VS浮雲の魔女ウィウィ

戦闘開始です


ウィウィ
「行くよ~」

「来いッ!」
パーフィル
「負けませんわよ!」
ウィウィ
「風よ、行け~」(体力後220030)

「はっ!斬風!塵撃剣!流刃!」
パーフィル
「月光よ、落ちよ!ムーンプレス!」
ウィウィ
「斬り裂け、風~」(体力後212336)

「はっ!双連斬!斬牙!双風斬!」
パーフィル
「月光よ、穿て!ムーンアロー!」
ロクロウ
「始まったな」
エルシナ
「見せて貰うよ」
ウィウィ
「斬り裂け、烈風~」(体力後204113)

「はっ!塵風閃!虎風剣!牙連風!」
パーフィル
「月光の一閃、突き抜けなさい!ムーンスピア!」
ウィウィ
「突き抜けろ、風~」(体力後196117)

「はっ!飛天斬!風天駆!真空断剣!」
パーフィル
「月光の針よ、突き刺され!ムーンニードル!」
ウィウィ
「穿て、風~」(体力後188334)

「はっ!空天波!乱風!飛空閃!」
パーフィル
「月光よ、押し潰せ!ムーンプレッシャー!」
ウィウィ
「風の刃よ、斬り刻め~」(体力後180022)

「はっ!裂襲斬!双連斬!疾風連牙!」
パーフィル
「月の光よ、弾けよ!ムーンボール!」
ロクロウ
「梓もやるな」
エルシナ
「思ったより凄いわね」
ウィウィ
「斬り刻め、風の力~」(体力後172336)

「はっ!無影風!斬翔牙!天裂剣!」
パーフィル
「月光の雨、来たれ!ティンクルレイン!」
ウィウィ
「突き抜けろ、烈風~」(体力後164219)

「はっ!塵波!双撃連斬!無影震!」
パーフィル
「月光の刃よ、舞い踊れ!ムーンスラスト!」
ウィウィ
「追い詰めろ、風~」(体力後156221)

「はっ!夢幻風!疾風突!円風!」
パーフィル
「月光の炎よ、燃え盛れ!ルナフレイム!」
ウィウィ
「撃ち抜け、風の魔弾~」(体力後148114)

「はっ!裂塵剣!双破塵!疾風幻破!」
パーフィル
「輝きの翼よ、舞い踊れ!ムーンウィング!」
ウィウィ
「風よ、逆巻け~」(体力後140033)

「はっ!刹破!連刃破!無影風刃!」
パーフィル
「月光の一閃、突き抜けろ!ルナライトビーム!」
ロクロウ
「やるねぇ」
エルシナ
「まだまだよ」
ウィウィ
「風よ、踊れ~」(体力後132117)

「はっ!裂塵剣!震砕!衝破!」
パーフィル
「月光よ、雨と降れ!ルナレイン!」
ウィウィ
「烈風よ、斬り刻め~」(体力後124667)

「はっ!斬裂剣!魔塵裂駆!震風剣!」
パーフィル
「輝きの一閃、撃ち抜け!ルナレイザー!」
ウィウィ
「裂刃よ、斬り刻め~」(体力後116877)

「はっ!破天!翔破斬!幻空閃!」
パーフィル
「月光の乱舞、逆巻け!ムーンダストストーム!」
ウィウィ
「風の一撃、突き抜けろ~」(体力後108221)

「はっ!乱牙!空燕撃!飛連撃!」
パーフィル
「月の雨よ、来たれ!ムーンコメット!」
ウィウィ
「烈風よ、舞い踊れ~」(体力後100067)

「はっ!斬空撃!無影連破!砕破!」
パーフィル
「聖なる月光、乱れ飛べ!ランページムーン!」
ロクロウ
「良い具合に押してるな」
エルシナ
「むふふ、凄いね」
ウィウィ
「絶風よ、斬り裂け~」(体力後92114)

「はっ!刹風!流刃!風咬牙!」
パーフィル
「月の輝きよ、舞い踊れ!ムーンライトロール!」
ウィウィ
「風の刃よ、乱れ飛べ~」(体力後84667)

「はっ!魔神風裂剣!震風翔!霊風閃!」
パーフィル
「月の煌めき、舞い踊れ!ティンクルロール!」
ウィウィ
「風よ、乱舞せよ~」(体力後76117)

「はっ!天砕!空破!刹剣!」
パーフィル
「月光よ、乱れ飛べ!ティンクルランページ!」
ウィウィ
「風よ、暴虐の限りを尽くせ~」(体力後68148)

「はっ!竜刹華!尾薙!流転翔!」
パーフィル
「煌めきの風よ、月夜に吹け!ムーンナイトゲイル!」
ウィウィ
「裂刃よ、乱れ飛べ~」(体力後60034)

「はっ!流影刃!魔王絶風刃!連天牙!」
パーフィル
「清純なる光、来なさい!ピュアムーン!」
ロクロウ
「良い感じじゃないか」
エルシナ
「押し切れるかな」
ウィウィ
「魔の風よ、斬り刻め~」(体力後52117)

「はっ!斬天!鋭刃!破天風!」
パーフィル
「輝きの刃よ、狂い踊れ!ルナティックソード!」
ウィウィ
「やるね~」

「ウィウィこそね」
パーフィル
「流石は魔女ですわね」
ウィウィ
「えへへ~」

「褒めてない」
パーフィル
「のんびりしてますわね」
ウィウィ
「急かすのは好きじゃないんだよね~」

「調子が狂うなぁ」
パーフィル
「でも真面目なんですのよね」
ウィウィ
「大真面目だよ~」

「ペースに飲まれるな」
パーフィル
「むぅ」
ウィウィ
「怖い顔しないの~」

「でも風の魔女らしいかも」
パーフィル
「自由という意味ではですね」
ウィウィ
「風のように自由にね~」

「成る程」
パーフィル
「納得しない」
ウィウィ
「さ~て、行くよ~」

「お、おう」
パーフィル
「覚悟なさいな!」
ウィウィ
「風の一撃、突き刺され~」(体力後44212)

「はっ!絶風連刃!魔王風刃!疾風走牙!」
パーフィル
「月光の雲より、落ちて来なさい!ムーンクラウド!」
ウィウィ
「恐慌の風よ、荒れ狂え~」(体力後36019)

「はっ!絶風剣!円風牙!月風!」
パーフィル
「破滅の月光、雨と降れ!ルインズルナ!」
ウィウィ
「狂乱の風よ、極限に吹け~」(体力後28148)

「はっ!破風!天風刃!絶震風!」
パーフィル
「月光の剣よ、落ちよ!ルナライトソード!」
ウィウィ
「滅びの風よ、その身に刻め~」(体力後20039)

「はっ!襲爪風剣!羅刹風!破神剣!」
パーフィル
「月光の意志よ、我に仇なす光を祓え!ルナティックセイバー!」
ウィウィ
「やるね~、本気で行くよ~」
ロクロウ
「来る!」
エルシナ
「どうするかな」
ウィウィ
「行くよ~、全弾展開~、砲撃開始~ぶっ放せ~」

「舐めんなあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
パーフィル
「この程度ッ!!」
ウィウィ
「風の力を舐めんなよ~」(体力後12001)
ロクロウ
「凄いな」
エルシナ
「魔女パないわね」

「ふぅ、間一髪」
パーフィル
「甘いですわね」
ウィウィ
「嘘だぁ~」

「反撃行こうか」
パーフィル
「ええ」
ウィウィ
「ちょ、まっ…」

「アクセル解放!アクティブファイト!」

「絶風震刃!!」

「耐えられるかな?小さき翼の纏い手よ…蒼天に想いを馳せ…今此処に舞い上がれ!たりゃあぁぁぁっ!!」
ウィウィ
「ひゃあっ!?」(体力後6001)
パーフィル
「アクセル解放!ストップアタック!」
パーフィル
「ブライトシュート!!」
パーフィル
「天へと還る白翼をあなたに…天地に舞いし白き翼よ…宿命に従い、邪を滅せよ…天翼煌華幸!!」
パーフィル
「そして我らには輝きの加護を!」
ウィウィ
「あうあう~」



ロクロウ
「見事だったぜ」
エルシナ
「お見事」
パーフィル
「当然ですわ」

「勝てば官軍、ってね」
ロクロウ
「調子が良いねぇ」
エルシナ
「でもそれでこそよ」
パーフィル
「うふふ」

「パーちゃんも楽しそうだね」
ウィウィ
「負けたね~」
ロクロウ
「でも流石だったぜ」
ウィウィ
「どもっす~」
エルシナ
「相変わらずマイペースね」
ウィウィ
「荒ぶったりするの好きじゃないし~」
パーフィル
「気が抜けますわ、全く」
ウィウィ
「にひひ~」

「やれやれだね」
ウィウィ
「それより先に進みなよ~」
ロクロウ
「だな、それじゃな」
エルシナ
「ばいばい」
パーフィル
「それでは」

「じゃあね」



ウィウィ
「負けちゃったねぇ」
ウィウィ
「他の仲間も此処に居るのかな」
ウィウィ
「ふぁ、眠いから寝る~」


次のボスをご期待下さい

タイニーラビリンス フロア176

久々のタイニーラビリンスです


ロクロウ
「ふぅ」
エルシナ
「此処は不思議だねぇ」
パーフィル
「ですわね、どうなっていますの」

「うーん、知らん」
ロクロウ
「まあ記憶と魂の迷宮とは聞いてるけどな」
エルシナ
「そうなのね」
パーフィル
「記憶と魂の迷宮ですか」

「ボス達は昔の存在なんだよね」
ロクロウ
「そうらしいけどな」
エルシナ
「昔の人達かぁ」
パーフィル
「人じゃないのも居ましたけどね」

「それは言わない」
ロクロウ
「まあ面白くはあるよな」
エルシナ
「そうだね、興味深くはあるよ」
パーフィル
「昔のお話とか聞けますものね」

「あたしには良く分かんないけどね」
ロクロウ
「梓はお世辞にも頭は宜しくないしな」
エルシナ
「それはアタシもだよ」
パーフィル
「うーん」

「考えない」
ロクロウ
「はは」
エルシナ
「でもパーフィルはこういうの好きそうだよね」
パーフィル
「ええ、私のレベルアップの為にも」

「ゲーム脳乙」
ロクロウ
「パーフィルはゲームが好きだよな」
エルシナ
「そうそう、レベルアップとか言ってるし」
パーフィル
「ふふ、私はレベルが上がる事に悦びを感じるのですわ」

「良いのかそれ」
ロクロウ
「まあ良いんじゃないか」
エルシナ
「そうそう」
パーフィル
「うふふ」

「やれやれだね」
ロクロウ
「にしてもエルシナも普通に強くて驚くな」
エルシナ
「むふふ、ハンドアックスには自信があるのよ」
パーフィル
「ハンドアックス…斧が不遇なのは鉄則ですわね」

「確かにゲームだと斧って不遇なの多いよね」
ロクロウ
「まあ斧は元々薪割りとか樵の使うものだから無理もない」
エルシナ
「でも戦斧とかあるよね」
パーフィル
「それは戦闘用に作られたものですわよね」

「あたしには良く分からん」
ロクロウ
「原型が戦闘用じゃないからな、戦闘向けに改良されたのが戦斧とかだぞ」
エルシナ
「つまり此れも?」
パーフィル
「ええ、戦闘目的に改良されて生み出されたのが俗に言うバトルアックスですわ」

「つまり斧は元々は戦闘用じゃないと」
ロクロウ
「そうなるな」
エルシナ
「何かとあるのね」
パーフィル
「とはいえ斧は兵士の主力武器である槍で受け止めにくくはありますわよね」

「あ、そっか、槍って細い棒状だから斧なんか受け止めたらポッキリか」
ロクロウ
「そうなるな、少なくとも斧は力が必要な武器だから余計にな」
エルシナ
「槍に対して強い理由ってそれなのか」
パーフィル
「三すくみなんて言われますけど、武器の形状がヒントですわよね」

「難しいけど分かったような」
ロクロウ
「ま、武器なんてのは使い手の技量次第でなんとでもなる」
エルシナ
「流石はロクロウね」
パーフィル
「私達とは経験が違いますわ」

「ロクロウって普段は小太刀二刀流だけど太刀も持ってるよね」
ロクロウ
「まあな、本来は此方なんだが、あえて此方を使ってる」
エルシナ
「意図的に?」
パーフィル
「舐めプという訳ではないんですのね」

「あはは」
ロクロウ
「元々嵐月流はどっちの型もあるからな」
エルシナ
「成る程」
パーフィル
「ロクロウさんの流派も何かとありますのね」

「だね、でもそれも面白いかも」
ロクロウ
「それより此処はボスだろう」
エルシナ
「そのボスは…」
パーフィル
「あれではありませんの」

「女の子?油断せずに行くよ」
女の子
「あれ~、こんな所まで来るなんて物好きだねぇ~」
ロクロウ
「あんたは?」
ウィウィ
「私はウィウィ、浮雲の魔女~なんて呼ばれてたり」
エルシナ
「浮雲の魔女?」
ウィウィ
「そうだよ~」
パーフィル
「それって若しかして伝説の闘気の…」
ウィウィ
「それにしてもそっちも結構苦労してるねぇ」

「分かんの?」
ウィウィ
「なんとなく~」
ロクロウ
「マイペースな奴だな」
ウィウィ
「誰かに何かを強制されるって大嫌いなんだよね~」
エルシナ
「なんか分かるかも」
ウィウィ
「自由は良いよ~」
パーフィル
「ウィウィさんはのんびりしてますのね」
ウィウィ
「そうだねぇ、焦っても時間を浪費するだけ、かな~」

「ほう、言うね」
ウィウィ
「のんびり行こうぜ~」
ロクロウ
「やれやれだな」
ウィウィ
「えへへ~」
エルシナ
「褒めてないと思うけど」
ウィウィ
「それはそれ~」
パーフィル
「困った人ですわ」
ウィウィ
「ドヤァ」

「おい」
ウィウィ
「それより訊きたい事があるから答えてくれる」
ロクロウ
「俺なんかでいいならな」
エルシナ
「アタシなんかでいいなら」
パーフィル
「私なんかでいいなら」

「あたしなんかでいいなら」
ウィウィ
「それじゃ訊くよ」
ウィウィ
「自由ってなんだと思う」
ロクロウ
「責任を伴うもの、かな」
ウィウィ
「なら自由は求めるものだと思う」
エルシナ
「自由は欲しいよね、そうも行かないけど」
ウィウィ
「なら何かに束縛されるのってどう」
パーフィル
「それは良い気分はしませんわね」
ウィウィ
「なら誰かに何かを強制されるってどう思う」

「そんなの嫌だなぁ」
ウィウィ
「なら自由ってどうあるべきかな」
ロクロウ
「自分の手で掴むもの、かな」
ウィウィ
「なら誰かに与えて貰う自由は自由なの」
エルシナ
「それは違う気もするなぁ」
ウィウィ
「なら自由と勝手の違いって分かる」
パーフィル
「難しいですわね、勝手はやりたい放題、とか」
ウィウィ
「なら誰かが物事を押し付けるのはどう」

「やる気なくしそう」
ウィウィ
「なら真面目が損をするってどう思う」
ロクロウ
「嫌な世界だな、まあ好き勝手が許されるのも嫌な世界だが」
ウィウィ
「なら自由の意味って分かる」
エルシナ
「難しいわね、でも自分で掴むものなんじゃない」
ウィウィ
「なら相手を尊重するって出来る」
パーフィル
「まあそれなりには」
ウィウィ
「なら相手を許すのって器だと思う」

「確かに器だけど、許すのが必ずしも正しくはないよね」
ウィウィ
「ふ~ん、中々良い返事だね」
ロクロウ
「まあ自由を履き違えるなって事さ」
ウィウィ
「大人だねぇ」
エルシナ
「そんなの大人の責任だもんね」
ウィウィ
「大人の責任、か」
パーフィル
「大人の定義は曖昧ですけどね」
ウィウィ
「だよね~」

「まあ気楽でいいって事さ」
ウィウィ
「さて、それじゃ進みたいんでしょ」
ロクロウ
「戦えだな」
ウィウィ
「うん、其処の二人をご指名ね」
エルシナ
「パーフィルと梓だね」
ウィウィ
「うん」
パーフィル
「良いですわ、受けて立ちますわよ」

「負けんぜ」
ウィウィ
「それじゃ~」
パーフィル
「遠慮なく」

「行くよ!」
ウィウィ
「カモ~ン」


戦闘開始です

大樹の苗

本日の依頼はですね


ゼロス
「今日の依頼ってなんなの」
エリナ
「大樹の苗を植えて来いだね」
いるか
「大樹の苗?それかい」
如月
「みたいね」
ゼロス
「大樹の苗ねぇ、世の中にはそれこそ樹齢が1000年単位の古木とかあるよな」
エリナ
「あるねぇ、太くて大きいの」
いるか
「エリナが言うとどうしても性的にしか聞こえないんだが」
如月
「良いわねぇ、太いって」
ゼロス
「…如月ちゃんも実は性的なのか」
エリナ
「如月は太くて大きいのが好きなんだよね」
いるか
「すまん、どう聞いても卑猥」
如月
「エリナちゃんは分かってるわぁ、太くて大きいってとても感じちゃうわよね」
ゼロス
「なんだこの会話」
エリナ
「太くて大きいのはやっぱり気持ち良いもんね」
いるか
「だから何の話だ」
如月
「エリナちゃんとは美味しいお酒が飲めそうだわ」
ゼロス
「そういや如月ちゃんって酒が飲めるのか」
エリナ
「むふふ、如月とは仲良くなれそうだねぇ」
いるか
「駄目だこいつら」
如月
「うふふ」
ゼロス
「如月ちゃんってあらあらうふふ系のキャラかと思ってたわ」
エリナ
「でも可愛いから許す」
いるか
「可愛いは正義ってか」
如月
「でもいるかちゃんも意外と可愛いと思うわよ」
ゼロス
「いるかちゃんって極道だからな、まあ今は組解散して普通に良い姉御だけど」
エリナ
「極道かぁ、指詰めろや!みたいな?」
いるか
「極道をなんだと思ってんだ」
如月
「それは極道じゃなくてヤクザよ」
ゼロス
「…」
エリナ
「でもいるかはやっぱり良いお姉さんだよ、なんだかんだで世話焼いてくれるしね」
いるか
「そうだねぇ、どうにも世話焼きなんだろうな」
如月
「素敵なお姉さんね」
ゼロス
「でも男言葉だよな」
エリナ
「だがそれが良い」
いるか
「あのねぇ」
如月
「でもいるかちゃんは口が悪いだけで普通に良いお姉さんだと思うわ」
ゼロス
「それな、俺様もいるかちゃんは嫌いじゃねぇし」
エリナ
「でもやっぱり根は極道だよね」
いるか
「足を洗ったつもりなんだがねぇ、どうにも抜け切らないというか」
如月
「あら、それも良いわよ」
ゼロス
「どうだかなぁ」
エリナ
「むふふ」
いるか
「やれやれ」
如月
「うふふ」
ゼロス
「困った奴らだぜ」
エリナ
「だがそれが良い」
いるか
「そんなもんか」
如月
「そんなものよ」
ゼロス
「なんだかなぁ」
エリナ
「むふふ」
いるか
「やれやれ」
如月
「うふふっ」
ゼロス
「行くぞ」
エリナ
「はーい」
いるか
「はいよ」
如月
「ええ」



ゼロス
「それで今日は何処へ行くの」
エリナ
「古代の森だって」
いるか
「古代の森ねぇ」
如月
「なんか虫が出そうね」
ゼロス
「古い植物とかありそうだな」
エリナ
「其処にこの苗を植えて来いってさ」
いるか
「ふーん」
如月
「虫とか嫌だわぁ」
ゼロス
「まあまあ」
エリナ
「でもエリナは刺されたりしても平気だよ」
いるか
「吸血鬼だしな」
如月
「凄いわよねぇ」
ゼロス
「はは」
エリナ
「でも古い木って太くて大きいよねぇ」
いるか
「又それか」
如月
「良いわねぇ、太くて大きいの」
ゼロス
「だからだな」
エリナ
「何か?」
いるか
「はぁ」
如月
「うふふっ」
ゼロス
「如月ちゃんってヤンデレ臭がするよな」
エリナ
「あ、分かる」
いるか
「確実に包丁持って枕元に立ってるタイプだ」
如月
「失礼しちゃうわね」
ゼロス
「まあな」
エリナ
「むふふ」
いるか
「やれやれ」
如月
「もうっ」
ゼロス
「行くぞ」
エリナ
「はーい」
いるか
「ああ」
如月
「ええ」



ゼロス
「此処が古代の森か」
エリナ
「此処の真ん中辺りに植えて来いってさ」
いるか
「ならさっさと行くよ」
如月
「ええ」



ゼロス
「古い植物とかが目立つな」
エリナ
「まあ古代の森だしねぇ」
いるか
「だな」
如月
「虫とか嫌だわぁ」
ゼロス
「…」
エリナ
「行こうか」
いるか
「だな」
如月
「なんなのよ」



ゼロス
「もう少しか」
エリナ
「うん、行こうか」
いるか
「はいよ」
如月
「お肌が荒れちゃうわ」



ゼロス
「此処だな」
エリナ
「それじゃ植えるね」
いるか
「不思議な森だねぇ」
如月
「そうね、不思議な」
ゼロス
「終わったか」
エリナ
「うん、それじゃ依頼達成だね」
いるか
「帰るか」
如月
「何か来るわ」
魔物
「うふふ」
ゼロス
「魔物か」
魔物
「覚悟は良い」
エリナ
「やるしかなさそうだね」
いるか
「負けないよ」
如月
「行くわよ!」
魔物
「来なさい!」



いるか
「行くよ!」
いるか
「魂の欠片よ!敵を討て!此れで終わりだよ!ソウルバレット!!」
魔物
「くっ!?」
いるか
「アクセル解放!スピリットソウル!」
いるか
「暗波弾!!」
いるか
「はははっ!二度とうちの敷居は跨がせないよ!はははっ!蜂の巣だ!!」
エリナ
「行くよ!」
エリナ
「女だって背中で語るッ!エリナビィィィィィィィィィィム!!」
魔物
「くっ!?」
エリナ
「アクセル解放!ファントムスロー!」
エリナ
「続けて喰らえ!クェイク、ヘヴンリー、スラスト、ヴォーテクス、パージ、エクスキューション、ゼロ!!」
如月
「行くわよ!」
如月
「乱れ飛べ!逃がすと思ったかしら!霰!!」
魔物
「くっ!?」
如月
「アクセル解放!ヒットスプレッド!」
如月
「散空剣!!」
如月
「行くわよ!兵装展開!媚雲快心砲!!太くて大きな砲撃、撃ち方始め!てーっ!」
魔物
「悔しい…わね…」



ゼロス
「そんじゃ依頼達成な」
エリナ
「帰るよ」
いるか
「はいよ」
如月
「ええ」


こうして依頼達成
その苗は未来に大きな木となる

風に舞う放送局 第14回

本日は放送局です


リッド
「分かってんだぞ」
ミナヨ
「何を今更」
シャロ
「あはは」
リッド
「分かってんだぞ」
ミナヨ
「壊れかけのレディオか」
シャロ
「レディオって」
リッド
「…」
ミナヨ
「まあ分かり切っているがな」
シャロ
「だよねぇ」
リッド
「分かってんだぞ、いい加減始めろ」
ミナヨ
「やれやれ」
シャロ
「困ったねぇ」
リッド
「…」
ミナヨ
「やれやれ」
シャロ
「あはは」
リッド
「…」
ミナヨ
「それであれな」
シャロ
「だよねぇ」
リッド
「メタネタ上等!風に舞う放送局!」
ミナヨ
「わー、ぱちぱち」
シャロ
「こほんっ、では本日も放送局を始めるよ」
リッド
「早速ゲストを呼ぶぜ」
ミナヨ
「本日のゲストはエルシナ・グリフィエーヌ、わー、ぱちぱち」
シャロ
「ど、どうぞ」
エルシナ
「やほー、エルシナでーす」
リッド
「今回はこの四人で進行するぜ」
ミナヨ
「それにしてもエルシナは隻腕なのだな」
シャロ
「だね、片手がないってどんな感覚なんだろ」
エルシナ
「そうね、でもそれも慣れちゃったわよ」
リッド
「隻腕美女で元騎士様とかな」
ミナヨ
「凄い話だな」
シャロ
「不便だったりしないの」
エルシナ
「不便な事は多いよ、でもそれも長くやってると慣れちゃうのよ」
リッド
「ふーん」
ミナヨ
「ミナヨのようにパーツ交換とはいかないからな」
シャロ
「でも義手とかはあるよね」
エルシナ
「あるにはあるけどね、でもそれを使うのもなんか嫌なのよ」
リッド
「本人なりのプライドなのかね」
ミナヨ
「どうだろうな」
シャロ
「でも片手が肩からないって凄いよね」
エルシナ
「そうね、昔パックリ食べられちゃったのよ」
リッド
「パックリって」
ミナヨ
「言葉的に卑猥に聞こえなくもない」
シャロ
「あはは」
エルシナ
「むふふ、アタシとえっちな事してみない?」
リッド
「おい」
ミナヨ
「ロマンだな」
シャロ
「おい」
エルシナ
「むふふ」
リッド
「はぁ」
ミナヨ
「やれやれだな」
シャロ
「誰のせいだろ」
エルシナ
「さあ?」
リッド
「それよりコーナー行くぞ」
ミナヨ
「クランのお仕事事情、わー、ぱちぱち」
シャロ
「このコーナーはクランのお仕事について話してみるよ」
エルシナ
「お仕事かぁ、色々あるよね」
リッド
「そうだな、俺達のは以前説明してると思うが」
ミナヨ
「そういう仕事もクランで生活するには必要なものだな」
シャロ
「俗に言う副業ね」
エルシナ
「アタシは護衛とかやってるよ」
リッド
「エルシナは腕っ節が強いもんな」
ミナヨ
「そうだな、其処は伊達に元騎士ではないのだろう」
シャロ
「隻腕なのに力があるのか」
エルシナ
「えへん」
リッド
「ドヤるな」
ミナヨ
「だがそれが良い」
シャロ
「違うそうじゃない」
エルシナ
「何か違うの?」
リッド
「まあ、何かとな」
ミナヨ
「クランの副業はチームでやっているものもあるな」
シャロ
「そうだね、開発チーム的な」
エルシナ
「そういう人達って凄いよねぇ」
リッド
「エルシナも普通に凄いけどな」
ミナヨ
「そうだな、文字通り腕一つで稼いでいる訳だ」
シャロ
「それだけで立派だよね」
エルシナ
「それだけで凄いのかなぁ」
リッド
「うーん」
ミナヨ
「それはそれだな」
シャロ
「あはは」
エルシナ
「まあ良いのかしら」
リッド
「そんなエルシナは普通に凄いぜ」
ミナヨ
「全くだ」
シャロ
「まあ仕事も様々って事だよね」
エルシナ
「後編に飛ぶわよ」



リッド
「にしてもクランも立派になったもんだ」
ミナヨ
「そうだな、それだけで成長が分かる」
シャロ
「古参のリッドが言うと説得力あるよね」
エルシナ
「だよねぇ、リッドは古参だもん」
リッド
「はは、まあ創設年から居るからな、俺」
ミナヨ
「うむ、だからこそだな」
シャロ
「創設メンバーではないけどね」
エルシナ
「そうなんだ」
リッド
「とはいえクランもそろそろ10年目だしな」
ミナヨ
「10年に漸くというのが寧ろ驚きだがな」
シャロ
「だよねぇ」
エルシナ
「なのに規模大きすぎ」
リッド
「それよりコーナー行くぞ」
ミナヨ
「クランの食事情、わー、ぱちぱち」
シャロ
「このコーナーはクランの食べ物事情について話してみたりみなかったり」
エルシナ
「しちゃうわよ」
リッド
「まあクランの飯は美味い」
ミナヨ
「うむ、美味い」
シャロ
「だね、美味しい」
エルシナ
「うん、美味しい」
リッド
「作ってるのプロの連中だもんなぁ」
ミナヨ
「家庭的な連中も作っているが気付いたらプロ並みになっている恐怖がある」
シャロ
「それな」
エルシナ
「美味しいんだよぉ」
リッド
「実際家庭的な奴らが厨房任されて半年ぐらいするとプロ並みになってるからな」
ミナヨ
「教育担当が有能すぎるのか」
シャロ
「あはは、あたしは厨房は任されてないけど教わったら数週間で凄く腕が上がったし」
エルシナ
「アタシは隻腕だから料理は苦手だなぁ、美味しくは作れるんだけど」
リッド
「まあ身体的な問題ならな」
ミナヨ
「そうだな、そればかりはどうにもならん」
シャロ
「だから文句も言えないよね」
エルシナ
「うん、アタシはそれでも食べるだけなら好きだよ」
リッド
「エルシナってコロッケとか好きだよな」
ミナヨ
「分かる、揚げ物が好きだよね」
シャロ
「そういうのあたしも好きだけどね、メンチカツウマー」
エルシナ
「揚げ物は食べやすいからね、片手で食べられるものが多いのも嬉しいかも」
リッド
「成る程」
ミナヨ
「だがコロッケやメンチカツは確かに美味しい、コンビニなどで買ってその場で食べるのが至高だ」
シャロ
「あ、分かる」
エルシナ
「良いよねぇ、まあ火傷しそうになったりするけど」
リッド
「熱々だからな」
ミナヨ
「だがあの味は本当に素晴らしいな」
シャロ
「クランでもご飯にそういうの出るけど凄く美味しいよね」
エルシナ
「だよねぇ、肉汁たっぷりのメンチカツとか最高だよ」
リッド
「あぁ~、良いねぇ、涎が」
ミナヨ
「リッドは自重しろ」
シャロ
「あはは、でもクランの揚げ物も最高だよね」
エルシナ
「分かるわ、それこそが最高の食べ物よ」
リッド
「そういえばエルシナって口調がちょくちょく変わるよな」
ミナヨ
「二つの口調が出るな」
シャロ
「そういうキャラなの」
エルシナ
「うん、まあどっちもアタシだよ」
リッド
「成る程なぁ」
ミナヨ
「うむ、それも良いな」
シャロ
「だね」
エルシナ
「うふふ」
リッド
「そんじゃ今回はこの辺にするか」
ミナヨ
「だな」
シャロ
「それじゃ」
エルシナ
「次回も宜しくねぇ~」


放送終了です

虹色の豆

本日の依頼はですね


ナタリア
「今日の依頼はなんですの」
アーシャ
「虹色の豆の採取だね」

「虹色の豆ですか?」
サラトガ
「なんですかそれ」
ナタリア
「さあ?」
アーシャ
「虹色の豆か、多分珍しい豆だよ」

「でしょうね」
サラトガ
「虹色の豆…」
ナタリア
「美味しいんですの?」
アーシャ
「知らない」

「是非とも料理にしてみたいものですね」
サラトガ
「良いですね」
ナタリア
「…虹色の豆、レインボーケーキ的な」
アーシャ
「あはは」

「あれは目に毒というか」
サラトガ
「あら、美味しいと思うのに」
ナタリア
「…其処はアメイガ人ですのね」
アーシャ
「納得した」

「アメイガって凄いですね」
サラトガ
「色が毒なだけで美味しいのに」
ナタリア
「色のせいで食欲が」
アーシャ
「削がれるよね」

「あれは流石に」
サラトガ
「むぅ」
ナタリア
「サラトガさんは矢張りアメイガ人だと納得しましたわ」
アーシャ
「同じく」

「ですね」
サラトガ
「サラはそんな人じゃないですよ」
ナタリア
「…まあアメイガのお嬢様的な」
アーシャ
「でもあの国ってヒャッハーしてるイメージが」

「自由の国って言われてますしね」
サラトガ
「まあそうなんですけど」
ナタリア
「動画サイトなどでアメイガの番組を見るとフリーダムさを感じますわ」
アーシャ
「だよねぇ」

「自由って凄いですね」
サラトガ
「アメイガのイメージが」
ナタリア
「壊れて行きますわね」
アーシャ
「凄い国なんだけどね、本当は」

「ですよねぇ」
サラトガ
「アメイガのイメージが」
ナタリア
「二度目ですわね」
アーシャ
「大体テレビが悪い」

「そうなりますね」
サラトガ
「はぁ」
ナタリア
「うふふ」
アーシャ
「アメイガの凄さが分かった」

「虹色のケーキ…」
サラトガ
「それはもう良いですよね」
ナタリア
「ですわね」
アーシャ
「だね」

「インパクトだけは異常な国ですね」
サラトガ
「はぁ」
ナタリア
「では参りますわよ」
アーシャ
「うん」

「ええ」
サラトガ
「はい」



ナタリア
「それで今日は何処へ行きますの」
アーシャ
「蔦の森だって」

「森なんですね」
サラトガ
「まあ豆ぐらいはありそうですよね」
ナタリア
「虹色の豆…」
アーシャ
「やっぱりなんていうのか」

「ですよねぇ」
サラトガ
「サラを見て言わないで貰えますか」
ナタリア
「まあ、なんというのか」
アーシャ
「同意」

「あはは」
サラトガ
「もうっ」
ナタリア
「サラトガさんはアメイガ人というだけで要らぬ誤解を受けていますわよね」
アーシャ
「そう思う、アメイガ人としては普通に良い人なのに」

「恐るべし」
サラトガ
「本当にそれですよ」
ナタリア
「イメージって大変ですわ」
アーシャ
「ナタリアも大概なあれだよね」

「お姫様なのに行動力あり過ぎですよ」
サラトガ
「でもそういう政治家を国は求めているのかもしれませんね」
ナタリア
「そうでしょうか」
アーシャ
「意外とね」

「ええ」
サラトガ
「最近のアメイガ大統領も非難されてますけど行動力は褒めたいですし」
ナタリア
「サラトガさんも言いますのね」
アーシャ
「そうだね、でも分かる気はするかも」

「何かとありますしね」
サラトガ
「そういう事です」
ナタリア
「難しいものですわ」
アーシャ
「ナタリアも王族として勉強だね」

「それがきっと活きると信じて」
サラトガ
「ですね」
ナタリア
「では行きますわよ」
アーシャ
「うん」

「はい」
サラトガ
「はい」



ナタリア
「此処が蔦の森ですのね」
アーシャ
「目的のものは名前の通りだよ」

「分かりました」
サラトガ
「では行きますか」



ナタリア
「此れですの?」
アーシャ
「みたいだね、他にもあるからどんどん集めて」

「はい」
サラトガ
「分かりました」



ナタリア
「意外と集まりますわね」
アーシャ
「にしても虹色の豆か」

「毒々しいですね」
サラトガ
「一々サラの方を見ないで貰えますか」
ナタリア
「こほん、行きますわよ」
アーシャ
「あはは」

「困ったものです」
サラトガ
「ふふ」



ナタリア
「もう少しですの?」
アーシャ
「うん」

「ならさっさと終わらせますか」
サラトガ
「ですね」



ナタリア
「こんなものですの」
アーシャ
「うん、それじゃ依頼達成かな」

「では帰りますか」
サラトガ
「何か来ます」
魔物
「うふふ」
ナタリア
「魔物ですわね」
魔物
「覚悟は良い」
アーシャ
「やるしかなさそうだね」

「負けませんよ」
サラトガ
「参ります!」
魔物
「来なさい!」




「行きます!」

「私から逃げられると思いましたか?降り注げ月光!ルナスターレイン!!」
魔物
「くっ!?」

「アクセル解放!クリアサークル!」

「ルナスタンプ!!」

「永久の玉座に、虚無と果てよ!メイデンクリアウィッシュ!!」
アーシャ
「行くよ!」
アーシャ
「煌めけ!宵花の極光!落ちよ!宵闇と星の間奏曲!!」
魔物
「くっ!?」
アーシャ
「アクセル解放!アブソーブサークル!」
アーシャ
「金花の魔砲!!」
アーシャ
「大気に舞いし花精達よ!清廉なる調べを奏でよ!無垢なる魂達は楽園の庭で浄化されん、輝け!」
アーシャ
「妖精と楽園の奇想曲!!」
アーシャ
「そして我らには花々の加護を!仇なす者には断罪を与えよ!」
サラトガ
「行きます!」
サラトガ
「逃がしはしません!蜂の巣ですよ!ベニントンホーク!!」
魔物
「くっ!?」
サラトガ
「アクセル解放!スモークビット!」
サラトガ
「貰いました!!」
サラトガ
「行きます!兵装展開!レンジャースカイ!!空を支配する砲撃、掃射開始!ファイアー!」
魔物
「悔しい…わね…」



ナタリア
「では依頼達成ですわね」
アーシャ
「帰ろうか」

「ですね」
サラトガ
「はい」


こうして依頼達成
その豆は毒々しい色をしていた

天を貫く塔 第十一話

その頃のアスベル達は


セルエン
「よっし、行くよ」
アスベル
「ああ、任せておけ」
エイプス
「アスベル達は頼りになるしね」
クルル
「任せろ、ドヤァ」
乃月
「腹が立ちますわね」
フィリー
「ま、まあまあ」
リンメル
「と、兎に角行きますか」
陽炎
「そうね」



冒険者
「お、セルエンちゃん達も攻略に行くのか」
セルエン
「うん、どんどん行くよ」
冒険者
「マジでどんどん攻略してるもんな」
アスベル
「他の連中はもっと遅いのか」
冒険者
「まあな、50層でも辛いのに」
エイプス
「あはは」
冒険者
「何にしても地道に攻略して行くさ」
クルル
「応援してるよ」
冒険者
「ああ、それじゃな」
乃月
「それでは行きますわよ」
フィリー
「だね」
リンメル
「行きましょう」
陽炎
「大変ねぇ」



セルエン
「よっし、気合い入れるよ!」
アスベル
「今日は61層からか」
エイプス
「気合い入れて行くわよ!」
クルル
「任せろ」
乃月
「やれやれですわね」
フィリー
「あはは、行こうか」
リンメル
「はいっ」
陽炎
「楽しそうねぇ」



セルエン
「光よ!」
アスベル
「サヨナラだ!」
エイプス
「闇に飲まれよ!」
クルル
「せいせいせい」
魔物
「グアァァァァァ!!」
乃月
「死に晒せ!」
フィリー
「刻み込む!」
リンメル
「せっ、はっ!」
陽炎
「炎を刻む!」
魔物
「グアァァァァァ!!」



セルエン
「うん、絶好調!」
アスベル
「セルエンとエイプスも強くなったよな」
エイプス
「そうね、経験は積んでるから」
クルル
「素晴らしい」
乃月
「まあ最初は良く魔法タイプだけで攻略しようと思いましたわね」
フィリー
「あはは」
リンメル
「それで何度も返り討ちと」
陽炎
「良く生きてたわよね」
セルエン
「そ、それはそれ!」
アスベル
「おい」
エイプス
「ま、まああれよね」
クルル
「やれやれだぜ」
乃月
「うざっ」
フィリー
「と、兎に角行こうか」
リンメル
「ですね」
陽炎
「はぁ」



セルエン
「光よ!」
アスベル
「サヨナラだ!」
エイプス
「闇に飲まれよ!」
クルル
「せいせいせい」
魔物
「グアァァァァァ!!」
乃月
「死に晒せ!」
フィリー
「刻め!」
リンメル
「せあっ!」
陽炎
「燃え上がれ!」
魔物
「グアァァァァァ!!」



セルエン
「さて、そろそろ勝てるようになって来たね」
アスベル
「この辺りでも未だやれるな」
エイプス
「そうね、未だ余裕かしら」
クルル
「ならどんどん行こう」
乃月
「油断して倒されないで下さいまし」
フィリー
「分かってるよ」
リンメル
「では行くとしますか」
陽炎
「そうね」



セルエン
「ん?待って」
アスベル
「隠し部屋だな」
エイプス
「入ってみましょうか」
クルル
「お宝あるかな」
乃月
「…」
フィリー
「ま、まあね」
リンメル
「兎に角入ってみましょう」
陽炎
「何かあるかしら」



セルエン
「なに此れ」
アスベル
「又錆びた杖か」
エイプス
「以前のあれはセルエンが使ってるのよね」
クルル
「うん、普通に強いよ」
乃月
「一応回収して鍛冶屋に錆を落として貰いますか」
フィリー
「だね、そうしようか」
リンメル
「では一旦回収ですね」
陽炎
「そんじゃ先に進むわよ」



