アナザーストーリー 美琴編 第七話

その日の夜山へ向かう一行は


美琴
「さて、行くか」
リカルド
「北の山だったな」
ガーネット
「空錐とも合流せんとな」
夕陽
「ですね」
衣冬
「行きましょ」
メリュネ
「そうね」




「お、来たな」

「待ってた」
メメ
「行くんですよね」
羽民
「儂達も混ぜて貰うぞ」
美琴
「ああ、では行こう」
リカルド
「空錐の奴は放っておいても来るだろ」
ガーネット
「じゃな、行くぞ」
夕陽
「はいっ」
衣冬
「ええ」
メリュネ
「行くわよ」



美琴
「山に来い、自我は確実に芽生えていたな」
リカルド
「あのタタリは矢張り空錐の…」
美琴
「間違いないだろうな」
ガーネット
「死した人間がタタリになる、そんな事もあるのじゃな」
美琴
「複雑なものだな」
夕陽
「ですね、好きな人が…」
美琴
「長生きというのも大変なんだな」
衣冬
「そうね、私も美琴もそれは実感しているわ」
美琴
「そうだな、長生きの辛さというものだ」

「妾もそれは分かる、長生きの孤独は本人にしか分からんよ」
美琴
「巴…」

「私もこの先長生きするのかな」
美琴
「ハーフエルフですら100年単位で生きるからな」
メメ
「ですね、メメも…」
美琴
「長生きの孤独と悲しみ、か」
羽民
「それは長生きした者にしか分からんよ、人間でもそうじゃ」
美琴
「だな」
メリュネ
「悲しいものよね、長生きって」
美琴
「行こう」



美琴
「此処がその山か」

「待っておったぞ」
リカルド
「矢張り来ていたか」
空錐
「うむ、あいつとはいい加減に決別せねばならんしな」
ガーネット
「なら言うまでもないかの」
空錐
「うむ」
夕陽
「空錐さんの決着ですか」
空錐
「そうじゃ」
衣冬
「なら付き合うわ」
空錐
「うむ、さっさと行くぞ」

「じゃな」

「行こう」
メメ
「はい」
羽民
「じゃな」
空錐
「…」
メリュネ
「…」



美琴
「矢張り空気が淀んでいるな」
リカルド
「此処に居るのだろうな」
美琴
「油断はするな、良いな」
ガーネット
「たりまえじゃ」
美琴
「…」
夕陽
「あのタタリは…」
美琴
「それでもやるんだ」
衣冬
「そうね、私だってそんなの経験済みよ」
美琴
「長く生きていると、な」

「出会いも別れも経験済みじゃよ」
美琴
「そういう事だ」

「…」
美琴
「行こう」
メメ
「酸いも甘いも、だね」
美琴
「ああ」
羽民
「行くぞ」
空錐
「うむ」
メリュネ
「…」



美琴
「近付いているな」
リカルド
「ああ、空気が淀んでいる」
ガーネット
「行ってみるぞ」
夕陽
「はいっ」
衣冬
「…」

「…」

「私は…」
メメ
「…」
羽民
「此ればかりは、な」
空錐
「んじゃ」
メリュネ
「行くわよ」



タタリ
「来た…待ってた…」
美琴
「こいつ…自我が…」
タタリ
「空錐…会いたかった…ずっと…」
リカルド
「虚言か?本物か?」
タタリ
「本物…空錐…僕を…」
ガーネット
「確かにこいつからは愛情のようなものを感じるな」
タタリ
「空錐…僕を…受け入れてくれる…」
夕陽
「…」
タタリ
「どうしてそんな顔をするの…やっと会えたのに…」
衣冬
「貴方は…もう死んでいるのよ、タタリになっているの」
タタリ
「タタリ?嘘だ…僕は空錐の為に…嘘だ…」

