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アナザーストーリー 芦花編 第五話

今日も様子を見る事に


芦花
「ふぅ」
ジェイ
「とりあえず下に行きますか」
カリーナ
「ですわね」
真愛
「また何かあったりしてないといいですけど」
フロエ
「何かあったら動けばいいしね」



秋乃
「あ、いい所に来たわ」
芦花
「その様子だと何かあったんだね」
秋乃
「ええ、今回は外が森になってるのよ」
ジェイ
「森ですか?」
秋乃
「ええ、街がそのまま森に飲み込まれたみたいな感じなの」
カリーナ
「つまり街はそのままに森化していると」
秋乃
「そうなの、鈴夏ちゃんがハルちゃん達を呼びに行ってるから合流してくれるかしら」
真愛
「分かりましたわ、こっちも調べてみます」
秋乃
「ええ、気をつけてね」
フロエ
「うん、行ってくる」



芦花
「本当に森になってるね」
ジェイ
「街の人達も昨日みたいに時間が止まってますよ」
カリーナ
「魔導書はここにありますし…」
真愛
「一体何が起こっていますの」
フロエ
「分からないね、あと向こうに洋館みたいなのが見えるけど」
ハル
「あ、みなさんも無事でしたね」
鈴夏
「今度はなんなのさ」
ドラ美
「胡散臭いのは明らかにその魔導書なのだが」
ユーネ
「でもどうするの」
ヒスイ
「それならあの洋館が怪しいと思うけど、とりあえずどこか行ってみる?」
芦花
「そうだね、少し様子を見て回ってそれからあの洋館に行ってみようか」
ジェイ
「そうですね、まずは確かめてからです」
カリーナ
「それがよさそうですわね」
真愛
「なら行動あるのみですわね」
フロエ
「面倒だけど、元の世界に戻す必要はあるしね」
ハル
「そういう事です」
鈴夏
「それじゃ行こうか」
ドラ美
「ああ、今度こそ正体を突き止めてくれるわ」
ユーネ
「気合が入ってるね」
ヒスイ
「ふふっ、それじゃ行きましょうか」



芦花
「見事に大森林になってるね」
ジェイ
「それなのに街がそのまま残ってるのは不思議としか思えませんね」
カリーナ
「一体何が起こっているんですの」
真愛
「それが分かったら苦労はしませんわよ」
フロエ
「ん?何か声がしない?」
ハル
「しますね、向こうみたいですよ」
鈴夏
「だったら行ってみようよ」
ドラ美
「危険に飛び込む気しかしないな」
ユーネ
「まあいいんじゃない」
ヒスイ
「とりあえず行ってみればいいわよ」



女の子
「はあっ!」
女の子
「なんなのでしょうか」
女の子
「そいやっ!」
女の子
「しかし何がどうなっているんですか」
魔獣
「うぅ~バウッ!」
芦花
「あのー」
女の子
「誰!」
ジェイ
「すみません、別に争うつもりはないのですが」
女の子
「まさか我々以外にも人がいたんですね」
カリーナ
「えっと」
女の子
「お姉さん達は?」
真愛
「かくかくしかじか」
女の子
「つまりこの世界の元の世界の人ですか」
フロエ
「そういう事」
アミリア
「アタシはアミリアよ」
おめが
「おめがと申します」
サルア
「ボクはサルア、よろしくね」
ルビー
「ルビーです」
ハル
「それでみなさんはなんなんですか」
アミリア
「一応サキュバスとかそういう種族で、アイドルなんだけど」
鈴夏
「はぁ」
おめが
「とりあえず一緒に行動しませんか?この世界についても調べたいですし」
ドラ美
「そうだな、それがよかろう」
サルア
「分かった、それじゃ行こう」
ユーネ
「だね」
ルビー
「よろしくお願いしますね」
ヒスイ
「ええ、こちらこそ」



芦花
「それで洋館に来たけど」
ジェイ
「中には入れるみたいですね」
カリーナ
「どうします?」
真愛
「とりあえず入ってみればいいですわよ」
フロエ
「またそういう」
ハル
「でも確かめないと始まりませんよ」
鈴夏
「それはそうなんだけどね」
ドラ美
「なんにせよこのままでも仕方なかろう」
ユーネ
「だね、ここは思い切って行こうか」
ヒスイ
「そうね、行ってみないと始まらないもの」
アミリア
「なら行くわよ」
おめが
「油断なさらぬように」
サルア
「そんじゃレッツゴー」
ルビー
「おー」



芦花
「一通り見て回ったけど」
ジェイ
「目立った収穫はないですね」
カリーナ
「うーん」
真愛
「ここが最後の部屋ですし」
フロエ
「何もないならそれでいいんじゃないの」
ハル
「待って!」
魔獣
「グルル」
鈴夏
「これって魔獣?」
ドラ美
「そのようだな」
ユーネ
「道を塞がれてるよ」
ヒスイ
「仕方ないわね、やるわよ」
アミリア
「ええ」
おめが
「迎撃に移ります」
サルア
「行くぞー!」
ルビー
「覚悟を!」
魔獣
「グルル」



ジェイ
「行きますよ!」
ジェイ
「行きますよ!せいっ!贄を喰らえ!焔の顎!!」
ジェイ
「いい火加減だったでしょう?」
魔獣
「グァッ!?」
フロエ
「アクセル解放!スペルフォース!」
フロエ
「空天の震撃!!」
フロエ
「行くよ!闇よ、その空を覆い尽くせ!見えるは白き月、その力に平伏せ!暗夜の白月!!」
真愛
「アクセル解放!プライドブースト!」
真愛
「フロストスパーク!!」
真愛
「見切れますの!喰らいなさい!翔麗蒼光閃!!」
真愛
「あなたに見切れる筋もありませんわ」
カリーナ
「アクセル解放!エアリアルスペル!」
カリーナ
「セイントチェイス!!」
カリーナ
「覚悟なさいな!シャイニングジャッジメント!!」
カリーナ
「去りゆく者には過ぎた餞別でしたわね」
魔獣
「グァッ!?」
芦花
「アクセル解放!オーダースイート!」
芦花
「炎柱撃!!」
芦花
「神速の斬光!見切れるかな!閃火絶衝撃!!この一撃で…沈め!」
芦花
「勝てない勝負はするものじゃないよ」
魔獣
「グルル…」


第六話に続く

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