セルエン
「燃えろ!」
アスベル
「サヨナラだ!」
エイプス
「凍り付け!」
クルル
「ドドーン」
魔物
「グアァァァァァ!!」
乃月
「死に晒せ!」
フィリー
「せやっ!」
リンメル
「はあっ!」
陽炎
「せりゃっ!」
魔物
「グアァァァァァ!!」



セルエン
「それにしても魔物も強くなってるねぇ」
アスベル
「それても未だ序盤だもんな」
エイプス
「まだまだ先は長そうね」
クルル
「私達も元の世界に帰りたいしね」
乃月
「勝手に呼び出されてこき使われてるとか」
フィリー
「あはは、まあね」
リンメル
「大変ですね」
陽炎
「と、兎に角行くわよ」



ドラゴンナイト
「グルル」
セルエン
「ドラゴンナイト…」
アスベル
「ボスだな」
エイプス
「負けないわよ」
クルル
「そんじゃ」
乃月
「ズタズタにしてやりますわ」
フィリー
「行くよ!」
リンメル
「はいっ!」
陽炎
「燃やしてやる!」
ドラゴンナイト
「覚悟しろ!」



ドラゴンナイト
「無念…」
セルエン
「勝利ッ!」
アスベル
「それじゃ今日はこの辺で引き上げるか」
エイプス
「そうね、そうしましょう」
クルル
「そんじゃてったーい」
乃月
「鍛冶屋をお忘れなく」
フィリー
「うん」
リンメル
「では引き上げましょう」
陽炎
「帰ったら鍛冶屋行くわよ」



鍛冶屋
「おう、いらっしゃい」
セルエン
「えっと、この杖の錆を落として欲しいんただけど」
鍛冶屋
「はいよ、ならこんだけ貰うぜ」
アスベル
「分かった、ほら」
鍛冶屋
「確かに、そんじゃ一週間から5日後ぐらいに来てくれ」
エイプス
「分かりました」
鍛冶屋
「あとこいつ渡しとくよ」
クルル
「なに此れ」
鍛冶屋
「ポイントシートだ、ポイント溜めると割引とか掘り出し物を売って貰えたりするぜ」
乃月
「あら、どうも」
鍛冶屋
「ポイントは消費式だ、溜まったら惜しまずに使えよ」
フィリー
「分かった」
鍛冶屋
「そんじゃ此方も任せとけ」
リンメル
「お願いしますね」
鍛冶屋
「おう」
陽炎
「そんじゃ宜しくね」



セルエン
「それじゃ何か食べに行こうか」
アスベル
「だな、腹減ったよ」
エイプス
「アスベルは甘口カレーね」
クルル
「子供っぽい」
乃月
「クソガキですわよ」
フィリー
「ま、まあね」
リンメル
「ふふ」
陽炎
「ほら、行くわよ」


こうしてダンジョン攻略は続く
錆びた装備はそれなりに優秀な様子

鋼鉄の果実

本日の依頼はですね


イリア
「今日の依頼って何よ」
一葉
「鋼鉄の果実の採取ね」
月海
「鋼鉄の果実?」
エティ
「なんですかそれは」
イリア
「知らん、ってか鋼鉄の果実って」
一葉
「なんか鉄みたいに硬い皮の果物らしいわね」
月海
「ほー」
エティ
「そんなものがあるとは」
イリア
「齧ったら歯がポッキリ」
一葉
「なるらしいわね」
月海
「マジか」
エティ
「世の中は広いものですね」
イリア
「言うな」
一葉
「でも私からしたらイリアが意外と女の子らしい事が驚きよね」
月海
「だよなぁ、意外と家庭的な一面あるし」
エティ
「イリアさんはガサツを装った良妻ですから」
イリア
「喧しいわ、ドタマ撃ち抜くわよ」
一葉
「こういう口の悪さも照れ隠しなのかしらね」
月海
「かもしれん」
エティ
「素直じゃないですね」
イリア
「だー!だーまらっしゃい!」
一葉
「素敵よね」
月海
「結婚したらバカップルになるのか」
エティ
「そんな気がしますね」
イリア
「あたしはそんなんじゃないっての」
一葉
「意外と女の子らしい、と」
月海
「可愛いもんだな」
エティ
「ですね」
イリア
「黙れ!ぬっ殺すわよ!」
一葉
「こういう事平気で言うけどやっぱりツンデレよね」
月海
「寧ろデレ要素何処にある」
エティ
「ツンが8でデレが2ぐらいですね」
イリア
「冷静に言うなや!」
一葉
「血圧上がるわよ」
月海
「誰のせいだよ」
エティ
「知らぬ存ぜぬ」
イリア
「貴様ら!」
一葉
「うふふっ」
月海
「一葉って地味に鬼だよな」
エティ
「そんな気がします」
イリア
「こいつ侮れん」
一葉
「あら、そんな事ないわよ」
月海
「…おっかねぇ」
エティ
「同意します」
イリア
「恐るべし」
一葉
「失礼しちゃうわね」
月海
「その笑みが怖い」
エティ
「同意ですね」
イリア
「ったく」
一葉
「ふふ」
月海
「はぁ」
エティ
「やれやれですね」
イリア
「それより行くわよ」
一葉
「ええ」
月海
「ああ」
エティ
「はい」



イリア
「それで今日は何処へ行くのよ」
一葉
「果樹の森ね」
月海
「確かに其処ならありそうだな」
エティ
「ですね」
イリア
「果樹の森ねぇ」
一葉
「鋼鉄の果実ね」
月海
「齧ったら歯がポッキリ」
エティ
「ですね」
イリア
「そんなのあれよね」
一葉
「流石に勘弁して欲しいわ」
月海
「全くだぜ」
エティ
「鋼鉄の果実、それだけ硬いという事ですか」
イリア
「皮は剥けるのよね」
一葉
「剥けるわよ」
月海
「剥けるんだな」
エティ
「硬い皮ってどうやって剥くんですかね」
イリア
「まあ剥き方はあるんでしょ」
一葉
「そういう事よね」
月海
「歯がポッキリ行くような果物ねぇ」
エティ
「美味しいんでしょうか」
イリア
「知らん」
一葉
「イリアは適当ねぇ」
月海
「でも意外と女らしい」
エティ
「ですね」
イリア
「うっさいわ」
一葉
「うふふ」
月海
「一葉は鬼だな」
エティ
「鬼ですね」
イリア
「はぁ」
一葉
「やれやれね」
月海
「おっかねぇな」
エティ
「ですね」
イリア
「うふふ、じゃねぇですわよ」
一葉
「あら」
月海
「ったく」
エティ
「ふふ」
イリア
「それより行くわよ」
一葉
「ええ」
月海
「はいよ」
エティ
「ええ」



イリア
「此処が果樹の森ね」
一葉
「銀色の皮の果物がそれよ」
月海
「はいよ」
エティ
「では行きますか」



イリア
「此れかしら」
一葉
「みたいね、他にもあるからそれを集めて」
月海
「はいよ」
エティ
「行きましょう」



イリア
「意外とあるのね」
一葉
「此れなら直ぐに終わりそうね」
月海
「ならさっさと終わらせようぜ」
エティ
「ですね、サクッと終わらせますよ」



イリア
「もう少しかしら」
一葉
「そうね、あと少しよ」
月海
「ならさっさと終わらせるか」
エティ
「ええ」



イリア
「こんなもんかしら」
一葉
「それじゃ依頼達成ね」
月海
「帰るぞ」
エティ
「何か来ます」
魔物
「うふふ」
イリア
「魔物ね」
魔物
「覚悟は良い」
一葉
「やるしかなさそうね」
月海
「負けねぇぞ」
エティ
「参ります!」
魔物
「来なさい!」



月海
「行くぜ!」
月海
「全身全霊を叩き込んでやるよ!奥義!絶波!海荒拳!!」
魔物
「くっ!?」
月海
「アクセル解放!ウェイブナックル!」
月海
「波荒拳!!」
月海
「限界を突破してやるぜ!うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!どうなっても知らねぇぞ!」
月海
「此れぞ荒波!タイダルストライク!!」
一葉
「行くわよ!」
一葉
「永劫なる風よ!我が意志に集え!逃がさない!駆け抜けるは雷光の如し!疾風雷煌剣!!」
魔物
「くっ!?」
一葉
「アクセル解放!ウィンドウィザード!」
一葉
「乱風牙!!」
一葉
「神速の斬光!見切れるかしら!終わらせる!来たれ絶風!私の剣で、悪を斬る!奥義!絶風神滅剣!!」
エティ
「行きます!」
エティ
「逃がしはしませんよ!叩き込む!刹光閃!!」
魔物
「くっ!?」
エティ
「アクセル解放!クラッシュコア!」
エティ
「空天斬!!」
エティ
「行きますよ!失礼致します、放て!破壊の連撃!マキシマムグランチャー!!」
魔物
「悔しい…わね…」



イリア
「それじゃ依頼達成ね」
一葉
「帰るわよ」
月海
「おう」
エティ
「はい」


こうして依頼達成
その果実はとても硬かった

バルウォーク 第七回

本日も平和なようで


レイヴン
「ふぅ」
山風
「提督、暇なの」
レイヴン
「そんな事はないぞ」

「まあ暑いからな、やる気が落ちるのも分かる」
レイヴン
「おい」
千夏
「でも暑いですよねぇ、泳ぎに行きたい」
レイヴン
「それは梅雨が明けてからな」
山風
「あたしも水着…」
レイヴン
「山風ちゃんはいい体しとるしな」

「レイヴンはちょくちょくあれだよな」
レイヴン
「うっさいわ」
千夏
「むふふ、私の水着に欲情しちゃいます?」
レイヴン
「なんでやねん」
山風
「提督も男の子なんだね」
レイヴン
「おい」

「はっはっは、大してないがアタシのおっぱいで我慢しろ」
レイヴン
「…」
千夏
「苺先生は引き締まってますよね、流石は薙刀教えてるだけあります」
レイヴン
「はぁ、少し出て来るからな」
山風
「宣伝のやつ?」
レイヴン
「おう」

「なら行って来い」
レイヴン
「はいはい」
千夏
「お土産宜しくでーす」



レイヴン
「集まったな」
ロジー
「宣伝のやつだな」
珠子
「なら付き合うわよ」
初月
「そうだな、僕も異論はない」
レイヴン
「そんじゃ行くとしますか」
ロジー
「だな」
珠子
「行くわよ」
初月
「ああ」



レイヴン
「さて、何処に行くかね」
ロジー
「何処でも良いぞ」
珠子
「任せるわ」
初月
「僕も特に問題はない、任せる」
レイヴン
「はいよ、なら行くぞ」
ロジー
「ああ」
珠子
「ええ」
初月
「分かった」



レイヴン
「此処ね」
ロジー
「此処はジュースの店か?」
珠子
「みたいね」
初月
「美味しそうだな」
店員
「いらっしゃいませ、おや、若しかして宣伝の」
レイヴン
「おう」
店員
「分かりました、では何かお飲みになります」
ロジー
「何かオススメとかあるか」
店員
「そうですね、では此方のパインなどは如何でしょう」
珠子
「パインジュースね、ならそれで」
店員
「畏まりました」
初月
「僕はメロンを頼む」
店員
「はい」
レイヴン
「俺はブルーベリーな」
ロジー
「俺はパパイヤで頼む」
店員
「畏まりました」
珠子
「ジュースも良いものよね」
初月
「だな」
店員
「お待たせしました」
レイヴン
「はいよ」
ロジー
「ん、こいつは美味しいな」
店員
「砂糖を使わずにミルクと果物で作っていますから」
珠子
「へぇ~、果物だけでこんな甘くなるものなのね」
初月
「そうだな、それに凄く美味しい」
店員
「因みに香料を使わないとジュースは美味しくならないんですよ」
レイヴン
「それは聞いた事あるな」
店員
「ソーセージを作る時に亜硫酸ナトリウムを使うのと同じようなものですね」
ロジー
「それって添加物だよな」
店員
「はい、そもそもそのままでは味もクセが強いんですよ」
珠子
「そうなのね、果汁100%ジュースでも香料が使われてる理由かしら」
店員
「そういう事です」
初月
「それを使わないとクセが強かったりとか問題も出るんだな」
店員
「ええ、何かと問題が生じるので添加物を使う、それは良くある事です」
レイヴン
「成る程、にしてもこのジュース美味いな、甘いのが苦手な俺でもごくごく飲める」
店員
「バルディアにお越しの際は当店のジュースを是非」
ロジー
「うん、美味しい」
店員
「お待ちしていますよ」
珠子
「暑い時は良いわよ」
店員
「ではどうか宜しく」
初月
「うむ」
レイヴン
「そんじゃ次に行くか」
ロジー
「美味しかったぞ」
珠子
「有難う」
初月
「ではな」



レイヴン
「さて、次は何処に行くかね」
ロジー
「なら俺が行きたい所があるんだ、良いか」
珠子
「良いわよ」
初月
「なら其処に行くか」



レイヴン
「此処かね」
ロジー
「ああ、たい焼きの店なんだ」
珠子
「へぇ~」
初月
「たい焼きか」
店員
「いらっしゃいませ」
レイヴン
「おう」
店員
「ああ、成る程、何を食べますか」
ロジー
「俺はピーチな、レイヴンには甘くないやつ頼む」
店員
「畏まりました、そちらは」
珠子
「じゃあ抹茶ミントで」
店員
「はい」
初月
「僕は白胡麻餡で頼む」
店員
「畏まりました」
レイヴン
「ロジー君何気に甘いの好きよな」
ロジー
「まあ嫌いじゃないな」
珠子
「年頃って感じよね」
初月
「だな」
店員
「お待たせしました、甘くないものという事で黒ごまペーストです」
レイヴン
「確かに甘くないが…まあ良いか」
店員
「ピーチと抹茶ミントと白胡麻餡になります」
ロジー
「ああ」
珠子
「有難う」
初月
「すまない」
店員
「当店はシンプルなものから季節限定の餡、月替りや他にも様々をご用意していますよ」
レイヴン
「確かに中身が豊富だな」
店員
「はい、この季節の季節限定はマンゴーになりますね」
ロジー
「夏らしいな」
店員
「今月の月替りはドラゴンフルーツになります」
珠子
「なんでもありね」
店員
「それが当店の売りですので」
初月
「素晴らしいな、満足だった」
店員
「バルディアにお越しの際は当店のたい焼きを是非」
レイヴン
「そんじゃ次に行くか」
ロジー
「すまなかったな」
珠子
「有難うね」
初月
「ではな」



レイヴン
「此処だな」
ロジー
「会社だな」
珠子
「此処は小さいけど出版社?」
初月
「行くんだろう、行くぞ」



レイヴン
「少し良いかね」
社員
「あ、若しかして宣伝の?」
ロジー
「ああ、此処は出版社だよな」
社員
「はい、主に他社で断られそうな際どい内容の本がメインですけど」
珠子
「あはは、それは凄いわね」
社員
「少しでも差別化がしたくて際どい内容の本をメインに扱おうってなったんです」
初月
「凄い方針だな」
社員
「当社の本を見掛けた際は是非手に取って見て下さいね」
レイヴン
「サンキュね」
ロジー
「宜しく頼むぞ」
珠子
「是非とも買ってあげてね」
初月
「興味があれば買ってくれ」



レイヴン
「さて、帰るか」
ロジー
「分かった」
珠子
「それじゃ帰りましょ」
初月
「だな」



レイヴン
「戻ったぞ、土産のジュースな」
山風
「やった」
レイヴン
「味は適当に選んだから文句言うなよ」

「分かってる」
レイヴン
「さて、仕事だ」
千夏
「ジュース♪」
レイヴン
「ふぅ」


こうして宣伝は続く
バルディアは商売の国

黒い苔

本日の依頼はですね


ヒスイ
「今日の依頼はなんだ」
エマ
「えっと、黒い苔の採取ですね」
千鳥
「黒い苔?」
真鶴
「何かしらそれ」
ヒスイ
「知らん」
エマ
「なんか薬の材料とか」
千鳥
「はあ」
真鶴
「そういうのなら納得かもね」
ヒスイ
「だな、薬の材料なんてそんなもんだし」
エマ
「薬って不思議ですねぇ」
千鳥
「私からしたらエマさんが凄いと思いますね」
真鶴
「ペガサスだっけ?あれを乗りこなしてるし」
ヒスイ
「ペガサスって実在したんだなと思った」
エマ
「あはは」
千鳥
「でもペガサスって馬みたいですよね」
真鶴
「人参だしね」
ヒスイ
「ペガサスも馬みたいに人参食うのな」
エマ
「まあ一応は」
千鳥
「外に出る時とかは乗ってるもんな、今回みたいに」
真鶴
「屋内では流石に下りるけどね」
ヒスイ
「ペガサスって空飛べる訳だけど、怖くねぇの?」
エマ
「もう慣れました」
千鳥
「そういうものなんですね」
真鶴
「私には無理よ」
ヒスイ
「高所恐怖症って訳じゃねぇけど、あれは怖い」
エマ
「あたしはもう慣れっこですね」
千鳥
「私も乗せて貰った事はありますけど下は見れないですよね」
真鶴
「分かる」
ヒスイ
「下見たら死ぬな」
エマ
「そんなものですかね」
千鳥
「天馬騎士って凄いですねぇ」
真鶴
「竜騎士とかもそうだけど、飛兵って普段からあんな高い所飛んでるのね」
ヒスイ
「それな、俺には無理だ」
エマ
「でも志願する人は一定数居ますよ」
千鳥
「世界は凄いものですね」
真鶴
「全くね」
ヒスイ
「下見たら死ぬわ」
エマ
「まあ飛兵って国の象徴みたいな所はありますしね」
千鳥
「竜騎士が主力の国とかですね」
真鶴
「軍隊としてはそれって凄い強みよね」
ヒスイ
「だよなぁ、竜騎士は守りも堅いからマジ厄介だと思うぞ」
エマ
「それも空から強襲出来ますからね」
千鳥
「それだけで強さが伝わる気がしますね」
真鶴
「天馬は機動力あるし魔法に強いから意外と堅いし」
ヒスイ
「飛兵厄介すぎんだろ、それ所有してる軍隊はそりゃ強いわ」
エマ
「あはは」
千鳥
「世の中は広いですね」
真鶴
「本当にね」
ヒスイ
「軍隊事情も様々だわ」
エマ
「ですね」
千鳥
「エマさんも大したものですよ」
真鶴
「若いのに大したものね」
ヒスイ
「行くか」
エマ
「はいっ」
千鳥
「はい」
真鶴
「ええ」



ヒスイ
「そんで今日は何処へ行くの」
エマ
「邪神の廃墟ですね」
千鳥
「それ昨日も行ってませんでした」
真鶴
「だとしたら…」
ヒスイ
「薬でも預かってる?」
エマ
「はい、毒の花とかも咲くので耐性の付く薬を」
千鳥
「やっぱりですか」
真鶴
「まあ私は平気だけどね」
ヒスイ
「こういう時はアンドロイドって便利だな」
エマ
「ですよねぇ」
千鳥
「少し羨ましいです」
真鶴
「一応毒とかも効かないしね」
ヒスイ
「こういう時のアンドロイドは便利すぎる」
エマ
「あれですよね、即死魔法を無効化するっていう」
千鳥
「ゲーム脳ですね」
真鶴
「まあ命があるかと言われればあれだしね」
ヒスイ
「この場合即死魔法で動力止める的な」
エマ
「成る程」
千鳥
「そういう考えもありますね」
真鶴
「まあ解釈は様々よね」
ヒスイ
「だな」
エマ
「ですね」
千鳥
「私は機械は苦手で」
真鶴
「確かに千鳥って機械音痴よね」
ヒスイ
「携帯端末とかなんとか使えてるレベルだしな」
エマ
「でも使えてるだけマシですよ」
千鳥
「入力の速い人とか見てると凄いな、とは思いますよ」
真鶴
「その程度には音痴なのね」
ヒスイ
「大変だな」
エマ
「ですねぇ」
千鳥
「世界は広いという事ですよ」
真鶴
「全くね」
ヒスイ
「行くか」
エマ
「はいっ」
千鳥
「ええ」
真鶴
「ええ」



ヒスイ
「此処が邪神の廃墟な」
エマ
「黒い苔は名前の通りですね、あと薬飲んで下さい」
千鳥
「はい」
真鶴
「飲んだら行くわよ」



ヒスイ
「こいつか?」
エマ
「みたいですね、他にもあるのでどんどん集めて下さい」
千鳥
「分かりました」
真鶴
「了解よ」



ヒスイ
「意外とあるんだな」
エマ
「この調子なら直ぐに終わりそうですね」
千鳥
「ですね、さっさと終わらせますか」
真鶴
「そうね」



ヒスイ
「此れが薬にねぇ」
エマ
「明らかに毒薬になりそうな」
千鳥
「ですよねぇ」
真鶴
「まあ良いんじゃない」
ヒスイ
「そういう問題かね」
エマ
「あはは」
千鳥
「行きますか」
真鶴
「ええ」



ヒスイ
「こんなもんか」
エマ
「ですね、では依頼達成です」
千鳥
「帰りますか」
真鶴
「何か来るわ」
魔物
「うふふ」
ヒスイ
「魔物か」
魔物
「覚悟は良い」
エマ
「やるしかなさそうですね」
千鳥
「負けませんよ」
真鶴
「行くわよ!」
魔物
「来なさい!」



千鳥
「行きます!」
千鳥
「此れで終わらせます!行きますよ!万物!命墜撃!!」
魔物
「くっ!?」
千鳥
「アクセル解放!マイティスロー!」
千鳥
「貰いました!!」
千鳥
「ふぅぅぅぅっ…はっ!ふっ!はあっ!吹き飛びなさい!!」
エマ
「行きますよ!」
エマ
「貫け!絶対なる神槍!遠慮しないで下さいよ!インペリアルファング!!」
魔物
「くっ!?」
エマ
「アクセル解放!グローランサー!」
エマ
「ムーンスライ!!」
エマ
「我に仇なす者を…宵闇へ送りし…天月の棺!天上天下白羽聖刃!セラフィックランス!!」
真鶴
「行くわよ!」
真鶴
「刻み込め!斬り裂いてあげる!月閃十字!!」
魔物
「くっ!?」
真鶴
「アクセル解放!リンクブレイク!」
真鶴
「連牙刃!!」
真鶴
「行くわよ!舞い上がれ!決めるわよ!月愛翔破斬!!」
魔物
「悔しい…わね…」



ヒスイ
「そんじゃ依頼達成だな」
エマ
「帰りますか」
千鳥
「ですね」
真鶴
「ええ」


こうして依頼達成
その苔は禍々しい色をしていた

技術者と夢

本日も平和なようで


レイヴン
「ふぅ」
早霜
「…」
レイヴン
「早霜ちゃんも美味しそうに食うな」
フィリス
「でもサボって良いの」
レイヴン
「休息やぞ」
久遠
「そうなのか?」
レイヴン
「まあ偶には外で休みたいしな」
早霜
「提督は甘いものは食べないんですね」
レイヴン
「苦手だからな」
フィリス
「でも食べてるのはかき氷なんだね」
レイヴン
「コーヒー氷やぞ」
久遠
「そんなものもあるのか」
レイヴン
「氷には基本何掛けても美味いしな」
早霜
「そういうものなんですね」
レイヴン
「コーヒー氷美味いぞ」
フィリス
「あはは」
レイヴン
「にしても夏になりつつあるねぇ」
久遠
「晴れていないのに暑いな」
レイヴン
「まあ雨は降らなさそうだな」
早霜
「シャク」
レイヴン
「早霜ちゃんはカルピスなのな」
フィリス
「にしても暑いからかき氷食べに行こうって」
レイヴン
「偶にはええやろ」
久遠
「まあ悪くはないのだが」
レイヴン
「んー、キーンとするねぇ」
早霜
「シャク」
レイヴン
「フィリスちゃんは練乳パインなのな」
フィリス
「うん、美味しいよ」
レイヴン
「そりゃ何よりだ」
久遠
「かき氷はシンプルにグレープだろう」
レイヴン
「はは」
早霜
「ん」
レイヴン
「かき氷は夏って感じがするねぇ」
フィリス
「だね」
レイヴン
「んー、美味い」
久遠
「にしても誘われたと思えばかき氷とはな」
レイヴン
「美味いやろ」
早霜
「はい、とても」
レイヴン
「そりゃ何よりだ」
フィリス
「んー…」
レイヴン
「はぁ」
久遠
「…」
レイヴン
「何よりだな」
早霜
「はぁ、体が冷えて行きます」
レイヴン
「偶には良いもんだな」
フィリス
「だね」
レイヴン
「ふぅ」
久遠
「…サボりなのか否か」
男性
「あの、すみません」
レイヴン
「ん?お宅は?」
男性
「こういう者です」
早霜
「技術者、影山正男、それが何か」
正男
「えっと、皆さんはクランの人で合ってますよね」
フィリス
「そうですけど」
正男
「えっと、少し頼みがあるので私の研究室に来て貰えませんか」
久遠
「分かった、食べ終えたら行くとしよう」
正男
「感謝します」



正男
「此処です」
レイヴン
「それなりに良い家ね」
正男
「個人で研究をしているので此れが限界ですけどね」
早霜
「それで頼みってなんですか」
正男
「取り敢えず此方に」
フィリス
「うん」
久遠
「なんだ」



正男
「此れなんですが」
レイヴン
「メイドロボ?」
正男
「はい、僕が作った夢の結晶です」
早霜
「そういうの好きですね」
正男
「それでお願いというのは、彼女をクランで働かせて欲しいんです」
フィリス
「でもなんで又?」
正男
「僕の所で働かせてもデータは取り難いですから」
久遠
「それでクランで働かせてデータを提供して欲しいと」
正男
「はい」
レイヴン
「成る程ね、そういう事なら引き受けるぜ」
正男
「感謝します、では起動しますね」
早霜
「…」
メイドロボ
「起動を確認、システムオールグリーンです」
正男
「エティ、君の名だ、この人達と一緒に働いて欲しい」
エティ
「畏まりました」
正男
「それと今後も新しいメイドロボを開発したら頼んでも宜しいですか」
フィリス
「まあそれは構わないけど」
正男
「感謝します」
久遠
「ではエティ、宜しく頼むぞ」
エティ
「はい、此方こそ」
正男
「一応此処の連絡先です、では今後も何かあれば」
レイヴン
「はいよ、それとお宅なんでエティちゃんを作ろうと思ったの」
正男
「子供の時に創作でメイドロボを見たんです、その時に凄い感動したんですよ」
早霜
「それで自分で作ってしまったと」
正男
「はい、一応今は上なんですけど僕専属も居るんですよ」
フィリス
「それがプロトタイプ?」
正男
「はい、それでクランの事も噂では聞いていて会えて良かったです」
久遠
「まあそういう事なら今後も付き合うとするか」
正男
「はい、やっぱり夢は叶えるものですね」
エティ
「正男は本当に素晴らしい人ですね」
正男
「あはは、オタクが夢を見たっていうだけですよ」
レイヴン
「でもそれだけでも俺は凄いって思うぜ、夢を現実にしちまうなんてさ」
正男
「あはは、お恥ずかしい」
早霜
「夢は見るものですね」
正男
「ですね、ふふ」
フィリス
「夢を実現した、凄すぎる」
正男
「僕の憧れだったんですよ」
久遠
「立派なものだ、褒められるではないか」
正男
「あはは、恥ずかしいですね」
エティ
「ですがそれでこそですよ」
正男
「ふふっ」



正男
「では頼みましたよ」
レイヴン
「はいよ」
早霜
「分かりました」
フィリス
「それでは」
久遠
「邪魔したな」
エティ
「それでは」



レイヴン
「さて、久遠ちゃん、任せて良いかね」
久遠
「うむ、任せろ、では行こう」
エティ
「ええ」
早霜
「それでは」
フィリス
「かき氷有難うね」



レイヴン
「ふぅ」
山風
「提督サボってた?」
レイヴン
「ちゃうわ」
千夏
「それより仕事ですよ」
レイヴン
「はいはい」
穂奈美
「良いねぇ、若いって」
レイヴン
「…はぁ」



久遠
「さて」
エティ
「…」
瀬奈
「あ、新しい人ですか」
クレア
「みたいね、メイドかしら」
エティ
「エティと申します」
瀬奈
「あ、はい」
クレア
「新しいメイドよね、仕事は教えた方が良い?」
エティ
「ではお願いします」
瀬奈
「分かりました、では行きましょう」
クレア
「付いて来て」
エティ
「はい」
久遠
「取り敢えずは任せて良さそうだな」


こうしてエティが加わる事に
男の夢を叶えた技術者の凄さ

死者の花粉

本日の依頼はですね


スパーダ
「今日の依頼ってなんだ」
寧々
「えっと、死者の花粉の採取ですね」
穂奈美
「死者の花粉?」
由菜
「なにそれ」
スパーダ
「知らん」
寧々
「なんか吸い込んだ人を一時的に死人に変えるらしいです」
穂奈美
「おっかな!」
由菜
「そんなのを採取するの」
スパーダ
「まあ吸い込まなきゃ平気だろ」
寧々
「とはいえ花粉ですからね、耐性の付く薬預かってますから」
穂奈美
「なら安心か」
由菜
「まあ私は平気だけどね」
スパーダ
「アンドロイドだしな」
寧々
「そういう所は羨ましいです」
穂奈美
「そうかぁ、機械の体は確かに便利だけどなりたいとは思わんよ」
由菜
「穂奈美らしいね」
スパーダ
「まあ其処は価値観ってやつだよな」
寧々
「ですね」
穂奈美
「ま、不老不死なんて私はご免だよ、それだけさ」
由菜
「それもそれかな」
スパーダ
「とはいえ寧々ってオールマイティーだよね」
寧々
「どういう意味ですか?」
穂奈美
「シリアスもギャグも一人でこなせるだろ」
由菜
「あ、分かる」
スパーダ
「レベル高いよな」
寧々
「ななな、何を言ってるんですかぁッ!!」
穂奈美
「魔女ってのも大変だね」
由菜
「穂奈美先生のそれは確実に知ってて言ってる」
スパーダ
「確信犯すぎるだろ」
寧々
「穂奈美先生…」
穂奈美
「はっはっは、机の角でヤッてたのは黙っててあげるさ」
由菜
「あはは」
スパーダ
「完全に確信犯じゃねーか」
寧々
「うぅ~」
穂奈美
「はっはっは」
由菜
「穂奈美先生って意外と策士だよね」
スパーダ
「そんな気はする」
寧々
「おのれ」
穂奈美
「ま、年頃の女の子って事さ」
由菜
「私も出来るかなぁ」
スパーダ
「おい」
寧々
「ぐぬぬ」
穂奈美
「若いねぇ」
由菜
「この先生侮り難し」
スパーダ
「全くだぜ」
寧々
「はぁ」
穂奈美
「クックック、若い奴を虐めるのは楽しいね」
由菜
「悪い人の顔してる」
スパーダ
「悪人だわ」
寧々
「魔王ですかね」
穂奈美
「誰が魔王か」
由菜
「あはは」
スパーダ
「行くか」
寧々
「ですね」
穂奈美
「ああ」
由菜
「はーい」



スパーダ
「それで今日は何処へ行くんだ」
寧々
「邪神の廃墟だそうですよ」
穂奈美
「まーた物騒な」
由菜
「でも其処ならありそうだね」
スパーダ
「花粉だから花とか木だよな」
寧々
「そうなりますね」
穂奈美
「死者の花粉とか物騒すぎるわ」
由菜
「マジレス乙かな」
スパーダ
「はは」
寧々
「薬がありますから」
穂奈美
「それはそれ」
由菜
「穂奈美先生って意外と慎重派だよね」
スパーダ
「元ヤンなのにな」
寧々
「そうなんですか?」
穂奈美
「まあ何かとあるんだよ」
由菜
「ふーん」
スパーダ
「おばさんなのにな」
寧々
「それ地雷」
穂奈美
「あとで教育的指導な」
由菜
「踏み抜いたね」
スパーダ
「勘弁して」
寧々
「自業自得ですよ」
穂奈美
「全くだ」
由菜
「だよねぇ」
スパーダ
「行くか」
寧々
「ですね」
穂奈美
「はいよ」
由菜
「はーい」



スパーダ
「此処が邪神の廃墟か」
寧々
「此処に咲いてる灰色の花の花粉を採取して下さい、あと薬飲んでから」
穂奈美
「はいはい」
由菜
「うん」



スパーダ
「お、こいつか」
寧々
「みたいですね、耐性が付いてるので効果が切れる前に終わらせますよ」
穂奈美
「了解」
由菜
「どんどん行こう」



スパーダ
「意外と採れるな」
寧々
「ですね、此れなら直ぐに終わりそうです」
穂奈美
「さっさと終わらせるぞ」
由菜
「はーい」



スパーダ
「ふぅ」
寧々
「耐性が切れない内に終わらせないと」
穂奈美
「なら手を動かせ」
由菜
「うん」



スパーダ
「こんなもんか」
寧々
「ん?あれは…」
穂奈美
「邪神像か?盛大に壊されてるけどな」
由菜
「邪神の廃墟だもんね、此処」
スパーダ
「まあ壊れてたらこんなもんか、依頼達成だ」
寧々
「ですね、帰りますか」
穂奈美
「だな」
由菜
「何か来るよ」
魔物
「うふふ」
スパーダ
「魔物か」
魔物
「覚悟は良い」
寧々
「やるしかなさそうですね」
穂奈美
「負けんぞ」
由菜
「行くよ!」
魔物
「来なさい!」



穂奈美
「行くぞ!」
穂奈美
「覚悟を決めろ!私を怒らせた事、後悔するんだな!フロストロマージュ!!」
魔物
「くっ!?」
穂奈美
「アクセル解放!セイバーブースト!」
穂奈美
「氷羅刃!!」
穂奈美
「慈悲など不要!我が剣は理不尽な暴力!我が心は誓いの楯!コールドエンド!!」
寧々
「行きます!」
寧々
「付いて来れますか!ビートを上げます!バインティングウィップ!!」
魔物
「くっ!?」
寧々
「アクセル解放!ウィッチバレット!」
寧々
「ピストンシュート!!」
寧々
「巡り踊りて暗黒回帰!根源より来たりて、我が裁きの剣となれ!ダークメテオレイン!!」
由菜
「行くよ!」
由菜
「一気に斬り裂く!雷閃斬牙!!落ちよ雷!」
魔物
「くっ!?」
由菜
「アクセル解放!リンクスキル!」
由菜
「雷閃破!!」
由菜
「行くよ!取り囲め!痺れてみるかな!雷愛星斬撃!!斬り刻め!」
魔物
「悔しい…わね…」



スパーダ
「そんじゃ依頼達成だな」
寧々
「帰りますか」
穂奈美
「だな」
由菜
「はーい」


こうして依頼達成
その花粉は吸い込んではいけない

常葉姉妹の偉人紀行 第15回

本日も平和なようで


亜紀
「…」
ガイ
「相変わらずなんだな」
美紀
「そうなのよ、亜紀ちゃんったらすっかり偉人に嵌っててね」
ゆめの
「それは素敵ですね」
亜紀
「喧しいぞ」
ガイ
「はは」
美紀
「ツンツンしてる亜紀ちゃんも可愛いわぁ」
ゆめの
「美紀さんは相変わらずですね」
亜紀
「流石はお姉様です」
ガイ
「良いのかそれで」
美紀
「うふふっ」
ゆめの
「仲良し姉妹のようで」
亜紀
「当たり前だろう」
ガイ
「ドヤるな」
美紀
「可愛いわぁ」
ゆめの
「…」
亜紀
「む?」
ガイ
「ペンダントが…」
美紀
「少し行って来るわね」
ゆめの
「行ってしまいましたか」



亜紀
「此処は…」
美紀
「結構昔みたいね」
亜紀
「どうします」
美紀
「少し移動するわよ」



亜紀
「さて」
美紀
「どうしたものかしら」

「君達が突然現れたという二人組かな」
亜紀
「お前は…」
ノビーリ
「レオポルド・ノビーリという者だよ」
美紀
「レオポルド・ノビーリ?」
ノビーリ
「少し変わり者の科学者さ」
亜紀
「そうか、あの電磁気学の」
ノビーリ
「それでどうするかな」
美紀
「通報するかしら」
ノビーリ
「通報するメリットがないと思うけどね」
亜紀
「…」
ノビーリ
「なら私の研究室に来るかな」
美紀
「良いの」
ノビーリ
「君達さえ良いならね」
亜紀
「ならお邪魔させて貰う」
ノビーリ
「決まりだね、行こうか」
美紀
「ええ」



ノビーリ
「此処だよ」
亜紀
「失礼する」
美紀
「お邪魔するわね」
ノビーリ
「何かあるという訳でもないが好きにして良いよ」
亜紀
「あれは電気や熱力学の道具か」
ノビーリ
「分かるのかな」
美紀
「亜紀ちゃんも一応科学者なのよ」
ノビーリ
「へぇ」
亜紀
「とはいえ未だ若造だがな」
ノビーリ
「それでもその若さでそんな事が出来るなんて凄いね」
美紀
「一応天才とは言われてるのよね」
ノビーリ
「天才か、大したものだね」
亜紀
「そんなのは周囲の評価に過ぎん、自分で天才などと言う奴は傲慢以外のなんだ」
ノビーリ
「ははっ、言うね」
美紀
「少なくとも慢心はしてないのよね」
ノビーリ
「それは立派だと思うよ、傲慢な人は大抵肝心な所で失敗するからね」
亜紀
「分かっているのだな」
ノビーリ
「まあね」
美紀
「そういう所は科学者なのね」
ノビーリ
「少なくとも慢心するつもりはないさ」
亜紀
「ほう」
ノビーリ
「ああ、そうだ、何か出すよ、少し待っていてくれ」
美紀
「ええ」



ノビーリ
「こんなものしかないけど」
亜紀
「いや、贅沢は言えん」
ノビーリ
「意外と謙虚だね」
美紀
「流石に贅沢言ったら相手に失礼でしょ」
ノビーリ
「確かにね、それで改めて訊くけど君達は何処から来たんだい」
亜紀
「信じて貰えるかは分からんが、未来とでも言うか」
ノビーリ
「ほう、未来とは面白いね」
美紀
「信じるかどうかは任せるわ」
ノビーリ
「そうだね、信じてみようかな」
亜紀
「ほう」
ノビーリ
「だって未来から来た人なんて最高にロマンじゃないか」
美紀
「あら」
ノビーリ
「だから未来にロマンを感じるのも良いだろう」
亜紀
「意外と愉快な奴だな」
ノビーリ
「はっはっは、科学とはロマン、そうだろう」
美紀
「素敵ね」
ノビーリ
「だから私は未来の事は聞かないでおくよ」
亜紀
「そうか、ならそれでいい」
ノビーリ
「今から遥か未来で君達のような人が活躍していて科学者も良いと思ったね」
美紀
「嬉しいものね、まあ私は文学なんだけど」
ノビーリ
「美紀君は文学者なのか」
亜紀
「私達は科学者一族の家の生まれでな、お姉様はその才能には恵まれなかったらしい」
ノビーリ
「へぇ、まあ一族ともなるとそういう人が生まれるのもあるんだろうね」
美紀
「そうね、でもその代わり文学の才能には恵まれてたみたいね」
ノビーリ
「才能というのは分からないね、でも文学だとしても才能があるのは素晴らしいさ」
亜紀
「意外と肯定的なんだな」
ノビーリ
「私も才能があるとは言われるが、それに慢心するつもりもないからね」
美紀
「そういう事ね」
ノビーリ
「だから才能っていうのはそれに気付けるかどうかだ、そういうものだよ」
亜紀
「それに気付けるかどうか、な」
ノビーリ
「だから無才だと思ってはいけないよ」
美紀
「そうね、覚えておくわ」
ノビーリ
「才能は誰にでもある、それがなんの才能なのか、それに尽きるね」
亜紀
「言ってくれるな」
ノビーリ
「だから才能については卑屈にならなくても良いのさ」
美紀
「そうね、少し勇気が湧いたわ」
ノビーリ
「それは良かった」
亜紀
「才能は誰にでもある、か」
ノビーリ
「私はそう思うよ」
美紀
「らしいわね」
ノビーリ
「ふふ」
亜紀
「む?」
美紀
「時間みたいね、お元気でね」
ノビーリ
「消えた…未来に帰ったのかな」
ノビーリ
「でも素敵な出会いだった、そう思いたいね」



