よりも理不尽で不条理だ」
シェリア
「そうね権力者が犯罪者を庇えば国家として大問題になる」
覚悟のクロエ
「国とは公正を司る存在だ罪を帳消しにすれば国民は黙っていない」
ニノ
「どんな酷い罪でも無かった事にされたら被害者はやり切れないからね」
覚悟のクロエ
「本当の覚悟とは真実を反映させる覆す事の出来ない真実だ」
捺菜
「そうだね目の前で起こった事を無視したら其れは殺人と変わらない」
覚悟のクロエ
「真実から眼を背ける事は罪と変わらない無かった事に等出来ないのだ」
リオン
「人生にリセットは無い一度起こった事をやり直す事は出来ないからな」
覚悟の
「そうだリセットの出来ない人生だからこそ眼を背けてはいけない」
シェリア
「結局権力に護られる事はリセットと変わらないのね」
覚悟のクロエ
「如何にも権力に護られる事は罪を消す事と同義だ」
ニノ
「行動には責任を持てそういう事だよね」
覚悟のクロエ
「そうだ」
捺菜
「責任を取れる人こそ本当の大人って事か」
覚悟のクロエ
「付き合わせてすまなかったな」
リオン
「気にするな御前らしい話ではあったがな」
覚悟のクロエ
「さて先に進みたいのだろう」
シェリア
「戦えって事ね」
覚悟のクロエ
「ああ私は優しくない手加減はしないぞ」
ニノ
「良いよ受けて立つから」
覚悟のクロエ
「構えろ始めるぞ」
捺菜
「うん私の剣見せてあげるんだから」
覚悟のクロエ
「いざ…参る!!」


戦闘開始
とある情報を得た為情報の場所へやって来ていた


アスベル
「この辺りだな情報の場所は」

「ええ何でも突然焼かれるような熱に襲われたとか」
リン
「焼かれるような熱って只事じゃないわよね」
クリシュナ
「ええ少なくとも何か大事ではないですか」
アスベル
「うーんでも騒ぎにはなってないよな」

「騒ぎになってないって事は大事じゃないのよね」
リン
「其れだけの事が騒ぎにならないのも妙な気がするけど」
クリシュナ
「ええ普通なら騒ぎになっている筈ですが」
アスベル
「詰まり自然現象じゃないとか」

「特殊な何かが有力かしら」
リン
「でも特殊な何かって何よ」
クリシュナ
「調べてみる価値はありそうですね」
アスベル
「なら調べるか行こう」

「そうね行くわよ」
リン
「ええ」
クリシュナ
「はい」



アスベル
「何も無いな」

「嘘なのかしら巧妙な感じもしないけど」
リン
「嘘なら依頼として成立しないわよ」
クリシュナ
「ええ少なくとも成立しているのなら本当の話です」
アスベル
「うーん何か無いのか」

「ヒントでもあれば楽なんだけど」
リン
「そんな簡単に行くのかしら」
クリシュナ
「でもこのままでは手詰まりですよ」
アスベル
「ん、何か光ってるぞ」

「砂に紛れて見難いけど此れ転送の魔法陣よ」
リン
「こんな砂漠の中に転送の魔法陣って何でかしら」
クリシュナ
「若しかしてこの先に何かあるのでは」
アスベル
「他には何も無さそうだな仕方ない先に行ってるぞ」

「仕方ないわね御先に」
リン
「如何にもね」
クリシュナ
「悩んでいても仕方ないですよ」
リン
「そうね行くわよ」
クリシュナ
「はい」



アスベル
「此処は何なんだ」

「見た感じ洞窟かしら下の方から熱が上って来るわね」
リン
「溶岩洞窟かしら周囲からも熱を感じるわ」
クリシュナ
「詰まり近くに熱源があるという事ですか」
アスベル
「この熱って自然の熱だろ溶岩の熱で良いんじゃないか」

「ええ周囲の岩とかからも感じるから自然の熱よ」
リン
「此処ってマナを感じないわね別の隔離された空間かしら」
クリシュナ
「そんなものが何故…」

見付けたよ僕の炎に相応しい人

アスベル
「声がするな」

僕の名前は魔剣・紅閃炎熱の力を秘めた刀さ


「若しかして私を指名してるの」

うん君の熱い心こそ僕の炎に相応しいからね

リン
「確かに灯は情熱的で強い炎って感じよね」

桃太郎の心を忘れない熱く強い心其れこそが力さ

クリシュナ
「歴史の中での力ですね」

僕は奥で待っているよ力を欲するなら来ると良い

アスベル
「如何する」

「行くわよ炎熱の力ってやつを受け取りに」
リン
「決まりね先へ進むわよ」
クリシュナ
「はい」



アスベル
「そういえば灯は桃太郎の子孫だっけ」

「ええそうよ」
リン
「御伽噺の人物の子孫なんて珍しいわよね」

「まあ特定の人物の子孫なんて世界的にも珍しいらしいわよ」
クリシュナ
「確かに其の通りですね歴史の有名人の子孫は結構知られていませんから」

「私は桃太郎の子孫だからなのか動物とも話せるし」
アスベル
「確かに犬とか猿と意思疎通してるよな不思議だけど」

「後は桃が好きね」
リン
「確かに貴女ピーチパイには相当煩いわよね」

「他にもピーチネクターも好きだし飴は必ず桃の味ね」
クリシュナ
「桃の事には煩いのも桃太郎の血が影響しているのでしょうか」

「さあ其処までは知らないわ」
アスベル
「灯のピーチパイへの情熱はヴェイグやアルヴィンも真っ青だからな」

「桃は必ず白桃ね黄桃も悪くないけど私は白桃派よ」
リン
「結論として相当な甘党って事よね」

「まあ否定はしないわね」
クリシュナ
「ですが甘いものは頭の働きには欠かせませんよ」

「其れは良く言うわよね学者とかって甘いもの好きって聞くし」
アスベル
「俺は甘いものは好きなんだが甘過ぎると流石にな」

「まあ別に本人の趣向だし個人の自由よ其れは」
リン
「そうね私は甘いものより辛いものが好きだし」

「好みなんて人其々よ」
クリシュナ
「そうですね灯さんが桃を好むのも同じ事です」
アスベル
「さてそろそろ進むか」

「そうね行くわよ」
リン
「ええ」
クリシュナ
「はい」



アスベル
「行き止まりか」

「岩で塞がれてるわね道は他に無いわよ」
リン
「壊すのは難しいかしら」
クリシュナ
「強度はありそうですね少し難しいかと」
アスベル
「なら如何する道は無いだろ」

「そうね乗り越えるのも時間食うだけだし」
リン
「私の力じゃ壊せそうに無いわね」
クリシュナ
「なら此処は私がやります」
アスベル
「分かった無理はするなよ」

「エーテロイドの力なら壊せるでしょ」
リン
「任せるわね」
クリシュナ
「はいでは下がっていて下さい」
クリシュナ
「…はあっ!!」

ズシン!!

アスベル
「凄いな流石の力だ」

「まあ人間にこんな力は出せないわよね」
リン
「エーテロイドの力って結構なものらしいとは聞いてたけど」
クリシュナ
「破壊完了しました」
アスベル
「ああ此れで先に進めるな」

「そうね行くわよ」
リン
「ええ」
クリシュナ
「はい」



アスベル
「あれか」

「炎に包まれた祭壇だから間違い無さそうね」
リン
「強い炎ね熱い心とは良く言うわ」
クリシュナ
「其れだけの力という事ですか」

ようこそ美しい桃太郎さん

アスベル
「御前が紅閃だな」

そうだよ僕が炎熱の刀紅閃さ


「そして指名は私ね」

うん君の熱い心にこそ僕は相応しいからね

リン
「桃太郎の熱い心ね正義の心ってやつかしら」

正義は人其々桃太郎の正義もそんな中の一つだよ

クリシュナ
「正義は人其々ですか」

さあこっちに御出で僕に相応しい筈だよ


「ええ」

さあ手に取ってみて


「ふっ!!」
アスベル
「何て炎だ…本物の証なのか」
リン
「強い心は其れだけ燃え盛るという事ね」
クリシュナ
「流石ですね」

「此れが…不思議と手に馴染むわ」

此れからは君の力になるよ宜しくね


「ええ」

忘れないでね力とは諸刃の剣だという事を


「ええ分かってるどんな力も使い方次第そうよね」

そうさ正義にも様々なように力だって様々なんだ


「本当の正義なんて誰にも分からないのよね」

君が正義だと思う事が君の中の正義だよ其れこそが真理なんだから


「私の中の正義…」

目的は手段を正当化しない正義とは鏡なんだ


「正義は鏡ねぇ人を映す鏡とでも言うのかしら」

そうさ正義とは心の鏡人の本質が表れるものだよ


「そうね私は私の正義を信じる其れだけ」

本当に大切なものを理解してねそうすればきっと道は見えるよ


「ええ分かってる」

さあ戻りなよ君の大切な場所へ


「ええ」

「ただいま」
アスベル
「やったな灯」
リン
「素敵だったわよ」
クリシュナ
「きっと力を使いこなせますよ」

「ええ私は負けたりなんかしないわよ」
アスベル
「其の意気だ」
リン
「強い心を忘れないのよ」
クリシュナ
「灯さんの今後に期待ですね」

「ええ派手にやってあげるわ」
アスベル
「さて帰ろうか」
リン
「あそこに転送の魔法陣があるわよ」
クリシュナ
「では行きましょう」

「ええ」

「正義は人其々、か私が退治した鬼にも正義はあったのかしら」

「本当に大切なものは心其れを理解してるなんて言えるかは分からない」

「でも一つ言える事は正義で苦しむ人も存在するという事よね」

「鬼にも正義がある向こうから見たら私が悪かもしれない」

「本当の善悪なんか誰にも分からないでも私は自分を信じるだけ」

「本当に正しい事なんか分からなくても私は私の正義を信じる」

「桃太郎だって正義の御話だけど真実は知らないものね」

「鬼を退治する事が必ずしも正義とは限らないそういう事よ」

「だから私は剣を振るうわ誰にも分からない正義を知る為に」

「さて戻りましょう」


こうして灯は炎熱の力を手にした
本当の正義なんて誰にも分からない
其れでも信じた正義を貫く事其れが桃太郎としての心
本当に鬼は悪なのかそんな事は誰にも分からない
誰も知らない本当の正義其処に辿り着くには遥かなる時が必要
其れでも正義とは何か真実とは何か其れを知りたいだけ
鬼を退治する事が正義なのか其れは心の中に仕舞っておく
どんな鬼にも心があると信じて
桃太郎の正義とは其れを知る事は歴史の闇に触れる事
其れでも桃太郎こと吉備津宮灯は進む真実を知る為に
次の武器を御期待下さい
本日もラジオです


リアラ
「そういえば今日よね聴いてみようかしら」



オペラ
「ふぁ…」
ステラ
「最近本当に眠そうにしてますねキチンと寝てますか」
オペラ
「寝てますよ小説大量に読んで大抵は朝方に寝てますけど」
ステラ
「完全に逆転してますね」
オペラ
「失敬な此れでも私はどんな時間に寝ても決められた時間に起きれますが」
ステラ
「まあ朝御飯には起きてるみたいですから本当なんですよね」
オペラ
「あたぼうよ眠気なんかに負ける私ではありません」
ステラ
「其れで今回はどんなものを読んでいるのですか」
オペラ
「今回のは此れですね」
ステラ
「この人は悪魔ですか?いいえ、魔王です…何ですか此れ」
オペラ
「タイトルの通りですよ魔王が世界を滅ぼす内容です」
ステラ
「其れ駄目じゃないですか」
オペラ
「勇者?なにそれおいしいの?」
ステラ
「はぁ…もう発ちますから準備して下さいね」
オペラ
「へーい」
ステラ
「最近の小説は凄いですね」
オペラ
「では行くぜ」
ステラ
「はいっ」