「マズい!距離を取れ!」
タタリ
「僕は…空錐を…愛して…好きで…許さ…ない…僕から…空錐を奪うな…!」

「っ!?」
タタリ
「空錐…僕を愛しているって…」
メメ
「違います!空錐さんは…」
タタリ
「黙れよ…僕から空錐を奪ったんだ…死んで償えよ…!」
羽民
「完全に逆上しておる、どうする?」
タタリ
「空錐…君までそんな目をするのか…なら…君を取り戻すよ…」
空錐
「我輩の知っているあいつはお前のような歪んだ奴ではない、今一度確かめさせて貰う」
タタリ
「取り戻す…お前らを殺して…」
メリュネ
「来るわよ!」
タタリ
「死んで詫びろ、あの世で僕にわび続けろおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」



リカルド
「行くぞ!」
リカルド
「来世で会おう…!その魂、刈り取ってくれる!エターナル・リング!!」
タタリ
「うあぁっ!?」
衣冬
「行くわよ!」
衣冬
「一気に決めるわ!逃がさない!刻め!祓光閃!星雅!!」
衣冬
「アクセル解放!パートナーブースト!」
衣冬
「光輪閃!!」
衣冬
「逃がしはしないわ!斬り刻め!転身輝流斬!!落ちろ!」
メメ
「行くよ!」
メメ
「風の剣よ、斬り裂け!緑風旋剣!!」
メメ
「アクセル解放!ダブルチャージ!」
メメ
「桜剣!!」
メメ
「彷徨える魂達よ、桃源郷にて浄化せん…此れが安らぎの風!桃源風!!」
羽民
「行くぞ!」
羽民
「影の刃、受けよ!影牙砕閃!!砕けろ!」
羽民
「アクセル解放!キメラシャドウ!」
羽民
「転影牙!!」
羽民
「行くぞ!来い!我が影の翼よ!魔鳥嘴!!突き刺され!」
空錐
「行くぞ!」
空錐
「月の幻影に囚われよ!終わりじゃ!真月両断!!」
空錐
「アクセル解放!フォックスオーラ!」
空錐
「崩連斬!!」
空錐
「行くぞ!来たれ、真宵の月よ!その声に応え、此処に解き放て!狐神弦月!!」
タタリ
「うあぁっ!?」
メリュネ
「行くわよ!」
メリュネ
「舞い踊れ!妖艶なる蛇の牙!テンプテーションワルツ!!」
メリュネ
「アクセル解放!アクアスネーク!」
メリュネ
「スネークバイト!!」
メリュネ
「行くわよ!美しく濡れる魔女よ、その妖艶なる水を解き放て!ラブリケーションブルー!!」
夕陽
「行きますよ!」
夕陽
「痛いじゃ済みませんよ!コラーッ!受けなさい!限界突破の聖風閃!聖風!!消し飛べえぇぇぇぇっ!!」
夕陽
「アクセル解放!ウェントゥスワルキュリア!」
夕陽
「風切!!」
夕陽
「行っちゃいますよ!華麗に!ターゲットオン!シルフィスレイン!!」
ガーネット
「行くぞ!」
ガーネット
「覚悟するのじゃ!無限への翼で羽撃け!グラビティフォール!!そーら、落ちて来るのじゃ!」
ガーネット
「アクセル解放!ドラゴニックフォーム!」
ガーネット
「ツインフレア!!」
ガーネット
「行くぞ!紅蓮の竜王!業炎でボカンじゃ!全力全壊!ドラゴニック・アサルト!!」
美琴
「行くぞ!」
美琴
「暗き夜に閃く刃…最後の月に、名を残せ…焔狐月影斬!!この一撃で…沈め!」
タタリ
「うあぁっ!?」
美琴
「アクセル解放!ファントムシールド!」
美琴
「妖炎車!!」
美琴
「神速の斬光!見切れるか!閃王狐乱襲!!一閃!」
美琴
「勝てない勝負はするものではないぞ」
タタリ
「空錐…どう…して…」


第八話に続く

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