亜紀
「此処は…」
美紀
「戻って来たみたいね」
ガイ
「お、戻ったか」
亜紀
「ああ」
ゆめの
「その様子だと良い経験になったようですね」
美紀
「そうね、それはあるかしら」
ガイ
「なら良かったな」
亜紀
「まあな」
ゆめの
「ふふ」
美紀
「ふふっ」

その頃

セシル
「ふむ」
レイヴン
「相変わらずねぇ」
セシル
「時間移動が起こっているのは確かなんですから」
やえか
「でも歴史に影響は出てないわよね」
セシル
「それはそうなんですけど」
ルーテ
「なら良いのではないですか」
セシル
「それはそうなんですけど」
レイヴン
「ま、歴史を変えちまう程馬鹿な奴は居ないさ」
セシル
「楽観的ですね」
やえか
「今はそれでいいのよ」
セシル
「ですが…」
ルーテ
「今はそれで良いのですよ」
セシル
「はぁ」


こうして偉人との出会いは続く
その出会いが与えるものとは

意思を持つ武器 乱風の双剣

とある情報を得た為情報の場所へとやって来ていた


ロイド
「この辺りか?情報の場所って」

「みたいだね、なんでも突然乱れるような風が吹いたとか」
伊織
「乱れるような風?」
ディーア
「なんだよそれ」
ロイド
「さあ?」

「何なのかな」
伊織
「私に訊かれても」
ディーア
「だよなぁ」
ロイド
「うーん」

「どういう事なのかな」
伊織
「知らないわよ」
ディーア
「んでどうすんの」
ロイド
「調べてみるか」

「そうだね、それが良さそう」
伊織
「決まりね」
ディーア
「行くぞ」



ロイド
「何もないな」

「あるのは草木ばかりだね」
伊織
「まあ草原だしね」
ディーア
「嘘だって通報するのは親告罪だろ」
ロイド
「だな、んでどうすんだ」

「調査は続行でいいよ」
伊織
「でも何を調べるの」
ディーア
「だよな」
ロイド
「うーん」

「何かないのかな」
伊織
「何かねぇ」
ディーア
「そんなのあるのか」
ロイド
「俺に振るなよ」

「うーん」
伊織
「そうね」
ディーア
「何かあるのかよ」
ロイド
「情報とか」

「情報ねぇ」
伊織
「そんなのあるのかしら」
ディーア
「あるんじゃね」
ロイド
「それかヒントとかな」

「ヒントねぇ」
伊織
「あれば嬉しいけど」
ディーア
「そんな都合良く行かないだろ」
ロイド
「落ちてたりしないかな」

「落ちてたら助かるけど」
伊織
「落ちてるものなの?」
ディーア
「落ちてたら良いけどな」
ロイド
「ん?何か光ってるぞ」

「転送の魔法陣だね」
伊織
「なんでそんなのが?」
ディーア
「知らん」
ロイド
「なら入ってみるか、お先に」

「あ、待って」
伊織
「どうするの?」
ディーア
「迷っても仕方ないだろ」
伊織
「そうね、行くわよ」
ディーア
「ああ」



ロイド
「此処は…」

「遺跡かな、風が鳴ってるね」
伊織
「何なのよ此処」
ディーア
「知らねぇよ」
ロイド
「何かあるのかな」

「何かねぇ」
伊織
「あら?マナを感じないわね、此処は隔離された世界みたい」
ディーア
「本当だな、何なんだ」

ようこそ、乱風を纏う乙女よ

ロイド
「声がするな、誰だ」

私の名は風刀・乱震
私の名は鋭刀・刹翠
乱風の力を秘めた双剣です


「若しかしてあたしかな」

はい、貴女になら私達の乱風の力は相応しい

伊織
「若しかして乱れる風って事かしら」

はい、その風は乱れる力です

ディーア
「言ってくれるねぇ」

さて、では私は奥で待っています。力を求めるのなら来て下さい

ロイド
「だとよ」

「行くよ、乱風の力を受け取りに」
伊織
「決まりね」
ディーア
「行くぞ」



ロイド
「そういえば梓は料理とか出来るよな」

「そうだね、料理はそこそこは好きだしね」
伊織
「確かに梓の作る料理は美味しいわよね」

「どうも」
ディーア
「俺もそっちの方は自信あるけど、家庭的なのは苦手かも」

「おや、意外」
ロイド
「つまりそれだけ本当に美味いんだろうな」

「でもプロには遠いと思ってるけど」
伊織
「でもプロを目指してる訳ではないのよね」

「一応ね」
ディーア
「なら美味くて当然だよ、ジャンル違うし」

「あたしからしたらディーアの料理が凄く美味しくて悔しいんだけど」
ロイド
「お前ら料理好きすぎだろ」

「うふふ」
伊織
「羨ましいなぁ」

「ディーアには負けたくないね」
ディーア
「俺だって負けねぇさ」

「宣戦布告かな」
ロイド
「はは」

「うふふっ」
伊織
「楽しそうね」

「まあね」
ディーア
「ったく」

「やっぱり料理は良いね」
ロイド
「それより行こうぜ」

「はいよ」
伊織
「ええ」
ディーア
「ああ」



ロイド
「行き止まりか」

「目の前には大岩だね」
伊織
「壊せって事かしら」
ディーア
「だろうな」
ロイド
「でもどうやってだ」

「あたしには無理だよ」
伊織
「なら私がやるわ、下がってて」
ディーア
「ああ」
伊織
「行くわよ」
伊織
「はあっ!!」
ロイド
「見事だな」

「流石だね」
伊織
「此れで進めるわね」
ディーア
「だな」
ロイド
「行くぞ」

「うん」
伊織
「そうね」
ディーア
「ああ」



ロイド
「あれか」

「みたいだね、風に囲まれた祭壇だから間違いないよ」
伊織
「美しいわね」
ディーア
「機能美ってやつだな」

ようこそ、乱風を纏う乙女よ

ロイド
「あんた達が乱震と刹翠か」

はい、私達が乱風の双剣の乱震と刹翠です


「そして指名はあたしだね」

はい、貴女になら私達の乱風の力は相応しい

伊織
「乱風なんて言うものね」

その力は乱れる力です

ディーア
「言うねぇ」

さて、では此方に。私達に相応しい筈ですよ


「はいよ」

さあ、手に取って


「やっ!!」
ロイド
「凄いな」
伊織
「本物の力ね」
ディーア
「本物の風の力だな」

「此れが…自然と手に馴染むね」

此れからは力になります、宜しく頼みますね


「うん、此方こそね」

忘れないで下さいね、力とは時に大切なものを奪ってしまうと


「そうだね、そうならないように善処するよ」

貴女の大切なものを大切にするのですよ


「うん、あたしはそれを信じるよ」

その言葉、忘れてはいけませんよ


「うん」

さて、では戻りなさい。大切な場所へ


「ええ」

「お待たせ」
ロイド
「梓の大切なものはそれだけって事だな」
伊織
「それなら大切にするしかないわよね」
ディーア
「だよな」

「ふふ、当然でしょ」
ロイド
「言うねぇ」
伊織
「でもそれでこそよ」
ディーア
「だな、それでこそだ」

「うん、ふふ」
ロイド
「さて、そんじゃ帰るか」
伊織
「彼処に転送の魔法陣があるわよ」
ディーア
「そんじゃ帰るか」

「ええ」

「力は時に大切なものを奪ってしまう、ね。尤もかも」

「でも大切なものって意外と身近にあるよね」

「それに気付かないからこそなんだろうけど」

「だから失って初めて気付く、ってね」

「本当に大切なもの、それは近くにあるのかな」

「そんな大切なものを知るのは失ってから、悲しいね」

「人は誰もが強い訳じゃないもんね」

「だからこそ大切にしなきゃいけない、か」

「さて、戻ろうか」


こうして梓は乱風の力を手にした
大切なものは近くにある
知っていても気付けない怖さ
それは当たり前だからなのか
本当に大切なものとは何か
考えても答えは出ないのだろうと思う
だからこそそんな答えを求めて梓は考える
そうすればきっと答えに辿り着けると信じて
大切なものはきっと近くにある
人はそれに気付かないだけなのだ
大切なものとは何か
答えを求め梓は今日も考える
乱風の乙女志木梓は進む、大切なものを知った未来へと
次の武器をご期待下さい

更に!そらおかける!大航空ラジオ 第95回

本日はラジオです


エミル
「そういえば今日か、聴いてみようかな」



えあ
「蒸し蒸しする」
すかい
「仕方ないわよ、そういう季節だし」
ふりっく
「おにゃのこの濡れ透け、げへへへ」
えあ
「淫獣」
すかい
「安心しなさい、そうはならないから」
ふりっく
「ショーック!」
えあ
「おっさん臭い」
すかい
「というかおっさん」
ふりっく
「喧しいでやんす!それよりお宝でやんす!」
えあ
「えっと、雨の雫?」
すかい
「なんか胡散臭いけど、まあそれでいいわよ」
ふりっく
「決まりでやんすな」
えあ
「それじゃ」
すかい
「お宝目指して」
ふりっく
「飛空艇発進でやんす!」



三人
「更に!そらおかける!大航空ラジオ!」
オペラ
「さて、始まりました、さらそらじお」
ステラ
「晒すぜぇ~超晒すぜぇ~」
ニック
「だから何をだ」
オペラ
「さてさて、此処で一つお知らせが」
ステラ
「おや、なんですか」
ニック
「ついに終了か」
オペラ
「第100回になったらタイトルが変わるそうですよ」
ステラ
「おや、そうなんですね」
ニック
「なんてタイトルに変わるんだ」
オペラ
「それはあと二ヶ月後をお楽しみに、尚回数もそれに伴いリセットされます」
ステラ
「おや」
ニック
「リフレッシュって事だな」
オペラ
「イエス、では二ヶ月後をお楽しみにどうぞ」
ステラ
「はーい」
ニック
「期待してるぜ」
オペラ
「では通の便りを読みましょう」
ステラ
「ラジオネーム『ほんまっちゃん』さんからの投稿です」
ステラ
「初めましてほんまっちゃんです、最近は東京オリンピックとかも聞くようになりましたね」
ステラ
「でも実際オリンピックってどうなんでしょうか」
ニック
「あれ何かと面倒らしいしな」
オペラ
「というか東京オリンピックに関してはグダグダ感ハンパない、他の国はもっとスムーズだったですよね」
ステラ
「あと世界としてもオリンピックなんてやりたくねーよ、って感じらしいですね」
ニック
「まあその為に何かとしなきゃならんしな」
オペラ
「リオなんて使用した施設が売れずに大赤字ですし」
ステラ
「只それで済んでるだけリオはマシな方ですか」
ニック
「東京オリンピックは幕張メッセとビッグサイト押さえたせいで損失がハンパないって言われてるもんな」
オペラ
「前回の東京のあとも中小企業の倒産祭りだったとか」
ステラ
「それで今回は幕張メッセとビッグサイト押さえるとか完全に殺しに掛かってますね」
ニック
「この二つの会場が使えない事の損失考えるとやべぇ」
オペラ
「ガチで東京の倒産祭り再びになる悪寒」
ステラ
「はわわ、大変ですね」
ニック
「そんじゃコーナー行くぞ」
オペラ
「サムライ殺すべし!爆発四散!サムライネーム!」
ステラ
「このコーナーは投稿された名前を判定します」
ニック
「サムライに判定されたら爆発四散な」
オペラ
「では本日のサムライネームは此方」
ステラ
「ラジオネーム『サムラララライ』さんからの投稿です」
ステラ
「初めまして、サムラララライです、今回投稿するのはフジサワマーケットです、ではお願いします」
ニック
「そんじゃ行くぞ」
オペラ
「ていっ」
ステラ
「5ですね」
ニック
「フジサワマーケットよ、お前は我らに仇なすサムライだ、サムライ殺すべし!イヤー!!」
オペラ
「サヨナラー!」
ステラ
「では投稿待ってますね」
ニック
「一旦コマーシャルだぜ」



エミル
「凄いコーナーだよね」

コマーシャル明けました

オペラ
「夏が怖い」
ステラ
「良し、自然の摂理を捻じ曲げよう」
ニック
「磯兵衛のお母さんかな」
オペラ
「自然の摂理を捻じ曲げよう」
ステラ
「捻じ曲げよう」
ニック
「コーナー行くぞ」
オペラ
「面倒なんで誰かに押し付け…ふぐっ!」
ステラ
「このコーナーは投稿者のお悩みにポンコツに答えます」
ニック
「過度な期待はするなよ」
オペラ
「では本日のお悩みは此方」
ステラ
「ラジオネーム『つかれんたん』さんからの投稿です」
ステラ
「初めまして、つかれんたんです、最近疲れが酷いのですが何か良い疲れを取る方法ありますか」
ニック
「それか、ならアミノ酸のやつでも飲んでみると良いぜ」
オペラ
「薬局とかで一包200円ぐらいで売ってるやつですね」
ステラ
「栄養ドリンク飲むより遥かに効くらしいですよ」
ニック
「そもそも栄養ドリンクはドーピングみたいなもんだから疲れは取れないしな」
オペラ
「レッドブルよりアミノ酸飲んだ方が遥かに効くそうで」
ステラ
「只種類はありますから事前に調べると良いかと」
ニック
「アミノ酸の力マジハンパねぇらしいしな」
オペラ
「そんな訳でアミノ酸飲め」
ステラ
「ですよ」
ニック
「一旦コマーシャルだぜ」



エミル
「アミノ酸…」

コマーシャル明けました

オペラ
「自然の摂理を捻じ曲げよう」
ステラ
「自然の摂理を捻じ曲げよう」
ニック
「宗教かよ」
オペラ
「自然の摂理を捻じ曲げよう」
ステラ
「自然の摂理を捻じ曲げよう」
ニック
「コーナー行くぞ」
オペラ
「何でもネタに!日常575!」
ステラ
「このコーナーは投稿者の日常をネタにします」
ニック
「なんでも良いぜ」
オペラ
「では本日のネタは此方」
ステラ
「ラジオネーム『黒いぜぇ~トンカチ、黒くなれ』さんからの投稿です」
ステラ
「お久し振りです、トンカチです、今回投稿するネタは先日あった出来事です、お願いします」
ニック
「それじゃ詠むぞ」
オペラ
「一人でね、ファミレス行く、悪いのか」
ステラ
「あー、なんか分かります」
ニック
「ってかファミレスは一人で行くもんじゃねぇの?」
オペラ
「ぼっち乙」
ステラ
「でもファミレスに一人で行くのってそんなおかしいですかね」
ニック
「俺は食いたいものがあったら一人でも余裕だぞ」
オペラ
「あと深夜のファミレスに一人で行って飯を食う、此れの良さな」
ステラ
「まああれな人も遭遇しますけどね」
ニック
「何にしても一人でファミレスに行くのは何も悪くない!」
オペラ
「寧ろ一人で行って好きなもん食いまくれ」
ステラ
「デザートまでガッツリ行くのです」
ニック
「このあとは振り返りだぜ」



エミル
「一人ファミレス…」



オペラ
「本日も満足でしたね」
ステラ
「ですね、次回も三人ですか」
ニック
「そうなるな」
オペラ
「では次回もかっ飛ばしましょう」
ステラ
「ですね」
ニック
「タイトル変わるまであと二ヶ月か」
オペラ
「ではこのあとは」
ステラ
「ドラマ後編です」
ニック
「もう少し付き合ってくれよな」



えあ
「この辺りだね」
すかい
「本当にあるのかしら」
ふりっく
「何か光ってるでやんす」
えあ
「此れみたいだね」
すかい
「そんじゃ回収ね」
ふりっく
「でやんす」

「オーッホッホッホ!!」
えあ
「あっ」
レン
「お久し振りですわ」
すかい
「あんた達も相変わらずね」
メラ
「はい、それはもう」
ふりっく
「お互い様でやんすな」
レン
「あなた達には負けませんわ、メラ」
メラ
「それでは」
えあ
「引き上げようか」
すかい
「そうね」
ふりっく
「でやんす」



エミル
「一方的なライバル視」


放送終了です

風に舞う日常 パート90

六人の挨拶も終わり


英子
「此処は凄いのね、驚いてばかりだわ」
エミル
「そうだね、最初はそんなものだよ、直ぐに慣れるよ」
英子
「そうあって欲しいわね」

「英子は真面目?」
英子
「まあ少し固いとは言われるけど」
みさき
「ふーん」
英子
「だから少しは柔らかくなろうとはしてるのよね」
震電
「大変なのですね」
英子
「まあね、でも此れでも少しは柔軟になったのよ」
エミル
「そうなんだ」
英子
「ええ、まあ私としては此処に参加して少しは外を知りたいしね」

「成る程」
英子
「私としては少しぐらい丸くなりたいものよ」
みさき
「ふーん」
英子
「そういえば震電は何なの?」
震電
「ロボットですよ」
英子
「へぇ~、こんな小さなロボットがあるのね」
エミル
「震電は玩具の仲間みたいな感じらしいね」
英子
「玩具なの?」

「戦わせて遊ぶらしい」
英子
「ふーん」
みさき
「一応僕がマスターなんだよね」
英子
「…みさきは一人称が僕なのね」
震電
「男の子ですからね」
英子
「…は?」
エミル
「みさきは男だよ」
英子
「冗談よね」

「本当っぽい」
英子
「世界は広いわね」
みさき
「あはは」
英子
「世の中はおかしなものね」
震電
「みさきは可愛いですよ」
英子
「そうね、確かに可愛い…」
エミル
「あはは」
英子
「べ、別にそういう趣味じゃないわよ」

「それは分かってる」
英子
「まあね」
みさき
「英子も大変だね」
英子
「う、煩いっ」
震電
「実は好きだとか」
英子
「そんな事はない」
エミル
「…」
英子
「そんな目で見るなっ」

「…」
英子
「うぐぐ」
みさき
「あはは」
英子
「そんな趣味はないっ」
震電
「やれやれですね」
英子
「煩いっ」
エミル
「…」
英子
「はぁ」

「英子も可愛い」
英子
「煩いって」
みさき
「ふふっ」
英子
「はぁ」
震電
「では宜しく頼みますね」
英子
「ええ、此方こそね」

その頃

冬理
「此処は凄いですわね、驚いてばかりですわ」
カイウス
「最初はそんなもんだよ、直ぐに慣れるさ」
梅子
「そうあって欲しいですわね」
フィル
「2人はお嬢様なんですか」
冬理
「秘密ですわ」
シオン
「ふーん、でも何処かそんな感じはあるわよね」
梅子
「まあね」
七未
「でもですわ口調なんだね」
冬理
「ええ」
カイウス
「そういう所がお嬢様だよな」
梅子
「まあそれは」
フィル
「やっぱりお嬢様なんですか」
冬理
「梅子さんはお嬢様ですよね」
シオン
「それは当たってるのね」
梅子
「まあ、うん」
七未
「でもお嬢様でもそういう苦労はあるんだよね」
冬理
「そうですね、苦労はあると思いますわ」
カイウス
「成る程」
梅子
「にしても突然連絡されて参加する事になるなんてね」
フィル
「大変でしたね」
冬理
「ですね、ふふ」
シオン
「その割に楽しそうね」
梅子
「ま、まあ」
七未
「ふふ、まあ宜しくね」
冬理
「ええ、宜しく」
梅子
「宜しく頼みますわね」

その頃

桂子
「此処は凄いね、驚いてばかりです」
ルーク
「最初はそんなもんだ、直ぐに慣れるさ」
桂子
「そうあって欲しいですね」
霧江
「そういえば桂子って剣を嗜むの?」
桂子
「あ、はい、推薦貰う程度には」

「マジ?凄いね」
桂子
「でも私体が弱くてね、才能は認められてるのに本来の力は中々出せないんだよね」
シスリィ
「そうなの?なんか大変ね」
桂子
「ですよねぇ」
ルーク
「まあそういう人も居るって事か」
桂子
「うん、実力は本物って言われるんだけどね」
霧江
「でも本気を出した事ないんだよね」
桂子
「うん、それでも勝てちゃうから」

「恐るべし」
桂子
「その関係もあって中々やり難いんだよね」
シスリィ
「まあ確かに分からなくもないわね」
桂子
「でしょ」
ルーク
「手は抜いてないのに勝てちまうって」
桂子
「あはは」
霧江
「実はこの子凄いんじゃ」
桂子
「かもしれない」

「本当に強いんだなぁ」
桂子
「だよねぇ」
シスリィ
「それじゃ宜しく頼むわね」
桂子
「うん、此方こそ」

その頃

葉月
「此処は凄いんですね、驚いてばかりです」
エステル
「そうですね、でも最初はそんなものです、直ぐに慣れますよ」
葉月
「そうあって欲しいですね」
ミミ
「葉月ってなんか恋する乙女って感じね」
葉月
「あはは、それはまあ」
六花
「図星なんですね」
葉月
「うん」
紫桜
「恋する乙女ですか」
葉月
「まあ…」
エステル
「でもそういう乙女らしいのは羨ましいです」
葉月
「乙女なのかなぁ」
ミミ
「意外と乙女だとは思うわよ」
葉月
「でもいい歳だもんなぁ」
六花
「それはそれです」
葉月
「うーん」
紫桜
「葉月さんは妄想癖とかあるんですかね」
葉月
「うぐっ」
エステル
「妄想癖ですか」
葉月
「でも恋する乙女…か」
ミミ
「意外とピュアなのね」
葉月
「私も大人にならなきゃなぁ」
六花
「でもそういう事が少し羨ましくもありますね」
葉月
「あはは」
紫桜
「では宜しく頼みますね」
葉月
「はい、此方こそ」

その頃

三日
「此処は凄いねぇ、驚いてばかりだよ」
ウィル
「まあ最初はそんなものだ、直ぐに慣れるさ」
三日
「そうあって欲しいね」
茉子
「にしても三日さんは独特な感じはありますね」
三日
「それは言われる」
ジル
「ふーん」
三日
「にしても此処はエルフとか獣人とか凄いねぇ」
フィータ
「そうね、でも三日はそういうのは気にしないのね」
三日
「うん、でも私はそういうのも歌に出来るかなって」
ウィル
「ほう」
三日
「でもそれが出来そうな事が良いね」
茉子
「歌にするですか」
三日
「うん」
ジル
「詩人なんだね」
三日
「はっはっは、それは言われる」
フィータ
「素敵ね、うふふっ」
三日
「お姉さんだ」
ウィル
「三日も調子がいい奴だな」
三日
「それで良いんだよ」
茉子
「マイペースですね」
三日
「まあね」
ジル
「でも歌にするかぁ」
三日
「良いものだよね」
フィータ
「それじゃ宜しく頼むわね」
三日
「うん、此方こそ」


こうして六人も馴染んでいる様子
嘗ての友が此処に推参

新人は昔の友

美琴の一件から一夜明け


レイヴン
「ふぅ」
山風
「提督暇そうだね」
レイヴン
「仕事も終わっとるしな」

「レイヴンはチャラく見えて誠実だよな」
レイヴン
「おい」
空錐
「かっかっか、我輩は好きじゃぞ」
レイヴン
「空錐ちゃんって凄い高齢なのよな」
山風
「3000歳越えてるんだっけ」
レイヴン
「空狐らしいしな」

「世の中は広いねぇ」
レイヴン
「だな、とはいえ狐の子も増えたもんだ」
空錐
「狐は良いぞ、もふもふじゃぞ」
レイヴン
「おい」
山風
「もふもふ」
レイヴン
「山風ちゃんの髪の毛も大概にもふもふやな」

「山風は髪の毛が多すぎる」
レイヴン
「だよなぁ、とはいえ切る訳にもいかんのやろ」
空錐
「妾も髪を切ろうとは思わんかったな」
レイヴン
「空錐ちゃんも結構な長髪よね」
山風
「…」
レイヴン
「まあ地面に付かない程度なら長いのも可愛いとは思うぞ」

「レイヴンも天然誑しになりつつあるな」
レイヴン
「おい」
空錐
「我輩を口説くか?」
レイヴン
「勘弁してくれ」
山風
「提督はあたしのだもん」
レイヴン
「…」

「モテる男は辛いねぇ」
レイヴン
「やめーや」
空錐
「かっかっか」
レイヴン
「はぁ」
山風
「…」
レイヴン
「山風ちゃんって小さいのに発育良いよな」

「おい」
レイヴン
「まあ其処は背景もあるって事かね」
空錐
「我輩もその時代に生きとったが知らん事もあるものじゃな」
レイヴン
「そうねぇ、国の事情ってやつ?」
山風
「かもね、あたしもその時の記憶はないから」
レイヴン
「ふむ」

「仁本の歴史だな」
レイヴン
「せやね」
空錐
「昔から何かとあるのぉ」
レイヴン
「でも人体改造とかがその時代からあったってのがね」
山風
「あたしのお腹の中は機械が詰まってるからね」
レイヴン
「その関係で年取っても見た目が変わらないってやつか」

「実際は山風は70ぐらいだもんな」
レイヴン
「それな」
空錐
「世界は広いのぉ、我輩も生身で3000年も生きとるが知らん事も多い」
レイヴン
「はは、まあそれはそれよな、さて少し何か食うか」

その頃

瀬奈
「ふぅ」

「なんじゃ、休息か」
瀬奈
「あ、はい」
リーガル
「それにしても最近は少し暑くなりつつあるな」
瀬奈
「そうですね、今は梅雨の季節ですけど終わったら夏ですし」
花音
「夏になったら泳ぎに行けそうですね」
瀬奈
「プライベートビーチもありますしね」

「ほう、そいつは大したものだ」
瀬奈
「何にしても夏は目の前ですよ」
リーガル
「そうだな、暑くなりそうだ」
瀬奈
「今年も暑くなりそうですね」
花音
「水着選ばなきゃ」
瀬奈
「ふふっ」

「水に濡れるのはどうもな」
瀬奈
「巴さんは狐ですからね」
リーガル
「動物は水に濡れるのはあれだからな」
瀬奈
「ですね」
花音
「大変だなぁ」
瀬奈
「ふふっ」

その頃

レイヴン
「ふぅ」
山風
「はい、お茶」
レイヴン
「おう」

「…」
レイヴン
「なんや」
空錐
「ふっ」
レイヴン
「はぁ」
更紗
「失礼するわよ、お客さんが見えてるわよ」
レイヴン
「おう、通して良いぞ」
更紗
「此方よ、どうぞ」
真面目そうな女の子
「失礼するわよ」
淑やかそうな女の子
「失礼します」
誠実そうな女の子
「失礼します」
緑髪の女の子
「失礼します」
純粋そうな女の子
「失礼します」
自由そうな女の子
「失礼します」
レイヴン
「えっと、自己紹介を頼めるかね」
英子
「富良峰英子よ」
冬理
「霧島冬理ですの」
梅子
「稲垣梅子ですわ」
桂子
「藤堂桂子です」
葉月
「田辺葉月です」
三日
「久遠三日だよ」
山風
「うん、それで用件は新人募集でいいの?」
英子
「えっと、早苗先生に呼ばれたんだけど」
冬理
「それで此処に参加しないかって誘われましたの」
梅子
「同じ学校の先生のお誘いですし、集まりましたのよ」
桂子
「それで来た訳なんですが」
葉月
「何か聞いてません?」
三日
「聞いてないの?」

「そういえば早苗がそんな事言ってたな」
英子
「それで参加は認めてくれるの?」
冬理
「誘われた訳なんですが」
空錐
「なら何も問題はない、宜しく頼むぞ」
梅子
「分かりましたわ」
桂子
「宜しくお願いしますね」
葉月
「宜しくお願いします」
三日
「宜しくね」
レイヴン
「それで質問とかあるかね」
英子
「お風呂とか食事は?」
冬理
「どうなっていますの」
山風
「食事は食堂、お風呂は地下の混浴の大浴場、時間内なら自由だよ」
梅子
「稼ぎなどは」
桂子
「どうなっていますか」

「基本的には副業をして貰う、既存のチームに参加しても良いし新しく立ち上げても良い」
葉月
「分かりました」
三日
「なら特に問題なさそうかな」
空錐
「そうか、なら良い」
レイヴン
「そんで戦いの方は問題ないわね」
英子
「ええ、平気よ」
冬理
「問題ありませんわ」
梅子
「同じく」
桂子
「問題ありません」
葉月
「問題ないです」
三日
「問題ないよ」
山風
「分かった」

「では宜しく頼む」
空錐
「更紗、案内してやれ」
更紗
「ええ、行くわよ」
英子
「ええ」
冬理
「はい」
梅子
「ええ」
桂子
「はい」
葉月
「はい」
三日
「うん」
レイヴン
「早苗ちゃんの学校に通ってた人達か」
山風
「お嬢様って感じ」

「だな」
空錐
「かっかっか」

その頃

更紗
「大体は分かったわね」
英子
「問題ないわよ」
冬理
「同じくですわ」
梅子
「問題ないわ」
桂子
「同じく」
葉月
「問題ありません」
三日
「同じく」
ティア
「あら、新しい人かしら」
依子
「そのようですね」
更紗
「今は案内中だからあとでね」
ティア
「それじゃあとでね」
依子
「それでは」
更紗
「行くわよ」
英子
「ええ」
冬理
「はい」
梅子
「ええ」
桂子
「はい」
葉月
「はい」
三日
「はーい」


こうして六人が加わる事に
昔の友もやって来た

アナザーストーリー 美琴編 最終話

本日は帰還する日です


美琴
「荷物などは持ったな」
リカルド
「問題ない」
ガーネット
「同じくじゃ」
夕陽
「問題ありませんよ」
衣冬
「同じくね」
メリュネ
「私も問題ないわ」
美琴
「では行くか」



美琴
「お、来ているな」

「宜しく頼むぞ」

「宜しく」
リカルド
「ああ、宜しく頼む」
紫苑
「宜しくね」
茉莉花
「宜しく頼むぜ」
ガーネット
「うむ」
メメ
「宜しく」
羽民
「宜しくな」
夕陽
「此方こそ」
空錐
「宜しく頼むぞ」
メリュネ
「宜しく頼むわね」
衣冬
「それじゃ行くわよ」



美琴
「この辺だな」
リカルド
「連絡はしてあるからそろそろの筈だ」
ガーネット
「む?あれではないか」
夕陽
「みたいですね、おーい!此処ですよー!」
衣冬
「やっと帰れるわね」

「凄いの」

「空飛ぶ乗り物だ」
紫苑
「凄いなぁ」
茉莉花
「すっげー」
メメ
「凄いなぁ」
羽民
「天晴じゃ」
空錐
「素晴らしいではないか」
メリュネ
「凄いわね」
パスカル
「はい、おまたー」
美琴
「すまんな」
パスカル
「新しい人も居るね、取り敢えず乗って」
美琴
「うむ」
リカルド
「失礼する」
ガーネット
「やっと帰れるな」
夕陽
「お邪魔します」
衣冬
「お邪魔するわよ」

「邪魔するぞ」

「失礼します」
紫苑
「失礼します」
茉莉花
「失礼しまーす」
メメ
「失礼します」
羽民
「邪魔するぞ」
空錐
「邪魔するぞ」
メリュネ
「失礼するわね」
パスカル
「ひーふーみーっと、はい全員確認!そんじゃ出発進行!フッフゥー!マーリオー!」




「行ったみたいね」

「あの子にはもっと沢山の事を学んで貰わないとね」

「強く生きるのよ、霞」



パスカル
「はい、着いたよー」
美琴
「すまんな」
パスカル
「そんじゃ報告と紹介宜しくね」
美琴
「ああ、では他は解散して良いぞ」
リカルド
「ああ、では先に失礼する」
ガーネット
「ではな」
夕陽
「お疲れ様です」
衣冬
「お疲れ様」
美琴
「では行くぞ」

「うむ」

「うん」
紫苑
「うん」
茉莉花
「はーい」
メメ
「うん」
羽民
「うむ」
空錐
「うむ」
メリュネ
「ええ」
パスカル
「さて、シャトル格納しなきゃ」



美琴
「戻ったぞ」
レイヴン
「お、お帰り」
鹿島
「その様子だと何かありましたか」

「新しい奴も居るな」
早苗
「取り敢えず自己紹介頼めるかしら」

「巴じゃ」

「尼崎霞」
紫苑
「姫路紫苑だよ」
茉莉花
「処女塚茉莉花だよ」
メメ
「緑風メメです」
羽民
「羽民じゃ」
空錐
「兼定空錐じゃ」
メリュネ
「メリュネ=ドラスネイプよ」
レイヴン
「はいよ」
鹿島
「畏まりました」

「それじゃ報告を頼む」
早苗
「頼むわよ」
美琴
「ああ」

その頃

リカルド
「ふぅ」
エルマーナ
「お、リカルドのおっちゃん帰っとったんか」
リカルド
「ああ、さっきな」
アルヴィン
「その様子だと何かあったか」
リカルド
「まあな」
エルマーナ
「おっちゃんもええ経験になったんやな」
リカルド
「そうだな、それはある」
アルヴィン
「勉強は常にってか」
リカルド
「そういう事だ」
エルマーナ
「ま、ならそれでええんや」
リカルド
「言うな、若造が」
アルヴィン
「ははっ、違いねぇ」
リカルド
「さて、では俺は仕事を数日免除して貰って休むとする」
エルマーナ
「リカルドのおっちゃんもええ経験になっとるんやな」
アルヴィン
「成長は止まらないってか」

その頃

ガーネット
「ふぅ」
アーコット
「あ、戻ってたんですね」
ガーネット
「うむ、先程な」
シャーリィ
「その様子だと何かあった」
ガーネット
「まあな」
アーコット
「でもガーネットさんは楽しそうですよね」
ガーネット
「おい」
シャーリィ
「うふふっ、ガーネットはそれでこそよね」
ガーネット
「妾をなんだと思っとるんじゃ」
アーコット
「楽しい人ですよ」
ガーネット
「全く」
シャーリィ
「うふふ」
ガーネット
「さて、では妾は仕事を数日免除して貰って休むとするか」
アーコット
「矢張りそれでこそです」
シャーリィ
「そうね、それでこそよ」

その頃

夕陽
「ふぅ」
ことり
「あ、帰ってたんだ」
夕陽
「はい、さっき」
ライコネン
「その様子だと何かありました」
夕陽
「まあ何かと」
ことり
「ふーん」
夕陽
「でもやっぱり経験って大切ですよ」
ライコネン
「言いますねぇ」
夕陽
「私もそんな勉強ですよ」
ことり
「羨ましいなぁ」
夕陽
「うふふ」
ライコネン
「楽しそうでなによりですねぇ」
夕陽
「さて、では私は仕事を数日免除して貰って休むとします」
ことり
「夕陽ちゃんも大人になって行くんだなぁ」
ライコネン
「ですね、羨ましいです」

その頃

衣冬
「ふぅ」
アメル
「お、帰ってたのか」
衣冬
「ええ、さっきね」
こおら
「その様子だと何かあったかな」
衣冬
「まあね」
アメル
「相変わらずおっさん臭いな、飴ちゃん食うか」
衣冬
「どうも」
こおら
「衣冬も苦労してそうだよな」
衣冬
「言うな」
アメル
「はっはっは、長年の付き合いのあたしには隠せねーぜ」
衣冬
「本当にそれね」
こおら
「ははっ、仲が良いんだね」
衣冬
「さて、それじゃ私は仕事を数日免除して貰って休むから」
アメル
「衣冬も苦労してんだよな」
こおら
「みたいだね」



美琴
「以上だ」
レイヴン
「はいよ、そんじゃお疲れさん」
鹿島
「休息もお忘れなく」

「そいつらを案内してやれよ」
早苗
「お疲れ様」
美琴
「では行くぞ」

「うむ」

「うん」
紫苑
「宜しくね」
茉莉花
「宜しくぅ」
メメ
「宜しくね」
羽民
「宜しくな」
空錐
「宜しく頼むぞ」
メリュネ
「宜しくね」
レイヴン
「狐か」
鹿島
「狐ですね」

「まあ良いのではないか」
早苗
「そうね」


今回は思わぬものを見た気がするな
人の想いがその強さになる
タタリに限らず怨念といったものは強い思念の塊だ
思念とはその姿を形どるぐらいには強いもの
だからこそそれが人の想いの象徴なのだろう
想いの強さは本物の強さなのかもしれない
失ってその強さが増す事はあるのかもしれない
何も失うものがなくなったら、それは恐ろしい強さになるのだろう
この一件は人の想いの強さを改めて知った
長生きは決して幸せなんかではないという事も
孤独とはその長さと共に心を荒ませて行くのだと
本物の孤独を知る者だからこそ言える言葉はかならずあるのだ
最後に
今回共に来てくれた皆、感謝する
こんな私だが此れからも仲良くしてくれると嬉しい
さて、少し休んだら又働くとするか


                                                 聖美琴筆


アナザーストーリー
美琴編


                          fin

アナザーストーリー 美琴編 第九話

本日は一日休息です


美琴
「ふぅ」
メリュネ
「あら、お暇かしら」
美琴
「ん?ああ」
メリュネ
「何か考え事?」
美琴
「いや、この世界も何かとあるのだなと」
メリュネ
「この世界?」
美琴
「私は召喚実験でこの世界に召喚されたんだ、要するに異世界人だな」
メリュネ
「そうだったのね」
美琴
「そういえばメリュネは西洋の妖怪と言っていたが」
メリュネ
「メリュジーヌってご存知かしら」
美琴
「メリュジーヌ?」
メリュネ
「蛇女みたいなものね、メデューサとは違うわよ」
美琴
「はぁ」
メリュネ
「要するに美しい蛇女って事よ」
美琴
「成る程」
メリュネ
「でもこの世界だと蛇っていうイメージは意外と浸透してないのよね」
美琴
「はぁ」
メリュネ
「まあ蛇女っていうのはね」
美琴
「蛇女か、似たようなのでスキュラとかもあるが」
メリュネ
「スキュラとは根本から違うわよ」
美琴
「あれは犬と蛸だったか」
メリュネ
「そうよ」
美琴
「何にしても西洋の妖怪にも何かとあるんだな」
メリュネ
「そうね、妖怪っていうのは仁本の呼び方だけど」
美琴
「向こうだと悪魔とかそういう風に呼ぶのが基本なのか?」
メリュネ
「そんな所ね」
美琴
「文化の違いはあるんだな」
メリュネ
「そうね、まあ基本的には似たようなものよ」
美琴
「成る程」
メリュネ
「でも人じゃなくても人に馴染めるって事よね」
美琴
「かもな、この世界は意外と寛容なのかもしれん」
メリュネ
「差別とかはあるにはあるけどね」
美琴
「そうだな、まあそれでも妖怪は架空の存在と思われてたりするしな」
メリュネ
「そういう意味では溶け込みやすいのかしらね」
美琴
「かもしれん」
メリュネ
「エルフとかはメジャーな種族だものね」
美琴
「妖怪なんて知識のある奴にしか伝わらんからな」
メリュネ
「それは偏見なんじゃない」
美琴
「メジャーなものは伝わるがマイナーな妖怪なんて本当に伝わらんぞ」
メリュネ
「まあそれは分かるわ」
美琴
「結局は架空のものでも知名度には勝てん、神話の登場人物もそうだろう」
メリュネ
「まあ、ね」
美琴
「この世界だと創作のせいで事実誤認してるケースも多々あるからな」
メリュネ
「まあそれは、ね」
美琴
「バハムートはベヒモスと同一という事なんだがな」
メリュネ
「貴女意外と詳しいわね」
美琴
「まあそういうのは嫌いではないからな」
メリュネ
「ふーん」
美琴
「まあ何かとあるんだ」
メリュネ
「意外と大変なのね」
美琴
「まあ、な」
メリュネ
「うふふっ」
美琴
「はぁ」
メリュネ
「美琴も何かとあるのね」

