fc2ブログ

クソ映画はいいぞ

本日も平和なようで


レイヴン
「別に俺っちを誘わんでも」
山風
「優樹菜に誘われて映画を見に行くんだよね」
レイヴン
「なんの映画を見に行くんだね」
優樹菜
「俗に言うクソ映画、マイナー映画とも言う」
レイヴン
「クソ映画て」

「でもこの時代は凄いんだね、僕の時代じゃ映画館なんてなかったし」
レイヴン
「まあ100年前から来た人だしな」
山風
「そうだね」
レイヴン
「にしても優樹菜ちゃん、本当にマイナー映画が好きな」
優樹菜
「まあな、これでも映画オタク名乗っていい程度にはマイナー映画は見まくったぜ」
レイヴン
「運動の方もきちんとしながらどこにそんな時間が」

「でもこの時代の役者は興味深いよ、僕の時代の役者とは全然違うから」
レイヴン
「凜君は歌舞伎役者なんだったな」
山風
「演じる側の人間なんだね」
レイヴン
「とはいえ映画みたいなのは新鮮なのだな」
優樹菜
「やっぱマイナー映画はいいよな、有名な映画にはない面白さがあるし」
レイヴン
「優樹菜ちゃんはどこにそんな慧眼をお持ちなのか」

「でも映画とかを見るのは演技の勉強にはなるから僕は嫌いじゃないかな」
レイヴン
「求道者ねぇ」
山風
「でも提督もなんだかんだで好きなんじゃない」
レイヴン
「まあ嫌いではない、誰も知らないような映画の円盤とかレンタルしてたまに見るし」
優樹菜
「レイヴンもマイナー映画の面白さが分かるんだな」
レイヴン
「サメ映画とかいいよな、いつからサメが海にいるものだと錯覚していた?」

「サメ映画って」
レイヴン
「まあ映画の話だと某カレーの国の映画とかは好きだぞ」
山風
「あの国って確か世界一の映画大国なんだよね」
レイヴン
「らしいな、踊るのがお約束」
優樹菜
「マハラジャか」
レイヴン
「それそれ」

「外国の映画なんかもいろいろあるんだね」
レイヴン
「でも映画に限らずだが、古い作品って不思議と定期的にまた見たくなるよな」
山風
「なんでなのかな」
レイヴン
「なんというんかね、亡くなった役者とかが出てるからっていうのはあるのかもしれん」
優樹菜
「亡くなった役者か、それ分かる気がするわ」
レイヴン
「そういうのを見て、あぁ、この人はもうこの世にいないんだな…と少し涙がほろりしちまうのよ」

「映像作品として残るっていうのはそういう事なんだね」
レイヴン
「特に近年は仁本も世界も一時代を築いた人達がどんどん亡くなってるからな」
山風
「だからこそ古い作品を見たくなるんだね」
レイヴン
「そう、この人はもうこの世にいないんだなと思うと偉大さと凄さを感じさせられるのよな」
優樹菜
「でも私にもそれは分かるわ、好きだった役者の訃報とか聞くとマジかよって思うし」
レイヴン
「そうした俳優なり声優なりが出演してる番組の再放送とか見ると実は生きてるんじゃないかと思うのよな」

「でもそれは分かるかも、僕も尊敬する役者さんとかはいるから」
レイヴン
「テレビのドラマでもアニメでも映画でもそうだが、古い作品を見たくなる理由がそれなのよな」
山風
「亡くなった役者さん、この人はもうこの世にいないんだなって思うと不思議な感情が湧き上がるよね」
レイヴン
「そうね、だから古い作品はどうしても懐かしさがあるもんよ」
優樹菜
「レイヴンらしいな」
レイヴン
「まあ俺っちもマイナー映画とかは好きだし、新しい映画も古い映画も好きよ」

「映画は映画で面白いもんね」
レイヴン
「そうね、まあ興行収入うん十億みたいな映画も面白いのは多いけどな」
山風
「そうだね、最近でもそういうのは多かったし」
レイヴン
「だから必ずしも予算たっぷりの映画が面白くはないし、低予算にもそれの面白さはあるもんよね」
優樹菜
「そうだな、私も映画は好きだからこそ有名なのも当然見るしな」
レイヴン
「優樹菜ちゃんはガチの映画オタクよね」

「うん、映画への熱意が感じられるよね」
レイヴン
「そうね、それだけ映画好きっていうのは分かるわ」
山風
「でも本業は陸上なんだよね」
レイヴン
「それな」
優樹菜
「そもそもスポーツ選手にインドア趣味が多いって言われる理由は知ってんだろ」
レイヴン
「まあそうなんだがな」