二人
「そらおかける!大航空ラジオー♪」
オペラ
「さあ始まってしまいました大魔王ラジオ」
ステラ
「突っ込んだら負けなので右から左へ受け流します」
オペラ
「さてステラ最近のゲームは開発費高騰によって劣化してると言われますが」
ステラ
「ですよねぇハードのスペックが上がってるから仕方ないとは思いますが」
オペラ
「そもそもムービーなんか要らんのですよ内容を充実させろとですね」
ステラ
「そうですねぇ映像だけ綺麗で内容がスカスカじゃ酷いですから」
オペラ
「もう昔みたいなゲームは出来ないのでしょうか」
ステラ
「中身が充実していてやり込みが出来るゲームですか」
オペラ
「イエス」
ステラ
「確かに最近のは縛りプレイとか厳しくなってますよね」
オペラ
「昔のゲームはそりゃあプレイヤーの力が全てでしたからね」
ステラ
「今は簡単になりましたよね」
オペラ
「内容としては難しいんですが運頼み要素が少ないのが嫌です」
ステラ
「理不尽ですねぇ」
オペラ
「まあこの話は持ち越してコーナー行きますよ」
ステラ
「タイガー♪」
二人
「増援要請!!台詞投稿掲示板!!」
オペラ
「このコーナーはこんな台詞を言ったら増援するぜというコーナーです」
ステラ
「読まれた人は仲間ですよ」
オペラ
「では一発目は此方です」
ステラ
「ラジオネーム『おっぱい隊長』さんからの投稿です」
ステラ
「オペラさんに頼みます主を護る親衛隊隊長を頼みます優しい感じで頼みますね」
オペラ
「ふむ良かろう見ているが良い」
オペラ
「こほん」
オペラ
「もう心配したのですよあなた様に何かあったら大変なのです少しは従って下さい」
ステラ
「まああれですよね偉い人とかなら分かる話ではありますが」
オペラ
「最近の王族はこういうのが流行っているのでしょうか」
ステラ
「まあ仲間入りおめでとうございますね」
オペラ
「次はこの人です」
ステラ
「ラジオネーム『斧の親友』さんからの投稿です」
ステラ
「ステラに頼むぜ親友を心配する友を頼む親密な感じでな優しく頼むぜ」
ステラ
「では行きますね」
ステラ
「こほん」
ステラ
「お、無事だったねあんた一人でなんて行かせないよ何処までも一緒ね親友」
オペラ
「ふむ仲良くしていて心配もしてくれる友ですか理想ですねぇ」
ステラ
「こんな友達が欲しいですねぇ」
オペラ
「では仲間入りおめでとうございます」
ステラ
「台詞を読んで欲しい方は投稿御待ちしていますね」
オペラ
「バッチコーイ♪」
ステラ
「CM入りますねー」



リアラ
「流石ね」

CM明けました

オペラ
「さて最近は運頼みのゲームも減ってしまいましたが」
ステラ
「昔は攻略法知ってても運任せなゲームってありましたからねぇ」
オペラ
「あの鬼畜な感じのゲームが懐かしいですよ」
ステラ
「最近のは難易度的には良いんですけど映像があれですよね」
オペラ
「完全に要らないとは言いませんけどムービーより内容でしょうね」
ステラ
「例えばですけど体力の限界より高いダメージを普通に与えて来たりとか」
オペラ
「そうですよ其れぐらいの理不尽さは必要でしょうね」
ステラ
「後は攻撃回数が矢鱈と多いとか」
オペラ
「耐える前に沈むぐらいの勢いですね」
ステラ
「他にも無茶苦茶な選択とか」
オペラ
「対象年齢跳ね上がりそうなやつが良いですね」
ステラ
「プレイヤーを精神的に圧し折る感じのものは必要ですよね」
オペラ
「モチのロンですわ精神的に圧し折られるからこそ達成感があるのです」
ステラ
「そんなゲーム最近はありませんよねぇ」
オペラ
「この話は更に続くとしてコーナー行きますか」
ステラ
「アパカッ♪」
二人
「どんな無茶でも天元突破!!やってみた部隊!!」
オペラ
「このコーナーはどんな無茶でも力技で解決するコーナーです」
ステラ
「参考には全くなりませんので真似しないで下さいね」
オペラ
「では本日の御題は此方です」
ステラ
「ラジオネーム『ヤンデレ美女』さんからの投稿です」
ステラ
「野球の球を最高速度で投じたらどれぐらいの破壊力になるの教えて」
オペラ
「野球の球の破壊力ですか楽しそうですね」
ステラ
「相当速度を出せる筈なので楽しみです」
オペラ
「別室でスタッフが検証していますよ」
ステラ
「カメラさーん」
オペラ
「今回は最強のピッチングマシーンヒューマ君零式を使います」
ステラ
「そして破壊出来るか検証するのは此方の強化硝子です」
オペラ
「マグナム弾すら通さない最強の硝子其の名もカチンコチーンです」
ステラ
「球の速度は最速の八百キロを投じます」
オペラ
「では始めて下さいねー」
ステラ
「おぉー素晴らしい速度です」
オペラ
「強化硝子が砕けましたね」
ステラ
「結果は現在の最速なら強化硝子も砕けるでしたー」
オペラ
「真似したら死ぬから真似しないでね約束だぞ」
ステラ
「CMでーす」



リアラ
「恐ろしい実験してるわね…」

CM明けました

オペラ
「さて精神的に圧し折られるゲームの話ですが」
ステラ
「セーブしたら戻れないに加えボスが鬼畜の強さですかねぇ」
オペラ
「所謂詰みですねそんな理不尽なシステムありましたよねぇ」
ステラ
「最近のゲームって詰み要素が相当少なくなってますよね」
オペラ
「後は時限イベントも相当少ないかと」
ステラ
「時限と言うのは期間限定ではなく制限時間以内にクリアする時限ですね」
オペラ
「イエス時間内に宝を回収しボスを倒して出口を突破するそんな緊張感です」
ステラ
「そういう焦らせる要素が最近はありませんからねぇ」
オペラ
「後は特定の場所までシナリオを進めたら行けなくなる街とか」
ステラ
「ありますねぇそういうの其処でしか手に入らないアイテムとかあると尚更です」
オペラ
「そしてミニゲームの少なさも目立ちますね」
ステラ
「報酬が豪華なミニゲームとかありましたからねぇ」
オペラ
「そういう細かな要素こそ昔は当たり前だったのですよ」
ステラ
「そして裏技も外せませんよね」
オペラ
「裏技の百科事典みたいなのもあったぐらいですからね」
ステラ
「裏技とバグを利用してせこい事したりとかですね」
オペラ
「最近は酷いバグは目立つのに有用なバグは全く聞きませんからね」
ステラ
「裏技も最近は全く聞きませんよね」
オペラ
「そういう要素こそノスタルジーを感じるものですよ」
ステラ
「時代は変わりましたねぇ」
オペラ
「まあ流れですよねコーナー行きますよ」
ステラ
「うわうわうわ♪」
二人
「どんな話題も一刀両断!!全ての話題を斬り捨て御免!!」
オペラ
「このコーナーはどんな話題もぶった斬るコーナーです」
ステラ
「邪険に扱われても泣かないで下さいね」
オペラ
「本日の話題は此方です」
ステラ
「ラジオネーム『廃人ゲーマー』さんからの投稿です」
ステラ
「最近のテレビって酷くないですか偏向報道とか捏造とかもう何を信じろと」
オペラ
「まぁ言いたい事は伝わって来ますが」
ステラ
「でも事実なんですよね偏向報道と捏造って今に始まった事でもないですよ」
オペラ
「流行っているかのように報道してブームを煽ったりとか」
ステラ
「政治の事も偏向報道が目立ちますからね」
オペラ
「どうせ裏で何かしているのでしょうね其れしか考えられませんよ」
ステラ
「今はテレビよりネットの方が情報も早いですからね」
オペラ
「捏造に偏向にと真実を伝えるとは何だったのか」
ステラ
「嘘と偏りに満ち溢れてるなんて如何したものですかね」
オペラ
「嫌なら見るなとは言いますが其の通りではないかと」
ステラ
「視聴率も昔に比べるとがた落ちですからね」
オペラ
「昔はゴールデンでエロが流れていたものですよ」
ステラ
「何が悪いと言われると要素が多過ぎますからね」
オペラ
「テレビの時代はもう終わりでしょうね」
ステラ
「何処も似たような番組しかやってませんからね」
オペラ
「批判的な意見出して干されるとか此れやばいですって」
ステラ
「自由にやってた頃の番組が懐かしいですね」
オペラ
「結論は嫌なら見るなですね其れだけですよ」
ステラ
「もう何を信じれば良いのでしょうか」
オペラ
「結論は嫌なら見るな分かりましたね」
ステラ
「CMの後は航空日誌でーす」



リアラ
「鋭いわね…」

CM明けました

オペラ
「本日も満足也っと」
ステラ
「書けてますか」
オペラ
「はいバッチリ」
ステラ
「来週も二人なんですよね」
オペラ
「はいもう少しの間二人で進行しますよ」
ステラ
「ゲストも最近は呼んでいませんからね」
オペラ
「まあゲストも呼びますよ其の内に」
ステラ
「そうですね其の時は楽しみにしてます」
オペラ
「其れと来週は都合により月曜日の放送になりますので」
ステラ
「分かりました間違えないようにしますね」
オペラ
「では帰還しますよ」
ステラ
「ソニックブーン♪」
二人
「又来週にお会いしましょうー♪」



リアラ
「二人の息って合ってるわよね」


放送終了です

怪盗の噂

ロニ達が帰還した後


イネス
「そう其れは良かったわね」
フアナ
「ちっとも良くないよ本当に心臓が止まるかと思ったよ」
ファリム
「いい年して幽霊なんかにびびってんじゃないわよね」
イネス
「まあ報告は受けたから今後ともこの手の依頼は任せようかしら」
フアナ
「本気で死ねと」
イネス
「あら幽霊を恐れててやって行けるのかしら」
フアナ
「全部回さなければ良いけどさ」
イネス
「そうなら怖そうなのだけ回すわね」
フアナ
「鬼だよこの人…」
イネス
「まあ無理はさせないから安心しておいて」
フアナ
「だと良いけどね」
イネス
「じゃあ報告どうも下がって良いわよ」
フアナ
「今夜は眠れない…」
イネス
「其れでファリムだっけ貴女も戦えるのよね」
ファリム
「ええ銃なら扱えるわよ」
イネス
「そうなら問題無いわね今後とも宜しく」
ファリム
「はーいじゃあ挨拶に行って来るわね」
イネス
「ええ分かったわ」
イナルナ
「入るわよ」
イネス
「あらイナルナ何か御用かしら」
イナルナ
「今幽霊みたいなのと擦れ違ったけど彼女は」
イネス
「新メンバーのファリムよ仲良くしてあげてね」
イナルナ
「ええ」
イネス
「其れより何か用事があったんじゃない」
イナルナ
「ああ、そうなのよ実は最近バルディアに怪盗が出るって噂なの」
イネス
「怪盗って何で又」
イナルナ
「悪い事はしてないみたいなんだけど一応調べてみようと思って」
イネス
「律儀ねぇ悪い事してないならスルーしても良いのに」
イナルナ
「調べようと思ったのには理由もあるわよ」
イネス
「理由って何よ」
イナルナ
「実は其の怪盗って此処のメンバーの誰からしいのよ」
イネス
「本当なのでも誰なのかしら」
イナルナ
「目撃した人の話だと金髪の女性らしいんだけど」
イネス
「該当者が多過ぎるわよ其れ」
イナルナ
「其れで其の怪盗は金品を盗んで貧しい人の支援に回してるとか」
イネス
「俗に言う義賊よねでもこの国の御金持ちはそんなに悪い人でもないわよね」
イナルナ
「まあ襲われた人も怪盗に狙われるなんて光栄だとか言うぐらいだし」
イネス
「恐ろしく寛容ね」
イナルナ
「まあ一応調べるだけ調べようって事にね」
イネス
「分かったわ其れなら構わないわよ」
イナルナ
「予告状が届いた家から話は通ってるから今夜ね」
イネス
「そうなら適当に何人か連れて行って良いわよ」
イナルナ
「どうもね今夜は少し遅くなるから」
イネス
「ええ気を付けるのよ」
イナルナ
「ええじゃあ失礼したわね」
イネス
「怪盗ねぇ誰なのかしら」