その頃

リカルド
「ふぅ」

「リカルドは騒いだりするのは苦手なの?」
リカルド
「苦手ではないが余り好かんな」

「まあそんな風にも見えるわよね」
リカルド
「とはいえガキのお守りは仕事だ」

「子供じゃない」
リカルド
「俺からしたらガキさ、そもそも大人の定義なんて曖昧なものだ」

「大人の定義ね」
リカルド
「ガキに限って大人になりたいと騒ぐ、大人だという奴に限って精神はガキのままだ」

「…」
リカルド
「本物の大人はもっと常識があるしガキはもっと馬鹿でいいんだ」

「リカルドらしいわね」
リカルド
「ガキってのは遊ぶのが仕事だ、勉強漬けにしてもロクな大人にはならん」

「ふーん」
リカルド
「走って転んで怪我をするぐらいでいいんだ、ガキってもんは」

「まあ近年は外で遊ぶのも大変よね」
リカルド
「世の中は窮屈になったものだな、クレームなんてものは自己満足に過ぎん」

「…」
リカルド
「承認欲求を満たしたい奴が増えたとは感じるがな、それがどうなるかなど分かっているのに」

「困った世の中ねぇ」
リカルド
「世の中は変わったな、まあ俺からしたらガキがガキらしくなくなった事が嘆かわしい」

「リカルドは大人だね」
リカルド
「まあそれでも若い方だ、おっさんとは言われるがな」

「あははっ、良いねそれ」
リカルド
「結局世の中なんてのは声と主語のデカい奴が強い、主張しなければ飲まれてしまう」

「主張する…」
リカルド
「忘れるなよ、事勿れ主義では何も解決しないとな」

「ふーん」
リカルド
「ふぅ」

その頃

ガーネット
「…」
紫苑
「ガーネットはドラゴンなんだけど、普段は何してるの」
ガーネット
「そうじゃな、甘いものを食ったりしておる」
茉莉花
「ふーん」
ガーネット
「まあ好きなもん食って生きられるのなら幸せじゃろ」
紫苑
「あははっ、らしいね」
ガーネット
「幸せというのは人の価値観でしかない、何が幸せなどお主達でも違うじゃろ」
茉莉花
「まあ確かにあたしと紫苑の幸せは違うよね」
ガーネット
「それが幸せというものじゃ、万人が同じ幸せなどあり得んのじゃ」
紫苑
「ガーネットらしいなぁ」
ガーネット
「ま、妾からしたら幸せとは感じるものじゃよ」
茉莉花
「幸せは感じるもの、ね」
ガーネット
「とはいえお主達も幸せを感じる事はあるじゃろ」
紫苑
「うん」
ガーネット
「それで良いんじゃよ、幸せなんてものはな」
茉莉花
「成る程」
ガーネット
「幸せ、それは自分がそう感じた時が幸せなんじゃよ」
紫苑
「哲学だ」
ガーネット
「かっかっか」
茉莉花
「調子が良いねぇ」
ガーネット
「妾の幸せ、か」

その頃

夕陽
「…」
空錐
「なんじゃ、気にかけてくれるのか」
夕陽
「いえ、でも空錐さんは孤独を知っているんですよね」
空錐
「まあな、3000年も生きていれば当然じゃ」
夕陽
「やっぱり辛いものなんですか」
空錐
「辛くないと言えば嘘になるな、まあ長生きしてるのなら処世術ぐらいは身に付けとる」
夕陽
「成る程」
空錐
「親しい奴も入れ替わるように出来ておったからな」
夕陽
「へぇ~」
空錐
「親しい奴を作れないと本当に孤独に押し潰されてしまう、そんなもんじゃ」
夕陽
「…」
空錐
「長生きというのは孤独との戦いじゃ、年数に関係なくな」
夕陽
「孤独との戦い、ですか」
空錐
「長くても100年しか生きられない人間だって孤独はある、そうじゃろ」
夕陽
「そうですね」
空錐
「そういう意味でも孤独とは繋がりによって救われるんじゃよ」
夕陽
「繋がり、成る程」
空錐
「ま、本当の意味での孤独はもっと恐ろしい、忘れるな」
夕陽
「はい」

その頃

衣冬
「ふぅ」

「衣冬は苦労してそうじゃな」
衣冬
「まあね」
メメ
「衣冬は何か老けてるよね」
衣冬
「喧しい」
羽民
「ま、長生きしてれば自然とそうなるものじゃ」
衣冬
「見た目は若いままなのに精神だけおっさん臭くなるとか」

「大変じゃな」
衣冬
「全くよ」
メメ
「あはは」
衣冬
「はぁ」
羽民
「儂もそれは分かる」
衣冬
「長生きしてると何かとね」

「厄介な性分じゃな」
衣冬
「本当よ」
メメ
「苦労してるんだね」
衣冬
「全くよ」
羽民
「かっかっか」
衣冬
「はぁ」


最終話に続く

アナザーストーリー 美琴編 第八話

戦闘に勝利した一行は


タタリ
「どうして…空錐…僕は…君が…」
空錐
「もう良いんじゃ、お主はそれだけ我輩を好いていたんじゃろ」
タタリ
「…あぁ、そうか…僕は…それなのに…」
空錐
「もう良いんじゃ、ゆっくり安め、お主の分まで我輩は生きて行く」
タタリ
「有難う…僕の本当に大好きな…」
空錐
「霞、頼めるか」

「うん」
タタリ
「やっと…」

「悪しきを祓え、その刃にて…せあっ!!」
タタリ
「あぁ…有難う…さようなら…僕の…最愛の…人…」



美琴
「此れで良いんだな」
空錐
「ああ、本当に馬鹿な奴じゃ」
リカルド
「なら何も言うまい」
空錐
「じゃな、それより夜が明ける、引き上げるぞ」
ガーネット
「じゃな」
夕陽
「行きましょう」
衣冬
「そうね」

「うむ」

「…」
メメ
「…」
羽民
「良かったんじゃよ」
空錐
「そうじゃな」
メリュネ
「…」



美琴
「夜明けか」
リカルド
「良い朝日だ、何時かは夜も明けるという事だな」
ガーネット
「リカルドはクッサイ奴じゃのぉ」
夕陽
「でもそんなリカルドさんが素敵ですよ」
衣冬
「そうね、素敵じゃない」

「臭いセリフを恥ずかしげもなく言えるのは羨ましいの」

「それが良い」
メメ
「だね、うふふっ」
羽民
「クッサイのぉ」
空錐
「かっかっか」
メリュネ
「それじゃ行きましょ」




「お帰りなさい、どうだった」
美琴
「任務は完遂した」

「そう、なら安心したわ」
リカルド
「今日一日休んで明日には帰るさ」

「ええ、それでいいわ」
ガーネット
「少し休みたいしな」

「確り体を休めておくのよ」
夕陽
「はいっ」

「それじゃお疲れ様」
衣冬
「ええ、お疲れ様」

「ではな」

「お疲れ」
メメ
「お疲れ様です」
羽民
「ではの」
メリュネ
「それじゃね」



美琴
「…」
メリュネ
「貴女は意外となよなよなのね」
美琴
「煩い」
メリュネ
「でも今回の事は、ね」
美琴
「そうだな、人の想いから生まれるのがあの手のものだ」
メリュネ
「強い想いはそれだけ強い力になる、改めて思い知ったわ」
美琴
「想いの力、か」
メリュネ
「それが憎悪でも善でもその想いは原動力になるって事よね」
美琴
「そういう事だ」
メリュネ
「悲しいものね、でも同時に美しくもある」
美琴
「本当に強いというのはああいうものを言うんだろうな」
メリュネ
「そうね、きっと」
美琴
「想いの力、か」

その頃

リカルド
「すまんな」

「輝にしなくて良い」
リカルド
「モーニングというのも良いものだな」

「開店前だから特別よ」
リカルド
「すまん」

「リカルドはこういうのが好きなの?」
リカルド
「まあな、卵料理とウインナーの組み合わせはシンプルにして至高だ」

「分かってるのね」
リカルド
「シンプルなのが一番だ、特に朝食というものはな」

「リカルドは傭兵だもんね」
リカルド
「まあな、戦場だとレーションのようなものが基本の食事になる」

「成る程」
リカルド
「だからこういうキチンとした飯にありつけるのは幸せってもんだ」

「傭兵だからこそだね」
リカルド
「そういう事だ、うむ、美味いな」

「傭兵の苦労ね」
リカルド
「ふぅ」

その頃

ガーネット
「ふぅ」
紫苑
「あっ」
ガーネット
「お、こんな朝から会うとは奇遇じゃな」
茉莉花
「少し朝の運動ってやつさ」
ガーネット
「そうか」
紫苑
「それにしてもこうやって朝に飲む牛乳は美味しいよね」
ガーネット
「…紫苑の乳がデカい理由が分かった気がするな」
茉莉花
「あの乳は反則っしょ」
ガーネット
「本体はボインなのに影の妾はぺたんこじゃぞ」
紫苑
「あはは」
ガーネット
「おのれ」
茉莉花
「ガーネットって乳にコンプレックスでもあるの」
ガーネット
「そういう訳ではないがな」
紫苑
「好きで胸が大きい訳じゃないよ」
ガーネット
「むむむ」
茉莉花
「竜王様も大変だねぇ」
ガーネット
「むぅ」

その頃

夕陽
「…」
空錐
「なんじゃ、そんな顔をしおって」
夕陽
「いえ、でも空錐さんも何かとあるんですね」
空錐
「そうじゃな、3000年も生きていれば何かとある」
夕陽
「…」
空錐
「人は不老不死を求めたりもする、じゃがそれは苦痛でしかないと知らんのじゃ」
夕陽
「死ねない事の苦痛ですか」
空錐
「妾は長生きこそすれども何時かは死ぬ、それは幸せなんじゃよ」
夕陽
「…」
空錐
「死ねないというのは本当に苦痛なんじゃ、周囲は皆先に逝ってしまい取り残される悲しみじゃよ」
夕陽
「取り残される…」
空錐
「一人でも生きて行く事は出来るじゃろう、だが孤独というのはそれ以上に辛い」
夕陽
「…」
空錐
「孤独が好きと言う奴は何時かは死ねるから言えるのじゃ、死ねぬ者の孤独は本当に苦痛じゃぞ」
夕陽
「成る程」
空錐
「我輩も、な」
夕陽
「死ねない事の孤独と苦痛、ですか」

その頃

衣冬
「ふぅ」

「衣冬は缶コーヒーなど飲むのか」
衣冬
「悪い?」
メメ
「でも女性で缶コーヒーって聞かない気がしますね」
衣冬
「まあそれはあるわね」
羽民
「とはいえ女が缶コーヒー飲んで悪いというルールもなかろう」
衣冬
「そうよね」

「妾は肉が好きじゃ」
衣冬
「肉って」
メメ
「ふふっ」
衣冬
「でも缶コーヒーを飲む女性って確かに珍しい気はするわよね」
羽民
「それはある」
衣冬
「私は好きなんだけどね」

「意外と男っぽいのか」
衣冬
「煩い」
メメ
「あはは」
衣冬
「癒やされるわ」
羽民
「ま、大人ってやつじゃよ」
衣冬
「ふぅ」


第九話に続く

アナザーストーリー 美琴編 第七話

その日の夜山へ向かう一行は


美琴
「さて、行くか」
リカルド
「北の山だったな」
ガーネット
「空錐とも合流せんとな」
夕陽
「ですね」
衣冬
「行きましょ」
メリュネ
「そうね」




「お、来たな」

「待ってた」
メメ
「行くんですよね」
羽民
「儂達も混ぜて貰うぞ」
美琴
「ああ、では行こう」
リカルド
「空錐の奴は放っておいても来るだろ」
ガーネット
「じゃな、行くぞ」
夕陽
「はいっ」
衣冬
「ええ」
メリュネ
「行くわよ」



美琴
「山に来い、自我は確実に芽生えていたな」
リカルド
「あのタタリは矢張り空錐の…」
美琴
「間違いないだろうな」
ガーネット
「死した人間がタタリになる、そんな事もあるのじゃな」
美琴
「複雑なものだな」
夕陽
「ですね、好きな人が…」
美琴
「長生きというのも大変なんだな」
衣冬
「そうね、私も美琴もそれは実感しているわ」
美琴
「そうだな、長生きの辛さというものだ」

「妾もそれは分かる、長生きの孤独は本人にしか分からんよ」
美琴
「巴…」

「私もこの先長生きするのかな」
美琴
「ハーフエルフですら100年単位で生きるからな」
メメ
「ですね、メメも…」
美琴
「長生きの孤独と悲しみ、か」
羽民
「それは長生きした者にしか分からんよ、人間でもそうじゃ」
美琴
「だな」
メリュネ
「悲しいものよね、長生きって」
美琴
「行こう」



美琴
「此処がその山か」

「待っておったぞ」
リカルド
「矢張り来ていたか」
空錐
「うむ、あいつとはいい加減に決別せねばならんしな」
ガーネット
「なら言うまでもないかの」
空錐
「うむ」
夕陽
「空錐さんの決着ですか」
空錐
「そうじゃ」
衣冬
「なら付き合うわ」
空錐
「うむ、さっさと行くぞ」

「じゃな」

「行こう」
メメ
「はい」
羽民
「じゃな」
空錐
「…」
メリュネ
「…」



美琴
「矢張り空気が淀んでいるな」
リカルド
「此処に居るのだろうな」
美琴
「油断はするな、良いな」
ガーネット
「たりまえじゃ」
美琴
「…」
夕陽
「あのタタリは…」
美琴
「それでもやるんだ」
衣冬
「そうね、私だってそんなの経験済みよ」
美琴
「長く生きていると、な」

「出会いも別れも経験済みじゃよ」
美琴
「そういう事だ」

「…」
美琴
「行こう」
メメ
「酸いも甘いも、だね」
美琴
「ああ」
羽民
「行くぞ」
空錐
「うむ」
メリュネ
「…」



美琴
「近付いているな」
リカルド
「ああ、空気が淀んでいる」
ガーネット
「行ってみるぞ」
夕陽
「はいっ」
衣冬
「…」

「…」

「私は…」
メメ
「…」
羽民
「此ればかりは、な」
空錐
「んじゃ」
メリュネ
「行くわよ」



タタリ
「来た…待ってた…」
美琴
「こいつ…自我が…」
タタリ
「空錐…会いたかった…ずっと…」
リカルド
「虚言か?本物か?」
タタリ
「本物…空錐…僕を…」
ガーネット
「確かにこいつからは愛情のようなものを感じるな」
タタリ
「空錐…僕を…受け入れてくれる…」
夕陽
「…」
タタリ
「どうしてそんな顔をするの…やっと会えたのに…」
衣冬
「貴方は…もう死んでいるのよ、タタリになっているの」
タタリ
「タタリ?嘘だ…僕は空錐の為に…嘘だ…」

「マズい!距離を取れ!」
タタリ
「僕は…空錐を…愛して…好きで…許さ…ない…僕から…空錐を奪うな…!」

「っ!?」
タタリ
「空錐…僕を愛しているって…」
メメ
「違います!空錐さんは…」
タタリ
「黙れよ…僕から空錐を奪ったんだ…死んで償えよ…!」
羽民
「完全に逆上しておる、どうする?」
タタリ
「空錐…君までそんな目をするのか…なら…君を取り戻すよ…」
空錐
「我輩の知っているあいつはお前のような歪んだ奴ではない、今一度確かめさせて貰う」
タタリ
「取り戻す…お前らを殺して…」
メリュネ
「来るわよ!」
タタリ
「死んで詫びろ、あの世で僕にわび続けろおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」



リカルド
「行くぞ!」
リカルド
「来世で会おう…!その魂、刈り取ってくれる!エターナル・リング!!」
タタリ
「うあぁっ!?」
衣冬
「行くわよ!」
衣冬
「一気に決めるわ!逃がさない!刻め!祓光閃!星雅!!」
衣冬
「アクセル解放!パートナーブースト!」
衣冬
「光輪閃!!」
衣冬
「逃がしはしないわ!斬り刻め!転身輝流斬!!落ちろ!」
メメ
「行くよ!」
メメ
「風の剣よ、斬り裂け!緑風旋剣!!」
メメ
「アクセル解放!ダブルチャージ!」
メメ
「桜剣!!」
メメ
「彷徨える魂達よ、桃源郷にて浄化せん…此れが安らぎの風!桃源風!!」
羽民
「行くぞ!」
羽民
「影の刃、受けよ!影牙砕閃!!砕けろ!」
羽民
「アクセル解放!キメラシャドウ!」
羽民
「転影牙!!」
羽民
「行くぞ!来い!我が影の翼よ!魔鳥嘴!!突き刺され!」
空錐
「行くぞ!」
空錐
「月の幻影に囚われよ!終わりじゃ!真月両断!!」
空錐
「アクセル解放!フォックスオーラ!」
空錐
「崩連斬!!」
空錐
「行くぞ!来たれ、真宵の月よ!その声に応え、此処に解き放て!狐神弦月!!」
タタリ
「うあぁっ!?」
メリュネ
「行くわよ!」
メリュネ
「舞い踊れ!妖艶なる蛇の牙!テンプテーションワルツ!!」
メリュネ
「アクセル解放!アクアスネーク!」
メリュネ
「スネークバイト!!」
メリュネ
「行くわよ!美しく濡れる魔女よ、その妖艶なる水を解き放て!ラブリケーションブルー!!」
夕陽
「行きますよ!」
夕陽
「痛いじゃ済みませんよ!コラーッ!受けなさい!限界突破の聖風閃!聖風!!消し飛べえぇぇぇぇっ!!」
夕陽
「アクセル解放!ウェントゥスワルキュリア!」
夕陽
「風切!!」
夕陽
「行っちゃいますよ!華麗に!ターゲットオン!シルフィスレイン!!」
ガーネット
「行くぞ!」
ガーネット
「覚悟するのじゃ!無限への翼で羽撃け!グラビティフォール!!そーら、落ちて来るのじゃ!」
ガーネット
「アクセル解放!ドラゴニックフォーム!」
ガーネット
「ツインフレア!!」
ガーネット
「行くぞ!紅蓮の竜王!業炎でボカンじゃ!全力全壊!ドラゴニック・アサルト!!」
美琴
「行くぞ!」
美琴
「暗き夜に閃く刃…最後の月に、名を残せ…焔狐月影斬!!この一撃で…沈め!」
タタリ
「うあぁっ!?」
美琴
「アクセル解放!ファントムシールド!」
美琴
「妖炎車!!」
美琴
「神速の斬光!見切れるか!閃王狐乱襲!!一閃!」
美琴
「勝てない勝負はするものではないぞ」
タタリ
「空錐…どう…して…」


第八話に続く

アナザーストーリー 美琴編 第六話

戦闘に勝利した一行は


タタリ
「して…きり…」
美琴
「…」
タタリ
「のに…きり…」
リカルド
「まさかとは思うが…」
タタリ
「ってる…やに…きて…」
ガーネット
「なに?」
タタリ
「んや…やま…てる…」
夕陽
「あ、待って」
タタリ
「てる…から…」
衣冬
「消えた…山?何処かしら」

「何にしても帰って報告じゃな」

「うん、気になるし」
メメ
「戻りましょう」
羽民
「じゃな」
空錐
「あいつ…矢張り…」
メリュネ
「…」




「お帰り、どうだった」
美琴
「逃げられた、それとこの神都市で山はあるか」

「山?大きい山ではないけど、あるとしたら都市の北にある山かしら」
リカルド
「其処か、すまんな」

「でもなんで山なの?」
ガーネット
「斯く斯く然々でな」

「そう、なら確り準備してから行くのよ」
夕陽
「はい」

「但し同情しては駄目よ、良いわね」
衣冬
「分かってる」

「取り敢えず夜までに休めておきなさい、良いわね」

「うむ」

「分かってる」
メメ
「はい」
羽民
「じゃな」
メリュネ
「それじゃ失礼するわね」



美琴
「…」
メリュネ
「何を考えているの」
美琴
「いや、あのタタリは恐らく…」
メリュネ
「そうね、でもそれでもやるのよ」
美琴
「分かっている、本人もどう思っているのか」
メリュネ
「そうね、辛いかどうかは別だけど」
美琴
「…」
メリュネ
「貴女は優しい人よね」
美琴
「自分でもそれは理解している」
メリュネ
「でもね、優しさと甘さは違うのよ、忘れないで」
美琴
「そうだな」
メリュネ
「でもその優しさは大切、そういう事よ」
美琴
「肝に銘じておく」
メリュネ
「…」
美琴
「あのタタリは…」

その頃

リカルド
「ふぅ」

「リカルドは大人」
リカルド
「何だ突然」

「傭兵やってるとそういう余裕も生まれるのかしら」
リカルド
「余裕などないぞ、戦場では余裕こいてる奴は大抵真っ先に死ぬ」

「そうなの?」
リカルド
「そんなものだ、戦場では臆病者だけが生き残れるんだ」

「それが経験って事ね」
リカルド
「そうだ、勇敢な奴は傭兵だろうと軍人だろうと率先して死んで行く」

「…」
リカルド
「勇気と無謀は違うんだ、それを理解してないから死んでしまう」

「勇気と無謀は違う、ね」
リカルド
「俺からしたら臆病でいいと思う、戦いにおいて最後まで立っているのは臆病者なんだ」

「そういえばリカルドの顔の傷は戦いの傷?」
リカルド
「此れは、まあ」

「不名誉な傷なのかしら」
リカルド
「…女に振られて酒に酔って便器に顔面から突っ込んだ」

「…うわぁ」
リカルド
「蔑みたければ勝手にしろ」

「リカルドも男ねぇ」
リカルド
「言うな、はぁ」

その頃

ガーネット
「…」
紫苑
「ガーネットはドラゴンなんだよね」
ガーネット
「それは言ったじゃろ」
茉莉花
「でもそうも見えないよねぇ」
ガーネット
「なら火でも吹いてやろうか」
紫苑
「本当に吹けるの?」
ガーネット
「それぐらいは出来るぞ」
茉莉花
「マジか、見せてよ」
ガーネット
「ほれ」
紫苑
「本当に炎を吹いてる」
ガーネット
「どうじゃ」
茉莉花
「すげー、マジでドラゴンだよ」
ガーネット
「分かったか」
紫苑
「でも疑問なんだけど、どうやって火を吹いてるの?そういう器官があるの?」
ガーネット
「知らん、まあ体の構造上の話じゃろ」
茉莉花
「知らんのかい」
ガーネット
「知らんな」
紫苑
「あはは」
ガーネット
「まあそんなもんじゃ」
茉莉花
「適当すぎる」
ガーネット
「やれやれ」

その頃

夕陽
「あの、空錐さん」
空錐
「分かっておる、あのタタリは…」
夕陽
「…」
空錐
「あんな姿になってまで我輩を…」
夕陽
「空錐さん…」
空錐
「決着は付けねばならんな」
夕陽
「…」
空錐
「恨まれているとは思わん、最初で最後の好いた奴じゃ」
夕陽
「今でも好きなんですか」
空錐
「当たり前じゃ、あいつは我輩が何者か知ってて恋をしたんじゃ」
夕陽
「…」
空錐
「だから今度は我輩があいつを救う、それだけじゃ」
夕陽
「ならお手伝いします、それも責任ですから」
空錐
「言ってくれるな、若造が」
夕陽
「はい、うふふっ」

その頃

衣冬
「…」

「にしてもまさかじゃな」
衣冬
「そうね、空錐は…」
メメ
「それでもやるしかないんですよね」
衣冬
「そうなるかしら」
羽民
「覚悟などとっくに出来ている、か」
衣冬
「それだけの相手という事でもあるわよね」

「狐に恋をした男、か」
衣冬
「そういう恋物語は美談になりやすい一方で本人達の苦難は計り知れないのよね」
メメ
「そうですね、美談ってその裏には凄い辛い事が…」
衣冬
「だから美談とはその背景も含めてなのよ、苦難や困難を乗り越えた先のね」
羽民
「じゃな、その道程は死にたくなるような地獄じゃ」
衣冬
「そうね、今回の件は…嫌なものだわ」



美琴
「では夜を待つか」
リカルド
「だな、体力は付けておけ」
ガーネット
「うむ」
夕陽
「今夜、ですね」
衣冬
「覚悟は決めるわよ」
メリュネ
「そうね、それじゃ今夜よ」


第七話に続く

アナザーストーリー 美琴編 第五話

今日もタタリを探しに行く事に



「来たわね」
美琴
「ああ、それで何処に行けば良い」

「今回は街の東にある林ね」
リカルド
「目撃情報は其処か」

「ええ、其処でタタリと思われるものが目撃されているわ」
ガーネット
「ふむ、まあ行ってみてからか」

「そうね、昨日の事からも何か引っ掛かるし」
夕陽
「はぁ」

「何にしても頼むわよ」
衣冬
「了解よ」

「霞、頼むわよ」

「了解、行くよ」
メリュネ
「ええ」



メメ
「あっ、来た」
羽民
「待っていたぞ」

「今日も手伝わせて貰うぞ」
美琴
「ああ」
リカルド
「頼むぞ」
ガーネット
「では行くとするか」
夕陽
「ですね」
衣冬
「行くわよ」

「うむ」

「了解」
メメ
「はーい」
羽民
「うむ」
メリュネ
「ええ」



美琴
「今回は林か」
リカルド
「あのタタリはどうにも違和感があったな」
美琴
「そうだな、過去にあったように自我を持ち始めた何かか」
ガーネット
「怨念というのは基本的に自我は崩壊しとるからな」
美琴
「そういうものなのか」
夕陽
「でもあのタタリは何か引っ掛かるんですよね」
美琴
「やっぱりか」
衣冬
「何かがあるんでしょうね」
美琴
「…」

「引っ掛かるな」
美琴
「同意だ」

「何なのかな」
美琴
「分からん」
メメ
「まあこの目で確認するしかないよね」
美琴
「だな」
羽民
「どうにも引っ掛かるしな」
美琴
「正体、か」
メリュネ
「兎に角行きましょ」
美琴
「ああ」



美琴
「此処か」

「相変わらずじゃのぉ」
リカルド
「空錐か」
空錐
「行くんじゃろ?」
ガーネット
「たりまえじゃ」
空錐
「なら我輩も付き合おう、昨日からどうにもモヤモヤしとってな」
夕陽
「なら構いませんよ」
空錐
「すまんな」
衣冬
「別に良いのよ」
空錐
「さて、行くとするか」

「…」
空錐
「なんじゃ」

「ううん、なんでもない」
空錐
「そうか」
メメ
「それより行こう」
空錐
「じゃな」
羽民
「あのタタリ…」
空錐
「…」
メリュネ
「…」



美琴
「此処か」
リカルド
「取り敢えず探してみるか」
ガーネット
「じゃな」
夕陽
「うーん」
衣冬
「今は考えても始まらないわ」

「そうなんだがな」

「相手がタタリなら斬るだけの話」
メメ
「あはは」
羽民
「物騒な奴め」
空錐
「やれやれじゃな」
メリュネ
「それより行きましょう」



美琴
「矢張り空気が淀んでいるな」
リカルド
「つまり居るという事か」
美琴
「そうなるな」
ガーネット
「むぅ」
美琴
「何にしても探してみるしかないな」
夕陽
「ですね」
美琴
「行くぞ」
衣冬
「ええ」
美琴
「…」

「考えても始まらんぞ」
美琴
「分かっている」

「斬る、それだけ」
美琴
「…」
メメ
「ま、まあ」
羽民
「やれやれ」
空錐
「行くぞ」
メリュネ
「そうね」



美琴
「淀みが増しているな」
リカルド
「近付いているのか」
ガーネット
「じゃろうな」
夕陽
「なら探してみますか」
衣冬
「行くわよ」

「…」

「…」
メメ
「タタリですか」
羽民
「何なのじゃ」
空錐
「…」
メリュネ
「…」



美琴
「居たぞ」
タタリ
「そら…り…」
リカルド
「なに?」
タタリ
「そ…きり…」
ガーネット
「自我が強くなっている?」
タタリ
「そら…り…と…えた…」
夕陽
「若しかして…」
タタリ
「そら…り…も…きて…」
衣冬
「虚言?それとも…」
タタリ
「そ…きり…」

「どうする」

「斬る、それだけ」
メメ
「でも…」
羽民
「正体がどうであれこの状態じゃぞ」
空錐
「ならば確かめるのみ、やるぞ」
メリュネ
「行くわよ!」
タタリ
「して…!」



リカルド
「行くぞ!」
リカルド
「良き来世を…!エンドレス・トラジディ!!輪廻に落ちよ!はあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
タタリ
「あ…」
衣冬
「アクセル解放!パートナーブースト!」
衣冬
「光星刃!!」
衣冬
「逃がしはしないわ!斬り刻め!転身輝流斬!!落ちろ!」
夕陽
「アクセル解放!ウェントゥスワルキュリア!」
夕陽
「風星!!」
夕陽
「行っちゃいますよ!優雅に!ターゲットオン!シルフィスレイン!!」
ガーネット
「アクセル解放!ドラゴニックフォーム!」
ガーネット
「ダークファイア!!」
ガーネット
「行くぞ!紅蓮の竜王!業炎でボカンじゃ!全力全壊!ドラゴニック・アサルト!!」
タタリ
「あ…」
美琴
「アクセル解放!ファントムシールド!」
美琴
「狐刃襲!!」
美琴
「神速の斬光!見切れるか!閃王狐乱襲!!一閃!」
美琴
「勝てない勝負はするものではないぞ」
タタリ
「して…」


第六話に続く

アナザーストーリー 美琴編 第四話

戦闘に勝利した一行は


タタリ
「あ…」
美琴
「やったか」
タタリ
「あ…そ…り…で…」
リカルド
「未だ生きているな」
タタリ
「あ…ず…に…ら…」
ガーネット
「なんじゃと?」
タタリ
「そ…り…に…ら…」
夕陽
「あっ」
衣冬
「逃げられちゃったわね」

「なんだったんじゃ」

「分からない、でも何処か違和感が」
メメ
「兎に角一旦帰って報告では」
羽民
「それが良かろうな」
空錐
「引き上げるぞ」
メリュネ
「そうね」




「お帰りなさい、どうだったかしら」
美琴
「すまん、逃げられた」

「そう、それなら何か分かった?」
リカルド
「不完全ではあるが自我のようなものを持っていたな」

「不完全な自我…」
ガーネット
「何にしても仕切り直しじゃ」

「そうね、目撃情報をもう一度集めてみるわ」
夕陽
「お願いします」

「それじゃ今日はもう自由にして良いわ」
衣冬
「了解よ」

「それじゃお疲れ様」

「うむ、ではな」

「お疲れ様」
メメ
「お疲れ様です」
羽民
「ではな」
メリュネ
「それじゃ」



美琴
「…」
メリュネ
「あら、どうしたの」
美琴
「いや、あのタタリにはどうにも違和感を感じてな」
メリュネ
「貴女もなのね」
美琴
「ああ、あのタタリは何かありそうだ」
メリュネ
「何かね」
美琴
「ああ」
メリュネ
「でもタタリになった以上救うのは難しいわよ」
美琴
「分かっている」
メリュネ
「この手の問題は厄介なものね」
美琴
「全くだ」
メリュネ
「それでもやる、よね」
美琴
「当然だ」
メリュネ
「なら付き合うわ、最後までね」
美琴
「すまないな」

その頃

リカルド
「ふぅ」

「リカルドは珈琲が好きなの?」
リカルド
「好きというか落ち着くだけだ」

「ふーん」
リカルド
「傭兵をやっていると心を落ち着けるものが欲しくなるからな」

「傭兵なんだ」
リカルド
「まあ今はクランに所属しているがな」

「…なら一つ頼める?霞をクランに連れて行って欲しいの」
リカルド
「何故だ」

「薊…」
リカルド
「理由を聞かせろ」

「霞は人と妖怪の混血でね、その関係もあって世界を見てもっと色々知って欲しいのよ」
リカルド
「成る程な、そういう事情もあるからこそか」

「…」
リカルド
「まあ此方としては全然構わん、面倒は見てやる」

「有難う、任せるわね」
リカルド
「気にするな、ガキってもんは夢を食って成長する生き物だ」

「臭い」
リカルド
「喧しい」

「それじゃ頼むわね」
リカルド
「任せておけ」

その頃

ガーネット
「…」
紫苑
「ねえ、クランってどんな場所なの」
ガーネット
「そうじゃな、困っている人に代わって仕事をする組織じゃよ」
茉莉花
「つまり代行屋って事かな」
ガーネット
「そんなとこじゃ」
紫苑
「代行屋か」
ガーネット
「ま、妾も楽しくやっておるぞ」
茉莉花
「ガーネットってドラゴンなんだよね」
ガーネット
「そうじゃよ」
紫苑
「それで影なんだよね」
ガーネット
「うむ」
茉莉花
「人間界の偵察だー、みたいな?」
ガーネット
「むぅ、そういう訳でもないぞ」
紫苑
「実は意外と自由なのかな」
ガーネット
「まあ本体の竜王も意外と自由な奴じゃよ」
茉莉花
「ドラゴンってそういうものなんだ」
ガーネット
「かもしれん」
紫苑
「でもクランに行くのが楽しみ」
ガーネット
「期待しておけ、クックック」
茉莉花
「うん、そうする」
ガーネット
「クックック」

その頃

夕陽
「…あの」
空錐
「なんじゃ」
夕陽
「空錐さんって3000歳越えてるんですよね」
空錐
「空狐じゃからな」
夕陽
「人間と恋に落ちたりとかしませんか」
空錐
「ふむ、まあ昔は人間を好いた事もあったな」
夕陽
「あったんですか」
空錐
「とはいえ我輩は妖怪じゃ、人間の方が先に逝くのは宿命じゃよ」
夕陽
「…」
空錐
「じゃがな、我輩も一途なのかその人間以来好いた奴は居らんのじゃ」
夕陽
「へぇ」
空錐
「でもな、種族を越えた恋愛には障害は付き物なのじゃ」
夕陽
「それはクランのハーフの人達も言ってましたね」
空錐
「じゃが本当に強い想いというのはそういうったものも越えてしまうものなのじゃよ」
夕陽
「…」
空錐
「我輩に言える事は本当に強い想いこそがそれを可能にするという事じゃよ」
夕陽
「強い想い…」
空錐
「人間に説教出来るような偉い奴ではないがな、とはいえ経験ぐらいは話せる」
夕陽
「成る程」
空錐
「夕陽もそういう奴に出会えると良いの」
夕陽
「はい」
空錐
「我輩の昔話、なんでこんな事を話しているのやら」
夕陽
「ふふ」

その頃

衣冬
「それにしてもなんでアイドルなんてやってんのよ」
メメ
「お金になるからって」
衣冬
「あのねぇ」
羽民
「かっかっか、名プロデューサーというものじゃ」
衣冬
「羽民も何してるんだか」

「じゃが面白いぞ、子供の遊びとは思えん本気っぷりでな」
衣冬
「あのねぇ」
メメ
「そうだ、メメ達もこの一件が終わったらクランに行くよ」
衣冬
「良いの?」
羽民
「まあ拠点は欲しいしな」
衣冬
「好きになさい」

「なら妾も共に参るとしよう」
衣冬
「ええ」
メメ
「うふふっ」
衣冬
「アイドルねぇ」
羽民
「がっぽりじゃ」
衣冬
「やれやれね」

「かっかっか」
衣冬
「まあ楽しそうだし良いのかしらね」



美琴
「明日も仕事だな」
リカルド
「気になる事もあるしな」
ガーネット
「じゃな」
夕陽
「では休みますか」
衣冬
「そうね」
メリュネ
「明日はどうなるかしらね」


第五話に続く

アナザーストーリー 美琴編 第三話

本日は仕事に行きます



「来たわね」
美琴
「ああ、何処へ行けば良い」

「街外れの竹林ね」
リカルド
「其処にタタリとやらが出るのか」

「目撃証言は其処なのよ」
ガーネット
「ふむ、取り敢えず行ってみろという事じゃな」

「ええ」
夕陽
「分かりました、では行くだけ行ってみます」

「頼むわよ」
衣冬
「ええ、任せておいて」

「頼むわよ、霞」

「うん、任せて」
メリュネ
「私も働かせて貰うから」

「頼むわよ」



メメ
「あっ」
羽民
「仕事じゃな、儂も連れて行け」

「少し気になる事もあるのでな」
美琴
「衣冬の言ってた奴か、分かった、宜しく頼む」
リカルド
「さっさと行くぞ」
ガーネット
「じゃな」
夕陽
「行きましょう」
衣冬
「そうね」

「うむ」

「行こう」
メメ
「はい」
羽民
「うむ」
メリュネ
「ええ」



美琴
「それでそのタタリは結局怨念的なものでいいのか」
リカルド
「聞く限りではそうだろうな」
美琴
「怨念的な何か、な」
ガーネット
「過去にも何度か起きているな、そういうのに関わったケースはある」
美琴
「ああ、だからそういうのに対する知識はあるな」
夕陽
「美琴さんは妖狐ですしね」
美琴
「まあな」
衣冬
「私もそういうのに関わった事はあるしね」
美琴
「衣冬は詳しそうだな」

「衣冬は何なんじゃ」
美琴
「昔そういうのに関わっていたらしい」

「ふーん」
美琴
「だから知識はあるんだろう」
メメ
「衣冬さんは頼りになりますよ」
美琴
「なら期待しておく」
羽民
「そうしておけ」
美琴
「だな」
メリュネ
「そろそろね、行くわよ」
美琴
「ああ」



美琴
「此処がその竹林か」
リカルド
「そのようだな」
ガーネット
「確かに何処か不穏な空気はするな」
夕陽
「やっぱり出るんですね」
衣冬
「兎に角探してみましょう」

「じゃな」

「行こう」
メメ
「はいっ」
羽民
「じゃな」
メリュネ
「行くわよ」



美琴
「…矢張り空気が淀んでいるな」

「待て」
リカルド
「お前は…」
空錐
「此処は嫌な感じがする、それでも行くか」
ガーネット
「当たり前じゃ」
空錐
「なら我輩も付いて行ってやる、力になれるぞ」
夕陽
「ならお願いします、空錐さん」
空錐
「うむ、任せるが良い」
衣冬
「なら頼むわ」
空錐
「我輩が付いていれば万人力じゃ」

「同じ狐なのにな」

「傲慢?」
メメ
「と、兎に角行きますか」
羽民
「じゃな」
空錐
「行くぞ」
メリュネ
「ええ」



美琴
「そういえば空錐は妖狐なのか」
空錐
「いや、空狐じゃぞ」
リカルド
「空狐?どう違うんだ?」
空錐
「そうじゃな、3000年ぐらい生きた妖狐の呼び名じゃ」
ガーネット
「3000年とか、ババアか」
空錐
「お前が言うのか、竜王」
夕陽
「空錐さんって凄かったんですねぇ」
空錐
「うむ、歳上は敬え、かっかっか」
衣冬
「私の約六倍とか」
空錐
「ま、誰かに敬われるとか痒くなるんでな」

「…妾の10倍は生きているのか」
空錐
「妖狐など我輩からしたら雑魚じゃぞ」

「…勝てない」
空錐
「かっかっか」
メメ
「お婆ちゃんです」
空錐
「お婆ちゃんとか言うな」
羽民
「まあ儂に言えた義理でもないな」
空錐
「ドヤァ」
メリュネ
「清々しすぎるドヤ顔ね」
空錐
「それより行くぞ」



美琴
「…」
リカルド
「にしても空気の淀みが増しているな」
ガーネット
「近くに居るんじゃろうな」
夕陽
「なら探さないと」
衣冬
「焦っちゃ駄目よ」

「なんにしても気配はするからな」

「うん、近くに居る」
メメ
「なら探してみましょう」
羽民
「じゃな、行くぞ」
空錐
「出て来るかのぉ」
メリュネ
「意外とお気楽ね」



タタリ
「…」
美琴
「…こいつか?」
タタリ
「あ…」
リカルド
「喋った、自我があるのか」
タタリ
「ああ…そ…り…」
ガーネット
「なんじゃと?」
タタリ
「そ…り…て…」
夕陽
「此れは…」
タタリ
「…せ…せ…」
衣冬
「未だ不完全っぽいわね」
タタリ
「そ…せ…」

「自我はあるっぽいが矢張り不完全か」

「なら斬るのみ」
タタリ
「そ…り…せ…!」
メメ
「はわわっ」
羽民
「不完全とはいえこいつは厄介な」
空錐
「やるぞ、確実に成仏させる」
タタリ
「…て…い…」
メリュネ
「行くわよ!」
タタリ
「ら…す…!」



リカルド
「行くぞ!」
リカルド
「奈落へ落ちろ!ファントム・コール!!」
リカルド
「良い夢を!」
タタリ
「あ…」
衣冬
「行くわよ!」
衣冬
「一気に決めるわよ!刻め!逃がさないわ!祓光閃!星雅!!」
夕陽
「行きますよ!」
夕陽
「痛いじゃ済みませんよ!コラーッ!受けなさい!限界突破の聖風閃!聖風!!消し飛べえぇぇぇぇっ!!」
ガーネット
「行くぞ!」
ガーネット
「覚悟するのじゃ!無限への翼で羽撃け!グラビティフォール!!そーれ、落ちて来るのじゃ!」
タタリ
「あ…」
美琴
「行くぞ!」
美琴
「暗き夜に閃く刃…最後の月に、名を残せ…焔狐月影斬!!この一撃で…沈め!」
タタリ
「あ…」