「優樹菜って運動をしてる人なんだね」
レイヴン
「まあこの夏の炎天下でやってるのかは知らんけど」
山風
「実際やってるものなの?」
レイヴン
「やってんのかね」
優樹菜
「一応やってるぜ、ただ昼間は最低限のトレーニングで本格的なのは朝と夜にやってるけど」
レイヴン
「そういや帰りが遅かった日があったな、そりゃ納得だわ」

「朝と夜なら涼しいもんね」
レイヴン
「そうね、昼間は最低限にして朝と夜にやるっていうのは夏場としては賢いわよ」
山風
「ただスポーツ選手って熱中症になるものなのかな」
レイヴン
「ガチで長時間屋外に入ればなるだろ」
優樹菜
「そんなの当然だろ、教える側も屋外の気温でその辺は判断してるらしいし」
レイヴン
「まあそれなら分からんでもない」

「この時代の夏は暑すぎだよ」
レイヴン
「100年前の夏は今では信じられん程度には涼しいしな」
山風
「それは本当だもんね」
レイヴン
「だよな」
優樹菜
「屋外練習の際も32度ぐらいが出来る限界って判断してるっぽいしな」
レイヴン
「なるほど」

「暑すぎるよね、この時代の夏は」
レイヴン
「ここがその映画館かね」
優樹菜
「ああ、チケット買って入るぞ」



レイヴン
「意外と面白かったな」
山風
「マイナー映画なのに不思議な面白さがあったね」
レイヴン
「だな、なんというか不思議を感じさせたな」
優樹菜
「マイナー映画ってのはそれがいいんだよ」
レイヴン
「優樹菜ちゃんらしいな」

「でも僕は嫌いじゃなかったかも」
レイヴン
「それで帰る前に何か食べていくかね」
山風
「いいの?」
レイヴン
「まあせっかくだしな」
優樹菜
「なら甘えとくか」
レイヴン
「凜君は」

「なら僕も甘えておくよ」
レイヴン
「うっし、行くぞ」



レイヴン
「うん、美味かったな」
山風
「とりあえずハンバーガーに連れて行くよね」
レイヴン
「こういう時はジャンクがいいもんだ」
優樹菜
「だな、外で食うものって言えばジャンクだよ」
レイヴン
「優樹菜ちゃん割とこういうの好きよね」

「でも僕も好きかも、ハイカラでいいよね」
レイヴン
「凜君らしいな」
山風
「だよね」
レイヴン
「それもらしさか」
優樹菜
「100年前だとハンバーガー屋なんてなかっただろうしな」
レイヴン
「確かにな」

「うん、だから新鮮で」

「おじさんおじさん、少しいいかな」
レイヴン
「ん?えっと、女…でいいのかね?どちら様かしら」
女の子?
「おじさん達クランっていう組織の人だよね」
山風
「うん、そうだけど」
ブリギッタ
「ウチブリギッタっていうんだけどね」
レイヴン
「ええ、それでそのブリギッタちゃんがうちに参加したいと」
ブリギッタ
「あ、それとウチ男だよ、この格好はただの趣味」
優樹菜
「お前男なのかよ!」
ブリギッタ
「男だよ」
レイヴン
「こんなに可愛い子がなんたらかんたら」
ブリギッタ
「それでいい」

「まあ構わないけど」
ブリギッタ
「ありがとうね」
レイヴン
「にしても男でありながら女に見えるそのファッションセンスが凄いな、完成されすぎ」
ブリギッタ
「でしょー」
山風
「意外と調子がいいのかな」
ブリギッタ
「まあ今のウチは賞金稼ぎだからね」
レイヴン
「賞金稼ぎなんか」
ブリギッタ
「そうだよ」
優樹菜
「なんかすげぇのな」
ブリギッタ
「まあ女装してるのも理由とかはあったんだけどね、その辺は片付いたから今は自分探しかな」
レイヴン
「はぁ」
ブリギッタ
「それじゃよろしくね」

「うん、よろしく、それじゃ帰ろうか」
ブリギッタ
「だね」



レイヴン
「そんじゃお疲れさん」
山風
「うん、それじゃね」
優樹菜
「ブリギッタは私が案内するよ、行こうぜ」
ブリギッタ
「うん」

「それじゃね」


こうしてブリギッタが加わる事に
クソ映画にも面白さはある

コメント


管理者のみに表示

トラックバック