そして夜になり

イナルナ
「揃ったわね」
イリア
「確か怪盗の事を調べるのよね」
スカイア
「怪盗って何で又」
ヨーデル
「ですが興味はありますよ」
イナルナ
「目的の家に話は通してあるから警戒しながら探るわよ」
イリア
「はいはいさっさと行きましょうよ」
スカイア
「空も飛べるので逃がしませんから」
ヨーデル
「ですね空と地上から挟み込みましょう」
イナルナ
「良し、行くわよ」
イナルナ
「怪盗ねぇ」
スカイア
「どんな人なんでしょうか」
ヨーデル
「ふむ」



イナルナ
「予定犯行時刻は今から二十分後よスカイアは悟られないようにして」
イリア
「あたし達は如何するの」
イナルナ
「イリアは室内の目的の品の部屋に潜伏よ」
スカイア
「分かりました」
イナルナ
「ヨーデルは地上から見張ってて潜入出来そうな所を抑えるのよ」
ヨーデル
「はい分かりました」
イナルナ
「あたしは密かに仕掛けを用意しておくわじゃあ散るわよ」
イリア
「任せなさい」
スカイア
「では」
ヨーデル
「後程」

そして

イナルナ
「仕掛けは揃えたわそろそろね」
イリア
「来たわ」
スカイア
「空からとはやりますね」
ヨーデル
「退路は…恐らく向こうでしょうね」



怪盗
「此れですね金額にしたら…」
イリア
「逃がさないわよ!!」
怪盗
「見付かってしまいましたか、目的の品は手に入れましたさらば!!」
ヨーデル
「スカイアさん!!」
スカイア
「逃がしません!!」
イナルナ
「仕掛けを全部掻い潜るなんて何者なのよ兎に角追うわよ」



イナルナ
「逃がさないわよ!!」
イリア
「グライダーを墜とすわ!てりゃっ!」
スカイア
「逃がしません!はっ!」
怪盗
「しまっ!?」
ヨーデル
「グライダーにヒットしました!落下地点に急ぎますよ!」



怪盗
「参りましたねまさかクランメンバーに狙われるなんて」
イナルナ
「見付けたわよ」
イリア
「ま、義賊行為だから咎めないわ正体を明かしなさい」
スカイア
「そのマスクを外してもらいますよ」
怪盗
「好きにして下さい」
ヨーデル
「潔いですねでは失礼します」
イナルナ
「あんたナターシャ!?」
ナターシャ
「御恥ずかしい…」
イリア
「まさかあの清純なナターシャが怪盗なんて驚いたわね」
スカイア
「普段とは正反対の服装ですから気付きませんよ」
ヨーデル
「シスターともあろう御方が何故こんな真似を」
ナターシャ
「実は書物で読んだ怪盗に興味を惹かれて…」
イナルナ
「で、真似して怪盗をしてたと」
ナターシャ
「其の通りです」
イリア
「シスターなのにそんな大胆な服装をしてるのも怪盗らしさよね」
ナターシャ
「ええ」
スカイア
「まあ盗られた人も嬉しがってたので罪にする必要は無さそうですね」
ナターシャ
「本当は悟られずに続ける積もりでしたが仕方ありませんね此れっきりにします」
ヨーデル
「何か仄々する話でしたね」
ナターシャ
「ですがこの噂は暫く収まらないでしょうね」
イナルナ
「かもねまあ自然と風化するわよ」
ナターシャ
「お騒がせしてすみません」
イリア
「別に良いでしょ話題にはなったし」
ナターシャ
「怪盗は何時の世も憧れなんですよね」
スカイア
「かもしれませんね」
ナターシャ
「国を救う義賊其れこそが怪盗なんだと思いますから」
ヨーデル
「そうですね僕も怪盗が国で出現しても判断は直ぐには下しませんよ」
ナターシャ
「ふふっヨーデルさんらしいです」
イナルナ
「其れじゃあ帰りましょ」
ナターシャ
「はい」
イリア
「ふふっ」
スカイア
「ふふっ」
ヨーデル
「怪盗、か」


こうして怪盗騒ぎは収束した
国民の間では正義の怪盗として暫し噂になったそうですよ

幽霊の噂

本日の依頼はと言えば


ロニ
「今日の依頼って確かよ」
フアナ
「うん…幽霊の噂の真相を確かめろって…」
ウィンリア
「ゆ、幽霊さんなんて…」

「あ、あたし達に行けって死ねって言うのか…」
ロニ
「まあパメラとか風流で馴染みがあるとはいえやっぱなぁ」
フアナ
「だよねー幽霊なんか存在しないなんて言えないし」
ウィンリア
「やっぱり呪われたりするんですか」

「ばばば、馬鹿言うなそんな事ある筈…」
ロニ
「ま、まあ兎に角頼まれた以上捜すしかないんだが」
フアナ
「あたし達が幽霊とか苦手なの知ってて押し付けられたんだよねやっぱり」
ウィンリア
「少しは免疫を付けろとか言ってましたけど」

「免疫なら充分だろ…今更こんな依頼なんか…」
ロニ
「逃げる訳にも行かないぜさっさと見付けて帰りたいんだからよ」
フアナ
「はぁ…もう自棄だよ早いとこ見付けて帰ろうよ」
ウィンリア
「ですねこの先の洋館でしたか」

「プンプンするなぁー頼むぞ」
ロニ
「兎に角行くぜ」
フアナ
「はいはい」
ウィンリア
「はい」

「はぁ」



ロニ
「如何にも其れっぽいな」
フアナ
「此れマジで出るってもう逃げようぜ」
ウィンリア
「でも依頼ですよ」

「もう何とでもなれよさっさと行こうか」
ロニ
「だな幽霊より先に俺達がもたねぇよ」
フアナ
「心臓バックバクだよ」
ウィンリア
「失礼しまーす…」

「誰か居ませんかー…」
ロニ
「特に何かある感じはしないぜ」
フアナ
「でも明らかに嫌な予感しかしない…」
ウィンリア
「一応調べてみましょう」

「あたし本気で泣きたくなって来た…」



ロニ
「此処って画廊か」
フアナ
「不気味だねー…絵が動いても不思議じゃないって言うか…」
ウィンリア
「ふえっ」

「な、何だよ何か見付けたのか」
ウィンリア
「い、今絵が動いたような…」
ロニ
「ばばば、馬鹿言うなよそんな事ある筈が…」
フアナ
「何なのさ此処はー…」
ウィンリア
「気のせいですよね…」

「不気味で仕方ないぞ別の部屋を当たるか」



ロニ
「食堂だな」
フアナ
「ね、ねえ何でコーヒーがあるの」
ウィンリア
「湯気が立ってますよ」

「は、はは…そんな馬鹿な話…」
ロニ
「このコーヒー新しいな淹れてから間もないぞ」
フアナ
「誰か住んでるのかな」
ウィンリア
「そんな事ある訳…」

「ちびりそうだよ…」
ロニ
「別の場所を当たるか」
フアナ
「本気と書いてマジで怖いんだけど…」
ウィンリア
「もう消えてしまいたいです…」

「背筋が寒いよ…」



ロニ
「寝室だな」
フアナ
「何も無いよね…失礼しまーす…」
ウィンリア
「誰も居ませんよね…」

「入るぞー…」
幽霊
「む、ノックぐらいしなさいよ着替えてるのよ」
四人
「出たぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」



ロニ
「御免なさい御免なさい不可抗力です」
フアナ
「御姉さんって幽霊…」
ファリム
「そうよあたしはファリムこの屋敷の主とでも言おうかしら」
ウィンリア
「で、でも幽霊なんですよね」
ファリム
「まあねー幽霊が怖いのかしら」

「こ、怖くなんかない…ぞ…」
ファリム
「ふーん…ほれ」
ロニ
「嫌ぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
ファリム
「女みたいな叫び声上げないでよタマ付いてんでしょ」
フアナ
「御姉さん勘弁してよ…」
ファリム
「まあ良いわ折角だから一つ頼みたいんだけど」
ウィンリア
「何をすれば良いんですか」
ファリム
「屋敷の地下の鼠退治其れぐらい良いでしょ」

「ま、まあ鼠ぐらいなら構わない…ぞ」
ファリム
「決まりね付いて来なさい」
ロニ
「本気で死ぬかと思ったわ…」
フアナ
「もう下着まで汗でぐっしょりだよ」
ウィンリア
「泣きそうでした」

「もう笑うしかないな」



ファリム
「この地下室ね退治したら教えて」
ロニ
「おう」
フアナ
「今度は流石に平気だよね」
ウィンリア
「行きましょう」

「はぁ…」



ロニ
「鼠さーん…」
フアナ
「早く出て来てー」
ウィンリア
「い、今何かの影が…」

「な、何の影だよ」
魔物
「きしゃー」
ロニ
「…鼠だな」
フアナ
「でかっ!?」
ウィンリア
「もう如何にでもなって下さい」

「もう本気で自棄だよ遠慮無くフルボッコにしてやるからな行くぞ!!」
魔物
「きしゃー」



ロニ
「無駄にウザイな」
フアナ
「一気に決めちゃおうか蓮やるよ」
ウィンリア
「頼みます」

「はいよ派手に行くぞ」

「はぁっ!!」

「安心しろ、気持ち良ーくイカせてやる、但し行き先は…空の果てだ!!」

「ハリケーンライジング!!」
魔物
「きしゃっ!?」

「続くぞ!アクセル解放!ハヌマンシャフト!」

「拳棍連撃!!」

「集え!この世を支える深奥の理!はぁぁぁぁっ!潰れろ!空断昂翼棍!」
フアナ
「続くよ!はぁっ!」
フアナ
「嵐と踊ろうぜ!テンペストタンゴ!」
魔物
「きしゃっ!?」
フアナ
「決めてあげるよ!アクセル解放!ピンポイントスロー!」
フアナ
「崩戒!!」
フアナ
「誇りを抱いて永久に歌え!塵となり世界へ散れ!インフィニティカンタータ!!」
魔物
「きしゃぁ…」



ロニ
「言われた通り退治して来たんだが」
フアナ
「何なのあのビッグマウスは」
ファリム
「突然変異かしらね前に見た時は普通のサイズだったわよ」
ウィンリア
「其れって何年前とかじゃないですよね」
ファリム
「確か…千年前ぐらいかしら」

「そりゃ突然変異もするっての」
ファリム
「ま、退治してくれたのは感謝してるわよ」
ロニ
「まあ色々あったが目的は達成だな」
フアナ
「冷や汗で下着までびしょびしょだけどね」
ウィンリア
「泣きたい所ですよ」

「やっと解放されるのか…」
ファリム
「ねえあんた達何で此処に来たの」
ロニ
「依頼で調べろって言われて押し付けられたんだよ」
フアナ
「あたし達が幽霊苦手で臆病なの知っててやらされたの」
ウィンリア
「もう酷いです」

「帰ったら思い切り文句言ってやるからな」
ファリム
「ふーんギルドとかクランの人なのね」
ロニ
「そんなとこだ」
ファリム
「ならあたしも混ぜなさいよ」
フアナ
「はい?」
ファリム
「楽しそうだからあたしも参加するわ」
ウィンリア
「はぁ別に構わないとは思いますけど」
ファリム
「決まりねさっさと案内しなさい」