第四話に続く

アナザーストーリー 美琴編 第二話

神都市にやって来た一行は


美琴
「取り敢えず薊という人に会いに行こう」
リカルド
「了解だ」
ガーネット
「では行くぞ」
夕陽
「はい」
衣冬
「ええ」



美琴
「失礼する」
女性
「いらっしゃい」
美琴
「薊という人は居るか」

「私がその薊だけど、若しかしてクランの?」
美琴
「ああ、そうだが」

「なら取り敢えず此方にどうぞ」
美琴
「承知した」
リカルド
「邪魔するぞ」
ガーネット
「失礼する」
夕陽
「お邪魔します」
衣冬
「お邪魔するわ」




「タタリというのは最近この街に出るようになった悪い妖怪なのよ」
美琴
「それを倒して欲しいと」

「ええ、うちの退治屋がその内戻って来るから彼女の力も貸すわ」
リカルド
「ああ、それでそのタタリの具体的な正体は何なんだ」

「多分怨念的な何かね」
ガーネット
「よくある話じゃな」

「何にしても目撃情報のある場所に行って貰うわ」
夕陽
「分かりました」

「取り敢えず今日は自由で良いわ、明日から頼むわね」
衣冬
「了解よ」



美琴
「さて」

「あら、可愛い狐のお嬢さんね」
美琴
「誰だ」
女性
「怪しい者じゃないわよ」
美琴
「貴女も妖の一種か」
女性
「あら、鋭い」
美琴
「それで私に何か用か」
メリュネ
「そうね、あ、私はメリュネよ、宜しく」
美琴
「ああ」
メリュネ
「それにしてもこの街は不思議な空気に包まれてるのね」
美琴
「分かるのか?」
メリュネ
「まあね、西洋の妖怪とはいえ一応はだし」
美琴
「…」
メリュネ
「仕事なら手伝ってあげましょうか」
美琴
「良いのか」
メリュネ
「貴女に付いて行くと面白そうだしね」
美琴
「なら好きにしろ」
メリュネ
「どうもね」
美琴
「…」

その頃

リカルド
「…」

「美味しいかしら」
リカルド
「ああ、意外と美味いな」

「それはどうも」

「戻った」

「お、霞、お帰り」
リカルド
「このチビはなんだ」

「うちの退治屋の霞よ」

「チビじゃない」
リカルド
「すまん、それでこいつを貸してくれるのか」

「ええ」

「今回のタタリ退治の助っ人?」
リカルド
「そうなるな、宜しく頼む」

「今回の仕事は大きくなりそうね、頼むわよ」

「了解、任せて」
リカルド
「ああ」

「今飲み物用意するわね」

「うん」

その頃

ガーネット
「ふむ」

「あれ?浮いてる」
ガーネット
「…なんじゃ」
ギャル
「すげー、浮いてるよ、どうなってんの」
ガーネット
「止めんか!」
紫苑
「あ、ご免なさい、私は紫苑だよ」
茉莉花
「あたしは茉莉花だよ」
ガーネット
「うむ、ガーネットじゃ」
紫苑
「それでガーネットはなんなの」
ガーネット
「偉大なる竜王の影じゃ」
茉莉花
「マジ?ドラゴンなの?」
ガーネット
「そうじゃ、まあ影じゃがな」
紫苑
「影って?」
ガーネット
「要するにデコイじゃ」
茉莉花
「成る程、分からん」
ガーネット
「おい」
紫苑
「ガーネットは何処から来たの」
ガーネット
「クランからじゃ」
茉莉花
「ならあたし達も連れてってよ、面白そう」
ガーネット
「別に好きにせい」
紫苑
「有難う」
ガーネット
「やれやれ」
茉莉花
「楽しくなりそうだね」
ガーネット
「はぁ」

その頃

夕陽
「…」
狐の女性
「…」
夕陽
「あの~」
狐の女性
「なんじゃ」
夕陽
「私に何か?」
狐の女性
「うむ、可愛いと思ってな」
夕陽
「はぁ、えっと」
空錐
「空錐じゃ」
夕陽
「それでその空錐さんは私に何か?」
空錐
「お主この街に出るタタリを退治しに来たんじゃろ」
夕陽
「ええ」
空錐
「ならば我輩も力を貸してやる、面白そうじゃ」
夕陽
「はぁ、まあ好きにして良いですけど」
空錐
「うむ、クックック」
夕陽
「…」

その頃

衣冬
「…」

「おぉ、衣冬ではないか」
衣冬
「まさか羽民?」
メメ
「メメも居るよ」
衣冬
「ええ、それと」

「巴じゃ」
衣冬
「それで何してるのよ、突然居なくなったと思ってたら」
羽民
「メメをアイドルとして売り出す旅に出ておった」
衣冬
「はぁ」
メメ
「少しは売れてるんだよ」
衣冬
「ふーん」

「妾は面白そうだから仲間にして貰った」
衣冬
「…」
羽民
「まあ出会ったのも何かの縁じゃ、儂も力を貸してやる」
衣冬
「あらどうも」
メメ
「力になるよ」
衣冬
「ええ」

「妾も力を貸してやる、クックック、楽しみじゃ」
衣冬
「…まあ良いかしら」



美琴
「では明日から仕事だな」
リカルド
「ああ、油断はするなよ」
ガーネット
「分かっておる」
夕陽
「では気合い入れますか」
衣冬
「そうね」
メリュネ
「うふふ、楽しみですね」


第三話に続く

アナザーストーリー 美琴編 第一話

本日も平和なようで


レイヴン
「ふぅ」
山風
「提督は偉いね」
レイヴン
「そうかね」
美琴
「ああ、立派に仕事をこなしている」
レイヴン
「まあマスターですし」

「ふふ、レイヴンは実に良いね」
レイヴン
「佳ちゃんに言われるとあれね」
山風
「佳は掴み所がない」
レイヴン
「それな」
美琴
「私の背後を取るとか何者だ」
レイヴン
「はい変わらず背後取ってるんか」

「ふふ、背後を取るのは好きだからね」
レイヴン
「それはそれでどうなんだ」
山風
「でも佳は不思議なカリスマがあるよね」
レイヴン
「確かにな、不思議な感じだ」
美琴
「とはいえスキル自体は高いのだろうな」
レイヴン
「そうね、勉強も運動もそつなくこなすし」

「一応鍛えてもいるしね」
レイヴン
「佳ちゃんって意外といい体してるよな」
山風
「…」
レイヴン
「そういう意味じゃないぞ」
美琴
「ほう」
レイヴン
「…」

「はっはっは、なら子作りでもするかい?」
レイヴン
「勘弁してくれ」
山風
「あ、あたしだって」
レイヴン
「おい」
美琴
「やれやれ」
レイヴン
「俺ってそんな扱いなのか」

「ふふ、でもモテモテじゃないか」
レイヴン
「子作りを迫られるのがか」
山風
「…」
レイヴン
「はぁ」
美琴
「ふふ」
レイヴン
「俺の扱い」

「でもレイヴンはそれでこそだな」
レイヴン
「おい」
山風
「…」
レイヴン
「何故そうなるのか」
美琴
「ふふ」
レイヴン
「まあ好きにして良いがな」

「では矢張り子作りかな」
レイヴン
「ちゃうわ」
山風
「…」
レイヴン
「そんな目で見るなや」
美琴
「それはそれだ」
レイヴン
「はぁ」

「ふふ、レイヴンはそうでないとね」
レイヴン
「もうええやろ、仕事しよ」

その頃

イネス
「ふぅ」
ミント
「相変わらず面倒ねぇ」
イネス
「もう慣れたわよ」
六花
「それにしても手紙の量が凄いですね」
イネス
「人数抱えてるしね」
志乃
「此れを毎日のように処理してるとかすげーよな」
イネス
「そうね、だから慣れたのよ」
ミント
「はぁ」
イネス
「手を動かす」
六花
「あはは」
イネス
「ふぅ」
志乃
「にしても誰宛てとかも見なきゃなんねーしな」
イネス
「そういう事よ」
ミント
「ったく」
イネス
「ほら」
六花
「でも面白いものですね」
イネス
「…」
志乃
「イネスも大変だな」
イネス
「ん?何かしら此れ」
ミント
「差し出しは…神都市の…西宮薊?」
イネス
「誰かしらそれ」
六花
「それでどうします?」
イネス
「一応レイヴンに見せましょ、志乃、頼むわ」
志乃
「おうよ、そんじゃ行って来る」
イネス
「さてっと」



志乃
「入るぜー」
レイヴン
「おう、どうした」
志乃
「こんな手紙が来てたぜ」
レイヴン
「神都市の西宮薊…中身は…タタリの討伐協力?」
志乃
「んでなんだよそれ」
レイヴン
「恐らく妖の類だと思うぜ」
志乃
「それの討伐に人を貸してくれってか」
レイヴン
「だろうな」
美琴
「なら私が行こう、その手のものなら多少なりとも知識はある」
レイヴン
「分かった、あと念の為人を連れて行くんだぞ」
美琴
「分かった、では行って来る」
レイヴン
「タタリなぁ」
志乃
「妖怪とかだよな」
山風
「妖怪…」

「何かとありそうだね」



美琴
「集まったな」
リカルド
「なんだ、仕事か」
ガーネット
「何をしに行くんじゃ」
夕陽
「何処でも付いて行きますよ」
衣冬
「同じくね」
美琴
「ああ、今回は神都市と呼ばれる場所に行く」
リカルド
「神都市?」
美琴
「其処に出るタタリの討伐の協力だそうだ」
ガーネット
「タタリのぉ」
美琴
「ああ、恐らく妖怪の類だろうな」
夕陽
「それを倒すお手伝いですね」
美琴
「ああ」
衣冬
「まあ良いわ、なら手伝ってあげるから」
美琴
「すまないな」
リカルド
「気にするな」
美琴
「それにしてもタタリか」
ガーネット
「面倒そうじゃ」
美琴
「それでもやるしかないさ」
夕陽
「ですねっ」
美琴
「何にしてもそういう仕事だ」
衣冬
「了解よ」
美琴
「では行くぞ」
リカルド
「ああ」
ガーネット
「うむ」
夕陽
「はい」
衣冬
「ええ」



パスカル
「シャトルの用意出来たよ」
美琴
「すまんな」
パスカル
「そんで何処まで行くの」
美琴
「神都市まで頼む」
パスカル
「はいよ、そんじゃ乗って」
美琴
「ああ」
リカルド
「ああ」
ガーネット
「邪魔するぞ」
夕陽
「失礼します」
衣冬
「お邪魔するわ」
パスカル
「ひーふーみーっと、はい全員確認!そんじゃ出発進行!ヒーウィゴー!マーリオー!」



パスカル
「はい、着いたよ」
美琴
「すまないな」
パスカル
「そんじゃ帰りは連絡くれれば迎えに来るからね」
美琴
「分かった」
パスカル
「そんじゃあたしは帰るね、バーイ」
美琴
「では行くぞ」
リカルド
「ああ」
ガーネット
「うむ」
夕陽
「はいっ」
衣冬
「ええ」


第二話に続く

意思を持つ武器 風騎の聖弓

とある情報を得た為情報の場所へとやって来ていた


チェスター
「この辺りか?情報の場所って」
夕陽
「みたいですね、なんでも突然突風が吹いたとか」
メロウ
「突風?」
キース
「別に珍しくもないだろう」
チェスター
「だよなぁ」
夕陽
「どういう事なんですかね」
メロウ
「私に訊くな」
キース
「相変わらずカリカリしているな」
チェスター
「うーん」
夕陽
「何なんですかね」
メロウ
「知らないわよ」
キース
「やれやれ」
チェスター
「それでどうすんだよ」
夕陽
「調べてみます?」
メロウ
「そうね、それが良いわよ」
キース
「決まりだな、行くぞ」



チェスター
「何もないな」
夕陽
「あるのは草木ばかりですね」
メロウ
「草原だものね」
キース
「嘘だと通報するのは親告罪だしな」
チェスター
「それでどうすんだ」
夕陽
「調査は続行でいいですよ」
メロウ
「でも何を調べるのよ」
キース
「そうだな」
チェスター
「何かあるのか」
夕陽
「何かですか」
メロウ
「そんなのあるのかしら」
キース
「あるのだろうか」
チェスター
「うーん」
夕陽
「何か…」
メロウ
「何かね」
キース
「何かあるのか」
チェスター
「情報とかな」
夕陽
「情報ですか」
メロウ
「そんなのあるのかしら」
キース
「あるのではないか」
チェスター
「それかヒントとかな」
夕陽
「ヒント…」
メロウ
「あるのかしらね」
キース
「あると良いがな」
チェスター
「落ちてたりしないかね」
夕陽
「落ちてたら嬉しいですね」
メロウ
「落ちてるものなのかしら」
キース
「意外と落ちているのではないか」
チェスター
「ん?何か光ってんな」
夕陽
「転送の魔法陣ですね」
メロウ
「なんでそんなのが?」
キース
「知らん」
チェスター
「なら入ってみるか、先に行くぜ」
夕陽
「あ、待って下さい」
メロウ
「どうするのよ」
キース
「迷っても仕方なかろう」
メロウ
「そうね、行くわよ」
キース
「ああ」



チェスター
「此処は…」
夕陽
「遺跡ですかね、風が気持ち良いです」
メロウ
「何なのよ此処」
キース
「知らん」
チェスター
「何かあんのか」
夕陽
「何か…」
メロウ
「あら?マナを感じないわね、此処は隔離された世界みたいよ」
キース
「本当だな、何なんだ」

ようこそ、風騎に見初められし乙女よ

チェスター
「声がするな、誰だ」

私の名は聖弓シルフルス、風騎の力を秘める弓です

夕陽
「若しかして私ですか」

はい、貴女になら私の風騎の力は相応しい

メロウ
「風騎、風の騎士かしら」

はい、その力は風をも貫く力です

キース
「言ってくれるな」

さて、では私は奥で待っています。力を求めるのなら来て下さい

チェスター
「だと」
夕陽
「行きましょう、風騎の力を受け取りに」
メロウ
「決まりね」
キース
「行くぞ」



チェスター
「そういえば夕陽ってことりとは親友なんだろ」
夕陽
「そうですよ、ことりんは私の親友です」
メロウ
「なんでそんな仲良しなのよ」
夕陽
「えっと、同じ病院で生まれた時間も差がなかったりとか」
キース
「ほう、面白い偶然だな」
夕陽
「はい、なので家同士も仲が良くて交流も良くあるんですよ」
チェスター
「すげぇな、でもそういうのがあると自然と家同士も仲良くなるのか」
夕陽
「私の家はそうでしたよ」
メロウ
「世の中は不思議ね」
夕陽
「ですよねぇ」
キース
「生まれた病院、時間、そういった偶然が重なった結果か」
夕陽
「はい」
チェスター
「そういう偶然ってあるもんなんだな」
夕陽
「あるんですよねぇ」
メロウ
「世界は広いものだわ」
夕陽
「全くですよ」
キース
「偶然とは偶然だからこそ価値がある、か」
夕陽
「かもしれませんね」
チェスター
「まさに偶然だな」
夕陽
「はい、でも私はそれが運命だったと信じます」
メロウ
「あら、言うわね」
夕陽
「はいっ」
キース
「やれやれ」
夕陽
「うふふ」
チェスター
「そんじゃ行くぞ」
夕陽
「はい」
メロウ
「ええ」
キース
「ああ」



チェスター
「行き止まりか」
夕陽
「目の前には大岩ですね」
メロウ
「壊せって事かしら」
キース
「だがどうやってだ」
チェスター
「そうだなぁ」
夕陽
「私には無理ですよ」
メロウ
「なら私がやるわ、下がってて」
キース
「ああ」
メロウ
「行くわよ」
メロウ
「はあっ!!」
チェスター
「流石だな」
夕陽
「セイレーンも伊達ではないですね」
メロウ
「此れで進めますね」
キース
「だな」
チェスター
「行くぞ」
夕陽
「はいっ」
メロウ
「ええ」
キース
「ああ」



チェスター
「あれか」
夕陽
「みたいですね、緑に包まれた祭壇だから間違いないです」
メロウ
「美しいわね」
キース
「機能美だな」

ようこそ、風騎に見初められし乙女よ

チェスター
「あんたがシルフルスか」

はい、私こそが風騎の弓のシルフルスです

夕陽
「そして指名は私ですね」

はい、貴女になら私の風騎の力は相応しい

メロウ
「風騎、言うものね」

その力は風を操る騎士の力です

キース
「言ってくれるな」

さて、では此方に。私に相応しい筈ですよ

夕陽
「はい」

さあ、手に取って

夕陽
「やっ!!」
チェスター
「すげぇな」
メロウ
「本物の力ね」
キース
「ああ、本物の風の力だ」
夕陽
「此れが…自然と手に馴染みますね」

此れからは力になります、宜しく頼みますね

夕陽
「はい、此方こそ」

忘れないで下さいね、力とは時に大切なものを壊してしまうと

夕陽
「そうですね、だから私はそれを守れるようになりたい」

貴女がそれを守れるようになれるように信じていますよ

夕陽
「はい、私は必ずや」

強さの意味を履き違えないように

夕陽
「はい」

さて、では戻りなさい。大切な場所へ

夕陽
「はい」
夕陽
「お待たせしました」
チェスター
「夕陽の守りたいものか」
メロウ
「若いって良いわね」
キース
「だな、ふふ」
夕陽
「私はそれを守れるだけの強さを求めます」
チェスター
「ならそれでいい」
メロウ
「そうね、それでいいのよ」
キース
「迷うなよ」
夕陽
「はい」
チェスター
「そんじゃ帰るか」
メロウ
「彼処に転送の魔法陣があるわよ」
キース
「では帰るぞ」
夕陽
「はい」
夕陽
「力は時に大切なものを壊してしまう、ですか。尤もですね」
夕陽
「私には大切なものがある、それを守りたい」
夕陽
「だからもっと強くなるんです、お互いにそんな性格ですしね」
夕陽
「でも分からないものは分からない、それで良いんです」
夕陽
「私が望むもの、それさえ得られれば良い」
夕陽
「別に世界を救おうとは言いませんよ」
夕陽
「私はそんな狭い世界を守れれば良いんです」
夕陽
「世界は意外と狭いものですからね」
夕陽
「さて、戻りますか」


こうして夕陽は風騎の力を手にした
自分にとっての大切なもの
そんな大切なものを守れる強さが欲しい
狭い世界でもその世界を守りたい
本当に大切だからこそそう願う
大切なもの、それは近くにあるものなのだ
守りたいものは近くにある
単にそれに気付かないだけの事でもある
気付く事は簡単なようで難しい
失ってから気付いてもそれは遅いのだから
夕陽はそんな大切な人を守れるようにと願う
幼い時から側に居た友を守れるように
風騎の乙女如月夕陽は進む、大切な友と共にある未来へと
次の武器をご期待下さい

砂の楽園

本日の依頼はですね


ルカ
「今日の依頼って何」
リアーネ
「砂の楽園の調査だそうよ」
ジル
「砂の楽園?」
琴恵
「何かしらそれ」
ルカ
「さあ?オアシスとか?」
リアーネ
「どうなのかしらね」
ジル
「うーん」
琴恵
「まあ行ってみれば分かるわよ」
ルカ
「…それにしても」
リアーネ
「なあに?ルカ君」
ジル
「そんなじっと見て」
琴恵
「いーこいーこして欲しいの?」
ルカ
「お姉さん三人に囲まれるとね」
リアーネ
「ふーん、ルカ君はお姉さんが好きなんだ」
ジル
「姉属性に弱いんだね」
琴恵
「ふーん、お姉ちゃんのおっぱいに埋もれてみる?」
ルカ
「勘弁して下さい」
リアーネ
「うふふ、でも私はフィリスちゃん一筋よ」
ジル
「リアーネらしいなぁ」
琴恵
「そうね、うふふ」
ルカ
「…僕どうなるの」
リアーネ
「さあ?」
ジル
「食べちゃうぞ~」
琴恵
「かぷっ」
ルカ
「冗談でも勘弁して」
リアーネ
「うふふ、可愛い」
ジル
「だねぇ」
琴恵
「いーこいーこ」
ルカ
「勘弁して」
リアーネ
「ルカ君って意外とシスコンよね」
ジル
「うん、お姉さんに弱いって感じ」
琴恵
「可愛いわ」
ルカ
「お姉さんかぁ」
リアーネ
「ルカ君は虐めたくなるわよね」
ジル
「それは可哀想だよ」
琴恵
「でも分かるわ」
ルカ
「はぁ」
リアーネ
「可愛い弟ね」
ジル
「だよね」
琴恵
「そうね」
ルカ
「勘弁してよ」
リアーネ
「私も男の子の家族が欲しかったわ」
ジル
「フィリス一筋のリアーネでも言うんだね」
琴恵
「なんか意外だわ」
ルカ
「そして食べると」
リアーネ
「そんな事はしないわよ」
ジル
「うーん」
琴恵
「何かとあるのね」
ルカ
「あはは」
リアーネ
「うふふ」
ジル
「恐るべし」
琴恵
「流石はリアーネだわ」
ルカ
「それより行くよ」
リアーネ
「ええ」
ジル
「はーい」
琴恵
「ええ」



ルカ
「それで今日は何処へ行くの」
リアーネ
「ヒゴ砂漠ですって」
ジル
「やっぱり砂漠なんだね」
琴恵
「砂漠ね」
ルカ
「夜は寒いんだよね、砂漠」
リアーネ
「そうね、昼と夜の差は激しいわよ」
ジル
「砂漠って大変だなぁ」
琴恵
「それが自然ってものよね」
ルカ
「だね」
リアーネ
「大変よね」
琴恵
「とはいえ砂の楽園っていうのね気になるものよね」
ルカ
「だね」
リアーネ
「ルカ君は歴史とか好きそうよね」
ジル
「本人もそういうの好きって言ってるしね」
琴恵
「ふーん」
ルカ
「それより行くよ」
リアーネ
「ええ」
ジル
「はーい」
琴恵
「ええ」



ルカ
「此処がヒゴ砂漠か」
リアーネ
「蜃気楼の先にそれがあるっぽいわよ」
ジル
「なら行ってみようか」
琴恵
「そうね、行くわよ」



ルカ
「蜃気楼だ」
リアーネ
「行ってみましょ」
ジル
「うん」
琴恵
「何があるのかしら」



ルカ
「此処が砂の楽園?」
リアーネ
「みたいね」
ジル
「少し調べてみようか」
琴恵
「そうね、行くわよ」



ルカ
「うーん」
リアーネ
「何なのかしら、此処」
ジル
「もう少し調べてみようか」
琴恵
「そうね、行くわよ」



ルカ
「こんなものかな」
リアーネ
「ん?何かしら此れ」
ジル
「何かの宝石?」
琴恵
「一応持ち帰りましょ」
ルカ
「だね」
リアーネ
「それじゃ依頼達成ね」
ジル
「帰ろうか」
琴恵
「何か来るわ」
魔物
「うふふ」
ルカ
「魔物か」
魔物
「覚悟は良い」
リアーネ
「やるしかなさそうね」
ジル
「負けないよ」
琴恵
「行くわよ!」
魔物
「来なさい!」



ジル
「行くよ!」
ジル
「私に任せて!その目にしかと焼き付けてよね!深緑よ!潰すよ!リーファーギース!!」
魔物
「くっ!?」
ジル
「アクセル解放!マジックコーリング!」
ジル
「リーフストーム!!」
ジル
「天へと還る深緑をあなたに…葉風熾霊煌!!」
リアーネ
「行くわよ!」
リアーネ
「私が仕留める!矢は螺旋の徒となり…天の果てまでも追い詰める!参る!ツイスターストライク!!」
魔物
「くっ!?」
リアーネ
「アクセル解放!アサルトシュート!」
リアーネ
「光破!!」
リアーネ
「一太刀とは言わないわ、全身に愛の慟哭を刻みなさい!斬舞…狼絶陣!!」
琴恵
「行くわよ!」
琴恵
「燃えよ炎!決めるわ!炎空天破!!」
魔物
「くっ!?」
琴恵
「アクセル解放!リンクシェア!」
琴恵
「炎天牙!!」
琴恵
「行くわよ!炎の牢獄よ、焼き尽くせ!一気に決めるわよ!炎愛縛刃斬!!」
魔物
「悔しい…わね…」



ルカ
「それじゃ依頼達成だね」
リアーネ
「帰るわよ」
ジル
「はーい」
琴恵
「ええ」


こうして依頼達成
その楽園は不思議な場所だった

オレンジ色の芋

本日の依頼はですね


しいな
「今日の依頼はなんだい」
カリン
「オレンジ色の芋の採取だって」
千影
「オレンジ色の芋?」
陽乃
「なにそれ」
しいな
「さあ?珍しい芋なのかね」
カリン
「薩摩芋の仲間みたいだよ」
千影
「ふーん」
陽乃
「美味しいのかな」
しいな
「まあ薩摩芋は美味しいよね、蒸かし芋とか美味しいしさ」
カリン
「だよね、でも食べるとおならが出るけど」
千影
「こほん」
陽乃
「まあ、だよね」
しいな
「美味しいけどそれがね」
カリン
「別におならぐらい良いと思うのに」
千影
「カリンってそういう所がね」
陽乃
「女の子なのに」
しいな
「まあその自由っぷりがカリンらしさか」
カリン
「ん?」
千影
「やれやれね」
陽乃
「でもそれも良いのかな」
しいな
「にしても芋ねぇ、垢抜けない人の事を芋臭いとか言うよね」
カリン
「芋なの?」
千影
「例えよね」
陽乃
「芋臭い…」
しいな
「そういえば陽乃も垢抜けない感じはあるよね」
カリン
「そうなの?」
千影
「確かにそれは感じるわね」
陽乃
「私芋臭いのかな?」
しいな
「芋というかまあね」
カリン
「陽乃は芋っと」
千影
「やれやれね」
陽乃
「はぁ」
しいな
「まあ垢抜けなくても良いのかね」
カリン
「それも魅力だよ」
千影
「そうね」
陽乃
「むぅ」
しいな
「でも陽乃ってお兄ちゃんっ子って感じかね」
カリン
「どうなの?」
千影
「気になるわね」
陽乃
「確かにお兄ちゃんは好きだけど」
しいな
「ふーん」
カリン
「ブラコンだっけ?」
千影
「垢抜けなさも納得かしら」
陽乃
「あはは」
しいな
「陽乃も苦労してんのかね」
カリン
「どうなんだろ」
千影
「そうね」
陽乃
「博士には子作りして子孫を残せって言われてるし」
しいな
「こんな純粋そうな子に何言ってんだ、エロジジイ」
カリン
「子作り?」
千影
「はぁ、困った博士だわ」
陽乃
「ん?」
しいな
「行くか」
カリン
「だね」
千影
「ええ」
陽乃
「うん」



しいな
「それで今日は何処へ行くのさ」
カリン
「実りの森だって」
千影
「実りの森ね」
陽乃
「つまり他のものも実っているのかな」
しいな
「かもしれん」
カリン
「実りかぁ」
千影
「でも珍しい果物とかあるのよね」
陽乃
「そういえば以前依頼で変な形の果物とか採って来てたって聞いたよ」
しいな
「そんなのあったねぇ」
カリン
「あれ意外と美味しかったよ」
千影
「ふーん」
陽乃
「興味深いよね」
しいな
「そうだねぇ」
カリン
「美味しいものは良いものだ」
千影
「カリンらしいわね」
陽乃
「うん」
しいな
「そんじゃ行くか」
カリン
「はーい」
千影
「ええ」
陽乃
「はい」



しいな
「此処が実りの森か」
カリン
「名前の通りだよ」
千影
「分かったわ」
陽乃
「それじゃ探してみようか」



しいな
「お、こいつか」
カリン
「だね、他にもあるだろうし探そう」
千影
「了解よ」
陽乃
「はーい」



しいな
「意外と採れるね」
カリン
「他にも珍しいのあるし採って良い」
千影
「少しぐらいならね」
陽乃
「不思議な果物とか野菜とか」
しいな
「こんな不思議な形なのに美味いんだよねぇ」
カリン
「そうそう」
千影
「それより行くわよ」
陽乃
「ええ」



しいな
「もう少しかね」
カリン
「だね」
千影
「ならさっさと終わらせるわよ」
陽乃
「はいっ」



しいな
「こんなもんか」
カリン
「だね、それじゃ依頼達成だよ」
千影
「それじゃ帰りましょ」
陽乃
「何か来るよ」
魔物
「うふふ」
しいな
「魔物か」
魔物
「覚悟は良い」
カリン
「やるしかなさそうだね」
千影
「負けないわよ」
陽乃
「行くよ!」
魔物
「来なさい!」



千影
「行くわよ!」
千影
「覚悟は良いかしら?受けよ光鎖!プリズミックノヴァ!!」
魔物
「くっ!?」
千影
「アクセル解放!ホーリーワルキュリア!」
千影
「爪連破斬!!」
千影
「飛翔せよ!閃空の刃!輝きの刃にて貫かん!奥義!光王!煌憐翔!!」
カリン
「行くよ!」
カリン
「楽にはさせないよ!風神乱舞殺!!せりゃあぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
魔物
「くっ!?」
カリン
「アクセル解放!ハイスピードダンス!」
カリン
「狐連撃!!」
カリン
「続けて喰らえ!神天、裂風、竜狐、旋裂、滅爪、祓砕、崩震剣!!」
陽乃
「行くよ!」
陽乃
「逃がさないよ!斬り刻む!光撃翔斬!!たあっ!」
魔物
「くっ!?」
陽乃
「アクセル解放!リンクスモール!」
陽乃
「光連破!!」
陽乃
「決めるよ!たあっ!何度も、斬る!光愛追刃撃!!」
魔物
「悔しい…わね…」



しいな
「そんじゃ依頼達成だね」
カリン
「帰ろうか」
千影
「そうね」
陽乃
「うん」


こうして依頼達成
その芋は甘い匂いがした

バルウォーク 第六回

本日も平和なようで


レイヴン
「ふぅ」
山風
「提督は暇なの」
レイヴン
「そんな事はないぞ」
若葉
「でも意外と真面目なんですね」
レイヴン
「そりゃどうも」

「にしても若葉はメイド志望なのな」
レイヴン
「そうねぇ、お嬢様にしては珍しいっていうか」
山風
「なんでメイドになりたいの?」
レイヴン
「だそうだ」
若葉
「私の家は大家族なので少しでも稼ぎたいなって」
レイヴン
「でもメイドより稼げる仕事なんて沢山あるやろ」

「だよな、それは思った」
レイヴン
「まあ俺は別に良いとも思うがな」
山風
「うん」
レイヴン
「何をしても良いとは思うしな」
若葉
「はい、此処でもメイドとして働きます」
レイヴン
「好きにして良いぞ」

「レイヴンも器がでかいな」
レイヴン
「さて、少し出て来る」
山風
「宣伝のやつ?」
レイヴン
「おう」
若葉
「では行ってらっしゃいませ」
レイヴン
「おう、行って来る」

「確り宣伝して来いよ」



レイヴン
「集まったな」
ロジー
「宣伝に行くんだな」
珠子
「なら付き合うわよ」
初月
「そうだな、僕も異論はない」
レイヴン
「そんじゃ行きますか」
ロジー
「だな」
珠子
「ええ」
初月
「行くぞ」



レイヴン
「さて、先ずは彼処に行くか」
ロジー
「当てがあるんだな」
珠子
「なら其処で良いわ」
初月
「ああ、行くぞ」



レイヴン
「此処ね」
ロジー
「此処はチーズの店か」
珠子
「そうっぽいわね」
初月
「チーズな」
店員
「おや、いらっしゃいませ」
レイヴン
「おう、オススメのチーズとかあるかね」
店員
「ああ、宣伝の、なら此方はどうでしょう?漫画などで良く見るあのチーズです」
ロジー
「本当だ、穴あきチーズってやつか」
店員
「正しくはエメンタールチーズと言います、試食なさいますか」
珠子
「それじゃあ」
店員
「ええ、どうぞ」
初月
「む、意外と美味しいな」
店員
「バルディア産の牛乳から作っていますからね」
レイヴン
「そりゃ何よりだ」
店員
「はい、料理から酒の肴まで幅広くご利用頂けます」
ロジー
「それは良いな」
店員
「他にも試食なさいますか」
珠子
「それじゃあ」
店員
「では此方は如何でしょう、青カビチーズとも言われるブルーチーズです」
初月
「ブルーチーズか」
店員
「食べても何も問題はありませんよ」
レイヴン
「うん、美味しいね」
店員
「はい、当店の人気商品ですから」
ロジー
「へぇ、確かにこいつは」
店員
「お気に召しましたか」
珠子
「ええ、流石ね」
店員
「はい、バルディアにお越しの際は当店のチーズを是非」
初月
「ふふ、それでこそだな」
店員
「はい」
レイヴン
「さて、そんじゃ次に行くか」
ロジー
「だな」
珠子
「有難う」
初月
「ではな」



レイヴン
「さて、次は何処へ行くかな」
ロジー
「そうだな」
珠子
「うーん」
初月
「なら僕が行きたい場所がある、良いか」
レイヴン
「構わんよ」
ロジー
「なら其処に行くか」
珠子
「案内して」
初月
「ああ」



レイヴン
「此処かね」
ロジー
「缶詰ミュージアム…」
珠子
「なんか楽しそうね」
初月
「行くぞ」



係員
「おや、若しかして宣伝の方ですか」
レイヴン
「ええ」
係員
「畏まりました、当館はバルディア産の缶詰を集め試食も出来るミュージアムになります」
ロジー
「へぇ、面白いな」
係員
「ではご案内しますね」
珠子
「お願いね」
係員
「はい」
初月
「…」



係員
「試食なさいますか」
レイヴン
「なら頼む」
係員
「ではどうぞ」
ロジー
「ん、意外と美味しいな」
係員
「此方はグリーンカレーですね」
珠子
「辛いけど、美味しいわ」
係員
「缶詰は長持ちするのも利点ですからね」
初月
「そうだな、それも含め此処は缶詰の勉強になる」
係員
「ふふ、ではバルディア産の缶詰もご贔屓に」
レイヴン
「そんじゃ次に行くか」
ロジー
「すまなかったな」
珠子
「有難う」
初月
「では失礼する」



レイヴン
「さて、次は会社でも行ってみるか」
ロジー
「俺は何処でも良いぞ」
珠子
「同じくよ」
初月
「なら行くか」



レイヴン
「此処だな」
ロジー
「此処は?」
珠子
「何の会社かしら」
初月
「入って良いなら入ってみるか」



社員
「おや、どちら様ですか」
レイヴン
「少し宣伝でね」
社員
「ああ、話は聞いていますよ」
ロジー
「此処は何の会社なんだ」
社員
「此処は飲料会社ですよ」
珠子
「つまり飲み物を扱う?」
社員
「はい、主に清涼飲料水の」
初月
「何か代表的な商品とかあるのか」
社員
「そうですね、スイートレモネードなんかはそれなりに有名かと」
レイヴン
「レモネードか」
社員
「はい、南国産の檸檬を使っていて酸味を少し抑えめにしてあるレモネードですね」
ロジー
「へぇ、飲みやすそうだな」
社員
「そうですね、少しは飲みやすいかと」
珠子
「何かと勉強になるわね」
社員
「有難うございます」
初月
「飲料会社か」
社員
「当社の飲み物を見掛けたら飲んでみて下さいね」
レイヴン
「さて、それじゃ行くか」
ロジー
「時間を取らせてすまなかったな」
珠子
「それじゃね」
初月
「失礼した」



レイヴン
「そんじゃ帰るか」
ロジー
「だな」
珠子
「行くわよ」
初月
「ああ」



レイヴン
「戻ったぞ」
山風
「お帰り」
レイヴン
「お土産のチーズ盛り合わせな」
若葉
「有難うございます」
レイヴン
「さて、仕事だ」

「チーズな」
レイヴン
「さてっと」


こうして宣伝は続く
様々なものがあるのですよ

黄金の蜂

本日の依頼はですね


エレノア
「今日の依頼はなんですか」
ウード
「黄金の蜂を捕まえて来いだと」
奈月
「黄金の蜂?」
バングル
「なにそれ」
エレノア
「珍しい蜂でしょうか」
ウード
「だろうとは思う」
奈月
「ふむ、黄金の蜂か」
バングル
「刺されないかな」
エレノア
「敵意がなければ刺されませんよ」
ウード
「そういうものなんだな」
奈月
「それにしてもウードは普通に喋っているな」
バングル
「中二病じゃないの」
エレノア
「ウードさんは道化のようなものではないかと」
ウード
「ふっ、流石は神聖なる乙女、分かっているな」
奈月
「矢張りウードだな」
バングル
「ウードだ」
エレノア
「ウードさんですね」
ウード
「止めて!」
奈月
「だがウードは寧ろ普通に喋ってる方が様になる気がするな」
バングル
「あれだよね、カッコつけてるけど働いたりすると丁寧に有難うございましたー、って言うみたいな」
エレノア
「あ、分かります」
ウード
「うぐっ」
奈月
「だがウードは意外と紳士的な一面があるからな」
バングル
「だよねぇ、ウードって意外とジェントルメンだし」
エレノア
「それはとても」
ウード
「俺は少なくとも誰かを泣かせる趣味はないからな」
奈月
「そういう所が紳士なんだが」
バングル
「中二病もやっぱり演技なんだね」
エレノア
「私は寧ろそういう方が好きですよ」
ウード
「俺はどうにも恋愛とかには疎いからな、そういう感情は良く分からん」
奈月
「ふむ、ウードは恋愛に疎いと」
バングル
「なんか意外」
エレノア
「でもウードさんは意外とピュアだというのは分かりました」
ウード
「ピュアとか言うな、俺は暗黒に選ばれし…」
奈月
「ふっ」
バングル
「ふふ」
エレノア
「可愛いじゃないですか」
ウード
「うぐぐ、調子が狂うな」
奈月
「ウードは弄ると楽しいな」
バングル
「普段は弄られてる奈月が攻めてる」
エレノア
「うふふ」
ウード
「勘弁してくれ」
奈月
「ふっ」
バングル
「ドヤァ」
エレノア
「やれやれですね」
ウード
「あのなぁ」
奈月
「ふふ」
バングル
「奈月お姉ちゃん楽しそう」
エレノア
「ですね」
ウード
「はぁ」
奈月
「良いものだ」
バングル
「やれやれだね」
エレノア
「さて、行きますか」
ウード
「ああ」
奈月
「だな」
バングル
「はーい」



エレノア
「それで今日は何処へ行くんですか」
ウード
「蜜蜂の森だな」
奈月
「蜜蜂の森な」
バングル
「其処で黄金の蜂を捕まえるんだね」
エレノア
「そうなりますね」
ウード
「黄金の蜂な」
奈月
「珍しい蜂なのか」
バングル
「だよね」
エレノア
「黄金の蜂、どんな蜂なんですかね」
ウード
「知らん」
奈月
「まあ行ってみれば良いさ」
バングル
「だね」
エレノア
「油断はしないように」
ウード
「蜂に刺されても困るしな」
奈月
「だな」
バングル
「バングルは刺されても平気だけどね」
エレノア
「其処はオートマタですか」
ウード
「だな」
奈月
「機械の体というのもそういう時は羨ましくなるな」
バングル
「えへへ」
エレノア
「ふふ」
ウード
「人に造られし人にあらざる少女か」
奈月
「矢張りウードだな」
バングル
「だね」
エレノア
「では行きますか」
ウード
「だな」
奈月
「ああ」
バングル
「はーい」



エレノア
「此処が蜜蜂の森ですね」
ウード
「黄金の蜂は名前の通りだ、それを捕まえろ」
奈月
「分かった」
バングル
「それじゃ行くよ」



エレノア
「此れでしょうか」
ウード
「みたいだな、刺激するなよ」
奈月
「では捕まえるぞ」
バングル
「うん」



エレノア
「意外と居ますね」
ウード
「この森自体蜂が多いからな」
奈月
「本来は珍しいが此処では別か」
バングル
「みたいだね」
エレノア
「ではどんどん捕まえましょう」
ウード
「だな」
奈月
「さっさと終わらせるぞ」
バングル
「はーい」



エレノア
「こんなものですかね」
ウード
「だな、では依頼達成だ」
奈月
「帰るか」
バングル
「何か来るよ」
魔物
「うふふ」
エレノア
「魔物ですか」
魔物
「覚悟は良い」
ウード
「やるしかなさそうだな」
奈月
「負けんぞ」
バングル
「行くよ!」
魔物
「来なさい!」



