アナザーストーリー ソプラ編 第三話

廃墟に行ってみる事になった一行は


ソプラ
「さて、それじゃ行ってくるね」
流子
「うん、行ってらっしゃい」
ベルベット
「あまり無理はしないのよ」
流子
「分かってる」
ギィ
「んじゃ行くか」
竜美
「行ってきますね」
熊野
「それでは」



アカツキ
「お、来たな」
勝巳
「付き合わせてもらうぜ」
ソプラ
「うん、よろしくね」
ベルベット
「とりあえずその廃墟に行ってみるとしましょうか」
ギィ
「だな」
竜美
「では行きましょう」
熊野
「ですわね」
アカツキ
「うっし、行こうぜ」
勝巳
「腕が鳴るぜ」



ソプラ
「それにしても新人を潰しているというスポーツ選手か」
ベルベット
「引っかかるわよね」
ソプラ
「うん、その選手が流子に怪我させたのかな」
ギィ
「確信はないけどな」
ソプラ
「でも掃除屋が動いてるぐらいだよ」
竜美
「そうですね、そこも考えると結構な案件なのでは」
ソプラ
「うん、それは思う」
熊野
「掃除屋が動くからにはガチではなくて?」
ソプラ
「そんな気はするけど」
アカツキ
「掃除屋ねぇ」
ソプラ
「そんな事してるなら許せないけど」
勝巳
「スポーツ選手を怪我させるなんて風上にも置けねぇな」
ソプラ
「うん、私もそれは思う」
ベルベット
「そういう人は地獄に落ちればいいのよ」
ソプラ
「あはは、ベルベットらしいなぁ」
ギィ
「でもそんな事してるならロクな奴じゃないだろ」
ソプラ
「まあそうなんだけどね」
竜美
「新人を潰してる、危機感でも感じてるんじゃないですか」
ソプラ
「自分の居場所を守りたいとか」
熊野
「それはありそうですわね」
ソプラ
「どうにも腑に落ちないな」
アカツキ
「直接聞いてやるさ」
ソプラ
「掃除屋の仕事には干渉しない約束だけどね」
勝巳
「それはそれだろ」
ソプラ
「とりあえず行こうか」



ソプラ
「ここがその廃墟かな」
ベルベット
「吸血鬼が出るらしいけど」
ソプラ
「本当に出るのかな」
ギィ
「どうだろうな」
ソプラ
「とにかく行ってみようか」
竜美
「ですね」
ソプラ
「たむろってる、か」
熊野
「不良ですわね」
ソプラ
「社会人なのにね」
アカツキ
「どうしようもねぇな」
ソプラ
「行くよ」
勝巳
「おう」
ソプラ
「…」



ソプラ
「吸血鬼かぁ」
ベルベット
「でも噂よね」
ソプラ
「そうなんだけどね」
ギィ
「噂って言っても気になるもんな」
ソプラ
「そうなんだよね」
竜美
「吸血鬼…」
ソプラ
「まあいいか、遭遇したら叩きのめせばいいし」
熊野
「さらっと物騒ですわね」
ソプラ
「それはそれ」
アカツキ
「いいねぇ」
ソプラ
「行くよ」
勝巳
「ああ」



ソプラ
「でもその新人潰しをしてる選手も社会人か」
ベルベット
「いい大人が恥ずかしいものよね」
ソプラ
「やっぱり危機感とかなのかな」
ギィ
「でもだからってやっていい理由にはならないだろ」
ソプラ
「それはそうなんだけどね」
竜美
「やっぱり許せませんよ」
ソプラ
「その人達が吸血鬼に襲われないといいけど」
熊野
「もし襲われたら助けてあげますか」
ソプラ
「だね、死なれても困るし」
アカツキ
「そういうとこは優しいんだな」
ソプラ
「掃除屋に裁いてもらった方が法的な意味でもいいしね」
勝巳
「なるほどねぇ、考えたもんだ」
ソプラ
「掃除屋は法の裁きへと導く死神だもん」
ベルベット
「でもなんでそんな事してるのよ、義賊的なつもりならもっと手段あるでしょ」
ソプラ
「私に訊かれてもね、でも人殺しをせずに悪人を裁こうっていう考えは賛同出来るかも」
ギィ
「証拠を揃えて逃げ道を塞いで悪人を法律で裁く、か」
ソプラ
「それが掃除屋の手口なんだよね」
竜美
「掃除屋はあくまでも証拠を突きつけるだけ、裁きを下すのは司法って事ですね」
ソプラ
「うん、逃げ道を塞ぐのが掃除屋の仕事だから」
熊野
「どんなに司法が腐っていても裁きを下さねば国民の信任を失うように仕向けていると」
ソプラ
「だと思う、掃除屋が揃えた証拠を握り潰せばその司法や国の信任に関わるから」
アカツキ
「考えてるな、ほんと」
ソプラ
「だから司法や国もターゲットと同時に追い詰める手口なんだよね」
勝巳
「策士だな、本当に」
ソプラ
「行くよ」



ソプラ
「あっ」
女性
「なんだ、あんた達」
ベルベット
「あなた達ラクロスの選手よね」
女性
「だったらなんだと」
ギィ
「ここは吸血鬼が出るらしいぞ、さっさと帰れ」
女性
「はっ、そんな嘘に騙されるかよ」

「見つけた」
竜美
「今何かが…」

「美味しそうな生き血、欲しい」
女性
「まさかマジで…」
吸血鬼
「見つけた」
熊野
「早くお逃げなさいな!ここは私達が引き受けますわ!」
女性
「すまねぇ!」
女性
「恩に着るぜ!」
吸血鬼
「逃がさないよ」
アカツキ
「はっ!行かせるかよ!」
吸血鬼
「ならあなた達から血をもらう」
勝巳
「ぶっ飛ばしてやる、行くぞ!」



ベルベット
「行くわよ!」
ベルベット
「容赦しない!消えない傷を、刻んで果てろ!リーサル・ペイン!!」
吸血鬼
「ひゃんっ!?」
熊野
「行きますわよ!」
熊野
「全身全霊を叩き込みますわ!伊良湖爆球!!痺れなさいな!」
竜美
「行きますよ!」
竜美
「美しき紅蓮の炎よ!焼き尽くせ!鳳凰翔炎舞!!」
ギィ
「行くぞ!」
ギィ
「ついてこれるか!はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
ギィ
「まだまだぁ!閃く刃は瞬く星!宙に輝く、流星剣!神撃流星剣!!」
吸血鬼
「ひゃんっ!?」
ソプラ
「行くよ!」
ソプラ
「叩きのめす!まだのめす!さらにのめす!それが!ヴィクトリープレイヤー!!」
吸血鬼
「そん…な…」


第四話に続く

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