「分かったよもう何も言わないからな」
ファリム
「イェーイ♪」
ロニ
「まあ結果オーライか」
フアナ
「だね」
ウィンリア
「帰りますか」

「だな」
ファリム
「ふんふふーん♪」


こうして美少女幽霊のファリムも参加する事に
この四人に押し付けたのが誰かは想像に御任せします

謎の商人の噂

本日も依頼です


イネス
「今日の依頼って珍しい装備を探してくれだったわよね」
紅葉
「ええ何でも伝説の戦士が使用してた装備らしいわよ」
セリス
「伝説の戦士の装備ですかそんなのゴロゴロ転がっていますよ」
カレン
「そうねぇ伝説の戦士なんて噂は頻繁に聞くわよ」
イネス
「そんなものがあるなら拝んでみたいものよ」
紅葉
「まあ噂なんだし信じるぐらいなら無料よ」
セリス
「其れは尤もなんですけど信憑性は如何なものかと」
カレン
「そうよねぇ本物か偽物かも分からないものを探せって言われてもねぇ」
イネス
「そういえば妙な噂が最近飛び交っているみたいよ」
紅葉
「妙な噂って何よ」
イネス
「何でも戦場に出没する商人が居て珍しいものを掻っ攫っていくとか」
セリス
「其の商人って相当な腕前ですね戦場で品を調達するのは困難ですから」
イネス
「他にもトレジャーハンターも兼ねてて珍しいものを手に入れて売り捌いてるとか」
カレン
「何者なのかしら其の人」
イネス
「知らないわよ少なくとも只者では無さそうだけど」
紅葉
「若しかしたら今回の依頼で遭遇するかもって言いたいのかしら」
イネス
「可能性はあるわよね」
セリス
「興味はあるんですけどね」
イネス
「まあ遭遇したら話ぐらいは聞いてみたいわ」
カレン
「そうねぇそんな凄い人にも興味あるわ」
イネス
「兎に角目的の装備を探しましょう」
紅葉
「そうね伝説の戦士の装備とやらを見付けられると良いけど」
セリス
「嘘か真か確かめる意味でもですね」
カレン
「そうね先に進むわよ」



イネス
「この神殿跡地にあるらしいんだけど」
紅葉
「こんな廃墟に何があるのよ」
セリス
「周囲をサーチしてみます」
カレン
「うーんこういう時って大抵地下とか隠し通路があるものよね」
セリス
「む、体温を完治しましたね」
イネス
「体温って人が居るのかしら」
セリス
「向こうの柱の後ろです」
紅葉
「こんな場所に誰が居るのよ」
カレン
「行ってみましょう」



イネス
「本当だわ」
紅葉
「其処の人少し良いかしら」
ポニーテールの女性
「あらあたしに何か御用かしら」
セリス
「貴女こんな場所で何をしているのですか」
ポニーテールの女性
「此処に珍しいものがあるらしいから探してるのよ」
カレン
「ふーんところで名前を聞いても良いかしら」
アンナ
「アンナよ」
イネス
「アンナは何で其の珍しいものを探してるのよ」
アンナ
「商売の為かしら」
紅葉
「ふーん商人か何かかしら」
アンナ
「そんな所ね良ければ一緒に探さない」
セリス
「宜しいのですか」
アンナ
「分け前は6/4で手を打つわよ」
カレン
「どっちが4なのかしら」
アンナ
「勿論そっち」
イネス
「まあ法外な感じはしないし別に構わないわよ」
アンナ
「決まりね早速探すわよ」
紅葉
「彼女相当な切れ者ね隙の少なさや計算高い感じも一流の匂いがするわ」
セリス
「結構優秀な人という事ですか」
カレン
「何者なのかしらね」



セリス
「此処に地下への入り口を見付けました」
アンナ
「お、やるわね」
イネス
「この先ね進んでみましょうか」
紅葉
「何かあると良いけどね」
セリス
「まあ期待はしておくものですよ」
カレン
「ガッカリも大きいけど」
アンナ
「何かあるのかしら」



イネス
「道はあるわねこの先よね」
紅葉
「ええ一本道みたいよ」
セリス
「ですが壁にトラップが確認出来ますね不用意に起動させないように」
カレン
「流石にそんな不用意な事はしないわよ」
アンナ
「そうそう仕掛けは見極めてから動かすものよ」
イネス
「尤もね」
紅葉
「奥が見えて来たわ」
セリス
「此処が最深部でしょうか」
カレン
「其れらしい大きな箱が置いてあるわね」
アンナ
「オープーン♪」
イネス
「間抜けだよねーぷぷっ…ですって」
紅葉
「幼稚な…」
セリス
「箱の下に何かありますよ」
カレン
「よっと」
アンナ
「スイッチね」
イネス
「押してみる?」
紅葉
「まあ選択肢はどうせ押すしか無さそうだし」
セリス
「この部屋にはトラップは確認出来ませんから問題無いかと」
カレン
「なら押すわよ」
アンナ
「其れ」



イネス
「何も無いわね」
紅葉
「違うわこのスイッチは…」
セリス
「ええ如何やら目的の品の御出座しのようです」
カレン
「えーっと詰まり…」
アンナ
「この部屋其のものがモンスターって事ね」
イネス
「そして目的の品は部屋の中にある」
紅葉
「そういう事先ずは部屋を鎮めるわよ」
セリス
「来ますね構えて下さい」
カレン
「御姉さん張り切っちゃうわよ」
アンナ
「あたしも負けられないわね」
魔物
「うぅぅぅぅぅぅ…」



イネス
「何なのよこの魔物は」
紅葉
「狙うとしたらあそこよね」
セリス
「ええあのコアが部屋の制御を司っているようです」
カレン
「なら一気に決めるだけね」
アンナ
「四人とも強気なのね」
イネス
「でも私は魔法は使えないし空中戦は苦手よ」
紅葉
「私とカレンでやるわ三人は攻撃を逸らして」
セリス
「分かりました頼みますよ」
カレン
「派手にやっちゃうわよ」
アンナ
「なら任せるわね」
カレン
「じゃあ行くわね、やあっ!!」
カレン
「神なる戦乙女よ…汝が槍にて邪なるものを浄化せん…黎明の空に幸あれ…」
カレン
「ヴァルキリーズジャベリン!!」
カレン
「続くわよ!アクセル解放!ショットマジック!」
カレン
「星屑の波涛!!」
カレン
「具現せよ、美しき戦乙女よ…汝が剣は全てを救う優しさの光!ワルキューレ!!」
カレン
「全ての者に栄光の光あらん事を…」
魔物
「うぅぅぅぅぅ…」
紅葉
「さーて、飛ばすわよ!はあっ!」
紅葉
「具現せよ!舞い降りし蒼風の皇子よ!我等に仇なす!意志を切り裂かん!」
紅葉
「刻め!風皇螺旋!」
紅葉
「決めてあげるわ!アクセル解放!セピアウィンド!」
紅葉
「紅翼閃!!」
紅葉
「我に仇なす者を…宵闇へ送りし…秋月の棺!刹覇!秋月槍!!」
魔物
「うぅぅぅぅぅ…」



イネス
「何とかなったわね」
紅葉
「目的の装備は此れみたいね」
セリス
「此れって剣ですね」
カレン
「立派なものね今回は当たりかしら」
アンナ
「ふーん此れは売り物にしないであたしが使おうかしら」
イネス
「良いの」
アンナ
「こんな大層なものを売ったら罰が当たりそうだしね」
紅葉
「心掛けは立派なものね」
アンナ
「御金も大切だけどもっと大切なものもあるでしょ」
セリス
「尤もですね」
アンナ
「其れじゃ戻るわよ」
カレン
「そうね行きましょう」

そして

アンナ
「さて世話になったわね」
イネス
「別に構わないわよ」
アンナ
「そういえば彼方達は何でこんな場所に来てたのかしら」
紅葉
「依頼よまあ今回は痛み分けかしらね」
アンナ
「若しかしてギルドとかクランとかそういう所の人かしら」
セリス
「ええ風に舞う乙女の鳴らす鐘というクランですが」
アンナ
「へぇー」
カレン
「興味あるのかしら」
アンナ
「決めたわあたしも彼方達に混ぜてもらえるかしら」
イネス
「良いの」
アンナ
「商売をするなら安定した場所が欲しかったのよ駄目かしら」
紅葉
「まあ構わないんじゃないかしら」
アンナ
「そうなら決まりね仲良くしましょ」
セリス
「はい宜しく御願いします」
アンナ
「じゃあ早速案内してくれるかしら」
カレン
「ええじゃあ帰りましょう」
イネス
「そうね行くわよ」
紅葉
「はーい」
セリス
「はい」
カレン
「ええ」
アンナ
「此れで商売も捗りそうねうふふっ」


こうして謎の商人アンナも加わる事に
御安くないのですよ
本日はと言いますと


メルル
「おー、本当に元気になりますね」
オリヴィエ
「そ、そうですか…恐縮です」
メルル
「何を如何したらそんなに上手に踊れるんですか」
オリヴィエ
「やっぱり練習じゃないでしょうか…」
メルル
「練習かぁー私も踊りを覚えてみようかな」
オリヴィエ
「そんな無理に覚えなくても…」
メルル
「決めた私踊りの練習します」
オリヴィエ
「は、はぁ…」
クロエ
「む、メルルにオリヴィエか何をしている」
カトリ
「意外な二人だよね」
メルル
「私も踊りを覚えようと思って」
オリヴィエ
「そんな無理をする必要はないと言っているんですけど…」
クロエ
「だがオリヴィエの踊りには不思議な力がある会得出来れば力になるぞ」
カトリ
「私も踊りは出来るけどオリヴィエみたいには無理かな」
メルル
「御二人も御一緒しませんか」
オリヴィエ
「ふえっ」
クロエ
「わ、私もか」
カトリ
「私はスキルはあるけどオリヴィエみたいに出来れば力になれるしね」
メルル
「そうと決まれば練習あるのみです屋内鍛錬場を使って練習ですよ」
オリヴィエ
「ま、待って下さい~」
クロエ
「未だやるとは言ってない…」
カトリ
「諦めようねー」
クロエ
「は、放せぇーーー!!!」



メルル
「では宜しく御願いします」
オリヴィエ
「は、はぁ」
クロエ
「何故こんな事に…」
カトリ
「好きな人に見て貰いたいもんね」
メルル
「先ずは何から始めれば良いですか」
オリヴィエ
「えっとじゃあバランスを取る所から」
クロエ
「そんな基礎からなのか」
カトリ
「当然でしょ踊りってバランス感覚命だよ」
メルル
「よっ」
オリヴィエ
「体が硬いんですね」
クロエ
「騎士なのにこんなに体が硬かったとは…」
カトリ
「私は楽勝かな此れぐらい朝飯前だよ」
メルル
「はぅ…」
オリヴィエ
「仕方ありませんね柔軟から始めますか」
クロエ
「其処からなのか…道程は険しいな…」
カトリ
「私は余裕だし手伝ってあげるよ」
メルル
「仕方ないですよね御願いします」
オリヴィエ
「先ずは前に体を倒してみましょう」
クロエ
「ふっ…ぬぬぬぬ…」
カトリ
「ガッチガチだね」
メルル
「此れは…中々…キツイ…」
オリヴィエ
「もっと柔らかくしないといけませんよ」
クロエ
「痛い…腰が…」
カトリ
「基本以前の問題になって来てるね」

其の頃

ケイナ
「あれメルル知らない」
ジュード
「メルルなら屋内鍛錬場にオリヴィエとクロエとカトリと入って行ったけど」
ケイナ
「屋内鍛錬場って何してるんだろう」
ジュード
「メンバーを見る限り何かの練習じゃないかな」
ケイナ
「練習って何してるのかな」
ジュード
「なら見に行ってみたら」
ケイナ
「そうだね気になるし」
リン
「あら何を話していたのかしら」
ジュード
「ん、ああメルル達が何をしてるのかなって」
リン
「そういえば屋内鍛錬場から声がしたわね痛いとか聞こえたけど」
ケイナ
「痛いって本当に何してるのかな」
リン
「流石に過激な事はしてないとは思うわよ」
ジュード
「まああのメルルだし多少過激な事は否定出来ないけど」
ケイナ
「もう何してるんだろう」