奈月
「行くぞ!」
奈月
「暗き夜に閃く刃…最後の月に、名を残せ…冥月砕斬剣!!」
魔物
「くっ!?」
奈月
「アクセル解放!ヒステリックバースト!」
奈月
「暗月剣!!」
奈月
「覚悟を決めろ!荒ぶる心…無風なる闇夜の如く…静寂に…斬る!!」
奈月
「私の剣の前に果て行け」
ウード
「行くぞ!」
ウード
「付いて来れるか!はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!決める!響け鳴動!漸影、狼炎陣!!」
魔物
「くっ!?」
ウード
「アクセル解放!ブラッドフォール!」
ウード
「双迅震破!!」
ウード
「滾る血を制す!はっ!せっ!まだまだ行くぞ!せあっ!行くぞ!」
ウード
「終わらせる!来たれ蒼炎!俺の全てで、光を断つ!秘剣!神滅業炎牙!!」
バングル
「行くよ!」
バングル
「ご免なさいっ!弾け飛べ!マイトソードパージ!!てやあっ!」
魔物
「くっ!?」
バングル
「アクセル解放!ブレイクギア!」
バングル
「ギアクラッシュ!!」
バングル
「行くよ!全部、潰れちゃえ!ギア・キリング・グラビティ!!スクラップだよ!」
魔物
「悔しい…わね…」



エレノア
「では依頼達成ですね」
ウード
「帰るぞ」
奈月
「ああ」
バングル
「はーい」


こうして依頼達成
その蜂は金色に輝く

夏に向けて

本日も平和なようで


レイヴン
「ふぅ」
山風
「提督?何してるの」
レイヴン
「夏の予算組んでた」
紗々
「夏の予算?」
レイヴン
「ええ、何かとしなきゃならんしね」
なつき
「そうなの?」
レイヴン
「ええ」
山風
「大変だね」
レイヴン
「まあクランでも夏は好きにしてええで」
紗々
「良いんですね」
レイヴン
「プライベートビーチもあるし泳ぎに行って良いぞ」
なつき
「プライベートビーチなんてあるの?」
レイヴン
「あるぞ、以前祭りで権利貰ったやつな」
山風
「凄いね」
レイヴン
「だから行きたい人は行って良いぞ」
紗々
「私はインドアですし…」
レイヴン
「…」
なつき
「私は少し鍛えられそうだし」
レイヴン
「なつきちゃんらしいな」
山風
「あたしも水着…」
レイヴン
「ならその内選びに行って来な」
紗々
「そうですね、そうします」
レイヴン
「今年の夏も暑くなりそうだ」
なつき
「そうね、今はそうでもないけど」
レイヴン
「ま、夏は楽しんでくれや」
山風
「あたしも際どい水着の方がいい?」
レイヴン
「おい」
紗々
「あはは」
レイヴン
「まあ俺は仕事だしそんな出る余裕もないがな」
なつき
「マスターも大変ね」
レイヴン
「まあな」
山風
「提督も大変だね」
レイヴン
「本当にそれな」
紗々
「仕事も多いですしね」
レイヴン
「だな」
なつき
「でもそれだけ真面目なのは立派よね」
レイヴン
「昔は不良だったけどな」
山風
「そんな事言ってたね」
レイヴン
「領主の家の次男坊ってのもなにかとあんのよ」
紗々
「領主の家の次男坊なんですか?」
レイヴン
「せやで、今は殆ど勘当状態だけどな」
なつき
「勘当って何したのよ」
レイヴン
「夢を選んだってだけよ」
山風
「夢…」
レイヴン
「それに親を悲しませ続けて来た身としてはそれも仕方ないかなって」
紗々
「レイヴンさん…」
レイヴン
「ま、俺は今はこうしてやってるしええやんか」
なつき
「何かと苦労してるのね」
レイヴン
「そうねぇ」
山風
「提督は親は嫌いなの?」
レイヴン
「そんな事はないぞ」
紗々
「でも何かとありそうですね」
レイヴン
「そうねぇ、まあ苦労はしてるって事か」
なつき
「苦労ね」
レイヴン
「そういう事」
山風
「…」
レイヴン
「ま、俺も何かとあんのよ」
紗々
「はぁ」
レイヴン
「人生ってのはそんなもんよ」
なつき
「ふむ」
レイヴン
「さて、仕事だ」

その頃

ジュディス
「うーん」
初月
「何をしてるんだ」
ジュディス
「ん?ああ、夏に向けて何かとね」
千夏
「夏に向けて?」
ジュディス
「今年も夏は何かとありそうだもの」
ライコネン
「夏ですか、私は引き篭もりたいですねぇ」
ジュディス
「ライコネンらしいわね」
初月
「それにしても夏か、僕は取り敢えずゆっくりしたい」
ジュディス
「プライベートビーチもあるから泳ぎに行っても良いのよ」
千夏
「マジですか」
ジュディス
「ええ、近い内に掃除に行かせるから」
ライコネン
「ふむ、それなら泳ぎに行くのも良いかもしれませんねぇ」
ジュディス
「初月はインナーは脱がないの」
初月
「脱がないぞ」
ジュディス
「…」
千夏
「初月さんってセクスィーですよね」
ジュディス
「そうね、ボディラインくっきりだし」
ライコネン
「スレンダーって感じですよね」
ジュディス
「ええ、大きすぎず適度に引き締まってて」
初月
「僕はそんな大きいのが良いとも思わんしな」
ジュディス
「ふーん」
千夏
「おのれ」
ジュディス
「千夏もいいスタイルしてると思うのに」
ライコネン
「ですよねぇ」
ジュディス
「でも私からしたら初月は少し羨ましいわ」
初月
「そうか?」
ジュディス
「ええ」
千夏
「羨ましい」
ジュディス
「胸が大きいっていうのも何かとあるのよ」
ライコネン
「同じくです」
ジュディス
「初月ぐらいが私は一番だと思うわよ」
初月
「むぅ」
ジュディス
「…」
千夏
「なんにしても夏が楽しみですねぇ」
ジュディス
「ふふ、楽しんで来なさい」
ライコネン
「そうさせてもらいますね」
ジュディス
「ふふ」

その頃

レイヴン
「ふぅ」
山風
「はい、お茶」
レイヴン
「おう」
紗々
「今は涼しいですけど夏本番は辛そうです」
レイヴン
「せやね」
なつき
「ふぅ」
伊織
「失礼するわよ、お客さんが見えてるわよ」
レイヴン
「おう、通して良いぞ」
伊織
「どうぞ」
小さな女の子
「失礼します」
レイヴン
「えっと、どちら様」
陽乃
「えっと、陽乃です」
レイヴン
「はいよ、そんで陽乃ちゃんは何の用かね」
陽乃
「えっと、イナルナから聞いてないかな」
レイヴン
「それってあれか」
陽乃
「うん」
レイヴン
「分かった、なら宜しく頼むぜ」
陽乃
「うん」
レイヴン
「そんじゃ伊織ちゃん、案内頼む」
伊織
「ええ、行くわよ」
陽乃
「はーい」
レイヴン
「イナルナちゃんも何かとやり手だわね」
山風
「だよね」
紗々
「凄いですね」
なつき
「女王様というのも恐ろしいものですね」



伊織
「さてっと」
陽乃
「…」
ルーティ
「あら、新しい人かしら」
コーリオ
「そうっぽいね」
陽乃
「宜しくね」
ルーティ
「ええ、此方こそね」
コーリオ
「宜しく」
陽乃
「うん」
ルーティ
「それにしても可愛いわね」
コーリオ
「だよねぇ」
陽乃
「えへへ」
ルーティ
「ちっこいって可愛いわ」
コーリオ
「だね」
陽乃
「えへへ」


こうして陽乃が加わる事に
夏に向けて何かと進む

活力の蜜

本日の依頼はですね


ルカ
「今日の依頼って何」
パーフィル
「活力の蜜の採取ですわね」
みかも
「活力の蜜?」
フィータ
「何かしらそれ」
ルカ
「さあ?ローヤルゼリー的な?」
パーフィル
「かもしれませんわね」
みかも
「滋養強壮ですね」
フィータ
「あれよね、疲れに効くっていう」
ルカ
「うん、まあ過剰摂取は駄目だけどね」
パーフィル
「ルカさんは医者志望ですものね」
みかも
「そうですね、なので勉強もしてる筈ですし」
フィータ
「偉いのね」
ルカ
「そうだね、まあ親に反抗してまで選んだ道だし」
パーフィル
「ルカさんの家って商家なんでしたっけ」
みかも
「それなのに医者を選んだんですね」
フィータ
「なんか凄いのね、中々出来る事じゃないわよ」
ルカ
「親を悲しませたかもしれないっていうのは理解してるよ、でも僕は僕のやりたい事があるんだ」
パーフィル
「ルカさん…」
みかも
「覚悟は決めているんですね」
フィータ
「そうね、ルカ君はそれだけ本気って事かしら」
ルカ
「親不孝者かもね、僕は」
パーフィル
「それでも夢を選んだ、それは素晴らしいと思いますわよ」
みかも
「簡単に出来る事じゃないですからね」
フィータ
「そうね、だから私からしたら本気っていうのが分かるわ」
ルカ
「…」
パーフィル
「ルカさんは本気なんですもの、それなら応援するしかありませんわ」
みかも
「はい、私は応援しますよ」
フィータ
「ルカ君は本気になったってだけだものね」
ルカ
「まあ僕からしたら昔は親に頭を下げるだけだったのもあるしね」
パーフィル
「初めて親に逆らったその日ですか」
みかも
「なんか初々しいですね」
フィータ
「若いわよね」
ルカ
「そうだね、でも若いからこそ多少の無理は押し通せるんだよ」
パーフィル
「あら」
みかも
「言いますね」
フィータ
「ルカ君も不良になったのね」
ルカ
「あはは」
パーフィル
「それで良いんですの」
みかも
「さあ…」
フィータ
「何かとあるのね」
ルカ
「フィータがお姉さんすぎる」
パーフィル
「包容力ありすぎですわよ」
みかも
「こんなお姉さんが欲しいです」
フィータ
「あら、皆のお姉さんじゃ駄目かしら」
ルカ
「あはは」
パーフィル
「お姉さんですわ」
みかも
「お姉さんです」
フィータ
「うふふ」
ルカ
「それでこそなのか」
パーフィル
「ですわね」
みかも
「素敵です」
フィータ
「そんな事はないわよ」
ルカ
「それじゃ行こうか」
パーフィル
「ですわね」
みかも
「はいっ」
フィータ
「ええ」



ルカ
「それで今日は何処へ行くの」
パーフィル
「蜜蜂の森ですわね」
みかも
「蜂ですか」
フィータ
「やっぱり蜂蜜とかそういうものなのね」
ルカ
「だね」
パーフィル
「その蜜は良い具合に元気になるそうですわよ」
みかも
「良い具合にって」
フィータ
「でも疲れを取るのにアミノ酸が効くとか言うわよね」
ルカ
「それね、実際僕も疲れた時はアミノ酸摂ってるよ」
パーフィル
「そんなに効きますの?」
みかも
「へぇ~」
フィータ
「栄養ドリンク飲むよりアミノ酸とかそういうの摂った方が疲れは吹き飛ぶって言うものね」
ルカ
「うん、実際本当に疲れが吹き飛ぶよ」
パーフィル
「ルカさんはガリ勉ですものね」
みかも
「運動とかは前世の力なんでしたっけ」
フィータ
「前世?」
ルカ
「まあ、うん」
パーフィル
「何かとありますわよね」
みかも
「ですね」
フィータ
「ふーん」
ルカ
「僕だってね」
パーフィル
「苦労人ですわね」
みかも
「ですね」
フィータ
「癒やしてあげたいわ」
ルカ
「あはは」
パーフィル
「お姉さんですわね」
みかも
「お姉さんです」
フィータ
「うふふ」
ルカ
「行こうか」
パーフィル
「ええ」
みかも
「はいっ」
フィータ
「ええ」



ルカ
「此処が蜜蜂の森だね」
パーフィル
「ええ、此処の蜂の巣を採取して下さいまし」
みかも
「了解です」
フィータ
「それじゃ行きましょ」



ルカ
「こういうのかな」
パーフィル
「ええ、蜂が放棄したものですわね」
みかも
「甘い匂い」
フィータ
「此れが活力の蜜なのね」
ルカ
「薬とかに出来そうだね」
パーフィル
「他にも集めますわよ」
みかも
「はい」
フィータ
「ええ」



ルカ
「意外と採れるね」
パーフィル
「蜜蜂の森ですもの」
みかも
「もう少しですかね」
フィータ
「ならさっさと終わらせましょ」



ルカ
「こんなものかな」
パーフィル
「では依頼達成ですわね」
みかも
「帰りますか」
フィータ
「何か来るわ」
魔物
「うふふ」
ルカ
「魔物か」
魔物
「覚悟は良い」
パーフィル
「やるしかなさそうですわね」
みかも
「負けませんよ」
フィータ
「行くわよ!」
魔物
「来なさい!」



みかも
「行きます!」
みかも
「付いて来られますか!やあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!決めます!斬兎、月影陣!!」
魔物
「くっ!?」
みかも
「アクセル解放!ラピッドウェイブ!」
みかも
「月兎閃!!」
みかも
「閃く刃は誓いの証!月夜を駆ける、月光剣!兎月夜影斬!!」
パーフィル
「行きますわよ!」
パーフィル
「後悔するのですわね!輝きに落ちよ!ウィングコール!!」
パーフィル
「優しい夢を!」
魔物
「くっ!?」
パーフィル
「アクセル解放!ストップアタック!」
パーフィル
「ツイストレイ!!」
パーフィル
「天へと還る白翼をあなたに…天地に散りし煌めきの羽よ…運命に従い、邪を滅せよ…天翼煌華幸!!」
パーフィル
「そして我らには輝きの加護を!」
フィータ
「行くわよ!」
フィータ
「天使の光に飲まれて!エンジェルライト!!」
魔物
「くっ!?」
フィータ
「アクセル解放!ブラッドマインド!」
フィータ
「ドレインライト!!」
フィータ
「行くわよ!幻影の戦士達よ、その御身を我に捧げ給え、突撃よ!イリュージョンナイト!!」
魔物
「悔しい…わね…」



ルカ
「それじゃ依頼達成だね」
パーフィル
「帰りますわよ」
みかも
「はい」
フィータ
「ええ」


こうして依頼達成
その蜜はとても効くらしい

天を貫く塔 第十話

その頃のアスベル達は


セルエン
「よっし、行くよ」
アスベル
「だな」
エイプス
「今日もダンジョン攻略張り切りましょ」
クルル
「おー」
乃月
「やる気がありませんわね」
フィリー
「ま、まあ…」
リンメル
「では行きますか」
陽炎
「そうね」



冒険者
「お、今日も行くんだな」
セルエン
「うん、派手にやって来るよ」
冒険者
「ははっ、頼もしいな」
アスベル
「まあ任せといてくれ」
冒険者
「頼むぜ、異世界の戦士さん」
エイプス
「ふふ、頼りになるのよ」
冒険者
「そりゃ凄いな」
クルル
「任せろ」
冒険者
「それじゃ俺は行くぜ、負けんなよ」
乃月
「行きますわよ」
フィリー
「うん」
リンメル
「ですね」
陽炎
「負けられないわね」



セルエン
「よっし、行くよ」
アスベル
「今回は51層からか」
エイプス
「それじゃ気合い入れて」
クルル
「行こうか」
乃月
「派手に散らかしてやりますわ」
フィリー
「それじゃ行くよ」
リンメル
「気合い入れて」
陽炎
「行くわよ」



セルエン
「光よ!」
アスベル
「サヨナラだ!」
エイプス
「闇に飲まれよ!」
クルル
「どーん」
魔物
「グアァァァァァ!!」
乃月
「散らせ!」
フィリー
「せやっ!」
リンメル
「ていっ!」
陽炎
「燃えろ!」
魔物
「グアァァァァァ!!」



セルエン
「うん、順調」
アスベル
「セルエン達も強くなったな」
エイプス
「そうね、少しずつだけど確実に強くなってるわ」
クルル
「そう来なくちゃ」
乃月
「油断は禁物ですわよ」
フィリー
「だね、勝って兜の緒を締めよだよ」
リンメル
「良い事言いますね」
陽炎
「まあそんなもんよ」
セルエン
「だね」
アスベル
「それじゃ先に進むか」
エイプス
「ええ」
クルル
「負けないぜぇ」
乃月
「やれやれですわ」
フィリー
「ふふっ」
リンメル
「ふぅ」
陽炎
「行くわよ」



セルエン
「好調だね」
アスベル
「ああ、セルエン達が強くなってるからな」
エイプス
「そうね、良い感じ」
クルル
「労働の喜び」
乃月
「なんでそうなりますのよ」
フィリー
「あはは」
リンメル
「ま、まあ…」
陽炎
「やれやれよね」
セルエン
「まあ、うん」
アスベル
「それにしてもフィリーもアラサーなのに大したもんだよな」
エイプス
「…はい?」
クルル
「フィリーは三十歳ぐらい」
乃月
「嘘ですわよね」
フィリー
「お姉ちゃんが40すぎだからね、それぐらいだよ」
リンメル
「世の中は理不尽ですね」
陽炎
「良く言われる」
セルエン
「此れで30歳…」
アスベル
「本当だから困る」
エイプス
「世の中理不尽すぎない」
クルル
「だよねぇ」
乃月
「納得行きませんわ」
フィリー
「あはは、それより行こう」
リンメル
「むぅ」
陽炎
「やれやれよね」



セルエン
「あれ?此処」
アスベル
「隠し部屋だな」
エイプス
「入ってみましょ」
クルル
「お宝あるかな」
乃月
「期待しない方が良いですわよ」
フィリー
「まあまあ」
リンメル
「行きましょう」
陽炎
「そうね」



セルエン
「なに此れ」
アスベル
「鍵だな」
エイプス
「何の鍵なのかしら」
クルル
「知らぬわ」
乃月
「一応回収しておきます?」
フィリー
「それが良いかもね」
リンメル
「では回収ですね」
陽炎
「先に進むわよ」



セルエン
「光よ!」
アスベル
「サヨナラだ!」
エイプス
「闇に飲まれよ!」
クルル
「どーん」
魔物
「グアァァァァァ!!」
乃月
「散らせ!」
フィリー
「せいっ!」
リンメル
「はっ、てっ!」
陽炎
「燃えろ!」
魔物
「グアァァァァァ!!」



セルエン
「シャオラ!」
アスベル
「良い具合だな」
エイプス
「うん、負けられないね」
クルル
「ドヤドヤッ」
乃月
「しょうもないドヤ顔ですわね」
フィリー
「あはは」
リンメル
「行きましょうか」
陽炎
「そうね」



デーモン
「キシャアァァァァ!!」
セルエン
「デーモン!」
アスベル
「こいつがボスか」
エイプス
「負けないわよ!」
クルル
「気合い入れて」
乃月
「破壊してやりますわ」
フィリー
「それじゃ」
リンメル
「行きます!」
陽炎
「行くわよ!」
デーモン
「キシャアァァァァ!!」



セルエン
「今日はこの辺かな」
アスベル
「だな、引き上げるか」
エイプス
「うん」
クルル
「てったーい」
乃月
「ですわね」
フィリー
「ふふ」
リンメル
「行きましょう」
陽炎
「ええ」



セルエン
「それじゃお腹を満たしに行こう」
アスベル
「ははっ、そうするか」
エイプス
「セルエンったら」
クルル
「飯~」
乃月
「やれやれですわね」
フィリー
「ふふ、それじゃご飯行こうか」
リンメル
「ですね」
陽炎
「ええ」


こうしてダンジョン攻略は続く
元の世界には未だ帰れそうにない

VS冬将マリク

戦闘開始です


冬将マリク
「行くぞ!」
フレン
「来い!」
ベリル
「負けないぞッ!」
美琴
「負けはしない!」
友梨亜
「行きますよ!」
冬将マリク
「燃えろ!炎!」(体力後230040)
フレン
「はっ!せっ!はっ!」
ベリル
「地念ドドーン!」
美琴
「はっ!狐月斬!妖炎撃!火焔落!」
友梨亜
「光よ、潰せ!ライトプレス!」
冬将マリク
「刺され!氷針!」(体力後222147)
フレン
「はっ!たっ!はあっ!」
ベリル
「水念バシャーン!」
美琴
「はっ!三連月!狐落!翔月!」
友梨亜
「光の針よ、突き刺され!ライトニードル!」
冬将マリク
「足元注意だ!突き刺され!」(体力後214786)
フレン
「はっ!散れ!燃えろ!」
ベリル
「雷念ピシャーン!」
美琴
「はっ!狐月連破!疾走斬!雷天破!」
友梨亜
「光の波よ、祓え!ライトウェイブ!」
冬将マリク
「絡み取れ!怨嗟!」(体力後206114)
フレン
「はっ!燃えろ!はあっ!」
ベリル
「暗念モワ~ン!」
美琴
「はっ!狐牙破斬!翔破斬!月破!」
友梨亜
「光の一撃、落ちろ!リミテッドレイン!」
冬将マリク
「落ちろ!炎!」(体力後198743)
フレン
「はっ!てっ!させない!」
ベリル
「地念ドドーン!」
美琴
「はっ!乱月!閃月華!斬魔月閃牙!」
友梨亜
「光の一閃、突き抜けろ!シャインアロー!」
フレン
「行くよ!」
フレン
「炎よ、我が剣に宿れ!焼き尽くす!炎覇!鳳翼翔!!燃えろおぉぉぉぉぉぉっ!!」
冬将マリク
「舐めるな!!」
冬将マリク
「沈め!泥沼!」(体力後170031)
フレン
「はっ!たっ!刻む!」
ベリル
「水念バシャーン!」
美琴
「はっ!狐連襲!真月連破!魔神月閃華!」
友梨亜
「光よ、嵐となれ!ストームライト!」
冬将マリク
「突き刺され!氷槍!」(体力後162144)
フレン
「はっ!散れ!風よ!」
ベリル
「雷念ピシャーン!」
美琴
「はっ!崩月!斬月破!無影月!」
友梨亜
「突き抜ける光、放て!チェイスシャイン!」
冬将マリク
「落ちろ!晶石!」(体力後154112)
フレン
「はっ!させない!其処だ!」
ベリル
「暗念モワ~ン!」
美琴
「はっ!竜月閃!魔神牙月!月牙裂翔!」
友梨亜
「魔神の光よ、落ちろ!デビルズライト!」
冬将マリク
「幽幻の炎よ!燃えろ!」(体力後146227)
フレン
「はっ!なんの!はあっ!」
ベリル
「雷念ピシャーン!」
美琴
「はっ!夢幻狐震!斬空閃!斬刹華!」
友梨亜
「閃光よ、弾け飛べ!シャインマイン!」
冬将マリク
「氷塊よ!落ちよ!」(体力後138227)
フレン
「はっ!てっ!はあっ!」
ベリル
「うふ~ん、世界が凍て付く氷の微笑み!」
美琴
「はっ!連閃!崩追破!墜月!」
友梨亜
「閃光の爆弾、包み込め!シャイングレネード!」
ベリル
「行くぞぉ!」
ベリル
「行くよ!ゴーゴー!そ~れそれそれそれ~!せーの!はぁぁぁぁぁぁ!!蒼紅円舞曲!!」
冬将マリク
「舐めるな!!」
冬将マリク
「潰せ!重圧!」(体力後110066)
フレン
「はっ!てっ!甘い!」
ベリル
「隕石ドドーン!」
美琴
「はっ!旋月!魔王双連撃!天幻!」
友梨亜
「眩い爆発、来たれ!ホーリーバースト!」
冬将マリク
「心の炎よ!燃え盛れ!」(体力後102144)
フレン
「はっ!ていっ!はあっ!」
ベリル
「雷念ゴロゴロ!」
美琴
「はっ!双連月破!鳴月!飛燕月破!」
友梨亜
「白き閃光、此処に来たれ!バーンホワイト!」
冬将マリク
「押し潰せ!岩の魔手!」(体力後94117)
フレン
「はっ!ふっ!はあっ!」
ベリル
「水念ザブーン!」
美琴
「はっ!緋焔車!乱空月!斬刹破!」
友梨亜
「眩き炎よ、燃え盛れ!ホワイトフレイム!」
冬将マリク
「冷徹なる棺よ!突き刺され!」(体力後86449)
フレン
「はっ!させない!吹っ飛べ!」
ベリル
「暗念ドロロ!」
美琴
「はっ!霊空閃!魔神墜破!刹破斬!」
友梨亜
「白い雷よ、轟け!ホワイトサンダー!」
冬将マリク
「竜殺しの剣よ!突き刺され!」(体力後78001)
フレン
「はっ!散れ!燃えろ!」
ベリル
「地念ゴゴーッ!」
美琴
「はっ!魔王月閃破!竜舞剣!震撃剣!」
友梨亜
「聖なる雷、此処に来たれ!セイントサンダー!」
フレン
「行くよ!!」
フレン
「此処でお終いにするよ!はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!光竜!滅牙槍!!」
冬将マリク
「舐めるな!!」
冬将マリク
「少しはやるではないか」
フレン
「マリクさんこそ」
ベリル
「其処は流石だよね」
美琴
「うむ、見事だ」
友梨亜
「伊達じゃないですねぇ」
冬将マリク
「ふっ、甘く見られては困る」
フレン
「はい、僕もそう思ってます」
ベリル
「言うねぇ」
美琴
「だがそれでこそだ」
友梨亜
「ですね」
冬将マリク
「だが俺とて若い奴には負けんぞ」
フレン
「言いますね」
ベリル
「でもそれぐらいじゃないとね」
美琴
「ああ、マリクはそうでないとな」
友梨亜
「面白おじさんですしね」
冬将マリク
「面白おじさんか」
フレン
「でもその方が僕は好きですよ」
ベリル
「フレンも大人だな」
美琴
「精神的な余裕か」
友梨亜
「でしょうね」
冬将マリク
「ふふ、だがそれが大人というものだ」
フレン
「ははっ、かもしれませんね」
ベリル
「二人はそれで良いんだ」
美琴
「良いんだろうな」
友梨亜
「やれやれですね」
冬将マリク
「さて、ではやるとしよう」
フレン
「はい!」
ベリル
「負けないよ!」
美琴
「覚悟すると良い!」
友梨亜
「行きますよ!」
冬将マリク
「三元の力よ!放て!」(体力後50041)
フレン
「はっ!たあっ!させない!」
ベリル
「隕石ドカーン!」
美琴
「はっ!牙連斬!狐閃撃!刹牙!」
友梨亜
「聖なる光よ、雨と降れ!セイントレイン!」
冬将マリク
「反響の命よ!響き渡れ!」(体力後42116)
フレン
「はっ!甘い!はあっ!」
ベリル
「怨念モワモワ!」
美琴
「はっ!螺旋火車!紅蓮月破!竜月破!」
友梨亜
「白い剣よ、突き刺され!ホワイトフラッシャー!」
冬将マリク
「三元の力よ!舞い踊れ!」(体力後34008)
フレン
「はっ!なんの!はあっ!」
ベリル
「隕石チュドーン!」
美琴
「はっ!絶華!妖炎震!獄火閃!」
友梨亜
「七色の剣よ、雨と降れ!プリズムブレード!」
冬将マリク
「吼えろ!魔竜の咆哮!」(体力後26348)
フレン
「はっ!一気に押し切る!はあっ!」
ベリル
「煉獄ボカーン!」
美琴
「はっ!落天襲!火焔車剣!妖炎天駆!」
友梨亜
「聖戦の剣よ、我が意志となり敵を討て!クルセイドセイバー!」
冬将マリク
「やるな、本気で行くぞ!」
フレン
「来い!」
ベリル
「来いッ!」
美琴
「耐えてやる!」
友梨亜
「来なさい!」
冬将マリク
「始めるぞ!極限の炎よ、その力解き放ち、始まりを告げる星よ降れ!ブレイジングメテオ!!」
フレン
「舐めるなあぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
ベリル
「この程度ッ!!」
冬将マリク
「そう簡単に負けはしないさ」(体力後18001)
美琴
「友梨亜!」
友梨亜
「はい!」
友梨亜
「アクセル解放!ダブルアップスペル!」
友梨亜
「ディバインロール!!」
友梨亜
「天地より輝く力よ、その閃光は全てを飲み込む雨となる!ボヌールリミュエール!!」
冬将マリク
「ぬうっ!?」(体力後9001)
美琴
「行くぞ!」
美琴
「暗き夜に揺らめく刃…最後の月に、名を残せ…焔狐月影斬!!この一撃で…沈め!」
冬将マリク
「見事…だ…」



フレン
「なんとか勝てたね」
ベリル
「はぁ、セフセフ」
美琴
「勝てば官軍、だろう」
友梨亜
「言いますねぇ」
フレン
「ははっ、でもそれでこそだよ」
ベリル
「はぁ」
美琴
「ふふっ」
友梨亜
「やれやれですよ」
冬将マリク
「見事だったぞ」
フレン
「マリクさんこそ」
冬将マリク
「ふっ、若い奴には負けんさ」
ベリル
「言うねぇ、おじさん」
冬将マリク
「若造が」
美琴
「ははっ、良いものだな」
冬将マリク
「だな、ふふ」
友梨亜
「歳なんですかね」
冬将マリク
「さて、では俺は先に戻るぞ、それじゃな」



フレン
「それじゃ行こうか」
ベリル
「だね」
美琴
「ああ」
友梨亜
「はい」


次のボスをご期待下さい

陰と陽の洞窟 第百五十六層

久々の陰と陽の洞窟です


フレン
「うん、良い具合だね」
ベリル
「だね、良い具合」
美琴
「二人とも強いな」
友梨亜
「ですよね、流石です」
フレン
「そんな事はないと思うけど」
ベリル
「うん、二人も強いよ」
美琴
「私は一応妖狐だしな」
友梨亜
「魔法の腕には自信ありです」
フレン
「そういう所は流石だね」
ベリル
「うん、お互いに」
美琴
「とはいえ強いというのも何かとな」
友梨亜
「女の子ですからねぇ」
フレン
「そういうのは気にするんだ」
ベリル
「なんか意外」
美琴
「まあ魔力はそれに裏付けされているがな」
友梨亜
「美琴さんは特にですよね」
フレン
「妖狐って強い妖力を持ってるんだっけ」
ベリル
「それも九尾でしょ」
美琴
「ああ」
友梨亜
「つまり最低でも900年は生きてる計算になりますね」
フレン
「確か100年生きると尻尾が一本増えるんだっけ」
ベリル
「その最高峰が九尾の狐か」
美琴
「そういう事だ、あと年齢については触れるな」
友梨亜
「何気に気にしてるんですね」
フレン
「まあ900歳なんて言われたらね」
ベリル
「種族の問題なんだから気にしなくても良いと思うのに」
美琴
「そういう問題ではない」
友梨亜
「女の子ですねぇ」
フレン
「あはは」
ベリル
「まあ900歳ですなんて言うのは複雑かもね」
美琴
「そういう事だ」
友梨亜
「意外と深刻なようで」
フレン
「友梨亜って何気に煽るよね」
ベリル
「本人はそんなつもりはないんだろうけど」
美琴
「無自覚に煽っているな」
友梨亜
「あたしは直球だとは言われますけどね」
フレン
「あはは」
ベリル
「困った人だね」
美琴
「無自覚だから質が悪い」
友梨亜
「素直っていうのも何気に大変なんですよ」
フレン
「まあ全員が本音で喋るようになったら社会は崩壊するって言うしね」
ベリル
「それはそれで困るな」
美琴
「本音を言えるのは大切だが本音しか言わなかったら成り立たないか」
友梨亜
「そういう事ですね」
フレン
「成り立たない、か」
ベリル
「本音の扱いも大変だね」
美琴
「だろう」
友梨亜
「皆が本音でしか喋らなかったら世界戦争待ったなしですね」
フレン
「凄く深刻だ」
ベリル
「そう言われると深刻さが分かる」
美琴
「本音でしか喋らなかったらそれこそ外交など成り立たんな」
友梨亜
「でしょう?本音を言える関係は素敵ですけど本音しか言わなかったら明日にも開戦ですよ」
フレン
「友梨亜はそういう例え方が上手いね」
ベリル
「そのようで」
美琴
「本音しか言わなかったら明日にも開戦、恐ろしい話だ」
友梨亜
「それだけ本音というのは毒を含むんですよ」
フレン
「成る程」
ベリル
「勉強になります」
美琴
「本音は毒か」
友梨亜
「うふふ」
フレン
「友梨亜って偶に怖いよね」
ベリル
「まあ真理なのかもしれないけど」
美琴
「やれやれだな」
友梨亜
「本音って怖いですねぇ」
フレン
「それより此処はボスだよね、ルール確認しなきゃ」
ベリル
「此処は絶対属性と回復七割未満と秘奥義合計7回未満だね」
美琴
「なら問題ないな、そのまま行くぞ」
友梨亜
「ですね」
フレン
「それでそのボスは」
ベリル
「あれじゃない」
美琴
「マリクか?油断せずに行くぞ」
友梨亜
「ええ」
マリク?
「なんだ、こんな所まで来るなんて物好きだな」
フレン
「えっと、マリクさん…?」
冬将マリク
「俺は冬将マリク、俗に言う思念体というものだ」
ベリル
「冬将…」
冬将マリク
「とはいえ若い奴らに指導するのは楽しいぞ」
美琴
「マリクは意外と軽いノリに反して誠実な所はあるからな」
冬将マリク
「まあ教える時は真面目にやるさ、公私の使い分けというものだ」
友梨亜
「そういう所は凄いですよね」
冬将マリク
「ふっ、褒めて良いぞ」
フレン
「そういう所は調子が良いんですから」
冬将マリク
「真面目なのは結構だが余裕を持たんとな」
ベリル
「余裕かぁ」
冬将マリク
「そうだ、精神的な余裕はそれだけ強さになる」
美琴
「そういうのも強さの理由か」
冬将マリク
「そういう事だ」
友梨亜
「余裕を持つのも大人ですか」
冬将マリク
「ああ、余裕は大切だ」
フレン
「勉強になります」
冬将マリク
「だからといって余裕になりすぎると足元を掬われるぞ」
ベリル
「うーん」
冬将マリク
「心に余裕を持ち常に緊張感を持て」
美琴
「難しいな」
冬将マリク
「ふっ」
友梨亜
「マリクさんらしいとは思いますけどね」
冬将マリク
「それはそうと訊きたい事がある、答えてくれるな」
フレン
「僕なんかでいいなら」
ベリル
「ボクなんかでいいなら」
美琴
「私などでいいならな」
友梨亜
「あたしなんかでいいなら」
冬将マリク
「うむ、では訊くぞ」
冬将マリク
「守りたいと思うものはあるか」
フレン
「勿論です」
冬将マリク
「では失いたくないと思うものはあるか」
ベリル
「勿論だよ」
冬将マリク
「では自分を誇れるか」
美琴
「難しいが、そうありたいな」
冬将マリク
「では自分に自信を持てるか」
友梨亜
「持ちたいものですよね」
冬将マリク
「では国を大切に思えるか」
フレン
「仮にも生まれた国ですからね」
冬将マリク
「では戦いは必要だと思うか」
ベリル
「争いのない世界は平和とも思わないしね」
冬将マリク
「では自分に胸を張れるか」
美琴
「そうありたいものだ」
冬将マリク
「では何かを変えたいと願うか」
友梨亜
「変えたいものもそうでないものもありますすよ」
冬将マリク
「では今を大切に思うか」
フレン
「未来は分からないからこそですね」
冬将マリク
「では関係は修復出来ると思うか」
ベリル
「相手による、かな」
冬将マリク
「では憎しみを力に出来るか」
美琴
「それも強さだと言うのならな」
冬将マリク
「では本気で何かに向き合えるか」
友梨亜
「それが出来るようになりたいですよ」
冬将マリク
「ふむ、中々いい返事だ」
フレン
「難しいものですね」
冬将マリク
「だがそれが大人になるという事だ」
ベリル
「ボク達も大人だしねぇ」
冬将マリク
「我儘が通る内は子供だぞ」
美琴
「マリクらしい」
冬将マリク
「自分の意思表示は大切だ、良いな」
友梨亜
「ですね」
冬将マリク
「さて、では進みたいのだろう」
フレン
「戦えですね」
冬将マリク
「うむ」
ベリル
「なら受けて立つよ」
冬将マリク
「そう来なくてはな」
美琴
「では」
冬将マリク
「遠慮なく」
友梨亜
「本気で」
冬将マリク
「参る!」


戦闘開始です

魔獣の森

本日の依頼はですね


アルヴィン
「今日の依頼って何よ」
フィリス
「えっと、魔獣の森での採取依頼だね」

「魔獣の森?」
シリエン
「なにそれ」
アルヴィン
「知らん、でも魔獣の森だろ」
フィリス
「魔獣の森だね」

「何か凶暴な魔獣とか出るのかね」
シリエン
「魔獣…うふふ」
アルヴィン
「シリエンはそういうの好きだよな」
フィリス
「だよね」

「中二病ってやつな」
シリエン
「ち、違うわよ」
アルヴィン
「それも結構拗らせてるしな」
フィリス
「あはは」

「魔王様とか言ってるしな」
シリエン
「わ、悪いかしら」
アルヴィン
「悪くはないけどよ」
フィリス
「なんか可愛いよね」

「此れを可愛いと言うのか」
シリエン
「うふふ」
アルヴィン
「やれやれだな」
フィリス
「ふふっ」

「フィリスも年頃って事か」
シリエン
「仲良く出来そう」
アルヴィン
「だそうだが」
フィリス
「シリエンは面白いからね」

「フィリスだなぁ」
シリエン
「うふふふ」
アルヴィン
「シリエンってやっぱ拗らせてるのな」
フィリス
「そんな気がする」

「いや、普通に拗らせてんだろ」
シリエン
「あぁ、ディオニール様…」
アルヴィン
「…」
フィリス
「ディオニール様って何?」

「本人曰く魔王らしい」
シリエン
「そうよ、偉大なる魔王様よ」
アルヴィン
「魔王様ねぇ」
フィリス
「魔王が好きなんだね」

「そうっぽいな」
シリエン
「あぁ、魔王様」
アルヴィン
「困った奴だぜ」
フィリス
「可愛いと思うのに」

「フィリスも変わり者だよな」
シリエン
「うふふふ」
アルヴィン
「まあ此れも個性か」
フィリス
「だよね」

「それで話が通じるのか」
シリエン
「ツーカーの仲つてやつね」
アルヴィン
「ツーカーの仲ねぇ」
フィリス
「便利だよね」

「本当にな」
シリエン
「素晴らしいわ」
アルヴィン
「行くか」
フィリス
「はーい」

「ああ」
シリエン
「ええ」



アルヴィン
「それでその魔獣の森ってこの先だよな」
フィリス
「うん、そうだよ」

「まあそんな苦労はしなさそうだな」
シリエン
「だと良いけど」
アルヴィン
「魔獣の森ねぇ」
フィリス
「薬草とかを採取するんだって」

「ふーん」
シリエン
「ならそんな苦労はしない筈よね」
アルヴィン
「そうあって欲しいけどな」
フィリス
「うん」

「まあ気楽に行くか」
シリエン
「そうね」
アルヴィン
「気楽になぁ」
フィリス
「うん、気楽に」

「だな」
シリエン
「ええ、気楽に」
アルヴィン
「そんじゃ行くぞ」
フィリス
「はーい」

「ああ」
シリエン
「ええ」



アルヴィン
「此処が魔獣の森か」
フィリス
「うん、薬草とかを採取してね」

「はいよ、行くぞ」
シリエン
「ええ」



アルヴィン
「こういうのか」
フィリス
「うん、どんどん集めて」

「ああ」
シリエン
「ええ」



アルヴィン
「結構採れるな」
フィリス
「この様子ならそんな苦労はしなさそうだね」

「だな、さっさと終わらせよう」
シリエン
「ええ、行くわよ」



アルヴィン
「もう少しか」
フィリス
「だね、早く終わらせよう」

「ああ」
シリエン
「ええ」



アルヴィン
「こんなもんか」
フィリス
「だね、それじゃ依頼達成っと」

「帰るか」
シリエン
「…ねえ、この獣」

「おや、人か」
アルヴィン
「…獣が喋った?」

「君達は外から来たのかな」
フィリス
「はい」

「錬金術士か、なら頼んでも良いかな」

「何をだ」

「獣骨の軟膏というものを持って来てくれないか」
シリエン
「獣骨の軟膏?」

「ああ、何時でも構わない」
アルヴィン
「分かった、なら帰って調べてみるわ」

「すまないね」
フィリス
「獣骨の軟膏か」

「取り敢えず一旦帰るな、その内持って来る」

「頼むよ」
シリエン
「ええ、それじゃね」



アルヴィン
「そんじゃ帰るか」
フィリス
「だね」

「行くぞ」
シリエン
「何か来るわ」
魔獣
「グルル」
アルヴィン
「魔獣か」
フィリス
「やるしかなさそうだね」

「負けないぞ」
シリエン
「行くわよ!」
魔獣
「グルル」




「行くぞ!」

「安心しろ、気持ちよ~くイカせてやる、但し行き先は…天の果てだ!ハリケーンライジング!!」
魔獣
「グアッ!?」

「アクセル解放!ハヌマンシャフト!」

「打連撃!!」

「あたしに力を!集え!世界を支える深奥の風!はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!喰らえ!空断!昂翼棍!!」
フィリス
「行くよ!」
フィリス
「ふっ!天上天下地鳴爆震!破壊の力よ!魔槍と脈動の練習曲!!」
魔獣
「グルル」
フィリス
「アクセル解放!リフレクトサークル!」
フィリス
「金脈の吼砲!!」
フィリス
「跪け!さーて、行くよー!のんびりしてると、怪我するからね!もう手遅れかな?」
フィリス
「我が下に来たるは四十九の軍勢!この雨霰耐えてみる!もういっそ楽になれ!」
フィリス
「流星と地霊の遁走曲!!」
シリエン
「行くわよ!」
シリエン
「逃がしはしないわ!襲え!ヘルズガーナー!!弾けろ!」
魔獣
「グルル」
シリエン
「アクセル解放!イヴィルフリーズ!」
シリエン
「決めるわよ!舞い飛べ!デスメルティアー!!凍り付け!」
魔獣
「グルル…」



アルヴィン
「そんじゃ依頼達成な」
フィリス
「うん、帰るよ」

「ああ」
シリエン
「ええ」


こうして依頼達成
獣骨の軟膏とは何なのか

挟んで食べる

本日も平和なようで


レイヴン
「ふぅ」
山風
「あ、提督サンドイッチなんか食べてる」
レイヴン
「ん?ああ」

「こんな時間に間食か」
レイヴン
「まあ小腹が空いたしね」
久遠
「食事が食えなくなるぞ」
レイヴン
「まあええやん」
山風
「でも良いな」
レイヴン
「…」

「にしても卵サンドか」
レイヴン
「卵サンド美味いよな」
久遠
「そうだな、卵サンドは美味い」
レイヴン
「そうね、美味いぜ」
山風
「サンドイッチって人の名前なんだよね」
レイヴン
「サンドイッチ伯爵の事な」

「トランプをしながら食べられるようにって事だったか」
レイヴン
「そんなとこね」
久遠
「だがサンドイッチか、私も好きだぞ」
レイヴン
「そうね、まあ甘いのは苦手だけど」
山風
「フルーツサンドとか?」
レイヴン
「そんなとこ」

「フルーツサンドな、アタシは好きだが」
レイヴン
「其処は好みだしね」
久遠
「だな、好き嫌いの押し付けはいかんぞ」
レイヴン
「そりゃそうだ」
山風
「じぃー」
レイヴン
「…」

「困った奴だな」
レイヴン
「まあええやん」
久遠
「うむ、食いたいものを食え」
レイヴン
「にしても久遠ちゃん独特な喋りをするよな」
山風
「時代劇っぽい」
レイヴン
「そういうのに影響されたんか」

「そういう奴居るよな」
レイヴン
「実際どうなん」
久遠
「まあ確かにそういうものは好きだぞ」
レイヴン
「やっぱりか」
山風
「…」
レイヴン
「まあ良いんじゃね」

「だな」
レイヴン
「にしても卵サンド美味いな」
久遠
「シンプルにして至高の食べ物だな」
レイヴン
「せやね」
山風
「卵サンドは至高」
レイヴン
「分かっとるな」

「やれやれ」
レイヴン
「ふぅ」
久遠
「ふふ」
レイヴン
「ふぅ、美味い」
山風
「良いなぁ」
レイヴン
「…」

「ふふ」
レイヴン
「はぁ」
久遠
「ふっ」
レイヴン
「さっさと食って仕事するか」

その頃

瀬奈
「ふぅ」
リーガル
「む?瀬奈、間食か」
瀬奈
「あ、ええ、少し」
ガングート
「それはなんだ?サンドイッチか?」
瀬奈
「ライスバーガーですよ」
みさき
「ライスバーガーか、美味しいよね」
瀬奈
「ええ、特に焼肉が至高です」
リーガル
「ライスバーガーか、そういうのも良いものだ」
瀬奈
「ですよね、ふふ」
ガングート
「ライスバーガー、米で肉を挟むのか」
瀬奈
「美味しいですよ」
みさき
「ライスバーガー、僕も食べたくなったな」
瀬奈
「ふふ」
リーガル
「まあ美味しいからな、ライスバーガーは」
瀬奈
「ですよね」
ガングート
「私の国にはなかった文化だな」
瀬奈
「ガングートさんはロセアの人でしたか」
みさき
「そうだね、粛清とか銃殺刑とか言うし」
瀬奈
「あはは」
リーガル
「物騒だな」
瀬奈
「ですよねぇ」
ガングート
「別におかしくはないだろう」
瀬奈
「などと言っております」
みさき
「宜しい、シベリア送りだ」
瀬奈
「ふふ」
リーガル
「余りからかうな」
瀬奈
「影響は受けてますよね」
ガングート
「全く」
瀬奈
「うふふ」
みさき
「でもライスバーガー良いなぁ」
瀬奈
「ふぅ」

その頃

カロル
「ふぅ」

「あれ、カロルがハンバーガーなんか食べてる」
カロル
「ん?ああ」
美紅
「カロル君ってそういうの好きそうよね」
カロル
「まあ確かに好きだけど」
秋月
「ハンバーガー、牛肉…」
カロル
「ハンバーガーはやっぱりビーフが一番だよ」

「だよねぇ、私もハンバーガーは牛が好きかも」
カロル
「汐もなんだ」
美紅
「にしてもハンバーガーねぇ、美味しいわよね」
カロル
「うん、美味しいよね」
秋月
「そうですね、牛肉は美味しいです」
カロル
「秋月は牛肉が好きだよね」

「だよね、高級品とか」
カロル
「あはは」
美紅
「でもそういう思考って昔の人じゃない」
カロル
「だよねぇ」
秋月
「牛肉なんて高級品ですよ」
カロル
「…」

「あはは」
カロル
「でもやっぱり牛肉は美味しいね」
美紅
「カロルも男の子ねぇ」
カロル
「まあね」
秋月
「牛肉…ごくっ」
カロル
「あはは」

「んー」
カロル
「はぁ」
美紅
「ハンバーガー、食べに行こうかしら」
カロル
「ふぅ」
秋月
「…」
カロル
「さっさと食べて仕事しよ」

その頃

スレイ
「ふぅ」
花音
「あっ、フルーツサンドなんか食べてます」
スレイ
「ん?ああ」
美亜
「どうしたのそれ」
スレイ
「安売りしてたからついね」
巻雲
「美味しそうですねぇ」
スレイ
「…」
花音
「でもフルーツサンド、あのクリームの味が」
スレイ
「確かに生クリーム美味しいよね」
美亜
「じゅる」
スレイ
「あはは」
巻雲
「ずるいです」
スレイ
「ま、まあ…」
花音
「美味しそうだなぁ」
スレイ
「食べ難い…」
美亜
「美味しそう」
スレイ
「食べ難いんだけど」
巻雲
「…」
スレイ
「はぁ」


こうして挟んで食べるものも様々
卵サンドは至高

竜薬の鱗

本日の依頼はですね


カロル
「今日の依頼って何」
茉子
「竜薬の鱗の採取だそうですよ」
芹香
「竜薬の鱗?」
ミセ
「あ、そういえば前に竜の薬を持って来てって言われてた」
カロル
「そんなのあったね、あれとっくに解決したんだと思ってたよ」
茉子
「そんな事があったんですね」
芹香
「それで竜薬の鱗ですか」
ミセ
「すっかり忘れてたし解決したと思ってた」
カロル
「待たせちゃったなぁ」
茉子
「でも材料については調べていたんですよね」
芹香
「それがやっと判明しただけでは」
ミセ
「かもしれない、以前伝えてから調べてた筈」
カロル
「竜薬の鱗かぁ、普通の竜素材じゃ駄目なのかな」
茉子
「どうなんですかね」
芹香
「うーん」
ミセ
「確か竜の血晶とかはあったらしいけど」
カロル
「竜薬の鱗は最近分かったのか」
茉子
「でしょうね」
芹香
「それで今になって採取に行けと」
ミセ
「だと思う」
カロル
「まあなんとでもなるよね、多分」
茉子
「竜薬の鱗というのが気になる所ですけどね」
芹香
「やっぱり竜の巣とかに行くんですよね」
ミセ
「だと思うけど」
カロル
「なんか怖い」
茉子
「まあ今更では」
芹香
「ですよねぇ」
ミセ
「慣れって怖いね」
カロル
「あはは」
茉子
「カロルさんは鶏肉ですねぇ」
芹香
「チキンですね」
ミセ
「モモ肉?胸肉?」
カロル
「違う、そうじゃない」
茉子
「うふふ」
芹香
「全く」
ミセ
「ふふ」
カロル
「…」
茉子
「それはそれです」
芹香
「都合の良い…」
ミセ
「それもらしさ」
カロル
「勘弁して」
茉子
「うふふ」
芹香
「やれやれですね」
ミセ
「誰のせいかな」
カロル
「はぁ」
茉子
「ふふ」
芹香
「全くもう」
ミセ
「…」
カロル
「まあ良いか」
茉子
「そういう事です」
芹香
「良いんですね」
ミセ
「ふふ」
カロル
「行こうか」
茉子
「はい」
芹香
「ええ」
ミセ
「うん」



カロル
「それで今日は何処へ行くの」
茉子
「竜の巣ですね」
芹香
「やっぱりなんですね」
ミセ
「そうだと思った」
カロル
「竜の巣かぁ」
茉子
「やれやれですか」
芹香
「はぁ」
ミセ
「やれやれかな」
カロル
「…なんか茉子とミセって似てるよね」
茉子
「そうですか?」
芹香
「そんな気がします」
ミセ
「なんか不服」
カロル
「サラッと失礼」
茉子
「ですよねぇ」
芹香
「誰のせいですかね」
ミセ
「さあ?」
カロル
「行こうか」
茉子
「ですね」
芹香
「ええ」
ミセ
「うん」



カロル
「此処が竜の巣だね」
茉子
「青い鱗がそれですよ」
芹香
「分かったわ」
ミセ
「行こう」



カロル
「此れかな」
茉子
「幾つか落ちてると思うのでもう少し集めますよ」
芹香
「はい」
ミセ
「うん」



カロル
「もう少しかな」
茉子
「ですね、サクッと終わらせてしまいますか」
芹香
「行きますよ」
ミセ
「だね」



カロル
「こんなものかな」
茉子
「ですね、では依頼達成です」
芹香
「帰りますか」
ミセ
「何か来る」
魔物
「うふふ」
カロル
「魔物か」
魔物
「覚悟は良い」
茉子
「やるしかなさそうですね」
芹香
「負けませんよ」
ミセ
「行くよ!」
魔物
「来なさい!」



芹香
「行きますよ!」
芹香
「薔薇よ散れ、灼火のように!ヴェルファイアローズ!!」
魔物
「くっ!?」
芹香
「アクセル解放!ヒートハート!」
芹香
「舞刺剣!!」
芹香
「氷よ、我が剣に宿れ!凍り付け!氷凰!翔翼閃!!燃えろおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
茉子
「行きますよ!」
茉子
「甘いですよ!私の力を見せてあげます!はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!縛風!滅塵殺!!」
魔物
「くっ!?」
茉子
「アクセル解放!アサルトウィンド!」
茉子
「影斬!!」
茉子
「此れで終わりですよ!忍法!滅震爆風!!大きいの行きますよ!」
ミセ
「行くよ!」
ミセ
「来て!ヴァンパイアドール!!鮮血の力、放て!」
魔物
「くっ!?」
ミセ
「アクセル解放!ゴーストフェイズ!」
ミセ
「ホーンドール!!」
ミセ
「行くよ!来て!ヴァルキリードール!!浄化の力、放て!」
魔物
「悔しい…わね…」



カロル
「それじゃ依頼達成だね」
茉子
「帰りますよ」
芹香
「ええ」
ミセ
「うん」


こうして依頼達成
忘れてなんかいないからね!

凍った村の聖女

本日も平和なようで


レイヴン
「ふぅ」
山風
「最近はジメジメするね」
レイヴン
「梅雨だからねぇ」
早苗
「私は癖っ毛だからジメジメすると辛いのよね」
レイヴン
「確かに早苗ちゃんの髪の毛ツンツンしてるよな」
ジーネ
「はぁ、その気持ちは分かるわよ」
レイヴン
「ジーネちゃんも結構な」
山風
「爆発しちゃうよ」
レイヴン
「まあそれはな」
早苗
「梅雨は嫌だわ」
レイヴン
「でも紫陽花とかが綺麗な季節でもあるわよね」
ジーネ
「レイヴンが花とか」
レイヴン
「うっさいわ」
山風
「でも蝸牛とか可愛いよね」
レイヴン
「山風ちゃんは意外とそういうの好きよね」
早苗
「精神的に幼いからかしら」
レイヴン
「まあ確かに山風ちゃんは子供っぽいとこはあるな」
ジーネ
「実際子供でしょ」
レイヴン
「ジーネちゃんが言うかね」
山風
「でもジーネは何処か大人っぽい」
レイヴン
「そうねぇ、達観してるっていうか」
早苗
「実は大人とか」
レイヴン
「どうなんかね」
ジーネ
「…まあ何かとあるのよ」
レイヴン
「そういやジーネちゃん錬金術出来るよな」
山風
「うん、実は錬金術士とか」
レイヴン
「そうなんかね」
早苗
「どうなのかしら」
レイヴン
「謎は多いわよね」
ジーネ
「まあ錬金術は昔覚えたのよ」
レイヴン
「昔?」
山風
「実はお婆ちゃんなのかな」
レイヴン
「それは失礼なんじゃ」
早苗
「でも何処か婆臭いわよね」
レイヴン
「おい」
ジーネ
「はぁ、悪かったわね」
レイヴン
「否定はしないのな」
山風
「…」
レイヴン
「まあ山風ちゃんもあれなんか」
早苗
「そうね、でも見た目の割にお歳な人も多いし」
レイヴン
「そうねぇ」
ジーネ
「…」
レイヴン
「まあ良いか」
山風
「良いんだ」
レイヴン
「まあね」
早苗
「レイヴンって意外と深入りしないわよね」
レイヴン
「そりゃ傷を抉る趣味はないしな」
ジーネ
「傷という訳でもないのだけどね」
レイヴン
「まあそれはな」
山風
「…」
レイヴン
「ま、俺もそんな鬼じゃないしな」
早苗
「意外と優しいのね」
レイヴン
「うっさいわ」
ジーネ
「やれやれね」
レイヴン
「はぁ、仕事だ」

その頃

クレス
「少し良い」
クリトリスル
「ん?何かな」
ディーア
「斯く斯く然々でな」
クリトリスル
「つまりその凍った村の氷の中に居た女の人をどうにか出来ないかと」
エスト
「はい」
クリトリスル
「見てみないとなんとも言えないかなぁ、案内してくれる」
クレス
「分かった」
ディーア
「なら行くぞ」
エスト
「ですね」
クリトリスル
「うん」



クレス
「此れなんだけど」
クリトリスル
「…多分なんとか出来るかな」
ディーア
「マジ?なら頼む」
クリトリスル
「うん、下がってて」
エスト
「はい」
クリトリスル
「聖なる炎よ、その身を包む冷気を払い給え!」
クレス
「氷が…」
ディーア
「解けて行く…」
エスト
「っと、大丈夫ですか」
女性
「う、此処は…あれ?私…」
クリトリスル
「意識はあるね、名前を聞いても良い」
フィータ
「フィータよ」
クレス
「えっと、何があったの」
フィータ
「大きな氷の魔物に…でも去って行ったのね」
ディーア
「それであんたも氷漬けか、それでどうすんの」
フィータ
「一緒に行って良い、村もこんなだし」
エスト
「分かりました、では宜しく頼みますね」
フィータ
「うん」
クリトリスル
「それじゃ帰ろうか」
フィータ
「うん」



クレス
「それじゃディーアに頼んで良いかな」
ディーア
「はいよ、行くぞ」
フィータ
「はい」
エスト
「それでは」
クリトリスル
「それじゃね」



ディーア
「入るぞ」
フィータ
「失礼します」
レイヴン
「おう、そちらの人はどちら様」
フィータ
「フィータよ、斯く斯く然々で」
レイヴン
「成る程、なら歓迎するぜ、宜しくな」
フィータ
「ええ」
レイヴン
「そんじゃディーア君、案内してやんな」
ディーア
「はいはい、行くぞ」
フィータ
「はーい」
レイヴン
「綺麗だな」
山風
「提督?」
早苗
「やれやれね」
ジーネ
「全く」

その頃

ディーア
「…」
フィータ
「…」
アニー
「あ、新しい人ですか」
ルシル
「みたいですね」
フィータ
「フィータよ、宜しくね」
アニー
「あ、はい」
ルシル
「宜しくお願いします」
フィータ
「可愛いわね」
アニー
「…」
ルシル
「はうっ!?」
フィータ
「うふふ」
アニー
「ルシルさんすっかり人気ですね」
ルシル
「ひゃうっ!?」
フィータ
「むぎゅ~」
アニー
「あらら」
ルシル
「うぷっ」
フィータ
「えいえい」
アニー
「…」
ルシル
「はぅ~」
フィータ
「うふふ、仲良くしましょうね」
アニー
「ええ」
ルシル
「はい」
ディーア
「そんじゃ行くぞ」
フィータ
「はーい」


こうして氷から助け出されたフィータ
その優しさに震える

意思を持つ武器 麗光の聖杖

とある情報を得た為情報の場所へとやって来ていた


リフィル
「この辺りかしら、情報の場所は」
友梨亜
「みたいですね、なんでも綺麗な光が見えたとか」
紗月
「綺麗な光?」
ミーチェ
「なんですかそれ」
リフィル
「さあ?」
友梨亜
「綺麗な光ですか」
紗月
「何かしらねそれ」
ミーチェ
「うーん」
リフィル
「綺麗な光ね」
友梨亜
「なんなんですかね、それ」
紗月
「私に訊かれても」
ミーチェ
「ですよねぇ」
リフィル
「それでどうするの」
友梨亜
「調べてみます?」
紗月
「そうしましょうか」
ミーチェ
「決まりですね、行きますよ」



リフィル
「なにもないわね」
友梨亜
「あるのは草木ばかりですね」
紗月
「森の中だものね」
ミーチェ
「嘘だと通報するのは親告罪ですし」
リフィル
「そうね、それでどうするの」
友梨亜
「調査は続行でいいですよ」
紗月
「とはいえ何を調べるの」
ミーチェ
「そうですねぇ」
リフィル
「なにかあるのかしら」
友梨亜
「何かですか」
紗月
「そんな何かあるのかしら」
ミーチェ
「うーん」
リフィル
「あるのかしら」
友梨亜
「どうなんですかね」
紗月
「そうねぇ」
ミーチェ
「うーん」
リフィル
「なにかあるのかしら」
友梨亜
「何かですか」
紗月
「情報とか」
ミーチェ
「情報ですか」
リフィル
「あると良いわね」
友梨亜
「それかヒントとか」
紗月
「そんなのあるのかしら」
ミーチェ
「あるんじゃないですか」
リフィル
「落ちてないかしら」
友梨亜
「落ちてると良いですね」
紗月
「落ちてるものなのかしら」
ミーチェ
「落ちてたら助かりますけど」
リフィル
「あら?何か光っているわね」
友梨亜
「転送の魔法陣ですね」
紗月
「なんでそんなのが」
ミーチェ
「さあ?」
リフィル
「なら入ってみましょうか、先に行くわよ」
友梨亜
「あ、待って下さい」
紗月
「どうする?」
ミーチェ
「迷っても仕方ないですよ」
紗月
「そうね、行くわよ」
ミーチェ
「ええ」



リフィル
「此処は…」
友梨亜
「遺跡ですかね、陽の光が眩しいです」
紗月
「何なのかしら此処」
ミーチェ
「さあ…」
リフィル
「何かあるのかしら」
友梨亜
「何かですか」
紗月
「あら?マナを感じないわね、此処は隔離された世界みたいよ」
ミーチェ
「本当ですね、何なんでしょう」

ようこそ、麗光に照らされる乙女よ

リフィル
「声がするわね、どちら様かしら」

僕の名は聖杖サンクレティア、麗光の力を秘めた杖だよ

友梨亜
「若しかしてあたしですかね」

うん、君になら僕の麗光の力は相応しい

紗月
「それって麗しい光よね」

そうだよ、麗しい光の力さ

ミーチェ
「言いますね」

さて、それじゃ僕は奥で待っているよ。力を求めるなら来ると良い

リフィル
「だそうよ」
友梨亜
「行きますよ、麗光の力を受け取りに」
紗月
「決まりね」
ミーチェ
「行きましょう」



リフィル
「そういえば友梨亜って魔法が使えるのよね」
友梨亜
「使えますけど」
紗月
「あれってこの世界の一般的な魔法とは違うのよね」
友梨亜
「まあ一応は」
ミーチェ
「そういう魔法ってやっぱり異世界の人だからなんですか」
友梨亜
「だと思いますよ」
リフィル
「興味深いものね」
友梨亜
「余り深く教えるつもりはないんですけどね」
紗月
「そうね、そんな教えるものじゃないわ」
友梨亜
「そういう事にしといて下さい」
ミーチェ
「むぅ」
友梨亜
「うふふ」
リフィル
「友梨亜もはぐらかすわね」
友梨亜
「そんな教えても仕方ないですしね」
紗月
「友梨亜らしいわね」
友梨亜
「当然です」
ミーチェ
「秘匿の技術ですか」
友梨亜
「ですよ」
リフィル
「興味深くはあるのだけれどね」
友梨亜
「うふふ」
紗月
「困った人ね」
友梨亜
「それで良いんですよ」
ミーチェ
「なんか腑に落ちませんね」
友梨亜
「ふふ」
リフィル
「それじゃ行くわよ」
友梨亜
「はい」
紗月
「ええ」
ミーチェ
「はい」



リフィル
「行き止まりかしら」
友梨亜
「目の前には大岩ですね」
紗月
「壊せって事かしら」
ミーチェ
「でもどうやって」
リフィル
「そうね」
友梨亜
「あたしには無理ですよ」
紗月
「なら私がやるわ、下がってて」
ミーチェ
「ええ」
紗月
「行くわよ」
紗月
「やあっ!!」
リフィル
「見事ね」
友梨亜
「流石です」
紗月
「此れで進めるわね」
ミーチェ
「ですね」
リフィル
「それじゃ行くわよ」
友梨亜
「はい」
紗月
「ええ」
ミーチェ
「はい」



リフィル
「あれね」
友梨亜
「みたいですね、光に包まれた祭壇なので間違いないです」
紗月
「美しいわね」
ミーチェ
「機能美ですね」

ようこそ、麗光に照らされる乙女よ

リフィル
「あなたがサンクレティアね」

うん、僕こそが麗光の杖のサンクレティアだよ

友梨亜
「そして指名はあたしですね」

うん、君になら僕の麗光の力は相応しい

紗月
「麗光、言うものね」

その力は麗しい光だよ

ミーチェ
「言いますね」

さて、それじゃ此方に来て。僕に相応しい筈だよ

友梨亜
「はい」

さて、それじゃ手に取って

友梨亜
「やっ!!」
リフィル
「凄いわね」
紗月
「本物の力ね」
ミーチェ
「ええ、本物の光の力ですよ」
友梨亜
「此れが…自然と手に馴染みますね」

此れからは力になるよ、宜しくね

友梨亜
「ええ、宜しく」

忘れないでね、力とは時に大切なものを壊してしまうと

友梨亜
「ええ、だからあたしはそれを守りたい」

ならそれだけの力を求めるんだ、良いね

友梨亜
「ええ、あたしはその力を求めたい」

求めた先にあるもの、忘れないでね

友梨亜
「ええ」

さて、それじゃ戻りなよ。大切な場所へ

友梨亜
「ええ」
友梨亜
「お待たせしました」
リフィル
「友梨亜の守りたいものね」
紗月
「それだけ強くなりなさいな」
ミーチェ
「きっと強くなれますから」
友梨亜
「ええ、なってみせますよ」
リフィル
「友梨亜の強さは知っているもの」
紗月
「そうね、ふふ」
ミーチェ
「その強さですか」
友梨亜
「はい、ふふ」
リフィル
「さて、では帰るわよ」
紗月
「彼処に転送の魔法陣があるわよ」
ミーチェ
「では帰りますか」
友梨亜
「ええ」
友梨亜
「力は時に大切なものを壊してしまう、ですか。尤もですね」
友梨亜
「それでもあたしには守りたいものがある」
友梨亜
「だからあたしは強くなりたいんですよね」
友梨亜
「だけどそれでも強くなるって決めたんです」
友梨亜
「大切な友達を守れる力、それがあたしの求めるもの」
友梨亜
「それを求めるからこそ力を知る」
友梨亜
「力を理解しないと始まりませんからね」
友梨亜
「さて、戻りますか」


こうして友梨亜は麗光の力を手にした
守りたいものがある
それは大切な友であり仲間達
強くなるという事はとても難しい
肉体的だけでなく精神的な強さも求められる
本当の強さとはそういう事なのだ
だからこそもっと強くなりたいと願う
大切なものを守る為の強さを求めるのだ
友梨亜の求める強さとはそういうものだ
親友を守りたいと願うからこそ強さを願う
簡単には行かないからこその強さなのだから
自分の大切なものを守れるように
麗光の乙女紅藤友梨亜は進む、大切な人と歩む未来へと
次の武器をご期待下さい

更に!そらおかける!大航空ラジオ 第94回

本日はラジオです


ロイド
「そういや今日か、聴いてみるかな」



えあ
「この辺りだよね」
すかい
「ええ、花園の花ってやつ」
ふりっく
「なんか甘美な響きでやんす」

「だよねぇ」
えあ
「…」
すかい
「は?」
ふりっく
「おにゃのこピース!」
まるさ
「私は妖精のまるさ、此処に住んでるの」
えあ
「まるさ…」
まるさ
「それよりお花が欲しいんでしょ、案内するよ」
すかい
「ならお願い」
まるさ
「そんじゃレッツゴー!」
ふりっく
「レッツゴーでやんす!」



三人
「更に!そらおかける!大航空ラジオ!」
オペラ
「さて、始まりましたさらそらじお」
ステラ
「晒すぜぇ~超晒すぜぇ~」
ニック
「だから何をだ」
オペラ
「それはそうと本日はゲストだいぇい」
ステラ
「ではお呼びしましょう」
ニック
「東条緋弓だぜ、カモン!」
緋弓
「どうも、緋弓よ」
オペラ
「本日はこの四人でお届けしますぞ」
ステラ
「それにしても暑くなりましたねぇ」
ニック
「序でに雨季だしな、今」
緋弓
「ジメジメして嫌ね」
オペラ
「全くです、服が張り付きやがる」
ステラ
「冷却機能も稼働してますしね」
ニック
「此処近年暑くなりすぎだろ、今年はスーパー猛暑とか言われてんのに」
緋弓
「冷夏になると言われて当たった試しがないわね」
オペラ
「取り敢えず通の便りを読みますか」
ステラ
「ラジオネーム『スーパー野菜人』さんからの投稿です」
ステラ
「初めまして、スーパー野菜人です、今年も暑くなって来ましたね」
ステラ
「此処近年の暑さは異常ですよ、温暖化なんでしょうか」
ニック
「どうなんだろうなぁ」
緋弓
「でも冷夏になると言われて当たった試しはないわよ」
オペラ
「マジでそれな」
ステラ
「寧ろ近年は暑すぎるので本当に冷夏来いよと」
ニック
「マジでそれな」
緋弓
「やっぱり松岡修造のせいにしましょう」
オペラ
「彼が国外に出た途端冷えたという実話が云々」
ステラ
「太陽神というのも満更でもないような」
ニック
「天照大御神の生まれ変わりかな」
緋弓
「以前の冬季五輪の時の奇跡は今でも思い出せるわよ」
オペラ
「あれな、本当になんだあれ」
ステラ
「恐るべし」
ニック
「マジで太陽神か」
緋弓
「それよりコーナー行くわよ」
オペラ
「サムライ殺すべし!爆発四散!サムライネーム!」
ステラ
「このコーナーは投稿された名前を判定します」
ニック
「サムライに判定されたら爆発四散な」
緋弓
「慈悲はないわ」
オペラ
「では本日の名前は此方」
ステラ
「ラジオネーム『海老スピリッツ』さんからの投稿です」
ステラ
「初めまして、海老スピリッツです」
ステラ
「本日の名前はシュリンプソウルです、名前から取ってみました、宜しくお願いします」
ニック
「良し、行くぞ」
緋弓
「それじゃ」
オペラ
「ていっ」
ステラ
「3ですね」
ニック
「シュリンプソウルよ、お前は我らに仇なすサムライではない、ヨコハマにでも亡命して静かに暮らすんだな」
緋弓
「ヨコハマは良いわよ」
オペラ
「では投稿待ってますね」
ステラ
「バッチコーイ」
ニック
「だぜ」
緋弓
「一旦コマーシャルよ」



ロイド
「シュリンプソウル…」

コマーシャル明けました

オペラ
「燃えてるんだ廊下」
ステラ
「本能寺ストーブ」
ニック
「あれな」
緋弓
「発想の勝利ね」
オペラ
「あーちーちー」
ステラ
「あーちー」
ニック
「燃えてるんだ廊下」
緋弓
「コーナー行くわよ」
オペラ
「面倒なんで誰かに押し付け…ふぐっ!」
ステラ
「このコーナーは投稿者のお悩みにポンコツに答えます」
ニック
「過度な期待はするなよ」
緋弓
「期待はしないでね」
オペラ
「では本日のお悩みは此方」
ステラ
「ラジオネーム『やきう神』さんからの投稿です」
ステラ
「初めまして、やきう神です、最近少し肩が凝るのですが何か良い解消法ありますか」
ニック
「やっぱ基本はマッサージだよな」
緋弓
「そうね、整体院とか行くと吃驚する程軽くなるわよ」
オペラ
「実際私も少し体があれになって整体院行ったらビビりましたもん」
ステラ
「専門の人にやって貰うって凄い効きますよね」
ニック
「それな、整体院で体揉んで貰うとマジでヤバイ」
緋弓
「プロの整体師とか凄いわよ」
オペラ
「そんな訳でマッサージ推奨」
ステラ
「体が軽くなりますよ」
ニック
「そんじゃ投稿待ってるぜ」
緋弓
「一旦コマーシャルよ」



ロイド
「マッサージな」

コマーシャル明けました

オペラ
「あーちーちー」
ステラ
「あーちー」
ニック
「燃えてるんだ廊下」
緋弓
「ふふ」
オペラ
「もう夏ですね」
ステラ
「春と秋は何処へ」
ニック
「言うな」
緋弓
「コーナー行くわよ」
オペラ
「何でもネタに!日常575!」
ステラ
「このコーナーは投稿者の日常をネタにします」
ニック
「なんでも良いぜ」
緋弓
「あなたの日常を今」
オペラ
「では本日のネタは此方」
ステラ
「ラジオネーム『ミサイムラン』さんからの投稿です」
ステラ
「初めまして、ミサイムランです、今回の投稿は先日野球観戦に行った時のものです、宜しくお願いします」
ニック
「そんじゃ」
緋弓
「詠むわよ」
オペラ
「ホームラン、場外まで、飛ばすんか」
ステラ
「コボスタ行きましたね」
ニック
「ペゲーロな、あいつのホームランはミサイルだろ」
緋弓
「野球には詳しくないけど、パワーって凄いわよね」
オペラ
「ペゲーロのホームラン直撃したら失明以前に死ぬ」
ステラ
「日ハムでしたっけ?失明騒動」
ニック
「ファールでそれなのにあんなん直撃したら即死だろ」
緋弓
「当たると死ぬから場外まで飛ばしてる説」
オペラ
「それはそれで凄い」
ステラ
「楽天さん今年やばい」
ニック
「勝っても勝っても…なんでそんな近くにいるんだ、鷹ァ!!」
緋弓
「最早デスゲーム」
オペラ
「では投稿待ってますね」
ステラ
「バッチコーイ」
ニック
「そんじゃこのあとは」
緋弓
「振り返りよ」



ロイド
「野球な」



オペラ
「今回も満足でしたね」
ステラ
「緋弓さんはどうでした」
ニック
「楽しんでくれたか」
緋弓
「ええ、悪くなかったわ、機会があったら又呼んでね」
オペラ
「では次回は三人ですか」
ステラ
「そうなりますね」
ニック
「そんじゃ次回も飛ばそうぜ」
緋弓
「此れからも宜しく」
オペラ
「ではこのあとは」
ステラ
「ドラマ後編です」
ニック
「もう少し付き合ってくれよな」
緋弓
「ではどうぞ」



えあ
「此処か」
まるさ
「うん、お花は持って行って良いよ」
すかい
「なら頂くわね」
ふりっく
「でやんす」

「オーッホッホッホ!!」
えあ
「あっ」
レン
「お久し振りですわ」
すかい
「そっちもね」
メラ
「妖精さん、探しものがあるので案内頼めますか」
まるさ
「うん、良いよ」
ふりっく
「大変でやんすな」
まるさ
「じゃあ行くね、ばいばーい」
レン
「それでは」
メラ
「ご機嫌よう」
えあ
「引き上げようか」
すかい
「そうね」
ふりっく
「でやんす」



ロイド
「まるさって」


放送終了です

祈祷の石

本日の依頼はですね


クラース
「今日の依頼はなんだ」
ルーナ
「祈祷の石の採取ですって」
イライザ
「祈祷の石?」
親潮
「なんですかそれ」
クラース
「分からん、名前からして儀式にでも使うのか」
ルーナ
「祈祷だしね」
イライザ
「祈祷…仁本などでの儀式ですわね」
親潮
「そうですよ」
クラース
「そういうものにも興味はあるんだがな」
ルーナ
「呪術の一種でしょ」
イライザ
「そうなんですの?」
親潮
「そうとも言われますね」
クラース
「相手を呪ったりな」
ルーナ
「物騒ねぇ」
イライザ
「まあ魔術なんてそんなものではなくて」
親潮
「うーん」
クラース
「まあ似たものという事だろう」
ルーナ
「そういう事でいいんじゃない」
イライザ
「むぅ」
親潮
「でもイライザさんも魔女ですよね」
クラース
「魔法使いではあるよな」
ルーナ
「そうね、実際どうなの」
イライザ
「まあそんな所だ」
親潮
「成る程」
クラース
「興味深いものだな」
ルーナ
「ええ、魔法とかの類はね」
イライザ
「うふふ」
親潮
「興味深いです」
クラース
「私の召喚術も興味を持たれているしな」
ルーナ
「クラースって努力でそれを会得するんだから大したものよね」
イライザ
「ですわね、魔術研究の先にある召喚術ですか」
親潮
「クラースさんは凄いです」
クラース
「まあそもそもにあるのは学会の連中をギャフンと言わせてやりたいっていう動機だがな」
ルーナ
「クラースって本当に性根が悪いわよね」
イライザ
「でも本当にギャフンと言わせたのは大したものですわ」
親潮
「ですよね」
クラース
「動機なんてそれで良いんだ、やる気やモチベーションに繋がる事が大切だ」
ルーナ
「その結果が召喚術の会得なんだからね」
イライザ
「大したものですわよ」
親潮
「本当に」
クラース
「ふっ」
ルーナ
「恐ろしい人だわ」
イライザ
「ですわ」
親潮
「ええ」
クラース
「やる気があるというのは大切だぞ」
ルーナ
「まあそうなんだけど」
イライザ
「その動機が」
親潮
「ですよね」
クラース
「ふふ」
ルーナ
「クラースらしいわ」
イライザ
「ええ」
親潮
「とても」
クラース
「それじゃ行くぞ」
ルーナ
「ええ」
イライザ
「ええ」
親潮
「はい」



クラース
「それで今日は何処へ行くんだ」
ルーナ
「魔鉱石の鉱山だって」
イライザ
「魔鉱石ですか」
親潮
「祈祷の石ならそういうのですよね」
クラース
「そうだな、そうなる」
ルーナ
「祈祷の石ねぇ」
イライザ
「私としては和の呪術も興味がありますわ」
親潮
「イライザさんは魔法使いですしね」
クラース
「そうだな、そういうのは好きなんだろう」
ルーナ
「魔法使いらしいわね」
イライザ
「うふふ」
親潮
「やれやれですね」
クラース
「ふふっ」
ルーナ
「イライザは意外と楽しい人よね」
イライザ
「あら」
親潮
「でもそれも好きですよ」
クラース
「さて、行くか」
ルーナ
「ええ」
イライザ
「はい」
親潮
「ええ」



クラース
「此処が魔鉱石の鉱山か」
ルーナ
「黄色い石がそれよ」
イライザ
「分かりましたわ」
親潮
「行きましょう」



クラース
「こいつか」
ルーナ
「みたいね、もっと集めて」
イライザ
「了解ですわ」
親潮
「はい」



クラース
「もう少しか」
ルーナ
「ええ」
イライザ
「ならさっさと終わらせますわよ」
親潮
「了解です」



クラース
「こんなものか」
ルーナ
「それじゃ依頼達成よ」
イライザ
「帰りますわよ」
親潮
「何か来ます」
魔物
「うふふ」
クラース
「魔物か」
魔物
「覚悟は良い」
ルーナ
「負けないわよ」
イライザ
「では」
親潮
「参ります!」
魔物
「来なさい!」



イライザ
「行きますわ!」
イライザ
「天に舞いし妖精達よ!清浄なる調べを奏でよ!スプライトサークル!!」
イライザ
「そして我らには妖精の加護を、仇なす者には断罪を与えよ!」
魔物
「くっ!?」
イライザ
「アクセル解放!ウィッチブースター!」
イライザ
「ライトシュート!!」
イライザ
「身の程を知るのですわね!真の力というものを教えてあげますわ!ラスト・オブ・エヴァー!!」
ルーナ
「行くわよ!」
ルーナ
「それじゃ済まないわよ!剣よ唸れ!太陽割斬撃!!」
魔物
「くっ!?」
ルーナ
「アクセル解放!パラメータライズ!」
ルーナ
「炎震撃!!」
ルーナ
「炎よ、我が剣に宿れ!焼き尽くすわ!今!楽にしてあげる!炎龍!滅紅焦!燃えろおぉぉぉぉっ!!」
親潮
「行きます!」
親潮
「斬り刻め!決めます!吉野刃影斬!!」
魔物
「くっ!?」
親潮
「アクセル解放!ブルーダウン!」
親潮
「円裂斬!!」
親潮
「行きます!全力を込めて…参ります!我が全てを、叩き込む!築波舞帝閃!!」
魔物
「悔しい…わね…」



クラース
「では依頼達成だな」
ルーナ
「帰るわよ」
イライザ
「ええ」
親潮
「はい」


こうして依頼達成
その意志は魔力が篭っているらしい

ロールケーキが好き

本日も平和なようで


レイヴン
「おや、初月ちゃん、ロールケーキなんか食ってんのか」
初月
「ん?ああ、安売りしてたからついな」
レイヴン
「にしてもロールケーキか、甘いの苦手だからな、俺は」

「レイヴンも難儀だよな」
レイヴン
「うっさいわ」
なつき
「レイヴンは甘いものが苦手なの?」
レイヴン
「せやで」
初月
「美味しいのにな」
レイヴン
「まあ苦手な人も居るやん」

「そうなんですけどね」
レイヴン
「でもロールケーキねぇ、今日はロールケーキの日らしいぜ」
なつき
「そういう日もあるのね」
レイヴン
「せやね」
初月
「でもロールケーキはそこそこ安く買えるから助かる」
レイヴン
「そうね、ロールケーキって安売りとかもやるし」