其の頃

メルル
「少しは柔らかくなって来ましたね」
オリヴィエ
「でもまだまだですね此れでは踊り以前の問題ですよ」
クロエ
「体は柔らかくなったが道程は険しそうだ」
カトリ
「でも結構適応は早いね此れなら次に進むのも比較的早いかな」
アニス
「一寸何してるの」
クラリーネ
「意外なメンツですが踊りの練習ですの」
メルル
「あ、はいでも体が硬いもので」
オリヴィエ
「クラリーネさんは踊りは得意そうですね」
クロエ
「そうなのか」
カトリ
「まああのリグレ夫妻の娘だし」
アニス
「其れで実際は如何なの」
クラリーネ
「ダンスなら得意ですわよ淑女の嗜みですから」
メルル
「アニスさんは興味無いんですか」
アニス
「儲かるならやりたいけどさ」
オリヴィエ
「でも職業でダンサーをしている人は其れなりに稼いでいますよ」
クラリーネ
「バックダンサーや踊り子としての仕事も確立されていますものね」
クロエ
「私はそんな事を嗜む余裕なんか無かったからな」
アニス
「収入が高いならやっても良いけどさぁ」
カトリ
「ダンサーの収入だと年収で何百万は軽いよね」
クラリーネ
「仕事が多ければの話ですけどね」
メルル
「へぇー結構儲かるんですね」
アニス
「でも新人じゃ収入なんて高が知れてるよね」
オリヴィエ
「専属や指導等も含めての金額ですから一概には言えませんよ」
クラリーネ
「ええ私のトレーナーも有名な人でしたから忙しいと漏らしていましたわよ」
クロエ
「まあ自己流でやるとなると苦労はするものだろうな」
アニス
「新人の時から儲かる仕事なんか無いのは理解してるけど…」
カトリ
「だから最初は自ら売り込むんだよ酒場とかならそういう人も来るからね」
クラリーネ
「ええ見て貰えれば向こうから声を掛けて来ますわよ」
メルル
「足繁く売り込むしか無いんですね」
アニス
「結局楽して成功するなんて無理って事だね」
オリヴィエ
「当然ですよ楽して成功しようなんて甘い事考えては駄目です」
クラリーネ
「アニスの場合家庭の事情で苦しいですものね」
クロエ
「収入も仕送りしているし自分に贅沢をするのは余り見ないな」
アニス
「そりゃ贅沢はしたいけどそんなに余裕がある訳でもないんだよね」
カトリ
「でも家族想いで偉いとは思うけどね」
クラリーネ
「御金持ちにも平民にも其々にしか分からない悩みがあるものですわよ」
メルル
「私は教育は厳しかったけど御金に困った事はなかったからなぁ」
アニス
「でも甘やかされてないだけ良いよね甘やかされた人ってさぁ」
オリヴィエ
「ま、まあ其れも個性ではないかと…」
クラリーネ
「世の中楽して成功するなんて馬鹿げているという事ですわね」
クロエ
「尤もだ」
アニス
「私は踊りより手堅く商売した方が性に合ってるかも」
カトリ
「そうだねアニスは堅実に稼いだ方が成功しそう」
ケイナ
「メルルー」
メルル
「あ、ケイナ如何したの」
ケイナ
「メルル何してるの」
オリヴィエ
「踊りを教えて欲しいと言われまして」
ケイナ
「はぁ、直ぐに影響されるんだから」
クロエ
「だがやる気は感じられるぞ」
ケイナ
「社交的なのなら良いんだけどオリヴィエのは人に見せるものだよね」
カトリ
「そうだよ」
ケイナ
「国王様かルーフェスが此処に居たら雷が飛んで来てたよ」
アニス
「過保護なんだね」
ケイナ
「一応王女様だし」
クラリーネ
「尤もですわね」
メルル
「ならケイナも一緒にやれば良いよ」
ケイナ
「へっ?」
オリヴィエ
「共犯にしてしまおうという事ですか」
クロエ
「合法的に巻き込んだな」
カトリ
「言い出したら聞かないもんね」
アニス
「この王女様さらっと過激だよね」
クラリーネ
「少しぐらい過激な方が人として楽しいですわよ」
メルル
「そうと決まれば早速練習あるのみです」
ケイナ
「私やるなんて一言も…」
オリヴィエ
「諦めた方が良さそうですよ」
クロエ
「言い訳なら一緒に考えてやる」
カトリ
「皆ノリノリだね」
アニス
「駄目だこりゃ」
クラリーネ
「私も御手伝いしますわ」
ケイナ
「ふぇぇぇぇぇっ!?」
メルル
「練習再開しますよ」
オリヴィエ
「ふふっはい」


こうしてケイナも巻き込んで踊りの練習を日夜続ける事に
悪知恵が働く人だねぇ
オアシスでの休憩を終えて


ロニ
「うっし行くか」
レイド
「おう夕方までには到着したいからな頼むぜ」

「はいっ御任せ下さいね」
オリヴィエ
「荷物も今の所無事ですね」
リリア
「ええ傷や欠品は無いです」
商人
「今回の荷物は大切なものだから慎重にならなきゃ」
加奈
「では行きましょう」
レイド
「おう」



ロニ
「気のせいか魔物が強くなってないか」
レイド
「そうか?俺達は護られる側だし何とも言えないが」

「確かに少し妙な感じはしますね例の魔物に関係しているのでしょうか」
オリヴィエ
「うーん私には良く分かりません」
リリア
「何にせよ油断は出来ないという事ですね」
商人
「気を引き締めなきゃ」
加奈
「そういえば其の大きな荷物の中身って何なんですか」
レイド
「ん、こいつか教えても良いのかね」
ロニ
「無理なら無理して聞いたりはしないぜ」
オリヴィエ
「暈せば良いのではないでしょうか」

「詳細は言えないんですね」
商人
「実は目的地の街の地主からの依頼である装置を運んでてね」
リリア
「装置ですか」
レイド
「何でも其処の水不足を解消する為とかな」
加奈
「確かに砂漠だと水不足ってありますからね」
オリヴィエ
「其処で先進国から取り寄せたものらしいんです」
ロニ
「成る程ねぇ民を想ってるってのは伝わるな」
商人
「其の地主は住民から全幅の信頼を受けている人気者なのさ」

「素晴らしいですね」
レイド
「資産が使い切れないぐらいあるらしく民の為に使いまくっているらしいぜ」
リリア
「確かに砂漠の国だとオイルマネーとか聞きますからね」
オリヴィエ
「其の人は油田を所持しているらしくて国家予算数年分の資産は軽いらしいです」
加奈
「凄いんですね」
商人
「そんな余裕があるからこその恩返しなんだろうね」
レイド
「ま、話せるのは此れぐらいだ後は察してくれ」
ロニ
「おう人の素晴らしさは理解したしな」

「はいっ人はやっぱり素晴らしいです」
リリア
「ええ悪いものではありませんね」
加奈
「ふふっ」
オリヴィエ
「では急ぎましょう」
商人
「時間は待ってくれないからね」

そして

レイド
「日が傾いて来たな」
オリヴィエ
「でも街が見えて来ましたよ」
商人
「噂の魔物も出て来なかったね」
ロニ
「!?何だ…」

「この感じ…何かが来ます」
リリア
「明らかに存在を示すような空気…本物ですね」
加奈
「皆さんは下がって下さい」
レイド
「お、おう」
オリヴィエ
「は、はい」
商人
「噂の魔物かな」
魔物
「此処は通さんこの地を汚すものよ」
ロニ
「喋っただと!?」

「まさかあなたは…」
リリア
「構えて下さい」
加奈
「悪いけど通して貰いますよ」
魔物
「御前は…ふ、良かろう私を倒して進むが良い!!」



ロニ
「おいおいマジで傷が再生しやがるぞ」

「矢張りこの力は…」
リリア
「手も足も出ないとはこの事ですか」
加奈
「如何するんですか」

「私がやります」
ロニ
「お、おう」

「大いなる神の波動を此処に…消魔印!!」
魔物
「なにっ!?」

「一気に決めますよ、加奈さん」
加奈
「は、はいっ」
リリア
「良く分かりませんが任せましたよ」
加奈
「では…やあっ!!」
加奈
「世界を統べる覇者の剣!魔王滅焔刃!!」
魔物
「ぐうっ!?」
ロニ
「効いてるのか」
加奈
「更に続きますよ!アクセル解放!パワークライシス!」
加奈
「魔王紅蓮刃!!」
加奈
「滅びの刻を刻め!全ては無に還る!剣聖滅殺焔!!」

「続きますよ、ふうっ!!」

「具現せよ!蒼き水の舞姫!静かなる意志、粛清の波に変えて!水姫粛清!!」
魔物
「ぐうっ!?」

「アクセル解放!エレメントエナジー!」

「水鏡の煌槍!!」

「蒼き水の神姫!未知なる未来を切り拓け!神姫波涛!!」
魔物
「そうだ…其れで…良い…」



ロニ
「やったか」
魔物
「ありが…とう…」

「矢張りあなたはこの地に存在した…」
魔物
「良いの…もう人を苦しめたくなかった…だから…」

「馬鹿なんですから…でも本望なんですよね…」
魔物
「ええ、そうよ…漸く眠れる…本当に…ありが…とう…」

「さようなら…次の生を享ける時はきっと…」
リリア
「結局あの魔物は何だったのでしょうか」
加奈
「涼さんは何か感付いていたみたいですね」

「すみませんこの事は私の胸に仕舞っておきたいので」
ロニ
「分かった無理に聞いたりしないぜ其れより街は目の前だ行こうぜ」
レイド
「おうやっと到着だな」
オリヴィエ
「疲れましたね」
商人
「やっと休めるよ」

「行きましょう」
リリア
「ええ」
加奈
「はい」

「さようなら…人を愛した優しき神よ…」

そして

レイド
「さてっと荷物は無事に届けて来たぜ」
オリヴィエ
「今回は本当に助かりました」
商人
「この街で休んだら次の仕事に行くから」
ロニ
「何気にすんなって俺達は言われた通りに護衛しただけだ」

「はい此れは此れで楽しかったですよ」
リリア
「勉強にもなりましたから」
加奈
「皆さんの御仕事にも期待してますね」
レイド
「さて御礼なんだが」
ロニ
「あんま無理しないで良いぜ」
レイド
「そうだあんた達クランの構成員なんだろ」

「はい」
レイド
「ならこのオリヴィエを連れて行ってくれこいつの踊りは元気を貰えるからな」
オリヴィエ
「良いのですか」
レイド
「御前の踊りは俺達だけには勿体無いからなもっと成長して立派になれよ」
オリヴィエ
「は、はいっ」
レイド
「って訳だ悪くないだろ」
リリア
「はいでは好意に甘えておきますね」
加奈
「宜しく御願いしますねオリヴィエさん」
オリヴィエ
「はいっ」
ロニ
「じゃあそろそろ戻るぜ夕飯に間に合わなくなるしな」

「では失礼しました」
リリア
「では」
加奈
「御元気で」
オリヴィエ
「行って来ます」
レイド
「おう確りやれよ」



レイド
「さて今夜は少し贅沢するか」
商人
「そうですね明日の仕事も探しておきます」
レイド
「おうんじゃ今夜は良いもの食おうぜ」
商人
「ははっ、はい」


こうしてキャラバンの踊り子オリヴィエが参加する事に
彼女の踊りは見る者に元気を与える
本日の依頼は…


ロニ
「今日の依頼って確かキャラバンの護衛だったよな」

「はい何でも強い魔物の出没する地域を抜けるのでとか」
リリア
「そんな所を抜けるんですか人員は足りていると思いますけど」
加奈
「きっと凄い強い魔物が出るんじゃないですか」
ロニ
「だよなぁキャラバンって商人とかだから戦闘能力なんて知れてるし」

「ですが引き受けた以上遂行しなくてはいけませんね」
リリア
「ですね砂漠越えらしいので苦労しそうです」
加奈
「水分は確り補給しましょうね」
ロニ
「おうんじゃ合流場所へ向かうぜ」

「はいっ」
リリア
「分かりました」
加奈
「はい」



ロニ
「お、あれみたいだな」

「あのー」
商人
「ん、なんだ何か欲しいのか」
リリア
「いえ護衛の依頼で来たのですが」
レイド
「ああ、そっちか俺はレイドだ宜しくな」
加奈
「其れで護衛の依頼というのは…」
レイド
「ん、ああ其れか実は今日中にこの砂漠を越えなきゃならなくてな」
ロニ
「其れで俺達に護衛を頼んだって事か」
レイド
「まあな此処の砂漠の終着点にすげぇ強い魔物が出るんだよ」

「其れを倒せるだけの人材が必要という事ですね」
レイド
「そういう事だな其の魔物に他のキャラバンは太刀打ち出来ずにいるぐらいだ」
リリア
「そんなに強いのですか」
レイド
「ああ少なくとも並の魔物とじゃ比べ物にすらならない」
加奈
「そんな強い魔物なんですか」
レイド
「噂なんだが其の魔物はどんな傷も瞬く間に再生するらしい」
ロニ
「そりゃ厄介極まりないな倒すどころか傷一つ付けられないぜ」
レイド
「だから腕が立つって評判のあんた達に依頼した訳さ」

「信頼されてるんですね」
レイド
「さてそろそろ発つぜ護衛は頼んだからな」
リリア
「はい分かりました」
レイド
「御前達!準備は良いな!発つぞ!」
商人
「何時でも行けます!!」
レイド
「んじゃ頼んだぜ」
加奈
「はいっ」



レイド
「流石に砂漠越えは慣れてるとはいえ毎回キッツイぜ」
ロニ
「ま、砂漠なんて好き好んで入るような場所じゃねぇからな」
レイド
「然も砂漠は昼はクソ暑く夜はクソ寒いそんなとこを突破するのは苦労するぜ」

「砂漠って夜は寒いんですか知りませんでした」
レイド
「夜の砂漠は雪国並の寒さだぜそんな装備は普通用意しないしな」
リリア
「そうですね夜と昼と別々の装備を用意したら却って大変です」
レイド
「だから昼の内に抜けるのが基本なのさ夜は道も分かり難いからな」
加奈
「成る程勉強に成りますね」
商人
「お、仙人掌だ」
踊り子
「本当ですね此れで水を補給しておきましょう」
ロニ
「こういう知識があると便利だよな」
レイド
「まあな専門知識ってやつさ」

「此処までは魔物も確認していませんね」
レイド
「今はなもう少し進むと魔物の縄張りに入るぜ」
リリア
「では気を引き締めませんと」
レイド
「おうよ夕方までには何としても抜けるからな」
加奈
「分かりました」
商人
「水はこんなものかな」
踊り子
「はい充分ですね」
ロニ
「それにしてもこのキャラバンって踊り子まで付いてるんだな」
レイド
「おう自慢の踊り子のオリヴィエだ」
オリヴィエ
「オリヴィエと申します」

「涼です此方はロニ向こうはリリアと加奈さんです」
オリヴィエ
「分かりました」
リリア
「仲良くしましょうね」
オリヴィエ
「は、はい」
加奈
「そろそろですね」
レイド
「だな護衛は頼むぜ」
ロニ
「おう任せとけ」

「空の魔物は私が引き受けますね」
リリア
「荷物と皆さんは必ず御守りします」
加奈
「傷一つ付けさせませんから」
レイド
「おう期待してるぜ」
商人
「もう縄張りだね気を引き締めて」
オリヴィエ
「はいっ」



ロニ
「魔物も結構厄介だな」

「意外とすばしっこいのですね」
リリア
「砂漠の地形に足を取られて上手く行きませんね」
加奈
「的確に仕留めるしかありません」
レイド
「もう少し進んだらオアシスだ其処で休憩にするぜ」
ロニ
「分かった」

「では急ぎましょう」
リリア
「護衛も忘れないように」
加奈
「はい」

そして

レイド
「さて飯にするかあんた達も一緒にな」
ロニ
「すまないな恩に着るぜ」

「何を作ってくれるのでしょう」
リリア
「まあ食べられるものは出て来ますよ」
加奈
「私も手伝います」
オリヴィエ
「あ、はいでは御願いします」



レイド
「待たせたな」
ロニ
「良い匂いだな」
オリヴィエ
「御口に合うと良いのですが」

「この緑色のステーキは何なのですか」
商人
「仙人掌ステーキだよ砂漠での貴重な栄養源さ」
リリア
「砂漠でステーキというのも複雑ですね」
レイド
「なーに砂漠では栄養は大切だからな文句なんか言えないのさ」
加奈
「そうですね生きる為なら仕方ないんです」
ロニ
「ま、四の五の言わずに食おうぜ」

「はい頂きます」
リリア
「頂きます」
加奈
「頂きます」
レイド
「どうよ」
ロニ
「意外とイケるな想像してたより美味いぜ」

「はい思っていた以上に美味しいです」
オリヴィエ
「良かった…」
リリア
「此れは結構な味ですね病み付きになりそうです」
加奈
「水は確り飲んで下さいね」
商人
「気に入ったみたいだね」
レイド
「食い終わったら出発するぜ確り食っとけよ」
ロニ
「おう」

「はい」
リリア
「分かりました」
加奈
「はい」
レイド
「このペースなら夕方には辿り着けそうだな」
商人
「そうだね焦らず行こう」
オリヴィエ
「そうですね」


後編に続く
加奈と鈴鹿の誕生日を祝っている頃


ミラ
「今回の依頼は確か伝説の剣を探してくれだったか」
エイリーク
「伝説の剣ってそんな簡単に見付かるものなのでしょうか」
セレナ
「少なくとも伝説なのですから其れなりに立派とは思いますが」
暮葉
「伝説の剣なんて噂に過ぎないのではないのか」
ミラ
「だが依頼に添付されていた資料は興味深いぞ」
エイリーク
「確かに伝説の剣はこの森の何処かに眠っているとありますね」
セレナ
「森から繋がる別の空間ですか不思議なものです」
暮葉
「そんな場所があるのなら拝んでみたいものだがな」
ミラ
「伝説の剣か立派なものだと良いのだがな」
エイリーク
「私のジークリンデも一応伝説の双聖器の一つなのですけど」
セレナ
「まあ噂なんて知らぬ間に広まるものですから本物かなんて分かりませんよ」
暮葉
「尤もだ本当か嘘かは自分で確かめるしかない」
ミラ
「兎に角探すか動かなければ始まらないからな」
エイリーク
「そうですね何か見付かると良いのですが」
セレナ
「まあ嘘なら盛大に釣られたという事で」
暮葉
「全くさっさと行くぞ」



ミラ
「矢張り何も無いな」
エイリーク
「やっぱり釣りなんでしょうか」
セレナ
「噂なんてそんなものですよ」
暮葉
「なあ少し構わないか」
ミラ
「如何した暮葉」
暮葉
「この倒木中が空洞になっていて此処を潜って先に進めそうだぞ」
エイリーク
「本当ですね虎穴に入らずんば何とやらです入ってみますか」
セレナ
「そうですね進んでみましょう」
暮葉
「少し不安だがまあ構わん行くか」
ミラ
「そうだな行くぞ」
エイリーク
「はい」
セレナ
「分かりました」
暮葉
「ふむ」



ミラ
「此処は…」
エイリーク
「霧が濃いですね視界が悪いですよ」
セレナ
「私の魔法では無理ですねこの霧は魔力の塊のようです」
暮葉
「詰まりこの霧は特殊な力なのか」
ミラ
「逸れないように固まって行動するぞ」
エイリーク
「分かりました」
セレナ
「慎重に進みましょう」
暮葉
「何だと言うのだ」



ミラ
「ふむ道が良く分からん」
エイリーク
「其れ以前に本当に正しい道を進んでいるのでしょうか」
セレナ
「何とも言えませんねこの濃霧では難しいですよ」
暮葉
「あだっ」
ミラ
「暮葉大丈夫か」
エイリーク
「何かにぶつかったみたいですね」
セレナ
「此れは…ペンダントでしょうか」
暮葉
「つつ、ペンダントだと何故そんなものが」
ミラ
「このペンダントからは不思議な感じを受けるな一応持って行くか」
エイリーク
「そうですね何かに使えるかもしれません」
セレナ
「分かりましたでは持って行きましょう」
暮葉
「ふーむ…」
ミラ
「もう少し進むぞ」
エイリーク
「はい」
セレナ
「分かりました」
暮葉
「ああ」



ミラ
「むぅ相当歩いた筈なのだが何も見えて来ないな」
エイリーク
「前に進んでいる感覚はあるんですけど」
セレナ
「ええ確かに前には進めていますね何処までかは分かりませんが」
暮葉
「霧で何も見えんからな」
ミラ
「む、この倒木は何処か違和感を感じるな」
エイリーク
「違和感ですか?別に普通の倒木では…」
セレナ
「多分こうするのでは」
暮葉
「何と穴が」
ミラ
「此処を進めという事か」
エイリーク
「恐らく先に行っていますね」
セレナ
「では御先に」
暮葉
「全く行くぞ」
ミラ
「うむ」



ミラ
「未だ霧が濃いな」
エイリーク
「何かが来ます」
セレナ
「数は複数ですね構えて下さい」
暮葉
「何処からでも来い」
魔物
「グゥゥゥゥゥ…」
ミラ
「矢張りか行くぞ」
エイリーク
「はい」
セレナ
「御任せを」
暮葉
「全く」



ミラ
「霧の所為で動きが掴み難いな」
エイリーク
「的確に決めるしかありませんね」
セレナ
「そうですね長期戦は不利ですよ」
暮葉
「数は二体だ一気に行く」
暮葉
「はあっ!!」
暮葉
「闇夜を駆ける影の刃!刹那に光る斬光を見せてやる!暗殺瞬影刃!」
暮葉
「ふっ(スパーン!!)」
魔物
「ぎゃうっ!?」
暮葉
「逃がさん!アクセル解放!シャドウバイト!」
暮葉
「苦無襲!!」
暮葉
「数多の闇よ、此処に集え…汝が見る影、刹那と消える!奥義!苦無千乱!!」
魔物
「グァァァァァァァ!!!!!!!」
エイリーク
「では此方も参ります!ふうっ!」
エイリーク
「美しく咲き誇れ!蒼紅の薔薇よ!疾風迅雷疾風の如く!ダブルローズ!!」
魔物
「ぎゃうっ!?」
エイリーク
「逃がしません!アクセル解放!ボルトバースト!」
エイリーク
「無瞬突!!」
エイリーク
「見切れますか!はああああっ!」
エイリーク
「王家の血筋、確と焼き付けなさい!我が緋に染められし剣は!我が為に!」
エイリーク
「雷覇瞬光刃!!」
魔物
「グァァァァァァァ!!!!!!!」



ミラ
「勝てたようだな」
エイリーク
「あれ此れは…」
セレナ
「ペンダントですね先程のは青此れは緑と赤ですか」
暮葉
「おい向こうに何か確認出来るぞ」
ミラ
「分かった行ってみよう」
エイリーク
「はい」
セレナ
「分かりました」
暮葉
「漸く終わりそうだな」