「安いものとかは安売りとかもするよな」
レイヴン
「そうね、まあお高いものもある訳で」
なつき
「ええ、お高いロールケーキは美味しいわよ」
レイヴン
「そうねぇ、初月ちゃんのはフルーツロールケーキか」
初月
「ああ、美味しいぞ」
レイヴン
「俺は無理だわ」

「甘いものが苦手というのも難儀だな」
レイヴン
「まあ何かとねぇ」
なつき
「砂糖が苦手なのかしら?」
レイヴン
「だと思うわ」
初月
「砂糖が苦手というのも大変だな」
レイヴン
「本当にそれな」

「砂糖が苦手か」
レイヴン
「俺も何かとあるのよ」
なつき
「甘いものが苦手なのも苦労してるのね」
レイヴン
「まあな」
初月
「まあそれでも良いさ、僕は甘いものは好きだからな」
レイヴン
「せやね」

「甘いものは糖分だからな」
レイヴン
「学者とかは甘いもん欲しがるしね」
なつき
「頭脳派の人達は糖分大好きよね」
レイヴン
「だね、頭脳派の人達も大変だわ」
初月
「甘いものが必要なのは何時でも変わらんな」
レイヴン
「それな」

「まあロールケーキは美味いけどな」
レイヴン
「苺ちゃんも好きなんかね」
なつき
「一応女性だもの」
レイヴン
「まあそうか」
初月
「ふぅ」
レイヴン
「初月ちゃんも美味しそうに食うねぇ」

「見てて幸せになるな」
レイヴン
「だな」
なつき
「ふふ」
レイヴン
「さて、仕事だ」




「ふぅ」
アルヴィン
「お、ロールケーキなんか食ってやがる」

「食べる?未だあるよ」
山風
「なら貰う」

「うん、どうぞ」
六花
「美味しいですね」

「だよね、安売りしてたからつい買っちゃった」
アルヴィン
「ん、美味いな」

「安物だけどそこそこ美味しいよね」
山風
「うん、美味しい」

「ふふっ、山風は美味しそうに食べるね」
六花
「でもロールケーキも良いものですね」

「今日はロールケーキの日だからね」
アルヴィン
「そういうの好きだな」

「ま、まあまあ」
山風
「はむ」

「ふふっ、幸せそう」
六花
「ですね、うふふ」

「ロールケーキは意外と奥深いからね」
アルヴィン
「ふーん」

「ふふ」
山風
「美味しい」

「ふぅ」
六花
「美味しいです」

「だね、うふふっ」

その頃

レゾナ
「うん、良い感じに焼けました」
ルーク
「お、ロールケーキか」
レゾナ
「ええ、少し焼いてみたのよ」
ライコネン
「美味しそうですね」
レゾナ
「食べる?」
美亜
「なら頂くわ」
レゾナ
「ふふっ、今切ってあげますね」
ルーク
「おっしゃ」
レゾナ
「ふんふーん」
ライコネン
「良い匂いですねぇ」
レゾナ
「私特製だもの」
美亜
「じゅる」
レゾナ
「はい、どうぞ」
ルーク
「頂きます」
レゾナ
「どう?」
ライコネン
「美味しいです」
レゾナ
「良かった」
美亜
「流石はレゾナね」
レゾナ
「うふふ」
ルーク
「んめ」
レゾナ
「ルークも豪快に食べるわね」
ライコネン
「ケーキも良いですがロールケーキも良いですね」
レゾナ
「あら、ライコネンも言うのね」
美亜
「ふふ」
レゾナ
「美味しそうね」
ルーク
「にしてもレゾナは料理上手で羨ましいぜ」
レゾナ
「ルークも前衛的だけど料理はそこそこ出来るわよね」
ライコネン
「ですよねぇ、ルークさんは意外と料理は出来ますし」
レゾナ
「はい、ルークの料理は意外と美味しいです」
美亜
「でも前衛的なんだよね」
レゾナ
「はい、前衛的です」
ルーク
「悪かったな」
レゾナ
「うふふっ」
ライコネン
「興味深いですね」
レゾナ
「美味しいのよね、意外と」
美亜
「ふーん」
レゾナ
「うふふっ」

その頃

キール
「ふぅ」
千夏
「あ、ロールケーキなんて食べてますよ」
キール
「やらんぞ」
シャノン
「あはは」
キール
「甘いものは最高だな」

「キールって自分でケーキ焼いてるんだよね」
キール
「そうだぞ、こいつも僕が自分で焼いた」
千夏
「本当に甘党ですねぇ」
キール
「買うと高いからな」
シャノン
「あはは」
キール
「だから自分で作ってる」

「そっちの方が楽っていう結論が凄いよ」
キール
「金が掛かるんだよ、ケーキっていうのは」
千夏
「まあ確かにお高いですよねぇ、ケーキ」
キール
「だから自分で作るんだろ」
シャノン
「なんでそうなったんだろ」
キール
「ふぅ、甘いものは癒やされるな」

「キールのケーキは侮れないしなぁ」
キール
「ふぅ、やっぱり甘いものは良い」


こうしてロールケーキを食べる
甘いものは癒やされる

炎蛇の抜け殻

本日の依頼はですね


スタン
「今日の依頼ってなんだ」
たま
「えっと、炎蛇の抜け殻の採取だね」
若菜
「炎蛇の抜け殻?」
川内
「そんなのがあるんだ」
スタン
「炎蛇の抜け殻なぁ」
たま
「白蛇の抜け殻は金運のお守りとか言うよね」
若菜
「あー、そんなのありましたね」
川内
「でも今回は炎蛇の抜け殻でしょ」
スタン
「そうだな」
たま
「なんでも魔法アイテムみたいだよ」
若菜
「ふーん」
川内
「魔法アイテムねぇ」
スタン
「どんな効果なんだ」
たま
「力モリモリ」
若菜
「力モリモリって」
川内
「筋肉モリモリのマッチョマンとか」
スタン
「はは」
たま
「筋肉は必要だけどマッチョは嫌だなぁ」
若菜
「女の子ですしね」
川内
「だよねぇ、まあ私はそうでもないけど」
スタン
「だよな」
たま
「でもスタンって意外と細いよね」
若菜
「確かに」
川内
「それなのに意外と力があるから侮れないというか」
スタン
「まあ力仕事とかは良くやってたからな」
たま
「田舎暮らしの賜物かな」
若菜
「でしょうね」
川内
「侮りがたし」
スタン
「はは」
たま
「むぅ~」
若菜
「たまさんって負けず嫌いなんですかね」
川内
「かもしれない」
スタン
「意外と勝負好きなのか」
たま
「そういう訳じゃないけど」
若菜
「ふふ」
川内
「それでこそだよね」
スタン
「だな、ふふ」
たま
「なんか納得行かない」
若菜
「やっぱり負けず嫌いなんですかね」
川内
「かもしれない」
スタン
「たまも可愛いな」
たま
「うにゃん」
若菜
「猫ですね」
川内
「猫だね」
スタン
「猫だな」
たま
「だって猫の亜人だもん」
若菜
「獣の特徴を残した人間ですか」
川内
「世界は広いねぇ」
スタン
「川内が言うか」
たま
「スタンはそれでこそだよね」
若菜
「はい」
川内
「納得」
スタン
「それより行くぞ」
たま
「はーい」
若菜
「はいっ」
川内
「はいよ」



スタン
「それで今日は何処へ行くんだ」
たま
「溶岩洞窟だって」
若菜
「うわ、暑そうですねぇ」
川内
「だよねぇ、メッシュ生地の服着てて良かった」
スタン
「川内って意外とラフな格好好きだよな」
たま
「なの、ボーイッシュって感じ」
若菜
「まあ本人が下ネタとか一切抵抗のない人ですしねぇ」
川内
「にっしっし、私は女の子らしい趣味とか苦手なんだよねぇ」
スタン
「自分で言うのか」
たま
「でも確かにそうだよね」
若菜
「うん、納得」
川内
「変な意味で納得されても」
スタン
「まあ大体は自業自得」
たま
「だよね」
若菜
「言われてますよ」
川内
「うっさいわ」
スタン
「はは、それじゃ行くぞ」
たま
「うん」
若菜
「はいっ」
川内
「はいよ」



スタン
「此処が溶岩洞窟か」
たま
「赤い抜け殻がそれだよ」
若菜
「分かりました」
川内
「それじゃ行くよ」



スタン
「こいつか」
たま
「みたいだね、他にもあるから集めて」
若菜
「はいっ」
川内
「行くよ」



スタン
「意外と落ちてるな」
たま
「だね、この様子ならそんな苦労しないかな」
若菜
「ですね、どんどん集めましょう」
川内
「はいよ」



スタン
「こんなもんか」
たま
「だね、それじゃ依頼達成だよ」
若菜
「では帰りますか」
川内
「何か来るよ」
魔物
「うふふ」
スタン
「魔物か」
魔物
「覚悟は良い」
たま
「やるしかなさそうだね」
若菜
「負けませんよ」
川内
「行くよ!」
魔物
「来なさい!」



若菜
「行きますよ!」
若菜
「斬り刻む!遅いですよ!桜火旋裂襲!!」
若菜
「二度と会う事もありませんね」
魔物
「くっ!?」
若菜
「アクセル解放!ヒートスマート!」
若菜
「連火斬!!」
若菜
「この炎からは逃げられませんよ!今です!あたしは鳥になる!桜火天翔!!」
たま
「行くよ!」
たま
「風の鎖に抗えるかな!燃えよ灼火!忍法!旋火!!」
魔物
「くっ!?」
たま
「アクセル解放!キャットマジック!」
たま
「忍法!焔山!」
たま
「我が栄光の軌跡見切れるかな!あなたの覚悟はそんなもの!忍法!栄星!!」
たま
「こんなものだね」
川内
「行くよ!」
川内
「来い!猛る紅蓮の鳥よ!忍法!火炎大鳳!!焼き尽くせ!」
魔物
「くっ!?」
川内
「アクセル解放!シャドウミラージュ!」
川内
「暗撃!!」
川内
「行くよ!闇から斬り裂く一撃、霞!!」
魔物
「悔しい…わね…」



スタン
「それじゃ依頼達成だな」
たま
「うん、帰るよ」
若菜
「はいっ」
川内
「はいよ」


こうして依頼達成
その蛇の抜け殻は熱い

クランの番組

本日も平和なようで


レイヴン
「ふぅ」
イナルナ
「暇ねぇ」
レイヴン
「今日は珍しく休みなのか」
山風
「みたいだね」
レイヴン
「にしても最近は雨が多いからなのか涼しいな」
早苗
「でもジメジメしてるわね」
レイヴン
「それはあるわね」
イナルナ
「まあ良いんじゃない、生活は困らないし」
レイヴン
「そりゃそうだが」
山風
「そういえばイナルナって動画番組やってるよね」
レイヴン
「それってうちの国の動画サイトのやつかね」
早苗
「そういえばそんなのあったわね」
レイヴン
「ラジオもやってるしな」
イナルナ
「ええ、政治的討論番組ね」
レイヴン
「そんなのやってんのね」
山風
「凄いね」
レイヴン
「でもそういう番組って良いわよね」
早苗
「そうね、イナルナの話って聞いてて飽きないし」
レイヴン
「だそうだぞ」
イナルナ
「ま、まあね」
レイヴン
「イナルナちゃんも人気だねぇ」
山風
「羨ましい」
レイヴン
「山風ちゃんも人気者やん」
早苗
「全くよね」
イナルナ
「でも政治的討論番組はやってて楽しいわよ」
レイヴン
「イナルナちゃんの討論か、一度聞いてみたいわ」
山風
「動画サイトで見れるでしょ」
レイヴン
「まあそうなんだが」
早苗
「にしてもイナルナの討論ね、何話してるのやら」
レイヴン
「でも楽しそうよね」
イナルナ
「そうね、まあ楽しくやってるわよ」
レイヴン
「そりゃ何よりだ」
山風
「でもイナルナは凄いよね」
レイヴン
「だね、仮にも一国のトップだし」
早苗
「其処は流石としか言えないわよね」
レイヴン
「やっぱ切れるんかねぇ」
イナルナ
「まあ切れ者とは言われるわよね」
レイヴン
「やっぱそうなんか」
山風
「切れ者かぁ」
レイヴン
「それでこそイナルナちゃんよね」
早苗
「そうね、それは思うわ」
レイヴン
「にしてもそういう番組やる程度にはうちもやってんのか」
イナルナ
「助かってるわよ」
レイヴン
「楽しそうだね」
山風
「でもそういう番組をやれるって凄いよね」
レイヴン
「だね、まあうちの国だから出来るって事でもあるか」
早苗
「比較的フリーだものね」
レイヴン
「そうそう」
イナルナ
「そういう討論番組専用の動画サイトだしね」
レイヴン
「討論番組な、でもイナルナちゃんの討論は熱そうだ」
山風
「イナルナ自体熱い人だもんね」
レイヴン
「それな」
早苗
「それだけイナルナは真面目って事よ」
レイヴン
「だな」
イナルナ
「ふふ、何かと答えてるわよ」
レイヴン
「政治の話なら強そうだ」
山風
「うん、強そう」
レイヴン
「こんな性格だしな」
早苗
「そうね、ふふ」
レイヴン
「さて、仕事だ」

その頃

千影
「ふぅ」
イネス
「あら、お疲れかしら」
千影
「ん?ああ、少しね」
シャノン
「何かしてたんですか」
千影
「少し番組の収録をね」

「番組?」
千影
「ええ、政治番組ね」
イネス
「そんなのやってるのね」
千影
「ええ、動画だけどね」
シャノン
「成る程」
千影
「それに元々政治学には興味あったからね」

「成る程」
千影
「だからそれで指名されたのよね」
イネス
「ふーん」
千影
「でもこの国はそういうのに縛られなくて良いわ」
シャノン
「千影らしいね」
千影
「本国に居た時はそういうの邪魔された事もあったのよ」

「それは大変でしたね」
千影
「そうなのよね、だからそれが思う存分やれる今が楽しいわよ」
イネス
「千影らしいわね」
千影
「ええ、ふふ」
シャノン
「政治番組かぁ」
千影
「ふふ、こういう話は良いものね」

「政治番組、千影も真面目だよね」
千影
「次のテーマ何にしようかしら」

その頃

ゼロス
「ふぅ」
レヴィ
「なんだ、溜息なんか吐いて」
ゼロス
「少し疲れただけだよ」
グレーテル
「あのゼロスが疲れるなんてね」
ゼロス
「うっせ」
奈月
「だが何かあったのか」
ゼロス
「少し討論番組の収録やっててな」
レヴィ
「討論番組?」
ゼロス
「ああ、政治討論な」
グレーテル
「そんなのやってたのね」
ゼロス
「まあな、貴族様として政治について語ってるぜ」
奈月
「政治についてか、ゼロスにもそんな学があったんだな」
ゼロス
「うっせ、貴族なんだから政治についても勉強しとるわ」
レヴィ
「ははっ、ゼロスらしいな」
ゼロス
「らしいとか言うなや」
グレーテル
「政治ね、私には興味のない世界だわ」
ゼロス
「グレーテルちゃんドライやな」
奈月
「グレーテルらしいとは思うがな」
ゼロス
「まあな」
レヴィ
「それにしてもゼロスが政治討論か」
ゼロス
「なっはっは」
グレーテル
「うふふ」
ゼロス
「はぁ」
奈月
「ふふ」
ゼロス
「ったく」

その頃


「ふむ」
カイル
「どうしたの」

「いや、さっきまで番組の収録をしてた」
ライコネン
「番組ですか?」

「ああ、政治番組ってやつ」
久遠
「そんな事しているのか」

「ああ、毎回違うメンツでやる番組な」
カイル
「そんな番組やってるんだ」

「そうだよ、あたしも弁護士として偶に呼ばれる」
ライコネン
「蓮さんは弁護士なんですね」

「そうだよ、なるの苦労したんだぞ」
久遠
「然し弁護士になったというのは相当努力したのだな」

「まあな」
カイル
「でも政治番組か、面白そう」

「ははっ、なら見てくれよ」
ライコネン
「ではそうします」

「ふぅ」
久遠
「政治番組か」

「ふふ」


こうしてクランは政治番組をやっている
メンツの違うゲストを呼ぶぜ

聖なる井戸

本日の依頼はですね


アルヴィン
「今日の依頼ってなんだ」
カトラ
「聖なる井戸での水汲みですね」
水夏
「聖なる井戸?」
ゼシィ
「そんな井戸があるのか」
アルヴィン
「あるんだろうな」
カトラ
「適当な」
水夏
「あはは」
ゼシィ
「まあ私としては興味はあるけどね」
アルヴィン
「ゼシィって魔法使いだよな」
カトラ
「好奇心は旺盛っぽいですね」
水夏
「だね」
ゼシィ
「ふふ、興味は尽きないものさ」
アルヴィン
「…まあ何かとあるのか」
カトラ
「ですね」
水夏
「でもアルヴィンも綺麗になったよね」
ゼシィ
「昔はガチクズだったらしいね」
アルヴィン
「言うな、まあ生きる為に手段を選んでられなかったんだよな」
カトラ
「生きる為に手段を選んでられなかった、ですか」
水夏
「そういう泥臭いのも人間臭いよね」
ゼシィ
「そうだね、アルヴィンは他の誰よりも人間的な脆さと泥臭さを持っている」
アルヴィン
「人間らしいってか」
カトラ
「ええ、とても」
水夏
「そういう貪欲な所が本当に人間臭さっていうのかな」
ゼシィ
「人は一切れのパンの為に人を殺すんだ、生きるとはそういう事でもある」
アルヴィン
「辛辣だねぇ、まあ正論でもあるけどよ」
カトラ
「一切れのパンの為に人を殺す、それが人間って事ですか」
水夏
「でも分かるかも、数千円の万引きで人生棒に振るとかあるもんね」
ゼシィ
「人は生きる為なら他者など鑑みない、そういうものだ」
アルヴィン
「ゼシィってそういうとこは本当に辛辣だよな」
カトラ
「でも反論出来ないのが悔しいですよ」
水夏
「それが人間、か」
ゼシィ
「そういう事だ、人とは他人を優先するなど決してしない生き物だからな」
アルヴィン
「辛口だねぇ」
カトラ
「人の為に働くなんてあり得ないですか」
水夏
「でも分からなくはない気がするよね」
ゼシィ
「働くのだって自分の生活の為だろう、誰かの為というのは二の次だ」
アルヴィン
「まあ自分が食えなきゃ始まらねぇしな」
カトラ
「それはそうなんですけど」
水夏
「正論なんだよねぇ」
ゼシィ
「自分は食えなくて良いから他人の為に尽くす、そんな物好きは居ないさ」
アルヴィン
「現実的だねぇ」
カトラ
「ゼシィさんってリアリストですよね」
水夏
「うん、凄くリアリズムがある」
ゼシィ
「理想を抱くのは大切だ、だが理想で飯は食えないのさ」
アルヴィン
「まあそうなんだけどね」
カトラ
「それが人間ですか」
水夏
「なんかなぁ」
ゼシィ
「世の中などそんなものだよ」
アルヴィン
「嫌なもんだ」
カトラ
「ゼシィさんも辛口なんですから」
水夏
「本当にね」
ゼシィ
「現実などそんなものさ」
アルヴィン
「行くか」
カトラ
「ですね」
水夏
「うん」
ゼシィ
「うむ」



アルヴィン
「それでその聖なる井戸って何処にあんの」
カトラ
「地下墓地だそうですよ」
水夏
「地下墓地なんだね」
ゼシィ
「要するに地下水って事かな」
アルヴィン
「どうなん?」
カトラ
「なんか特殊な水らしいですよ」
水夏
「ふーん」
ゼシィ
「興味深いね」
アルヴィン
「特殊な水か」
カトラ
「そういうのもあるみたいですね」
水夏
「成る程」
ゼシィ
「カトラ君はそれを売って儲けようとか思ってないよね」
アルヴィン
「思ってるだろ」
カトラ
「オモッテマセンヨ」
水夏
「思ってるね」
ゼシィ
「思っているね」
アルヴィン
「…まあ商魂逞しいって事で」
カトラ
「そういう事です」
水夏
「ふふ」
ゼシィ
「逞しいね」
アルヴィン
「行くか」
カトラ
「ですね」
水夏
「うん」
ゼシィ
「だね」



アルヴィン
「此処がその地下墓地か」
カトラ
「奥の方にあるっぽいですよ」
水夏
「なら行こうか」
ゼシィ
「うむ」



アルヴィン
「ゾンビとか出るのかね」
カトラ
「出るんじゃないですか」
水夏
「適当な」
ゼシィ
「ふふ、それも良い」
アルヴィン
「あのな」
カトラ
「行きますよ」
水夏
「はーい」
ゼシィ
「うむ」



アルヴィン
「この先か」
カトラ
「みたいです」
水夏
「行こうか」
ゼシィ
「行くよ」



アルヴィン
「こいつか」
カトラ
「ですね、では水を汲みます」
水夏
「うん」
ゼシィ
「この水がねぇ」
アルヴィン
「そんじゃ依頼達成かな」
カトラ
「ですね、帰りますよ」
水夏
「うん」
ゼシィ
「何か来るよ」
魔物
「うふふ」
アルヴィン
「魔物か」
魔物
「覚悟は良い」
カトラ
「やるしかなさそうですね」
水夏
「負けないよ」
ゼシィ
「行くよ!」
魔物
「来なさい!」



水夏
「行くよ!」
水夏
「その運命も此処までだよ!海魔凍槍!!」
魔物
「くっ!?」
水夏
「アクセル解放!フリーズクラッカー!」
水夏
「はっ!せいっ!たっ!ていっ!せりゃあぁぁぁぁぁぁっ!!おぉぉぉぉぉぉっ!!ブルー・アスタリズム!!」
カトラ
「行きますよ!」
カトラ
「覚悟は良いですね!取り敢えず超奥義です!ボルテシズムマーチ!!」
魔物
「くっ!?」
カトラ
「アクセル解放!マネーアタック!」
カトラ
「ツイストサンダー!!」
カトラ
「お金は命より重いですよ!天空満ちる所に我はあり、商魂の門開く所に汝あり!」
カトラ
「お終いです!マネークライシス!!」
ゼシィ
「行くよ!」
ゼシィ
「根源の力、解き放て!エレメントフューリー!!逃がしはしない!」
魔物
「くっ!?」
ゼシィ
「アクセル解放!ハーフサイバー!」
ゼシィ
「グランドシェイク!!」
ゼシィ
「銀河の輝きよ、此処に解き放て!煌めきの海に飲まれよ!ギャラクティカフィナーレ!!」
魔物
「悔しい…わね…」



アルヴィン
「そんじゃ依頼達成だな」
カトラ
「帰りますよ」
水夏
「はーい」
ゼシィ
「うむ」


こうして依頼達成
その水は特殊な水らしい

天を貫く塔 第九話

その頃のアスベル達は


セルエン
「よっし、行くよ」
アスベル
「ああ」
エイプス
「だね」
クルル
「派手にやるぜぇ」
乃月
「どうしようもないですわね」
フィリー
「あはは」
リンメル
「そ、それより行きますか」
陽炎
「そうね」



冒険者
「お、セルエンちゃん達今日も行くのか」
セルエン
「うん、今日も張り切っちゃうよ」
冒険者
「はっはっは、なら確り守ってやれよ」
アスベル
「ああ、任せてくれ」
エイプス
「頼りになるものね」
冒険者
「ははっ、そりゃ良いや」
クルル
「任せとけ」
冒険者
「それじゃ俺は行くよ、頼んだぜ」
乃月
「あたし達も行きますわよ」
フィリー
「だね」
リンメル
「はい」
陽炎
「そうね」



セルエン
「よっし、行こう」
アスベル
「今日は46層からか」
エイプス
「今日も張り切っちゃうわよ」
クルル
「おー」
乃月
「覇気のない腐れま◯こですわね」
フィリー
「あはは」
リンメル
「と、兎に角行きましょうか」
陽炎
「そうね、行くわよ」



セルエン
「光よ!」
アスベル
「サヨナラだ!」
エイプス
「闇に飲まれよ!」
クルル
「どーん」
魔物
「グアァァァァァ!!」
乃月
「死に晒せ!」
フィリー
「やっ!」
リンメル
「せっ!」
陽炎
「燃えろ!」
魔物
「グアァァァァァ!!」



セルエン
「絶好調!」
アスベル
「良い具合だな」
エイプス
「そうね、楽勝って感じ」
クルル
「二人も強くなったよね」
乃月
「成長は褒めてあげますわ」
フィリー
「乃月は素直じゃないなぁ」
リンメル
「ですよね」
陽炎
「だがそれが良い」
セルエン
「あはは」
アスベル
「俺も負けてられないな」
エイプス
「あれだけ強いのに」
クルル
「努力は大切だよ」
乃月
「それはありますわね」
フィリー
「うん、努力は大切だよ」
リンメル
「では進みますか」
陽炎
「そうね」



セルエン
「そいやっ!」
アスベル
「サヨナラだ!」
エイプス
「闇に飲まれよ!」
クルル
「どーん」
魔物
「グアァァァァァ!!」
乃月
「死に晒せ!」
フィリー
「やっ!!」
リンメル
「せっ!」
陽炎
「燃えろ!」
魔物
「グアァァァァァ!!」



セルエン
「にしてもアスベルの居合抜き凄いね」
アスベル
「はは」
エイプス
「射程無限の居合抜きとかチートすぎる」
クルル
「何処からともなくサヨナラだされる」
乃月
「どうやって身に付けましたのよ」
フィリー
「アスベルは規格外だから」
リンメル
「凄いですよね」
陽炎
「全くよね」
セルエン
「遠くからサヨナラだ!」
アスベル
「はは」
エイプス
「セルエンもからかわないの」
クルル
「からかいたくもなるよね」
乃月
「全くですわ」
フィリー
「恐るべし」
リンメル
「と、兎に角行きますか」
陽炎
「そうね」



セルエン
「お、宝箱」
アスベル
「ランダム配置か」
エイプス
「折角だし明けましょ」
クルル
「わくわく」
乃月
「やれやれですわね」
フィリー
「ふふっ」
リンメル
「ふふ」
陽炎
「…」



セルエン
「換金アイテムだったね」
アスベル
「まあお金はあるに越した事はないさ」
エイプス
「そうね」
クルル
「美味い飯」
乃月
「其処ですの」
フィリー
「まあ、ね」
リンメル
「それより進みましょうか」
陽炎
「そうね、行くわよ」



モゲラ
「シャー」
セルエン
「モゲラだ」
アスベル
「こいつがボスっぽいな」
エイプス
「やるよ!」
クルル
「負けないよ」
乃月
「引き裂いてやりますわ」
フィリー
「行くよ!」
リンメル
「負けませんよ!」
陽炎
「行くよ!」
モゲラ
「シャー」



セルエン
「うん、勝利ッ」
アスベル
「それじゃ今日はこの辺で引き上げるか」
エイプス
「うん、そうしよう」
クルル
「それじゃ引き上げるよ」
乃月
「ええ」
フィリー
「それじゃ撤退ッ」
リンメル
「ですね」
陽炎
「行くわよ」



セルエン
「そういえば鍛冶屋から連絡来てたよ」
アスベル
「なら行ってみるか」
エイプス
「だね」
クルル
「行ってみよう」
乃月
「ええ」
フィリー
「あの時の杖か」
リンメル
「行ってみましょう」
陽炎
「はいよ」



鍛冶屋
「お、待ってたぜ、こいつがあの時の杖だ」
セルエン
「立派だね、私なら使えそうかも」
鍛冶屋
「だな、見た感じセルエンさんに最適だ」
アスベル
「ならそうしておくか」
鍛冶屋
「仕事は確かにやったぜ、又機会があれば利用してくれよ」
エイプス
「ええ、有難う」
鍛冶屋
「そんじゃ又のご利用お待ちしてるぜ」
クルル
「おうよ」
乃月
「お手数お掛けしましたわ」
フィリー
「それじゃ失礼します」
リンメル
「それでは」
陽炎
「ありがとね」


こうしてダンジョン攻略は続く
セルエンが使う事になったその杖は

廃墟の地下

本日の依頼はですね


ローエン
「今日の依頼は何ですかな」
丹菊
「廃墟の地下の調査じゃ」
花音
「廃墟の地下?」
バングル
「其処に何しに行くの」
ローエン
「さあ?調査ですよね」
丹菊
「なんでも道が見付かったからその先の調査だそうじゃ」
花音
「ふーん」
バングル
「ならそんなに苦労はしないかな」
ローエン
「だと思いますよ」
丹菊
「ローエンは真面目なのか適当なのか分からんのぉ」
花音
「でもそれがお爺ちゃんの魅力だよね」
バングル
「うん、素敵なお爺ちゃんだよ」
ローエン
「ほっほっほ、物事は適度に力を抜くのがコツですよ」
丹菊
「力を抜くのぉ」
花音
「でも的は射てるかもね」
バングル
「そうだね、適度に力を抜かないと」
ローエン
「ほっほっほ、真面目すぎると疲れてしまいますからね」
丹菊
「ローエンはまさに年の功じゃな」
花音
「だよねぇ、まあローエンより歳上は沢山いるけど」
バングル
「でもそれって大抵は人間じゃないよね」
ローエン
「ですね、人間では高齢ですよ」
丹菊
「人間ではな」
花音
「でも人間じゃない種族なら納得かもね」
バングル
「そうだね、バングルもオートマタだし」
ローエン
「そういう事もあって人間では高齢だと思っていますよ」
丹菊
「世の中は広いのぉ」
花音
「だね、だから人間の中ではローエンは高齢っていう事になるのかな」
バングル
「お爺ちゃんは楽しいよ」
ローエン
「ほっほっほ、若い人を楽しませるのも年寄りの仕事ですよ」
丹菊
「このジジイめ」
花音
「ふふっ」
バングル
「素敵」
ローエン
「こんなジジイでも役に立てるものですね」
丹菊
「自分でジジイとか言うのか」
花音
「でもそういうのはお爺ちゃんらしいよね」
バングル
「うん、ローエンは大好きだよ」
ローエン
「良いですねぇ、孫のようです」
丹菊
「孫なんじゃな」
花音
「孫なんだね」
バングル
「孫?」
ローエン
「はい、孫です」
丹菊
「言ってくれるのぉ」
花音
「でも年齢的にそうなるのか」
バングル
「バングルも孫なの?」
ローエン
「はい」
丹菊
「調子の良い奴じゃ」
花音
「でもそれでこそだよね」
バングル
「うん、ふふっ」
ローエン
「ほっほっほ」
丹菊
「やれやれじゃ」
花音
「ふふっ」
バングル
「えへへ」
ローエン
「では行きますか」
丹菊
「うむ」
花音
「うん」
バングル
「はーい」



ローエン
「それでその廃墟とは何処にあるんですか」
丹菊
「この先の街の区画らしい、其処は今は使われていないそうじゃ」
花音
「つまり使われてない街の区画にある廃墟…」
バングル
「そういう場所もあるんだね」
ローエン
「あるんでしょうね」
丹菊
「ま、街なんてものはそんなもんじゃ」
花音
「丹菊って少し辛辣な一面もあるよね」
バングル
「そうだね、冷たいっていうか」
ローエン
「ですが人は優しいだけではいけませんからね」
丹菊
「そうじゃぞ、冷酷になる事も必要なのじゃ」
花音
「冷酷になる、か」
バングル
「難しい」
ローエン
「優しさと甘さの違い、それを理解しないといけませんね」
丹菊
「そういう事じゃ」
花音
「優しさと甘さの違い…」
バングル
「それは大切なのかもね」
ローエン
「では行きますよ」
丹菊
「うむ」
花音
「うん」
バングル
「だね」



ローエン
「此処がその廃墟ですか」
丹菊
「うむ、では地下に向かうぞ」
花音
「行こう」
バングル
「うん」



ローエン
「この先ですか」
丹菊
「そのようじゃな」
花音
「それじゃ行くよ」
バングル
「はーい」



ローエン
「暗いですねぇ」
丹菊
「この先に何があるというんじゃ」
花音
「行き止まりとか」
バングル
「それはそれでなんかなぁ」
ローエン
「兎に角進んでみますか」
丹菊
「じゃな」
花音
「行くよ」
バングル
「はーい」



ローエン
「結構進みましたね」
丹菊
「ん?水の音…行ってみるか」
花音
「あ、うん」
バングル
「なんだろ」



ローエン
「此れは…」
丹菊
「地底湖じゃな、こんなものがあったのか」
花音
「一応報告かな」
バングル
「だね」
ローエン
「では依頼達成ですね」
丹菊
「うむ、では帰るぞ」
花音
「うん」
バングル
「何か来るよ」
魔物
「うふふ」
ローエン
「魔物ですか」
魔物
「覚悟は良い」
丹菊
「やるしかなさそうじゃな」
花音
「負けないよ」
バングル
「行くよ!」
魔物
「来なさい!」



花音
「行くよ!」
花音
「薔薇よ散れ、純白のように!ピュアホワイトローズ!!」
魔物
「くっ!?」
花音
「アクセル解放!サンクチュアリクロス!」
花音
「銀十字!!」
花音
「やってあげる!響け!集え!全てを滅する光となれ!ギャラクシィドライブ!!」
丹菊
「行くぞ!」
丹菊
「善なる白と、悪なる黒よ!虚無と永劫に交わり、弾けて潰せ!白黒境界破!!」
魔物
「くっ!?」
丹菊
「アクセル解放!マジックチャージ!」
丹菊
「妖震撃!!」
丹菊
「結集せよ!根源たる妖力!その身に平伏せ!白黒雷石破!!」
バングル
「行くよ!」
バングル
「逃がさない!壊してあげるね!マイトソードパージ!!断ッ!」
魔物
「くっ!?」
バングル
「アクセル解放!ブレイクギア!」
バングル
「クロックハイド!!」
バングル
「行くよ!全部壊してあげる!ギア・キリング・グラビティ!!潰れちゃえ!」
魔物
「悔しい…わね…」



ローエン
「では依頼達成ですね」
丹菊
「帰るぞ」
花音
「うん」
バングル
「はーい」


こうして依頼達成
その地底湖は貴重な資源らしい

氷の味

本日も平和なようで


レイヴン
「ふぅ」
山風
「…」
レイヴン
「山風ちゃんかき氷かね」
美紅
「そうよ、暑いから作って貰っちゃった」
レイヴン
「はは、まあ暑いしな」

「だよねぇ、なんでこんなに暑いの」
レイヴン
「此処最近本当に暑いよな」
山風
「うん、だからかき氷美味しい」
レイヴン
「俺は甘いの苦手だからな」
美紅
「かき氷も苦手なの?」
レイヴン
「食えなくはないけどね」

「そうなんだ」
レイヴン
「でもかき氷自体は好きだぜ」
山風
「そうなの?」
レイヴン
「抹茶とかは好きだしな」
美紅
「ふーん」
レイヴン
「でもかき氷は基本的にシロップの味なんよな」

「でも氷の味っていうのもない?」
レイヴン
「そうねぇ、上質な氷を使うと味が違うとは言うな」
山風
「そうなんだ」
レイヴン
「良い氷って要するに良い水って事よね」
美紅
「そうなるわね」
レイヴン
「まあ水って良いものは美味いからな」

「だよね、田舎の水道水が美味しいみたいなの」
レイヴン
「それな」
山風
「なんで田舎の水道水って美味しいのかな」
レイヴン
「恐らく水そのものからして違うんだろうな」
美紅
「成る程」
レイヴン
「かき氷も良い氷使うと美味いならやっぱ水よね」

「そう言われると納得かも」
レイヴン
「せやろ?」
山風
「田舎の水で氷作ってかき氷…」
レイヴン
「それきっと美味いぞ」
美紅
「贅沢ねぇ」
レイヴン
「バルディアでも田舎の水は美味いって言われとるしな」

「かき氷にしたら美味しいのかな」
レイヴン
「きっと美味いと思うぜ」
山風
「作ってみたい」
レイヴン
「ならその内田舎に行って食って来い」
美紅
「そうね、そうしてみるわ」
レイヴン
「かき氷食う季節か、早いな」

「だよねぇ」
レイヴン
「もうそんな季節なんよな」
山風
「早いよね」
レイヴン
「全くだぜ」
美紅
「あっという間に冬になりそう」
レイヴン
「はは」

「本当だから困る」
レイヴン
「まあ俺は寒いの苦手なんでな」
山風
「提督って夏男なの」
レイヴン
「夏男な」
美紅
「でも分かる気はするわね」
レイヴン
「そう?」

「なんとなく」
レイヴン
「んー、まあ寒いのよりは暑い方が好きってだけよ」
山風
「成る程」
レイヴン
「暑いのも寒いのも基本億劫だけどな」
美紅
「それは分かる」
レイヴン
「にしてもかき氷か、季節の流れは早いねぇ」

「だよねぇ」
レイヴン
「さて、仕事だ」

その頃

瀬奈
「ふぅ」
アルヴィン
「お、瀬奈、かき氷なんか食ってんのか」
瀬奈
「あ、はい」
ライコネン
「かき氷ですか、もうそんな季節なんですねぇ」
瀬奈
「ですね、美味しいですよ」
美亜
「私も食べたい」
瀬奈
「氷と機材はありますから作って良いですよ」
アルヴィン
「シロップ何かあるのか」
瀬奈
「色々ありますよ」
ライコネン
「では作りますか」
瀬奈
「ふぅ」
美亜
「ゴリゴリ」
瀬奈
「…」
アルヴィン
「俺はカルピスな」
瀬奈
「アルヴィンさんらしいですね」
ライコネン
「私はグレープで」
瀬奈
「かき氷は良いですね」
美亜
「私は練乳」
瀬奈
「かき氷に練乳は合いますからね」
アルヴィン
「ん、美味い」
瀬奈
「美味しいですね、ひんやりします」
ライコネン
「んー、美味しいですねぇ」
瀬奈
「ええ、暑いですから丁度良いですね」
美亜
「ん、練乳の甘さが良い」
瀬奈
「美亜さんは本当に甘いものがお好きなんですね」
アルヴィン
「まあ俺も甘党だしな」
瀬奈
「アルヴィンさんはピーチパイがお好きなんでしたっけ」
ライコネン
「ピーチパイですか、美味しそうですねぇ」
瀬奈
「ピーチパイはクレアさんの得意料理ですからね」
美亜
「あれは美味しかった、昇天する味」
瀬奈
「あはは」
アルヴィン
「ま、甘いものは至高って事だ」
瀬奈
「アルヴィンさんらしいですね」
ライコネン
「はぁ、美味しいですねぇ」
瀬奈
「ふぅ」
美亜
「美味しいわね」
瀬奈
「今年も暑くなりそうです」

その頃

ルーク
「ふぅ」
清霜
「あっ、かき氷なんか食べてる」
ルーク
「…んだよ」
千春
「かき氷ねぇ、酒をぶっかけても食えるかね」
ルーク
「千春はそればっかだな」
レナ
「かき氷、でも真っ白でありますよ」
ルーク
「カルピスだからな」
清霜
「かき氷にカルピス…」
ルーク
「カルピスって偶然発見したやつから作られてるらしい、苗床失ったら二度と作れねぇらしいな」
千春
「乳酸菌だろ、実際そういうのあるよな」
ルーク
「カルピスがなくなるとかマジ勘弁だわ」
レナ
「発見って凄いでありますなぁ」
ルーク
「まあ美味いよな、カルピス」
清霜
「カルピスは至高の飲み物だよね」
ルーク
「マジでそれな」
千春
「カルピス割とか美味いからねぇ」
ルーク
「千春は酒の事しかねぇのか」
レナ
「お酒大好きであります」
ルーク
「やれやれだな」
清霜
「私も食べたい」
ルーク
「機材と氷あるから作って良いぞ」
千春
「なら作らせて貰うかね」
ルーク
「んめ」
レナ
「かき氷~」
ルーク
「ふぅ」

その頃

エミリア
「ふぅ」
ジーニアス
「あ、かき氷なんか食べてる」
エミリア
「食べる?氷と機材あるわよ」
早霜
「では頂きますか」
エミリア
「シロップはカルピスと定番のものぐらいしかないけど」
千夏
「それでは、いざかき氷ッ!」
エミリア
「ふぅ」
ジーニアス
「僕メロンね」
エミリア
「ジーニアスはこの歳になっても垢抜けないわねぇ」
早霜
「カルピスで」
エミリア
「ふふ」
千夏
「練乳ぶっかけ!」
エミリア
「ふふっ、こういう季節になったのね」


こうしてかき氷を楽しむ
もう夏なんだよ!