ミラ
「此れは剣だな」
エイリーク
「台座に刺さっていますね伝説の剣って此れでしょうか」
セレナ
「ですがビクともしませんね抜けるどころか微動だにしません」
暮葉
「見付けたのは良いのだが抜けなくては話にならんぞ」
ミラ
「貸してみろ」
エイリーク
「無理ですよ」
セレナ
「特殊な力で封印が施されているようですからね」
暮葉
「何か無いのか」
ミラ
「む、先程のペンダントか」
エイリーク
「光を放ってますね」
セレナ
「若しかしたら抜けるかもしれませんよ」
暮葉
「やってみろミラ」
ミラ
「うむ、ふっ!!」
エイリーク
「剣が抜けた…」
セレナ
「霧も晴れて行きますね」
暮葉
「其れで結局其の剣は何なのだ」
ミラ
「ふむ、良い感じに馴染むな悪く無さそうだ」

我を抜くとは大したものだ

エイリーク
「この声まさかこの剣ですか」

我が名は退魔の剣セントクリス我に認められし者に力を貸す事が宿命

セレナ
「詰まりミラさんを持ち主として認めたと」

如何にも汝が刃として邪を祓う力となろう

暮葉
「なら構わないのではないのか素直に甘えておけ」
ミラ
「分かったでは今後とも力になってくれ宜しく頼むぞセントクリス」

承知した

エイリーク
「見付けたのは良いですけどミラさんのものになってしまいましたね」
セレナ
「別に良いのではありませんか悪用されるよりはマシかと」
暮葉
「尤もだな報告は適当に無かったとでも伝えておけば良かろう」
ミラ
「では帰るか霧も晴れて道もハッキリしているしな」
エイリーク
「はい帰りますよ」
セレナ
「では戻りましょう」
暮葉
「うむ」


こうしてミラは伝説の剣の主となった
こういう時の報告は上手に伝えるプロも居ますから安心ですよ
本日はと言うと


アリシア
「うん、いい感じに焼けてますね」
ケイナ
「良い匂いだよ流石はアリシアだね」
アリシア
「はい御祝いですから美味しい料理は必要ですよ」
ケイナ
「御菓子作りが得意なのって羨ましいな」
アリシア
「ケイナも充分ですよ他にも作りますからね」
ケイナ
「うん」
エリーゼ
「あれ良い匂いですね」
ティポ
「ほんとだー御菓子の匂いだね」
出穂
「甘い匂いだねーケーキかなー」
アリシア
「ええ、今日は加奈さんと鈴鹿さんの誕生日なんですよ」
ケイナ
「だからケーキと御菓子を沢山作ってるの」
エリーゼ
「全員は入り切らないから一部ですけど御祝いですね」
ティポ
「うんうんエリーゼもアリシアの御菓子は大好きだもんねー」
出穂
「たいちょーは寝てるから後でケーキ持って来てねー」
アリシア
「ふふっ、たいちょーさんらしいですね」
ケイナ
「他にも作らなきゃね忙しいよ」
エリーゼ
「そういえば肝心の二人は何処に居るんですか」
ティポ
「確かに姿を見ないよねー」
アリシア
「大丈夫ですよ時間になれば来ますから」
ケイナ
「だから私達は御菓子作りに専念出来ますね」
エリーゼ
「楽しみにしてますね」
ティポ
「ケーキー」
リアラ
「あらあの二人御機嫌ね如何したの」
トリア
「おや甘い匂いがするねこの匂いはケーキか」
アリシア
「あ、はい今日は加奈さんと鈴鹿さんの誕生日なんです」
ケイナ
「だから色々と作ってるんだよ」
リアラ
「其れはめでたいわねアリシアの御菓子は評判が良いから期待ね」
トリア
「ウチは甘いのも良いけど酒が飲みたいかねぇ」
アリシア
「しょっちゅう御酒を飲んでいるんですから偶には胃を休めて下さい」
ケイナ
「エスティさんもだけど飲み明かしてるもんね」
リアラ
「確かにトリアって御酒が好きよね」
トリア
「酒は嫌な事を忘れさせてくれるからねぇ付き合いってもんさ」
アリシア
「でも飲み過ぎはいけませんよ」
ケイナ
「飲み過ぎると病気になっちゃうよ」
リアラ
「心配されてるわね」
トリア
「仕方ないねぇ今夜は何か別のものにするか」
アリシア
「でもトリアさんって何でも食べますよね」
ケイナ
「そういえばそうだね好き嫌いとか無いのかな」
リアラ
「肉も魚も野菜も満遍なく食べてるわよね」
トリア
「嫌いなものねぇ此れと言ったものはないけど強いて言えば匂いのキツイものか」
アリシア
「匂いのキツイものですか」
ケイナ
「何か分かるかも私も匂いのキツイものって苦手だし」
リアラ
「そうね匂いって味とは違うから結構気になるかも」
トリア
「調味料ドバドバのもんとか食えたものじゃないからねぇ」
アリシア
「成る程匂いは料理においても大切な要素ですよね」
ケイナ
「食欲をそそる匂いってあるもんね」
リアラ
「結構味には煩いのよねトリアって」
トリア
「自分から作るのは面倒なんだが注文ぐらい付けるのは構わないだろう」
アリシア
「そうですね注文ぐらいなら構いませんよ」
ケイナ
「万人に食べられるものだけどね」
リアラ
「そろそろ準備は良いのかしら」
トリア
「御菓子は数は足りてるだろう」
アリシア
「そうですね御二人を呼んで来て貰えますか」
ケイナ
「私達は準備を整えますから」
リアラ
「分かったわ行くわよ」
トリア
「はいよ」



加奈
「何でしょうか」
鈴鹿
「何も言わんと分からぬぞ」
リアラ
「さ、入って」
加奈
「はぁ」
鈴鹿
「ふむ」
アリシア
「御誕生日おめでとうございます♪」
ケイナ
「ハッピーバースデイだよ」
加奈
「そういえば今日って私達の誕生日…」
鈴鹿
「おお、そうじゃったすっかり忘れておったわ」
エリーゼ
「さあこっちに来て下さい」
ティポ
「御祝いするからねー」
リアラ
「ほら」
加奈
「はい」
鈴鹿
「うむ」
イオン
「じゃあ蝋燭の火を吹き消してね」
加奈
「はい行きますよ」
鈴鹿
「良かろう」
二人
「ふっ」
トリア
「いやぁーめでたいねぇ二人も一つ大人の階段を上ったって事さ」
アリシア
「御菓子も沢山ありますからね」
ケイナ
「夜御飯も誕生日だから少し贅沢にするんだよ」
加奈
「嬉しいです有難うございます」
鈴鹿
「うむ現世に蘇ってこういった事もしてもらえるとは感激じゃよ」
エリーゼ
「じゃあケーキを切り分けましょう」
ティポ
「アリシアの特製ケーキー」
リアラ
「はいこんな感じで良いかしら」
イオン
「うん良い感じだね」
トリア
「この甘い匂いが食欲をそそるってもんさ」
加奈
「このケーキってフルーツケーキですか」
鈴鹿
「果物が豊富に使われておるの」
アリシア
「はい今回は旬のフルーツを沢山使ってますよ」
ケイナ
「アリシアって目利きも得意だから美味しいものを使ってるよ」
加奈
「はむ、凄く美味しいです」
鈴鹿
「うむこんなに美味いものは久しく食べたぞ」
エリーゼ
「本当に美味しいです流石はアリシアですね」
ティポ
「エリーゼクリーム付いてるー」
加奈
「他にも色々あって美味しいですね」
鈴鹿
「うむこのアイスも美味じゃぞ」
リアラ
「流石はアリシアね御菓子に関しては一切妥協しないのよね」
イオン
「凄いよねアリシアの御菓子への情熱って」
加奈
「でも本当に嬉しいです」
鈴鹿
「うむ此処に参加して心から嬉しいと思えるの」
トリア
「あんた達は若いんだから思う存分青春を謳歌しておくと良いさ」
加奈
「はいっ」
鈴鹿
「うむ」
アリシア
「他の人にも後で御菓子を配っておきましょうね」
ケイナ
「うん御祝いの言葉も貰えるよ」
加奈
「こんな大勢に祝って貰えるなんて幸せですね」
鈴鹿
「じゃな家族というものの大切さを知ったわい」
エリーゼ
「皆にも感謝ですね」
ティポ
「うんうんー加奈と鈴鹿も家族だもんねー」
加奈
「ふふっ、はい」
鈴鹿
「ふっ、悪くないの」
リアラ
「今夜の御飯にも期待ね」
イオン
「うん御誕生日だから少しぐらい贅沢しなきゃ」
トリア
「今夜は細やかな贅沢だね楽しみだ」
加奈
「今日はありがとうございます」
鈴鹿
「祝ってくれた事を感謝するぞ」
アリシア
「はいっ来年も御祝いしましょうね」
ケイナ
「今夜にも期待しててね」
加奈
「はいっ」
鈴鹿
「うむ」
エリーゼ
「良かったですね」
ティポ
「今夜も楽しみー」
リアラ
「ふふっ」
イオン
「うふふっ」
トリア
「はははっ」


こうして二人の誕生日は盛大に祝われた
後程他の人からも祝いの言葉を貰ったらしいですよ
アニエス達が魔物と奮闘している頃


ゼロス
「いやぁ~こんな美しい海を好きにして良いとはミラ様達やってくれるねぇ」
カリーナ
「ですわねぇ世界遺産レベルの美しさですわよ」
アンジュ
「うぅー水着になるって抵抗がある…」
ルアン
「あらアンジュの体型は標準でしょう別に恥ずかしがる必要なんか無いわ」
ケイナ
「でも確かに太っているようには見えませんね」
エミル
「だよねそんなに気にする事でもないと思うけど」
真衣
「其れよりこんな海を自由に使えるとかどういう事なの」
志乃
「だよなぁー何を如何したらこんな海を自由に使えるようになるんだ」
ゼロス
「まぁ其れはさて置き自由にしようぜぇ」
カリーナ
「ええ泳ぐ前には準備運動を忘れないように」
アンジュ
「はぁ」
ルアン
「うふふ」
ケイナ
「皆スタイル良いなぁ」
エミル
「保護者はルアンで良いんだよね」
真衣
「兎に角泳ぐ!!」
志乃
「おうよ!!」



ゼロス
「美しい海、美しい水着の美女此れこそ楽園ってやつだねぇ」
ルアン
「鼻の下、伸びてるわよ」
ゼロス
「良いでないの別に今更っしょ」
ルアン
「其れはそうだけどもう少し態度は改めないと駄目よ」
ゼロス
「此れでも変わったってしいなとかは良く言うんですけどねぇ」
ルアン
「あら昔のゼロスはもっと女たらしだったのかしら」
ゼロス
「ま、当たってるから反論はしないぜ」
ルアン
「そうでも余り変な目で見ないのよ」
ゼロス
「はいよ」



カリーナ
「此処って夏でも冬でも暖かいなんて羨ましいですわね」
エミル
「かもしれないねでも一年通して安定してると逆に困る事もあるよ」
ケイナ
「そうだね季節が変動する方が良い事もあるよ」
アンジュ
「そういうものなのね一年中常夏っていうのも意外と不便なのね」
カリーナ
「まあエルタリアも基本的には温暖な気候の場所なので慣れているのです」
エミル
「エルタリアかカリーナの御母さんって凄い美人らしいね」
ケイナ
「エルタリアの至宝って呼ばれるぐらいだから相当な美人だよね」
アンジュ
「そんな美人なんて凄いのねカリーナの美しさにも納得かしら」
カリーナ
「私なんかお母様に比べれば小さな存在ですわよ」
エミル
「カリーナが其処まで言うぐらい凄い人って事か」
ケイナ
「だね相当凄い人なんだなぁって感じるよ」
アンジュ
「至宝と呼ばれる程の人かぁやっぱり敵わないわよね」



真衣
「海の中もすっごい綺麗だね本当に羨ましいよ」
志乃
「こんな凄い海を独り占めとか何処の金持ちだよってなるよな」
真衣
「だよねぇあたし達実は物凄い所に所属してるんじゃ」
志乃
「物凄いってか所属してる人のレベルを見れば今更だけどな」
真衣
「尤もだね」
志乃
「ん、あそこに何か浮かんでないか」
真衣
「え、うーんあ、本当だ人かな」
志乃
「見に行ってみようぜ」
真衣
「うん」



志乃
「うおっ!?人魚だぞ!?」
真衣
「夢じゃないよね」
志乃
「死んでるのか」
真衣
「物騒な事言わないで」
志乃
「…心臓は動いてるな」
真衣
「兎に角陸に運ばないと」
志乃
「だな行くぜ」



ゼロス
「ん、真衣ちゃんに志乃ちゃん背中の其れは何だ」
ルアン
「人魚よね何処で拾ったの」
真衣
「実はかくかくしかじかで」
ゼロス
「海に浮いてたって事は漂流して来たのかね」
志乃
「死んではいないみたいだぜ証拠に心臓は動いてるからな」
ルアン
「兎に角介抱しなきゃね」
ゼロス
「だなルアン様は治癒術も使えるし問題無いだろ」
カリーナ
「あら皆さん何をなさっているのですか」
エミル
「其れって人魚だよね」
ケイナ
「人魚って又凄いもの見付けて来たね」
アンジュ
「何でそんなのを見付けたの」
真衣
「実はかくかくしかじかで」
ゼロス
「今ルアン様が介抱してるぜぇ」
志乃
「あんな美人初めて見たからな」
ルアン
「あら目を覚ましたわよ」
人魚
「う、ん…此処は…」
カリーナ
「目を覚ましましたのね」
人魚
「ええ彼方達は…」
エミル
「この海に泳ぎに来てるだけだよ」
人魚
「そうこの海も人が訪れるようになったのね」
ケイナ
「ところで貴女名前は」
リリア
「リリアだけど」
アンジュ
「何で海に浮かんでいたのか説明してくれるかしら」
リリア
「実はかくかくしかじかで」
ゼロス
「詰まり人魚の乱獲が行われてるってのか」
リリア
「ええ、人間達の手で理不尽に捕獲されて売られているらしいの」
ルアン
「酷い話ねぇ」
リリア
「ねえ我儘かもしれないけど御願いして良い」
真衣
「別に構わないけど」
リリア
「私を彼方達の下で匿って欲しいの」
志乃
「何だそんな事か別に構わないぜ」
リリア
「本当に良いの私なんかの頼みを」
カリーナ
「別に構いませんわよ一人増えるぐらい今更ですわ」
リリア
「有難う仲間を助ける為にも力になってくれるのよね」
エミル
「そうだね王族の人とかも居るから力にはなれるよ」
リリア
「本当に有難う感謝してもし切れないわ」
ケイナ
「帰ったらイナルナにも相談しなきゃね」
リリア
「彼方達本当に凄い人なのね」
アンジュ
「まあ親交はあるものね仲良くしてるわよ」
リリア
「へぇー」
ゼロス
「ところで水から離れても大丈夫なのか」
リリア
「うん平気だよ特殊な術で人の姿になれるから」
ルアン
「そんな術があるのね興味深いわ」
リリア
「取り敢えず其れっと」
真衣
「本当に人間の姿になったよ」
リリア
「此れで問題ありませんよね」
志乃
「だな戦いも出来るんだろ」
リリア
「はい水の力と槍を使った戦いが得意です」
カリーナ
「正に海の生き物という感じですわね」
リリア
「地上でも水中でも戦えるように訓練されていますから」
エミル
「そっかなら安心だね」
リリア
「こう見えて結構強いので」
ケイナ
「へぇーそんな風に見えないよね」
リリア
「では宜しく御願いしますね」
アンジュ
「ええ宜しくね」
リリア
「この海は平和なのですが場所によっては危険な場所もあるんですよね」
ゼロス
「ま、海なんて一箇所でも世界と繋がるからなぁ地域によって色々あるさ」
リリア
「そうですね海の事も最近は色々ありますから」
ルアン
「取り敢えず交渉は成立ね時間になったら帰るから自由にして良いわよ」
真衣
「うん」
志乃
「はいよー」

そして時間になり

ゼロス
「集まったな」
カリーナ
「ええ全員居ますわよ」
リリア
「今日から御世話になりますね」
アンジュ
「じゃあ帰りましょう」
ケイナ
「うんもう直ぐ日も暮れるからね」
エミル
「そうだね帰ったら御飯かな」
ルアン
「じゃあ帰るわよ」
真衣
「はーい」
志乃
「満足だぜ」


こうして人魚のリリアも参加する事に
イナルナにも相談する事になります
本日も依頼です


イアハート
「今日の依頼は魔物の捕獲だっけ」
ルキア
「ええ頻繁に舞い込んでいる色違いの魔物ですね」
アニエス
「そんなに頻繁に舞い込んでるんだ」
由馬
「一日に一件は確実に舞い込んでる…」
イアハート
「あはは、数が多いから大変だよね」
ルキア
「全くです想定外とはいえ数が多いと苦労しますよ」
アニエス
「でも珍しい魔物なんて興味はあるけどね」
由馬
「強さも段違いらしい…」
イアハート
「ふーんそんな魔物を人工的に作るなんて凄いんだね」
ルキア
「技術は褒められますけど管理能力には感心しませんね」
アニエス
「まぁまぁ別に態とやった訳じゃないんだから許してあげようよ」
由馬
「苦労する方の身にもなれ…」
イアハート
「あはは、由馬キツイ…」
ルキア
「まあ良いでしょうさっさと捕獲して連れて行きますよ」
アニエス
「はいよー」
由馬
「了解…」



イアハート
「此処の魔物ってこんなに強かったっけ」
ルキア
「矢張り生態系が崩れているのでしょうね」
アニエス
「別の場所から集まって来たのかな」
由馬
「どんな生き物でも強い者に従うのは摂理…」
イアハート
「其れはあるけど流石に強くないかな」
ルキア
「攻撃的でないのがせめてもの救いですね」
アニエス
「こんなのに一斉に襲われたら軽く死ねるよね」
由馬
「強いなら腕試しにはなる…」
イアハート
「でも魔物からも違和感を感じるよね何だろう」
ルキア
「異なる遺伝子が入り込んだのだと思いますよ」
アニエス
「詰まり遺伝子が合わさって別の魔物が生まれたって事か」
由馬
「生態系が戻るには少し時間が必要…」
イアハート
「やっぱり簡単には行かないのか色々と苦労しそう」
ルキア
「魔物とて種を存続させる為にあれこれしているのですからね」
アニエス
「其の結果遺伝子が混ざって別の魔物が生まれるのか」
由馬
「人がセックスするのと同じ…魔物だって発情する…」
イアハート
「あはは、ストレートだね…」
ルキア
「正論なのですが平和にも関わりますからね」
アニエス
「でも魔物って街の中とかには入って来ないよね何でなのかな」
由馬
「噂だと特殊な力で入れないらしい…」
イアハート
「特殊な力って何だろ」
ルキア
「私が聞いた話では街を創る際に中央政府から特殊な道具を受け取るとか」
アニエス
「其れで魔物が入って来ないのかー納得かも」
由馬
「何にせよ特殊な何かで街の中には入れないって事…」
イアハート
「不思議なんだね」
ルキア
「まあ良いでしょうさっさと見付けて捕獲しますよ」
アニエス
「はいよー」
由馬
「了解…」



イアハート
「そういえばターゲットって何の魔物だっけ」
ルキア
「確か二体で一つの魔物ですねマグネット何とかでしたか」
アニエス
「えっとだねマグネッパーだよ御互いに正反対の磁力を放出するとか」
由馬
「押したり引いたり面倒…」
イアハート
「磁石の魔物か少し厄介かも」
ルキア
「金属は確実に反応しますからね」
アニエス
「まーあたしの銃とか殆どの武器は特殊素材だから問題無いっしょ」
由馬
「結論からして武器の素材は関係無い…」
イアハート
「なら問題無さそうだね」
ルキア
「何にせよ少し嫌らしい事は確実ですが」
アニエス
「ま、何とかなるよさっさと捜そうぜ」
由馬
「行くぜー…」



イアハート
「あれって…」
ルキア
「間違いありませんねマグネッパーです」
アニエス
「色違いで緑と紫か両方潰さなきゃいけないのは面倒かも」
由馬
「さっさと倒す…」
魔物
「ジジジ」
イアハート
「気付かれた来るよ」
ルキア
「遠慮はしませんよ」
アニエス
「派手にやっちまうぜー」
由馬
「潰す…」



イアハート
「つ、疲れる…」
ルキア
「押されたり引かれたり面倒ですね」
アニエス
「片方ずつ的確に潰すしかないね」
由馬
「面倒臭い…」
イアハート
「はぁ兎に角やろうか」
ルキア
「私とアニエスで一気に潰します前は任せましたよ」
アニエス
「逃がさないからね」
由馬
「了解…さっさとやれ…」
イアハート
「行くよ!!」



ルキア
「行きますよ、ふうっ!!」
ルキア
「舞い踊れ!!氷華旋乱の旋風よ!!」
ルキア
「一天!北辰!十六夜!紅霞!青嵐!雪代!五月雨!翠霞!青女!氷面鏡!」
ルキア
「此れが美しき蒼の舞いです!!」
ルキア
「更に行きますよ!来たれ雷!裁きを下します!煌華武帝棍!!終わりです!」
アニエス
「こっちも行くよ!やあっ!」
アニエス
「乾坤一擲!風陣裂壊!タイラントスタンプ!!」
イアハート
「未だだよ!!」
ルキア
「御仕置きです、アクセル解放!フリーズウイング!」
ルキア
「蛇影旋!!」
ルキア
「浄化の扉、開かれん!!」
ルキア
「天使の血筋!其の身に焼き付けなさい!我が緋に染められし技は!」
ルキア
「我が為に!花鳥風月!!」
アニエス
「決めるよ!アクセル解放!ハンマーレイン!」
アニエス
「この華麗な技に見惚れないでよね!はっ!更に!決める!D・バスター!!」
魔物
「ジジジ」
由馬
「未だ終わらない…」
イアハート
「ちょっ!?合体したよ!?」
ルキア
「梃子摺らせてくれますね」
アニエス
「面倒臭い奴だね!!」
由馬
「覚悟は良い…ふぅっ…」
由馬
「嵐に飲まれろ…絶風旋嵐衝…」
魔物
「ジジジ」
由馬
「アクセル解放…ソニックエッジ…」
由馬
「嵐刃襲…」
由馬
「今…楽にしてあげる…消えて…」
由馬
「御腹空いた…」
魔物
「きゅう…」



イアハート
「今度こそ終わったよね」
ルキア
「そのようですねキューブに捕獲しますよ」
アニエス
「はぁ二日分ぐらい疲れた気がする」
由馬
「捕獲完了…届けるよ…」
イアハート
「だね行こう」
ルキア
「全く」
アニエス
「はぁ…」
由馬
「…」



研究者
「ああ、助かりましたでは御礼のなりきりドロップです」
イアハート
「今どれぐらい集まってますか」
研究者
「図鑑一冊の半分ぐらいですね道程は険しいです」
ルキア
「まあ其れでも順調なら宜しいですよ」
研究者
「はい研究所の移転も終わったので今度は逃げられませんよ」
アニエス
「なら良いんだけどね」
研究者
「では今後も御願いしますね」
由馬
「了解…」
イアハート
「じゃあもう行きますね失礼しました」
ルキア
「では失礼しました」
アニエス
「またねー」
由馬
「疲れた…」
研究者
「はぁ、道程は険しいや兎に角少しずつでも集めなきゃ」
研究者
「もう逃げられないと思うし今度は失敗しないようにね」
研究者
「兎に角少しずつだ焦らないようにね」
研究者
「さて戻って来た奴にだけでも餌をあげよう」


こうして今回も捕獲成功
数の多さには参るぜ

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